スマトラ島沖地震までの空

― 東京都三鷹市にて見た空  2005.1.5作成―

2004年12月26日、インドネシアスマトラ島でM9の巨大地震が起きました。
津波による犠牲者は史上最悪の15万人を越すといわれ、目を覆うばかりです。
地震の前兆を雲で捉えられるなら、この遠い異国の地で起きた地震にも雲はなんらかの
前兆を発してくれていたのでしょうか・・・。

鍵田忠三郎氏著『これが地震雲だ』には、「電磁波でも地球の端から端まで十五分から二十分で
到達します。この地中の電磁気の異常の伝播を考えた場合、イランや南米の地震の前兆も、
すぐ日本の雲の形の異変として現れる」と書かれています。
ならば、日本にもスマトラ地震の前兆雲が届いていたとしておかしくありません。

宏観異常観測を長く続けられているサイトの管理人の方は、
「12月7日、過去数十年の観測で一度も見たこともないほど猛烈な放射現象が発生、
19日など、その後も続いた」
と、スマトラ島沖地震に関連して書かれています。

たしかにこの両日および近辺、私もかつてないほど激しく変化する空に振り回されました。
やはりスマトラからの電磁波が届いていたのでしょうか。あるいは直接でなくても
なんらかの影響は受けていたと考えて当然でしょう。もとより確証のつかめることではありませんが、
尋常でない空として、三鷹から見た12月7日と19日以降26日までの空をまとめてみました。


こんな空は異常だということを知り、見慣れておいていただいて、
いざというときに思い出し、役立てていただけたら幸いです。



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●12月7日
6:47 早朝から漣状雲の出現
6:57 珍しい早朝の彩雲
10:25 南西の空
12:15 大量の帯雲
12:18 西南西と西北西に噴く雲
12:20 西南西に噴く雲
14:37 タイヤの跡のような模様の雲
14:38 帯雲が空を埋め尽くす
15:02 帯雲が空を埋め尽くす
15:05 西北西の空
15:05 南西の空
中央下部に白く輝く雲と竜巻雲?
15:05 西の空
左の画像の続き・・・
15:07 南西の空
竜巻雲が白く輝く雲に届く
15:08 南西の空
左隣の細い雲は飛行機雲
15:13 南西の空
竜巻雲が白く輝く雲を突きぬける
18:21 漣状の雲
19:19 鱗状と漣状の雲
12月8日16:57
ずっと消えない夕焼け

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●12月19日
9:14
9:38 全周アーク
10:51
10:51
11:01
11:06 大量の帯雲
11:13 北西の空
11:13 南西の空
11:52
12:10
12:46
12:47
16:12 南西からの雲
16:16 南西
低空に横たわる灰色雲は妖しい
16:16 南西からの雲

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●12月20日
00:11 南西からの雲
00:15 南西
中央にふたつ並んで発光がみられる
00:19 南西からの雲

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●12月21日
10:35 南西の空
13:02 西南西の空
13:05 西の空
17:31 南の空
17:34 西南西の空
19:44 南西の雲
21:25 南西の雲
21:26 南西からの雲

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●12月22日
10:38 南の空
10:49 三宅島活発化の雲
11:49
11:51
11:51
11:58
11:59
渦巻くような雲・・・
12:02
上空に不思議なオゾンホール状の穴
12:03
千鳥が飛ぶようなかたち・・・
12:04
波立つような雲・・・
16:56 南西の夕焼け
17:35

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●12月23日
8:37
10:11 大量の帯雲
10:52
10:52
千鳥が飛んでいるようなかたちの雲
11:22
千鳥が飛んでいるようなかたちの雲
12:51
21:17 南西の空
21:20 南西からの雲
23:15 南西からの雲

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●12月24日
7:38
10:52
10:53
10:59
オゾンホール状穴が再び・・・
11:05
13:02
13:02
13:06
14:26
14:28
15:40
15:44
23:46
23:47

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●12月25日
1:28
1:53
8:26 南西からの雲
8:59 南西
9:02 南西からの雲
26日1:10
異様に赤い南西の夜空

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●12月26日 午前8:00(現地時間) スマトラ島沖地震発生 M9
21:55 南西
21:57 南西からの雲
21:58 南西

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南西の空に絞って選んで載せました。大変な空模様の日でも、個人的には日々の暮らしのなかで
時間に追われていますから、撮るのに精一杯で、当日その場で危険を感じてはいません。
ただ、とにかく、異様だから、いつもと違うから、撮っていました。
そして、この時期、その「いつもと違う」が、それを感じている暇もない毎日の異常な雲の出現でした。

雲のかたちにも特徴がありました。
ふつう、雲といえば綿菓子のようにふわっと丸くまとまるものですが、
この時期の雲にはちぎれ雲が多く、それがみんな飛んでいる千鳥のようなかたちの逆反りなのです。
ぴちゃぴちゃと波立つような真っ白な雲は、青い空にとても綺麗で、
珍しさもあって、アップの画像を何枚も撮りました。

12月7日から26日までのあいだに、どう考えても異常なくらい、
南西方向にM4以上の地震が多発しました。「地震発生量の信号機」さんのサイトから
主だったものを抜き出しても、以下のようになります。

南西諸島 12/08 23:12 27.3N 130.2E 20k M4.6 奄美大島近海
南西諸島 12/10 13:38 22.8N 121.7E 10k M6.7 台湾付近   
南西諸島 12/10 14:20 22.9N 121.3E 10k 4.7M 台湾付近   
南西諸島 12/10 17:46 22.9N 121.4E 33k 4.8M B 台湾付近  
四国地方 12/13 12:32 34.6N 134.3E 10k M4.4 香川県播磨灘
南西諸島 12/15 05:59 24.5N 123.0E 50k M4.3 与那国島近海
  九州地方 12/19 09:56 31.1N 130.5E 130k M4.0 鹿児島県西方沖
近畿地方 12/23 14:34 35.6N 136.3E 10k M4.4 滋賀県北部  
南西諸島 12/24 06:54 26.4N 125.8E 10k M4.0 東シナ海   
南西諸島 12/24 08:01 26.3N 125.9E 浅い M5.2 東シナ海   
南西諸島 12/24 08:15 26.5N 125.9E 浅い M5.7 東シナ海  
南西諸島 12/24 08:54 26.5N 125.9E 10k M5.5 東シナ海   
南西諸島 12/24 18:48 26.5N 125.8E 10k M4.7 東シナ海
   

上記掲載の雲には、これらの地震と対応する雲が相当あると思います。
けれど規模からして絶対簡単にみつかっていいはずの対応地震がみつからない雲もあります。
それをただちにスマトラ島沖地震に結びつけようとは思いませんが、
可能性のないことではないとも思っています。
個々の検証については、下記方位別検証ページ「南西の発生と空」の項に載せています。

http://homepage2.nifty.com/kumonimiru/2004.html

おそらく、南西方向での地震の多発も、スマトラ島沖地震に関係あるのでしょう。
前日25日の深夜、南西方向の空一帯が異様に赤く明るくなっていました。
気のせいかと思いつつ、どう見ても赤いので撮りました。
いつもなら、この方向は電線がうるさくいい写真が撮れないので、滅多にシャッターを押しません。
なのに撮らずにいられなかったほどの赤さ、明るさでした。
まさかその何時間か後にあれほどの地震が起き、津波の被害がもたらされるなど、
思いもよりませんでした・・・・・・。

 

空はすべての人の上に広がっています。どんなに優れた科学者でも、どんなに腕のいい写真家でも、
そこに居合わせなければ観測することができません。だから、そこに居合わせた誰かの報告が重要に
なるのです。観測者が多ければ多いほど、各々の方位をつき合わせることで情報が適格になります。
クロスした方位で震源地を確定できるのです。地震雲という呼び名は人を怯えさせますが、空は、雲は、
とても大切なことを教えてくれているのです。その声に耳を澄ませば警戒をだすことも可能になります。
被害を最小限に防ぐこともできます。いたずらに怖がるのでなく、みんなで雲からの情報を生かすことの
できる社会になったらいいと思います。

最後までご覧になっていただいて有難うございました。