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有限会社 コウ設計工房  KOU  PLANNING WORKS

木の家に住む」「木の家を造る」をテーマにし、建て主参加型で「造り手の顔の見える家づくり」を推奨

自然素材で家づくり  ・・・ 身近な木や自然素材でつくる家は、人や自然にやさしい・・ということです。

日本の木で家を建てる

 国土の65%以上の森林を保有するこの日本で、アメリカ、カナダなどをはじめ、多くの国より木材が輸入されています。
 理由はいくつかありますが、その一つに、政府の政策により安価な輸入材を仕入れ、安直に欧米の真似事をした住宅が次々に供給され、国産材は高いと言われ始めました。
 林業に目を向けると、森林面積に対し、手入れが行き届いた山はわずかしかないのが現状です。山の管理者および労働者の後継者問題や木材流通の複雑さ等の理由により、山に従事する者に手に入るお金は手がかかる割に少なく、国の援助無しにはやっていけません。
 戦後に植林された木は樹齢50〜60年経過して、そろそろ使いごろとなります。
 日本の木で、日本の建て方で「木の家づくり」。民家や伝統工法などの良いところを取り入れた現代の住宅を造ることを目指し、金物に頼り過ぎない家を、伝統工法アレンジ版とで家造りをおこなっています。

職人が造る

 ご存知のように家は職人さんたちの手によって造られます。しかし、本当の職人が少なくなってきました。それは、営業主導、工期短縮、工費縮小などによる要素が強く、職人さんも質より量で生活の糧を得なければならなくなったことにも寄ります。しかし、意識を持って技術や伝統を継承しようと考えている職人さんも少からず存在します。 そんな職人さんたちを絶やさない為にも我々のような設計者も少しは役に立てるとも考えています。
 幸い、私の周りには、そんな職人さんや工務店さんがたくさんいます。たくさんのネットワークに加入しているので、多くの方たちと出会えます。しかし、いい職人、工務店はこんな時代でも忙しいんです。タイミングが合わないと工事待ちになることもありますが、家づくりはあせってはいけません。

「むく」の軸組み

 在来軸組工法の軸組材は飯能近郊の西川材や県産材を主に、梁や大黒柱には日本各地の材料なども使い、内装材には全国各地の材料を現地にて見学、確認したりしながら選定しています。
 また、生産者や職人、作り手の顔の見える材料を使用することにより、その作り手が少しでも潤い、励みになればより良いものが生まれてくると考えています。
 
木材に係わらず、自然素材をふんだんに利用した家は、夏、湿調作用もあり涼しく、冬は視覚的にも暖かみがあり、気持ちの良い家となります。

山や木や市場、製材所などを時々見学に行きます
   
   埼玉県の西川材               静岡県の天竜杉                 岩手県の市場                  能登ひばの山 
地域の木材「西川材 埼玉県では、埼玉の木で家づくり・・・

 名前の由来は、江戸の昔、西の方から(いかだで川を)来る木材ということで「西川材」と呼ばれるそうです。飯能市の西の山から秩父にかけての褐色森林土。平均気温12〜14℃、平均降雨量1700〜2000ミリ。降雪は年3〜4回と比較的温暖で、地質・気候ともに木の育つ環境に恵まれ、良質の杉や桧が育っています。 手入れの行き届いた良材が西川材と呼ばれていますが、全体からみると、西川材の山の現状もけして良好とは言えません。

 西川材の優れているところは、色艶ばかりではなく、その強度にもあります。
 西川材の杉、桧の曲げヤング係数(変形しにくさの度合い)の調査結果では、国内の平均的な材のヤング係数よりも1.3倍から1.5倍の数値が出ているようです。
 自然な素材なのでどの材でも確実にということは言えないかもしれませんが、70本ほどの試験データからなので信頼性はあるでしょう?・・・
http://homepage2.nifty.com/green~smile/西川材を扱うグリーンスマイルのホームページはこちら

東京の木材「多摩産材」 東京では、多摩の木で家づくり・・・

 東京にももちろん「木」はあります。東京の西、多摩地域も木材の産地で、やはり杉や桧が豊富にあります。東京に家を建てる方は、「東京の木」という選択も楽しいのではないでしょうか?
 埼玉の西川材の山ともつながっていて、気候風土も同様なので、特性も似通っていると思われます。
 多摩産の木を知ってもらおうと頑張っている方々が大勢所属する木材協同組合もいろいろな活動をされています。そんな人たちとお話すると、東京には東京の木がいいかな?・・・とも思います。

http://www.akigawamokuzai.or.jp/秋川木材共同組合のホームページはこちら

自然素材   左官材については「木と漆喰の特性ページ」に説明があります

 無垢材にこだわった「木の家」を提案し、伝統工法を現代風にアレンジした住宅を、いろいろな素材で仕上げ、いつでも「新しい発見」を建築のプロセスとして楽しんでいます。もちろん、諸条件により輸入材なども使用することもあります。
 また、国産木材は高いと思われがちですが、使いかた、考えかたにより高くもなり、安くもなります。

 西川材に限らず、身近な木を利用したり、間伐材や中目丸太を利用した木質材料、また、漆喰珪藻土のほかにも土や石灰類、火山灰などを主原料とした左官材などもあります。吸湿すると微妙な色の変化を感じることや、明るさによって「テクスチャ」が違って見えたりと自然素材ならではの楽しい生活とゆとりができます。
 木の家には自然素材がよく似合います。
           
    左官の土間、掻き落し作業
(巧左官工芸)              土間                      外壁

 工業製品が主流であった時代とは打って変わり、近頃はさまざまなエコ製品が一つのブームとなっています。これら全てのものを把握するのは難しいですが、少しでも多くものを見、触れて、試してみたいと思っています。

 建築に利用される自然素材たち・・・
壁紙:和紙、柿渋紙、エコ壁紙など
塗料:植物油系、亜麻仁油、荏油、桐油、ひまし油などの他、日本特有の柿渋やうるしなど  ホタテの貝殻からつくられた壁用塗料もあります
  畳:い草・・・無農薬のい草、わら床はほとんど存在しないようなので、備長炭や炭化コルク、桧シートなどを混入させたものもある
断熱材:ウール、炭化コルク、フォレストボード(商品名)やペットボトル再生品など

これらのほかにも、数々の自然素材があります。見て、触って、試してみましょう・・・
 
木のリフォームしませんか?

 木の家に住みたいと思っても、そう簡単に建て替えることなど出来ませんね。
 既存の家の一部を木のリフォームしませんか・・・
 床や壁を無垢の板張りにしたり、壁に珪藻土、漆喰、石灰などを塗ることにより調湿性能を発揮し、夏は「からり」とした部屋に、冬は暖かみのある部屋にと変身します。マンションでも可能です。

 杉と桧を比較しますと、杉は軟らかく暖かい感触が得られ、桧は固く少し冷たい感触となります。では、杉のほうが良いのでは?という結論になるかと思えば、適材適所。
 杉は軟らかく傷つきやすいが安価で足が疲れにくい。桧は水に強く、冷たい感じもして少し高価だったりします。その他にもいろいろな材料がありますので、用途に応じて採用したら良いでしょう。

    
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