2009年10月30日 金曜日
 神田の古本街に行ってきた。ちょうど古本祭りで人出がすごい。インフルエンザの流行っているこの時節、あまり長居しないほうがよさそうなので早めに帰ってきた。だが収穫はあった。欲しかった数学の本が見つかり安く手に入った。またショーペンハウエルの主著(レクラム版2冊本)が千二百円で買えた。御茶ノ水駅近くの喫茶店でゆっくり開いてみていたら、中に写真が挟まっているのが見つかった。男女の写真でホテルの一室のベッド脇の椅子に並んで座っている。友人にでもとってもらったような様子がある。三十代とおぼしきおそらくは夫婦であろう。古本屋で買った本に挟まっていた一枚の写真。これは小説の冒頭にでも出てきそうな偶然だ。本にはさまっていたのだからこの本の持ち主の可能性が高いが(偶然にこの本にまぎれた可能性もなくはないだろうが)、たしかに男性はショーペンハウエルを読んでいてもおかしくはない人相ではある。ただし本自体はとてもきれいで読まれた形跡はほとんどない。カラー写真で日付をみると95、3 20 とある。場所はどうも外国のホテルのようだ。二人の頭上の壁に額が二つかかっており、その一つはその国の王と王女が並んで座っているいるような感じである。あるいは宗教画かもしれない。あくまで感じでいうが、モンゴルかも知れない。女性の着ているものが民族衣装のようだ。ちなみに二人とも日本人であることは間違いないと思う。 男性はひげをはやしており大学に勤務している研究者の雰囲気はある。 プライドが高そうだ。女性はその表情からするとやや疲れた感じを見せている。どうも夫は亭主関白で妻が夫の研究生活を支えている、といった印象である。
 

 


 
 
 











現代英語研究所
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哲学・思想・科学・社会全般について
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