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【視察日程】 2007年11月20日〜22日 【視察箇所】 @滋賀県近江八幡市 株式会社地球の芽 A滋賀県近江八幡市 小規模多機能型介護施設「材久さん」 B京都府綾部市老富町 「水源の里」 C大阪府堺市 大阪労災病院 【参加メンバー】 @私 A角議員 B藤田議員 C漆畑議員 D橋爪議員 に加えE松原議会事務局書記 F西水道課長 G稲生保健福祉課長 の合計8名。 【視察概要】 11月20日 午後1時役場古座分庁舎を西課長の運転する車で出発。夕方、京都市に到着。宿泊はアーバンホテル京都。 11月21日 車で滋賀県近江八幡市に移動。10時より株式会社地球の芽を訪問し、小舟木エコ村の開発について説明を受けた。午後は1時より同市内の小規模多機能型介護施設「材久さん」を訪問。その後京都府綾部市に移動。宿泊はホテルアルファ綾部。 11月22日 綾部市老富町の「水源の里」を訪問。限界集落対策の取り組みを視察。午後からは大阪府堺市の大阪労災病院を訪問。準個室ユニットの導入を中心とした経営改善の取り組みを視察。これで視察の全行程を終え、帰路につく。夕方9時前に帰宅。 【視察の詳細と感想】 @滋賀県近江八幡市 株式会社地球の芽
株式会社地球の芽とは持続可能な社会を目指してソーシャル・ビジネスを生み出す企業で、事業概要は不動産の企画開発・販売や持続可能なライフスタイルに関する調査・研究、イベントやセミナーの企画・運営など。 現在近江八幡市の郊外に環境に優しい理想郷「小舟木エコ村」を建設中。飯田取締役の案内で工事現場を視察。その後会社の事務所に行って、取り組みの概要説明を受ける。 元々は建設会社の社長が立ち上げた会社だが、建設業もかつての高度成長期やバブルの時期のような事業は時代遅れになって、新しい時代のニーズにあった事業は若者が切り開いて行くとの考えから、20代の青年ばかりを集めた若い会社を作った。 活用可能な広大な土地を有する近江八幡と平地面積の少ない串本では違いがあるが、環境に優しい町づくりという点については学ぶことも多かった。 A滋賀県近江八幡市 小規模多機能型介護施設「材久さん」
明治28年、近江八幡市博労町上に材木屋・久治郎さんの居宅兼店舗として建てられた町家が、築120年を経て市の助成を受けて改修され、小規模多機能型居宅介護施設「しみんふくし滋賀 材久さん」として生まれ変わり、地域密着型福祉サービス事業が行われている。 建物は、間口が広く、奥行きある庭をもち、くどや、火袋(吹き抜け)、つるべの残る井戸などがある。古民家の郷愁を誘う持ち味を大切にしながら、スロープや手すりの設置、宿泊用個室、耐震性強化など、使いやすさや安心感を追求した改修を行っている。 市内在住の65歳以上の介護必要者を対象に、それぞれに応じた訪問(ホームヘルプサービス)、通い(デイサービス 定員15人)、泊まり(定員5人)といったサービスを、24時間体制で実施する。定員は全部で25人。 私たちが訪れたときにはデイサービスでクリスマスリースを作っていた。山崎すづ江管理者の案内で施設の説明を受け、管理運営について質疑応答を行った。 B京都府綾部市老富町 「水源の里」
綾部市は人口37000人。昭和の合併時の54000人からみれば人口は減少しているが、グンゼ発祥の地であり、最近も工業団地を造成し企業誘致も進み、市の中心部はそれなりに人口も安定している。しかし面積が広大なため周辺部では過疎化が進み、市内での一極集中が進んでいるというのが実態である。 綾部市では集落の世帯が20戸以下で過疎が進み高齢化率が60%を超え存続が心配される限界集落の中で市役所から25キロ以上離れた集落を「水源の里」と名付けて、「水源の里条例」を施行し、U・Iターン者(地方出身者が都会から戻る。あるいは都会出身者が地方に移る)の定住対策、都市との交流、特産品の開発などへの支援を図っている。 私たちが訪れたのは水源の里に指定された5カ所の内の老富地区。綾部市では10月18日に限界集落を考える全国シンポジウムが開かれたと言うこともあり、現在視察が殺到している。私たちの視察も@綾部市内に宿泊するA他の視察団と合同で行う。という条件が出され、長野県木曽町議会(町長は日本共産党の田中勝巳氏)の総務常任委員会と佐賀県職員と一緒に説明を受けた。 とち餅や蕗で町おこしを取り組んでいるという説明だったが、過疎に歯止めをかける決定打にはなっていない。私たちの身近な姫のひじきや平井の柚の方が成功している。「水源の里」の取り組みも市の中心部の税収を限られた辺地にまわすという事になっていないだろうか。我が町とは随分条件が違うように思う。 全国的に注目を集めているからと訪問した視察だったが、やはりもう少し時間が経って実績を積んでから訪れるべきだったと思う。 C大阪府堺市 大阪労災病院
独立行政法人大阪労災病院は病床数734床・医師数160名の巨大病院だ。視察の目的は大部屋を改造した準個室ユニットの導入。ベッドの間のカーテンをテーブル・テレビを装備したパネルで仕切ることにより、大部屋患者のプライバシーを確保するというもの。 室料差額が一日2000円。インターネットのブロードバンド接続も出来て若い患者には非常に好評だという。ちなみに大阪労災病院における個室の室料差額は一日30000円から14000円。これから比較すると2000円は格安だと思った。 ※視察終了後、医療関係者の意見を聞くと、公立病院は特別室の比率も料金も制限が厳しいとの話。また、串本町の入院患者は高齢者の比率が高いので、2000円の負担でも大変で、需要は少ないだろうとの事。 |