特定非営利活動法人 奥山保全トラスト

奥山保全トラスト これまでの歩み(活動報告)
2008年

「文中単位:1ha=100m×100m 甲子園球場=4ha 」

  2008年7月9日
 石川県白山市 22.3haの自然林の取得に成功!!
 〜白山国立公園内
 野生動物の聖域、奥山水源域として永久に保全します〜


2008年7月9日、特定非営利活動法人 奥山保全トラストは、石川県白山市白峰の自然林22.3haを取得しました。

 今回、取得した土地は、潜在的自然植生の残る原生的な自然林であり、野生動物の生息地としても、
奥山水源域としても貴重な森林であることを事前の調査で確認しています。

 私たちは、この森を、自然保護の拠点として、野生動植物の聖域として、永久に保全していこうと決意をしています。
 
原生的な植生が残されており、ツキノワグマをはじめとする大型野生動物の生息地であるトラスト地の外観
▲トラスト地の中、ミズナラの巨木もたくさんある場所です ▲ トラスト地の境を流れる谷川、豊かな森からは清浄な水が湧き出ています
 石川県は白山国立公園があり、自然が豊かなように見えますが、開発、スギ・ヒノキの人工林、地球温暖化の影響と思われるカシノナガキクイムシの大発生によるミズナラの大量枯死等により、ツキノワグマをはじめとする野生動物の生息環境は年々悪化しており、このまま森林の荒廃が進めば、野生動物は絶滅し、清浄な水と酸素の源である森を失うことになると、私たちは危惧しています。
 豊かな自然が残っているはずの白山国立公園内でも、スギの人工林によって野生動物が棲めなくなっています
 ナラ枯れの蔓延
 トラスト地から少し標高が低いところは、カシノナガキクイムシが大発生し、ミズナラのほとんどが枯死しています。
秋のツキノワグマの貴重な食糧であるミズナラの大量枯死は、白山がもはや、野生動物が安心して生息できる状況にないことを示しています
 私たちは、この森を、自然保護の拠点として、野生動植物の聖域として、永久に保全していこうと決意をしています。
 このトラストをきっかけとして、石川県民をはじめ、すべての国民が、野生動物や森林の危機に目を向け、豊かな自然を守る大きな流れをつくっていきたいです。
 今回のトラストは、全国のたくさんの方々から、奥山保全トラストにいただいた寄付によって実現しました。
ご寄付をいただいたみなさま、ご協力をいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
 トラスト地取得のための契約終了後、石川県庁にて記者会見
 たくさんの記者さんが集まってくださり、テレビや新聞で報道されました。
 新聞記事(北陸中日新聞) 


NPO法人奥山保全トラスト

設立趣意書

定款(抜粋)

活動報告(あゆみ)

役員名簿