| 2008/3/7,17,2009/8/11 幻の親指シフトワープロ |
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「富士通ハイテクウィンターフェア」のチラシ。期間は'87/11/21〜'88/1/20。
このOASYS Lite Quirin〈キラン〉はプレゼントのみの非売品で、当時ワープロを買った友人たちを羨望の眼差しで見ていた私も応募したが、当然のようにはずれた。 試作品を除けばおそらく最も珍しい親指シフトワープロだろう。
ついでに一シーズン前のNECの宣伝チラシ。 イメージキャラクターは、富士通の南野陽子が「はいからさんが通る」、NECの斉藤由貴が「恋する女たち」より。三代目スケバン刑事の浅香唯はワープロ/パソコンの広告に出ていたかどうか思い出せない。 NECのワープロは文豪。空白キーの位置が自社のパソコンPC9801シリーズとは逆になぜか左の方についていた。(文豪mini5G/1986)
(2008/3/17追記) その後、動画投稿サイトで見つけたのだが、浅香唯は沖電気のパソコンのCMに出ていた。最初に画面、最後に本体がちょっと映るだけで、あとは「O、K、I、沖のパソコン」と言って踊るだけのアイドルのPVだった。このころは勿論三人とも良かったけど、今でもみんなあまり老けないなあ。
(2009/8/11追記) |
| 2008/3/19 DboardとDword |
現在のようにPC/AT互換機(DOS/V)が普及する以前、パソコンといえばNECのPC-9800シリーズを指していた。もちろん他にもアップル社のマッキントッシュやシャープのX68000、富士通FMタウンズなどがあり、官公庁や企業などでは富士通のFMRシリーズが採用される場合もあったが、個人ユースとなるとPC-98のシェアは圧倒的だった。デジタルウェイブのDboard(1992)は、そのPC-98で使用可能な親指シフトキーボード。しかし親指シフト専用というわけではなく、Dboard SEは98JISおよびASCII配列のキートップを同梱し、Dboard sono1は一台でJISかな、ローマ字、親指シフトの三方式に対応していた。 また、Dword(1993)は、PC-98上でOASYSの操作性を実現し、文書の相互コンバートも可能にしたワープロソフトである。 |
| 2008/3/20 ASkeybaord |
ASkeybaordは最初の発売が1990年で、92年に最後に発売されたASkeybaord de SEは、Dboardとほぼ同じ内容で、Dboard SEでは2種類のキートップが同梱されて3通りに使えたものがASkeybaord de SE1〜3として発売されていた。おそらくそれがアスキーからデジタルウェイブに引き継がれたものと思われる。なお、ASkeybaordにもOAShift98という前身があり、OASYS風のワープロソフトとセットで「親指君」として1988年にアスキーより発売されていた。ASkeybaordはコンパクトタイプだが、そちらはテンキー付きのフルサイズキーボードだった。 |
| 2008/3/21 親指98 |
インターフェイスから1989年に発売されたPC-98用キーボードの親指98(おやゆびきゅうはち)。これは「日本語入力コンソーシアム基準配列(ニコラ配列)」が決まる直前だったので、キートップに「ぱぴぷぺぽ」は刻印されていない。半濁音はその当時のOASYSと同様に両端の(小指で押す)シフトキーを押しながら「はひふへほ」を押して入力する。ちなみにニコラ配列採用後は、半濁音は「ぱぴぷぺぽ」が刻印された「YPN,L」をクロスシフトで打鍵して入力するが、前述の入力方法もちゃんと残されている。値段はASkeybaord de SE、Dboard SEと同じ39,800円。単純に比較できないが、高いと言われる現行のFMV-KB613でも31,500円だ。 |
| 2008/3/24 ある意味惜しかったワープロ |
ある時期、セイコーとエプソンから出ていたワープロは、再下段に2つのキーが飛び出していて、一見して親指シフトと見紛うキーボードデザインだった。しかしあくまで配列はJISまたは五十音で、一番下のキーは親指シフトでは「無変換|変換」だが、この場合は「カタカナ|ひらがな」だった。そしてその上の、親指シフトでは「親指左|親指右」のキーが「無変換|変換」となっていた。このキーボードの金型を使えばおそらく親指シフト版も作れたはずだが、残念ながらそうはならなかった。この後、セイコーではソフトスイッチによる新JISと五十音への切り換え対応のための変更で、エプソンでは3台くらい続いたあとノート化やCRTとの一体化に伴うキーボードのコンパクト化で、下の出っ張りはなくなってしまった(断定的に書いたが実は推測)。 左からSEIKO Com-media SX-7000(1986年3月)、SEIKO Com-media SX-8000(1986年7月)、EPSON WORD BANK-L(1987年1月) |