その三
2000.11.25

久下 (くげ)
権八地蔵

「権八地蔵」
中山道は久下の長土手(その二で紹介)から輪型の坂を下り久下神社前を通り、1Km程行くと再び土手に上る道になり、その手前に地蔵堂があります。
中には「権八地蔵」といわれるお地蔵様がいらっしゃり、「物言い地蔵」とも呼ばれています。
延宝年間(1673〜1680)白井(平井)権八が上州の絹商人を殺し、大金を奪い、お地蔵様に「このことを見ていたのはあなただけだ、黙っていてくれ。」と頼んだところ、お地蔵様が、「我は言わぬが、汝こそ言うな。」と口を利いたといいます。
安政5年、(1858)に刊行された五街道細見記(今で言う旅行案内地図)にも「地蔵堂 権八ものいい地ぞう」と載っています。
       荒川に掛かる、久下の冠水橋。 江戸時代の絵師、栄泉の描いた「熊谷宿・八丁堤景」

−中山道・熊谷宿−(その一)「東竹院・達磨石」のページへ。
−中山道・熊谷宿−(その二)「久下の長土手」のページへ。
−中山道・熊谷宿−(その四)「久下の左富士」のページへ。
−中山道・熊谷宿−(その五)「佐谷田八丁・河童の妙薬」のページへ。
−中山道・熊谷宿−(その六)「熊谷宿の今昔」のページへ。
−中山道・熊谷宿−(その七)「熊谷駅と熊谷桜堤」のページへ。
−中山道・熊谷宿−(その八)「熊谷宿の本陣」のページへ。
−中山道・熊谷宿−(その九)「本陣と熊谷寺」のページへ。
−中山道・熊谷宿−(その十)「熊谷の歴史」のページへ。
−中山道・熊谷宿−(その十一)「続・熊谷の歴史」のページへ。
−中山道・熊谷宿−(その十二)「熊谷直実」のページへ。
−中山道・熊谷宿−(その十三)「秩父街道への道しるべ」のページへ。