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20日間歩き・乗り物遍路日記−1 

一番 霊山寺から四万十 中村市まで


二度と行かないつもりだったが訳あって再び四国遍路に行くことになってしまった。今度は、二度目なので歩きと交通機関を使っての旅を計画、足がダメになったら、いつでも帰るつもりだったが今回は何となく結願するまで帰れない気がした。嫌々の旅立ち!苫小牧から船に乗って東京へ、浜松町から夜行バスで徳島へ、寝れるか心配していたが何故か?爆睡!目が覚めたら鳴門だった。お大師様の計らい???6時16分に徳島駅についてしまった。


3月13日 晴れ 徳島駅で足にテーピングをして顔を洗い朝食を食べ6時42分高松行きに乗る。7時には板東駅についてしまった。また苦しい遍路旅の始まりだ!前回と違って辛いことが十分に分かっているので変な余裕があるが・・。行きたくないと延ばしに延ばしていたので全然歩かず、ぶっつけ本番!行ける所まで行けばいいさ〜なんて思いながらボチボチ歩いて行くと・・なにやら?どういうわけか?歩き遍路がいっぱい?挨拶がたいへんだぁ〜。

板東駅から10分ほどで到着。一番 霊山寺では歩き遍路さんに遍路一式を売っている光景は前回同様に不思議に思う。確かに格好も大事だと思うが最初からあんなに荷物を持って、よく歩けるものだと思えるほど寺から出る時はどの方も完璧な遍路スタイルに変わり荷物の山状態になっている。

今、四国では遍路用品を山の中に捨てていく遍路さんが問題になっているそうです。確かにどの遍路さんも重そうです。歩き遍路に完全な遍路スタイルは必要なのか?私は疑問です。バス遍路やマイカー遍路なら分かるのですが、何日もかけて重いリックを背負い、山を登りアスファルトを歩き体への負担は相当のものだと思います。

前回同様に私は、荷物を持つのが苦手なので最小限におさえ、他の人の半分も荷物を持たない。それでも足腰が辛い!テレビなどで紹介され、多くの方が遍路にやってきますが、歩けるか歩けないか?わからないうちに全部そろえないほうがいいのではないかと思います。道々必要になったら買ったらいかがですか?と言いたい!

山門をでて県道を右へ、15分ぐらいでニ番 極楽寺到着。仏様の足を刻んだ大きな仏足石や大師手植えの長命杉が懐かしいな〜、いがいと憶えているもんだな〜。

 極楽寺山門 本堂からちょっと素敵な感じ 癒してくれる

三番 金泉寺へは県道と平行する静かな旧道を古い街並みや田園の風景の中を歩いて行くので、周りを見ながらちょっと気がまぎれる。遍路道は寺の大師堂に通じていた。朱塗りの仁王門も搭も伝説に残る弁慶の力石も思い出した。

朱塗りの仁王門 本堂

山門を出て右へ・・古い町並みの旧道が遍路道になっているが5キロの長距離。高徳線を渡り、徳島自動車道をくぐり、遍路標識に従って右へ行く。途中の愛染院でコーヒーをいただき、ゆっくり休憩させてもらって再び歩き出す。遍路道は次第に山道に入って行く。前回は歩きへんろ用の地図を持っていなかったので分からなくて県道を行ったが、今回は旧道の遍路道、新鮮に思えたが・・足が痛い!めげそうになる頃に四番 大日寺にやっと到着。

四番 大日寺仁王門 本堂

五番 地蔵寺へは山門を出て車道を戻り、徳島自動車道の辻で遍路道に入る。何の果物か?たくさんの低い木が並ぶ、みかん?桃?何だろう〜果樹園畑の中を行く。前回は県道ばっかりでアスファルトの道を歩いていたのに・・でも、こんなに足痛かったっけな〜。

異常なぐらい遍路さんが多い!土日でもないのにバスにマイカー、歩き遍路。東京、神戸、広島、千葉、雲仙、長崎などなど聞くのも面倒になってしまった。どこに泊ろうか?早くしないと宿が無くなると思いながら・・疲れた!練習不足!運動不足!こんなに遠かったっけ〜〜の連発!先が思いやられる。ブーブー言いながら遍路さんについて行く。

歩き遍路さん達と・・ 提灯がかわいかった

六番 安楽寺へ 前回お世話になった遍路宿「森本屋」の前を行くとそのまま遍路道になっている。標識に従ってひたすら西に向かって歩き続ける。途中、ヨモギ餅が美味しかった和菓子屋さんに寄ったが、餅が無かった。食べたかったな〜〜

初日からバスを使って歩きを少なく、なんて思っていても都合よくバスなんて来ない!結局、歩かなきゃならない!千葉のおじさんと東京のおじさんと長崎のおばさんと常に一緒になった。真剣に歩き遍路をしている人には、嫌々歩いていてお寺に行っても読経を一切唱えない、さっさと次のお寺に行く割りには次のお寺で一緒に到着の恐ろしくノロノロ遍路におかしく思ったのか?興味を持ったのか?声をかけてきた。

ちょっとユーモラスな仁王様 竜宮城にしか見えないな〜
お気に入りのトイレ かわいい仏様?前回あったっけ

寺に隣接するお休み処「白川」でひと休み。休める場所があったら即、休憩したくなる。遍路用品やお土産などもが売っていてオリジナルのコーヒーが評判らしくて200円で飲める。ゆっくり休んで再び西へ向かう、七番 十楽寺へ、残り1キロでやっと今日の予定は終わる。良く歩いたな〜足に感謝!

派手な鐘楼門 七番 十楽寺 バス遍路で賑やかな大師堂

途中で「早くしないと泊れないよ」と言われ、温泉山の安楽寺にしようか?七番札所の十楽寺にしようか迷いに迷ったが、明日のことを考えて1キロ先のこの十楽寺の宿坊に決めた。とても宿坊と思えぬゴージャスホテルにビックリ!でも東京と千葉のおじさんと私の3人きりで日中のマイカーやバスの遍路の山はどこへい行ったのだろう??ほとんどの人が温泉山の安楽寺に泊ったのかな〜?いいな〜〜

「明日、明後日はどうするの?歩き遍路さんもいっぱいだから泊る所を早く決めないと泊れなくなるよ!」と東京のおじさんに言われて明日の吉野屋(前回には無かった)と明後日のなべいわ荘を決めた。(このことが後日、とてもラッキーだった事が判明!今回なんだか私はツイているようだ・・)

十楽寺 宿坊 7700円 (一人の時はちょっと高い)


3月14日 曇り 足が痛い! 東京のおじさんは朝ゆっくりなので、のろまの私は千葉のおじさんと出発。門前を右に行くと車と歩きの遍路標識があり指示に従って、ただ西へ向かって歩き続ける。

「昨日、膝を痛めたらしくゆっくり行くからお先へ」と千葉おじさんに言われたが歩調がバッチリ合った!途中で長崎の上から下まで完璧歩き遍路おばちゃんと合流してしまった。(実を言うと、この人ちょっと苦手!この人から見ると、どうも私はフラチな遍路に見えるらしい〜)

八番 熊谷寺の中門の持国天が古い門には似合わない現代的だった。こんなに派手だったかな〜?思い出せない。山門前の桜並木を見て、桜の頃に来ると、とってもステキだろうな〜と思っていた・・今回は、ちょっとだけ早かったみたい。

朝からお疲れ? 現代的カラフル持国天 本堂かな?、大師堂かな?

九番 法輪寺へ 徳島平野を見下ろしながら山門をでて、徳島自動車道をくぐり、緩やかなに道を下っていく。平坦な道に入ってくると標識を見失うと迷子になりそうな、畑や田んぼのだだっ広い田舎道がつづく。歩くのに飽きてしまいそうだ〜

四国八十八ヶ所で唯一の涅槃像の本尊阿弥陀如来が祀られ、五年に一度開帳される秘仏。前回、ラッキーにもお姿を見ることができた。先を急いでなければ、もっと見ていたかったのだが・・今回は、閉まっていて残念!昨年開帳していたそうです。

九番 法輪寺楼門 卍の寺社紋が印象的

前回お世話になった梅の家さん前を通過して再び西を目指し十番 切幡寺へ向かう。気温がだんだん上がってきて暑くなってきた。のどかな田園風景の中を歩いて行くと軒先にお茶のお接待を発見!冷たい麦茶をいただき元気復活、畑にいたおばちゃんに、たくさんのお礼を言って頑張って歩きだした。巡礼用品店や古い遍路宿が立ち並ぶ切幡寺の参道にでる。

長崎完璧おばさんが言うには、「切幡寺の登り口の店で荷物を預かってくれる」そうで・・ラッキー!寺まで楽々!やったネ!キツ〜イイメージしか残っていなかった参道の急坂や境内の石段が今回は、無理していない分だけ楽に思えた。それでも戻ってきたら自分にご褒美に珍しい棒状の柚子アイスを買った。
前回渡れなかった川島の潜下橋へGO GO!ウキウキ、ルンルン・・気分のはずが・・・

ゆっくりゆっくり・・ はたきり観音 登っただけで得度?切幡寺 

この間、長崎のおばちゃんが、いかに完璧な準備をしたかの説明を受けた。靴は歩き遍路用に作られた数万円の靴を菅笠は雨を絶対に通さない何とか塗りの物、地図は一日の行程順にキッチリつなぎ合わせ、方位計に地図の500m、1000m、1500mの縮小まで作って、宿も全て決め、高野山から発願してきたそうで・・その気迫に唖然とした。「途中で何かあったらどうするの?」って聞いたら、完全な準備に万が一は無いそうです。

でも・・この時私は何となく彼女は途中で足止めされる気がした。歩き遍路って行きたくても行けなかったり、途中で止められたり、行きたくなくても行かされたり、不思議なことが突発的に起きるようです。

「民宿 岡田」を取らずして雲辺山は制せない!」と言われた。だったら取れるまで先のお寺を回って戻ってくれば良い。(四国を出るときに88の札所を回りきっていれば順番なんてどうでも良いと私は思っている)

「歩き遍路は穴禅定をすべきだ!」とも言われた。穴禅定とは19番と20番にある慈眼寺の真っ暗闇を手探りで狭い所を行く・・価値のあるありがたい修行です。でも私は閉所恐怖所、暗闇恐怖症なので罰あたりかもしれないが・・お金を払ってまでそんな所に行きたくない!善通寺の戒壇めぐりで十分です。

橋の真ん中で、こっち見て〜 美しい川島潜水橋

十一番 藤井寺に着く頃には、性格が合わない二人だと・・いささか疲れた。今日最後のお寺、ボチボチ歩いてきた割りに2時少し前に到着。山門をくぐると右手に広がる藤棚が懐かしい〜。4月下旬ごろから開花するそうで・・やっぱりここも早かった。
たくさん荷物を持って、とっても気になる埼玉おじさんに会った・・聞いてみると野宿と宿の半々遍路で、右手に三線(さんしん)、左手にコンパクトにまとめた野宿用品をコロで引いている。この先も後も沖縄出身の埼玉おじさんの三線は一度も聞けなかった。

十一番 藤井寺到着 大師堂で祈る

千葉のおじさんは膝の悪化でこの先の鴨島駅から帰えった。「どうせ、様子を見に来ただけだから、準備もしてないし・・」と・・吉野屋では東京のおじさんと千葉のご夫婦と雲仙・神戸・埼玉、一番札所から前後しながら歩いている人たちと再会!ちょっと気分が晴れた。気さくな神戸の山大好きおばさんが特に大好きだった。

吉野屋 6300円 洗濯 乾燥機 有料


3月15日 曇り 前回苦しんだ遍路ころがしの十二番 神山寺へ、どうしても不安で東京のおじさんに一緒に登ってもらうようにお願いした。彼は、登山家で世界の山を登っているそうです。また若い時には日本列島を徒歩で横断・・その際、北海道で恩を受けたとかで北海道人には親切にすると言ってくれ、ありがたく感謝!
藤井寺にもどって、本堂の脇の標識に従って遍路ころがしの道を行く・・・

端山休憩所から 左右内(そうち)杉と大師 もう少しかな〜・・

旅館を一番最後に7時出発。彼曰く「今日中に旅館に着けば良いのだから・・あせりはケガの素」ゆっくり、ゆっくり本当にゆっくり登ってくれたお陰で前回より楽に登って写真を写す余裕もあった。端山休憩所では眼下に吉野川、鴨島の町や切幡寺方面の山が一望でき美しい〜〜。深い森に建つ長戸庵、危険な下り道も階段が設置され難なくクリアーできた柳水庵。そして、キツイ階段の上に待っている大師像の一本杉庵・・それでも神山寺への最後の2時間の登りはやっぱりきつかった〜〜6時間15分前回より、ちょっとだけ早く到着。 

仁王さん1 仁王さん2
山の上なのに人だらけ 誰もいない隣の十二社神社

下り道、前回は冬で遍路道を下りることができなかったが今回は梅の花が咲く小道をノンビリ降りていった。途中、杖杉庵に寄りひと休み。杖杉庵は懺悔のために21回も霊場を回った遍路の元祖の衛門三郎が大師に看取られ亡くなった場所だそうだ。大師と三郎の銅像が立っているが、どうも三郎さんが女性に見えてしまう・・・

3時にやっと「なべいわ荘」に着いたが・・私達が最初だそうで??先に出た人達はどこへ行ったのか?「なべいわ荘」に泊れるのは十数人だけで洩れてしまった人達は、3.5キロ先の桜屋旅館か7キロ先の植村旅館へ行ったそうです。それにしてどこで追い越して来たのかな〜?神戸の山大好きおばちゃんも泊れなくて先へ行ってしまった。
夕食時、遍路5回目のベテラン遍路さんによるワースト宿ランキングが始まってしまった。

なべいわ荘 6825円 洗濯・乾燥 無料


3月16日 晴れ 6時40分出発 昨夜は隣の広島の彼女の部屋のカメムシ捕獲に奮闘した。遍路中は十善戒という心構えがあり、一番目に不殺生だ!カメムシぐらいと思うが都会暮らしの彼女には眠れないらしい〜。その彼女は長崎の完璧おばちゃんとまだ暗いうちに出発して行った。「気をつけて、無理しないで!」と言いたかったけど長崎の人には大きなお世話か・・食堂に行ったら半分の人が出発していた!ゆっくり朝食をとって昨日お世話になった東京のおじさんにお礼を言って先に出発。

やっとバスに乗れる!ウキウキ、ルンルン気分だ。神山町方面へ「寄井中」のバス停まで車道を1時間くらい下って行く、バス停で徳島一国めぐりを終えた遍路さんに声をかけられ「今日はどこで泊るか決めた?」「まだですが徳島市内で・・」「じゃ〜大鶴旅館に泊って」と紹介された。ラッキー!!今日もツイてる!7時45分「徳島駅行き」のバスで「一宮札所前」まで一気に十三番 大日寺へ。
(寄井中→一宮札所前 720円 所要時間55分 徳島バス)

バス停にもなっているので隣の一宮神社を最初にお参り、凛々しい狛犬が気に入ってしまった。大日寺では合掌する手の中に入っている「しあわせ観音」が記憶にあるが、なによりお腹が空いて死にそうだったのを思い出す。

隣の一宮神社 狛犬がグット ゴージャスな飾り? 朝の陽射しがまぶしい大師堂

十四番 常楽寺へ 門前の「かどや旅館」を曲がって遍路道を行くとお地蔵さん達のいる分岐です。ここは懐かしい気のする場所。お地蔵さん達にご挨拶をして左へ、一の宮橋を渡った所に電話ボックスを見つけ、今日のお泊りの「大鶴旅館」と18日の「龍山荘」はOKをもらい、(前回の坂口屋は団体さんで断られた)久しぶりに北海道にも電話できて一安心!後は一本道のはずが、どうも前回と同じところで迷ってウロウロしてしまった。

ゴツゴツした岩(流水岩)の上に建つお寺で岩の美しさが好きだった。でも今回の目的はとにかく「あららぎ大師」を見つけること。地元のお参りの人に「気が付かない人が多いのに・・よく見つけたね」と褒められた。上をよーく見るといらっしゃいます・・捜してみてください。

大岩盤に建つ常楽寺 あららぎ大師発見!

境内の横を左に曲がって北へ、あっと言う間に十五番 国分寺です。阿波国分寺とも言われている由緒ありそな古い建物や庭、菊の紋と桐の紋が山門を飾り、横には聖武天皇勅願の石碑があり、皇室の勅願所だったことを示し歴史を感じる。

菊紋と桐紋の門 重層入母屋造りの本堂

遍路標識に従って再び北へ向かう、道々の畑には菜の花が美味しそうになっている。畑仕事をしているお母さんに声をかけて少しだけいただいた。新鮮で甘みがあって何もつけなくても美味しい〜。少し行って立派な新道を渡っり北へ北へと遍路道を行くと十六番 観音寺の鐘楼門の前にでる。狭い境内でたくさんのバス遍路さんが熱心に般若心経となえる横で綺麗な飾りを眺めていた。

大師堂で祈る 綺麗な飾り?

十七番 井戸寺へ 寺を出て遍路の矢印に従って今度は東にとどんどん行く、今ごろ先へ行った人達はどの辺だろうか?皆、井戸寺近くで泊ると言っていた・・大日寺に着いた頃だろうか?
寺名にもなっている大師が一夜にして錫杖で掘った「面影の井戸」で、こわごわ自分の姿が映るか?確認!みんな、映るに決まっていると思っても・・つい、心配になってしまう。映れば天寿、映らなければ・・3年以内に不幸があるそうだ・・・。

やっぱり美しい山門 井戸寺 本堂

前回は徳島市内を観光してなかったので、遍路を午前中で終わらせて眉山と阿波踊り会館へと考えていた私だ!井戸寺を出て「鮎食(あくい)駅」から電車に乗るつもりで遍路道を歩いていると先へ行った若い男女の遍路が立っていた。よく見たらバス停だ!しかも間もなく来る!ラッキー!12時31分徳島行きに乗る。
(井戸寺口→徳島駅 290円 所要時間25分 徳島バス)

徳島駅前から歩いて15分で阿波踊り会館に到着!眉山へロープウエーも乗れる。入場料・ロープウエー・込みで1500円(ユースの会員だと優待券で20%割引がある)阿波踊りの歴史や衣装を見学し、ショーを見学、最後は一緒に踊る盛りだくさんで楽しい〜。荷物がなかったら踊るのだが・・

会館内からロープウエーに乗って山麓駅へ、さだまさしの「眉山」の映画の宣伝ポスターがステキだったので帰ったら本を読んでみよう〜。展望台からは吉野川や徳島港が一望できる。モラエス館ってなんだろうと思って入ったら内容は忘れたけど・・学生時代に読んだ「おヨネとコハル」の作者と知りちょっと感激!これも帰ったら読んでみよ〜・・・

阿波踊りショー 阿波踊りロボット君 男子トイレ表示も

ロープウエーで降りる時に真っ赤な鳥居を見て寄ってみたくなった。会館の隣接する階段を登るとお社が二つ。正面が天神社と隣のお社の間に牛の像が・・・なぜると頭が良くなる牛?手遅れだと思うが・・なぜた。学問の神様かな?ひっきりなしに階段を登ってくる人たち、きっと由緒がある神社なんだろ〜

会館隣の由緒ありそな神社 なぜると頭が良くなる牛君

会館前の公園の東屋も、駅にもどる新町川にかかる橋の欄干も阿波踊り・・まさに徳島は阿波おどり尽くし・・・阿波踊りの時期に来てみたい気になりました。歩いている時は時間がゆっくりなのに楽しい時はあっという間に過ぎてしまった。明日からまた、遍路がはじまる・・・

会館前の東屋も・・ 欄干も・・

徳島観光を楽しんで大鶴旅館へ、建物は古いけど、お遍路さんが大好きという観音様のような90歳のおばあちゃんがお世話してくれた。去年までバイクで「徳島一国まわり」をしていたスゴーイおばあちゃん!「今年は歳なので止めたけど・・・行きたくて仕方ないの」・・若い時から北海道の霊場めぐりや坂東八十八霊場めぐり、西国三十三観音めぐりなどを回まわっていたそうです。
楽しい話や食べきれない食事・・とっても親切にしてもらえて、最高のお宿でした。夜は、般若心経の書かれた掛け布団に包まれて爆睡!声をかけてもらったおじさんに感謝!勿論、おばあちゃんにも・・

       大鶴旅館 5000円 (一泊2食) お昼のおにぎり接待 洗濯無料


3月17日 晴れ 7時54分発 「阿波富田駅」から「中田(ちゅうでん)駅」へ。駅を出ると線路に沿った遊歩道を抜けて、踏み切りを渡り、南へ向かう、国道55号線を横断して義経が平家を追って来たという細い道「義経ドリームロード」に入って行く・・恩山寺の古い山門があるはずがない?おかしいな〜と思いながら登って行くと、どうも遍路マークを見落として車道を行ってしまったらしい〜駐車場にきてしまった。結構キツイ坂だし遠回りだ・・・ゼイゼイ言いながら十八番 恩山寺到着。
(阿波富田→中田 210円 所要時間21分 JR)

本堂 朝日にまぶしい修行大師 

お参りをすませ、再び駐車場に戻って少し降りた所に大きな牛舎があり、その奥の竹やぶが遍路道になっている。この竹林の道は「弦巻坂」という義経が敵がいないことを察し弓の弦を巻かせたと言われる坂だ。遍路マークを見ながら釈迦庵へ、ここには江戸初期に奈良薬師寺の大きさも同じに写した仏足石があるが・・よ〜く見ないと分からないが・・・

義経 弦巻坂 釈迦庵 仏足石 新旧遍路マーク

みかん畑や田んぼのあぜ道?を通り、お京塚を過ぎたらもう直ぐ十九番 立江寺です。寺に向かってお店が立ち並び、八十八ケ所第一関所寺だけあってとってもにぎやか!
大失敗!ここ立江寺の本堂には、見たかった花鳥画が描かれた各天井があったのをスッカリ忘れてしまっていた。

 卍模様が素敵な飾り なんだろう〜?

立江寺を出た途端に千葉のご夫婦と再会!お二人も私と同じ歩きと乗り物遍路さんで、昨日は徳島市内のビジネスホテルに泊って今朝、電車できたそうです。今月末まで行ける所まで行くそうで・・今夜の宿も同じでとっても嬉しかった。

今日のお宿「金子や」さんへ国道?28号をダラダラ行く。渕町だと思うが?四国に入って初めての満開の桜を見た!そして、お店や家の前に雛人形飾って・・ひな祭りか?この時期に雛人形を見れるなんて、うれしいくなっちゃう〜。さらに先へ行くと御自由に襖絵をご覧くださいと書いてあったので法泉寺に立ち寄った。秋元よし子作「行雲流水」美しい睡蓮の襖絵だった。奥の間の菖蒲の襖絵も見事!前回と違って心豊かになる道を行く。

なぜか最近は評判が悪いと言われる「金子や」さんへ(前回はとても親切にしてもらったのに・・)3時までお待ちくださいと張り紙があったので待っていた。ノンビリ歩いてきたのに意外に早く着いてしまった。夕食時に雲仙おじさんとも再会!なのに千葉のご夫婦とも端と端で話せなかった。
結局、何が評判が悪いのか?私には分からなかった。

最新の遍路マークだ! 車の荷台のお雛さま

金子や 6000円 洗濯・乾燥機 有料


3月18日 晴れ 7時出発 今日は山越え、自信ない!前回は途中で具合が悪くなったので心配だったが勝手に名付けたジーパンさんが前に、後ろは雲仙おじさんに守られるようにゆっくりゆっくり登って行くことになった感謝!
とにかく登って登って、ひたすら登って行く・・少しの平地を見つけたら休む。世界の山を登った東京のおじさんの言ったとおりに無理せずゆっくりじっくり登って行く・・自分に頑張れ!を連発!今回は絶対に二十番 鶴林寺で鶴を写さなければ・・・

平地でひと休み 階段もありがたい

延々続く急坂・・鐘の音だけが近づいていることを告げるが・・これでもか、これでもかと駐車場を過ぎても山門を過ぎても、まだ続く長い急坂、参道をやっとの思いで登り、ようやく到着!念願の鶴を写す。

美しい山門 雄鶴? 雌鶴?どっちか分からない

二一番 太龍寺へ 転がり落ちそうな急坂を2キロぐらい、今度はひたすら下りていくと前回休んだきれいな休憩場のある車道にでる。ジーパンさんと雲仙さんと一緒に休憩。暑かったので集落の人の温かいお接待のみかんがとってもありがたかった合掌!小学校跡でトイレを借りて、いざ出発。バス停はあれど気絶するほどバスが来ない!しかなく歩いて行く・・

いざ!太龍寺へ これも遍路道

水井橋を渡ると再び登りだ!登ったり降りたり「遍路ころがし」とはよく言ったものだ・・起伏に富んで疲れる!一日で二つの山越え。一旦平地に降ろしておいてまた登り・・本当にキツイなぁ〜しかも20℃を越える暑さ!北海道人にはキツイな〜。鐘の音が聞こえるのになかなか着かない!近づくにしたがって勾配がきつくなる!もうちょっとだと思うのだけれど・・・ゆっくり登っても三人ともヘロヘロで到着!納経所前のベンチでしばし休憩。

途中の苔むした休憩所 ジーパンさん

納経所の右側に建つ持仏堂の廊下の天井に描かれている龍を今回はバッチリ写せた。歩き遍路さんには、「一に焼山、ニにお鶴、三に太龍」といわれる、そのうちの二つの山を越える難所、辿り着くだけで龍天井に気が付かずに下山してしまう人が多いので、後から来た千葉のご夫婦にも教えてあげた。

龍天井 鳳凰がステキ 獅子の彫り物が美しい〜本堂

ゆっくり休んで下山・・先へ行ったのか?誰も来ない!一人ぼっちの下り道・・・道が間違ってないか不安になってしまう。結局、私が最初に宿に着いた。ジーパンさん雲仙さん何処の宿に行ったのかな〜?

夕食時に東京のおじさん、カメムシ騒動の彼女に再会!東京のおじさんは前日、私が「金子や」で泊ったかをわざわざ確認し今日の再会を予想していたそうです。昨日とうって変わってワイワイ賑やかな夕食!一番さんから一緒の人達の情報が飛び交う。神戸の山大好きおばさんは足の豆が悪化して17番札所でリタイヤ、注目の長崎の完璧彼女は途中で足を痛めて19番札所で待機中だそうで・・みんなの話では続けるのは無理のようだ。やっぱり私の予感は当たった!他の人は宿が取れなくて先の宿へ行ったそうです。今回、どうも私は本当にツイているようだ・・・

龍山荘 6500円 洗濯 無料


3月19日 今日は日和佐駅から電車とバスで一気に室戸岬まで行く予定、やっと交通機関が使える。
朝からうっとうしい雨・・・筋肉痛の彼女とカメムシの彼女は朝食前に出発して行った。昨日ぐらいから痛そうに歩いていたのに「大丈夫なの?」「宿を決めてあるし電車もあるので日和佐までなんとか行きます。後で会いましょう〜」と元気に出発して行った。再び皆とお別れ、それぞれのスピードで宿を出発して行くい。

予期せぬ峠・・こんな峠があったっけ?また登りだ!雨でぐちょぐちょで滑りそう〜。あぁ〜ツイてると思ったのに・・・いまいましい大根峠!と思ったが筋肉痛の彼女に会って、愚痴はやめた。二二番 平等寺に着いた頃には雨足が強くなり、寒くて手がかじかみ後で見たら本堂の素晴らしい草花の天井画がピンボケ・・ショック!昨日の暑さはなんだったんだろう〜。

仁王さま 仁王さま
霊水が飲める地蔵堂 階段に並ぶ厄除け祈願の賽銭

足早に平等寺を後にして電車に乗るために2キロ先の牟岐線「新野駅」へ向かった。ここで大失敗!高知へ行く路線だから電車の本数が多いだろうと勝手に思っていた。8時04分の次が10時40分まで無い!うそ〜〜〜!!バスもあるだろうと思っていたが無い!2時間も足止め?近くにあったタクシー会社で・・値段の交渉をと思ったら誰もいない!

しかし・・・天の助け!お大師さまの計らい?近くに住むおじさんが気の毒がって二三番 薬王寺まで送ってくれる事になった。感謝!奥さんが去年まで薬王寺に勤めていたそうで・・寺までの30分楽しくお喋りしながら遍路中だということを忘れてしまいそうだった。

日和佐の町を一望する高台に建つ厄除け寺として参拝者が絶えないそうで、雨だというのにたくさんの人がお参りしていた。女厄除け階段、男厄除けの階段、還暦階段と続く、形がおもしろい厄炎除けも見付けた。火をイメージしているのかな?阿波の札所23ヶ所はここで終わって、これから高知県の土佐霊場「修行の道場」に入っていく。

山門の大きな草鞋 厄災除けだそうだ 雨にぬれる瑜祇搭

「日和佐駅」で発車時刻確認、宿も予約、バッチリ!近くの喫茶店でひと休み。年配のお母さんが入れてくれるコーヒーは格別に美味しかった〜。10時45分発の特急剣山4号に乗り「海部駅」に11時17分到着、海部駅から11時27分発の「甲浦駅行き」がすぐ連絡されている。「甲浦駅」から11時49分発の「室戸行き」バスが接続。とんとん拍子で2日かがりで歩いた道もわずか2時間!
(日和佐駅→海部駅 自由席特急券310円 乗車券810円 所要時間34分 JR )→(海部駅→甲浦駅 270円 所要時間11分 阿佐海岸鉄道 )→(甲浦駅→室戸岬 バス代 1470円 所要時間59分 高知東武交通バス )

ホテルみたいな阿佐海岸電車 大荒れの室戸岬

大荒れの室戸岬、バスから下りるのが恐怖を感じる。途中で一緒になった自転車遍路の青年と決死の覚悟で下車。何と表現していいか分からないもの凄い雨!どっちから雨が降ってるか?登りの遍路道が滝のようになっていて、一瞬、躊躇したが「くるま道」へ行くには遠すぎる。覚悟を決め滝登り!上から下からバケツで水をかけられたよう〜、パンツまでビチョビチョ・・・涙の到着!

これ以上無理と思った・・二四番 最御崎寺の宿坊に泊りたかった・・でも、いたって事務的で怖そうなお寺の方にまだ1時前に泊めてくださいと言えなかった。タクシーの番号を聞いたら「回れ右で戸を開け、7歩行った所に書いてある」黙って納経所を出た。携帯電話持ってないとも言えなかった。
しかたなく車遍路さんに次々二五番 津照寺まで乗せてもらえるか聞いてまわった。ビショビショのおばさん遍路を乗せてくれる貴重な人などいない・・・それでもなんとか嫌々だったが愛媛のおじさんが乗せてくれた。本当に感謝!

モンベルのゴアテックスの雨具がまったく効かない!防水してきたはずの靴は中まで水だらけ、リックの中身もカメラもグショグショ、形見の父の時計に水が入って水滴でいっぱい、大切な歩き遍路用の地図もビチョビチョ・・どうしよう〜涙しか出ない!明日北海道に一旦、帰ろう〜
夕食時、やはり泣きながら来た東京の歩き遍路さんと一緒になった。建物は古いけど優しい女将さんが親切にしてくれたが二人とも涙は止まらなかった。

津照寺門前 吉田旅館 6300円 洗濯 無料


3月20日 東京の遍路さんに「雨が止むまで待って一緒に行こう」と誘われた。「今日には雨が止むから、もう少し頑張って先へ行かれたら・・」と女将さんにも言われた。でも、やっぱり続けるのがいやになっていた。今日中に高知市内まで行って帰るつもり・・最寄のバス停を教えてもらって小雨の中を8時に出発。
待ってても、なかなか15分発のバスが来ない?側のタクシーに聞いたら今日は祝日、バスは来ない・・どうせ帰るだから奮発してタクシーで(950円)「元橋」のバス停まで乗った。やけだ!

歩き始める頃には雨も上がり遍路道と車道が一緒の狭い道を登って行くと途中で雨も止んでいるのに優雅にブルーの傘をさす女性一人の遍路さんが降りてきた。
寺までの急な山道を行くと途中に展望台があり、昨日とはうって変わって太平洋が美しく穏やかに見えた。ニ六番 金剛頂寺では大師堂の脇に大師が炊くとお米が万倍に増えたという釜があり、ふとどきも者の私は米よりお金がいいな〜と、ちょっとだけ思った。

龍の彫刻が美しい香炉 一粒万倍の釜

納経所からニ七番 神峰寺への遍路道なっている。ここが本当に遍路道?と思える細い道を行くとすぐ下り道に入り一気に下って行くと道の駅「キラメッセ」前の「平尾第一」バス停の道路に着く。10時8分にバスが来た。(平日は9時48分で休日は10時18分)運転手さんに寺に一番近い「東浜東谷」で降ろしてもらう。
(平尾第一バス停→東浜東谷  1060円 所要時間42分 高知東部交通バス)

道の駅キラメッセ

片道3.4キロの山道をダッシュで神峰寺へ、10分ほど行くと土佐くろしお鉄道「ごめん・なはり線」の高架をくぐる。お参りが終わったら、この先の「唐浜駅」から1時15分発の電車に乗りたい!1時間に1本しかない、時間がない!遍路なかせの「真っ縦」といわれる、かなりキツイ山道ガンガン登る。帰れると思うと足の痛さも忘れて登れるものだ・・
途中の林の中に、なんだか分からない像?が数個あった。なにかの顔なのかな?意味でもあるのかな?写真を見るまで気が付かなかったが同行二人と書いてあった。

なんじゃこれ?? わからん??

クネクネの坂を登ると真っ赤な真新しい仁王様の山門に着く。境内に入ると、納経所前の流れる名水「神峰の水」も斜面の庭園も本堂へ行く急な階段もお大師さま、お不動さまも・・全てが懐かしい〜。さらに上にある神社も参拝したかったが時間がないので今回はあきらめて鳥居の前で手を合わせた。

ユーモラスな仁王様 見ているだけで楽しい
見あげればお大師様 大師堂

急いで降りてきて、高架を右に曲がる、本当に電車が来るのかな?と思えるほどの畑の中にデーン!と建っていた「唐浜駅」、かわいい「とうのはまへんろ君」が迎えてくれる。遠くからも目立つタイガーズカラーのド派手な電車がやって来た!外だけかと思ったら中もタイガーズ!なんか関係があるのかな?・・・とりあえず「野市駅」までの電車の旅を楽しんだ。前回、雨の中を一日がかりで歩いた道も、たったの37分!安芸市も夜須町もあっという間で少々気が抜ける。
(唐浜駅→野市駅 890円 所要時間37分 土佐くろしお鉄道)

シンボルマーク? タイガーズマーク?の電車

1時50分着、「野市駅」からゆっくりニ八番 大日寺へ向かった。次回のために今日と明日で30番札所ぐらいまで回っていると都合が良いかな〜と思いここまで来た。明日で区切りと思うと少し気が楽だ。
境内でわりと年配の頭が見事に金髪に染めた気になる人と出会った。何がと言われると?多分、去年数冊読んだ作家の家田荘子さんにそっくりだったからだと思う。お参り後、今日のお泊りの「レインボー北星」さん(ネットの遍路宿で載っていた)に迎えに来てもらった。

簡素な大師堂 金髪の人

前回は無かった遍路宿「レインボー北星」 28番から36番まで送迎有りと書いていたが本当か確認して宿泊決定!三十番 善楽寺(土佐神社)の近くで他に軽食喫茶に気功治療院もやっていて・・ちょっと変わっている。夕食後、気功治療を受けて足の痛さがとれてしまった?そして、なんとなく遍路も続けられそうな気になった・・・とても不思議な経験??感謝!

今日の宿泊はバス遍路の9人と私だったが夕方になって金剛頂寺の登り口で会ったあのブルー傘の人が来た。私より先に行ったのに何処で追い抜いたのか?若いイメージがあったが・・もの凄い自己中の我ままおばちゃんで驚いた!相部屋で我慢していたが・・つべこべ主張ばっかりでやになった!せっかく爽やかな気分になのに・・・面倒でさっさと寝た!

レインボー北星 5000円 1泊2食付 洗濯・乾燥無料 28番〜36番の間の送迎有り相談


3月21日 朝からお世話をしてくれる女性が調子が悪く予定が大幅に変更した。傘おばさんは31番へ私は29番へ、バス遍路の食事の用意で、てんやわんやなのに傘おばさんは早く送ってと主張!・・結局、なだめて私が30番に行っている間に準備をして29番を飛ばして一緒に31番へ送ってもらうことになった。慌てて三十番 善楽寺へ、お参りして納経所が開いたとたんに納経!走って戻った。

三十番 大師堂 かわいい〜お不動さま

五台山公園の中にある三一番 竹林寺 まで送ってもらい、自己中のわがままおばちゃんと早くお別れたくて、さっさとお参り。例によって超特急で本堂から大師堂へ写真と納経を済ました。本当は隣にある牧野植物園に寄りたかっが・・植物好きには有名な牧野富太郎博士のゆかりの地の植物園だ、1500種の植物を見ることができるそうだ・・残念だな〜。

古そうな仁王様 変わっているなぁ〜 室町時代の建物 本堂

三ニ番 禅師峰寺へ五台山を降りて下田川に平行して歩くが風が強い!菅笠が飛ばされそう〜前回通っていない素敵なちょっと古い集落に入った。右を見たり左を見たり・・土筆やフキノトウがもう大きくなって、食べごろ美味しそう〜なんて思いながら行くと石土池沿いにモダンな建物の街並みが見えてきた。バス停もあったが・・やっぱり都合のいいバスなんて無い!足が痛くないから良いけど・・暑いな〜。

穏やかな街並み 石土池

急な登りをいくと山門に着く。そんなに広くない境内に建ち並ぶ本堂と大師堂、船の安全を守る観音さまが御本尊だけあって南側に土佐湾が一望できる展望台があり、今日は浦戸大橋に桂浜方面も望めた。江戸時代、参勤交代で藩主が浦戸港を出る時は、必ずここで海路の安全を祈ったといわれているそうです。江戸時代だけじゃなく山内一豊さんもここから浦戸湾を眺めたかもしれないと思うと・・ちょっとロマンを感じる。

 若い地元の人です 美しい山門

三十三番 雪蹊寺へ 今回はバスで浦戸大橋を行く、桂浜周りで行きたいと思ったが納経所でバスの時間を聞くと・・しばらく無い!結局、今回も渡し舟決定!坂本竜馬も山内一豊もダメか・・気分にしたりたかったんだけどなぁ〜
来た道を戻り、県道14号を左へ曲がる。船着場までは6キロぐらいある。途中、突然一台のタクシーが止まった・・中から傘おばさんだ!「早く乗ってーー!」と叫んぶ・・乗りたくないのに拾われてしまった。10時10分発の船に間に合うように接待を受けたそうで・・あっと言う間に船着場に着いて、とんとん拍子で寺に到着してしまった。

雪蹊寺 本堂

次の寺行きのバスが12時45分まで無いのに2時間半もどうするのかな〜〜。 結局、私がマイカー遍路さんに乗せてもらえるか聞いてまわった。池田からの親切な78歳のお父さん、5回目だそうで快く乗せてくれた・・いざ三十四番 種間寺へ ここでも自己中おばさんは我ままを発揮!34番→36番→35番→37番の順番の予定を36番で泊りたいからと言ってコースを変えさせてしまった。呆れる!

龍の彫り物が素敵な大師堂 お大師さま

父の月命日には必ずお砂踏みか戒壇めぐりをしていたが今回はジンクスは破れると思っていた。今日の予定は種間寺で終了だったから・・でも、親切な池田のおとうさんのお陰でこの三五番 清龍寺で阿弥陀如来様の台座の戒壇めぐりをさせてもらうことができ、ジンクスは再びつながった・・不思議・・でも感謝です。

15mの阿弥陀如来 戒壇めぐり入り口 本堂の天井の方角盤

三六番 青龍寺で徳島のおとうさんにたくさんのお礼を言ってお別れした。無事に池田に帰れますように・・感謝!36番近くの宿に泊る傘おばさんとさっさとお別れ!明日は何が何でも浦ノ内湾の船に乗りたいそうで・・ハイハイ!どうぞどうぞ・・私はお迎えに来てもらうまで海を眺めながら宇佐の町までブラブラ戻った。帰り道は何故か?気功の先生の人生話と人生論を聞かされた。私そんなに悩んでないんだけど・・な〜。

本堂の天井飾り お不動さんを祀っている

飛ばしたニ九番 国分寺へ 私を置いて先生は28番で待つ遍路さんを迎えに行った。お陰で今日最後のお寺をノンビリお参り。北海道の歩き遍路と聞いて懐かしく、嬉しくて・・と思ったら・・これが傘おばさんの方がまだましな・・とんでもないおばさんだった。頂いたお接待のお金の値踏みはするは、歩き遍路の悪口は言うは、何を言っても否定するわ・・人として恥ずかしく思う、話を聞いていたら、だんだん頭にきだした。どんな人生を送ったのか?どうしたらこんな人間になるのかわからん?遍路姿した自称トレッキンおばさん・・昨日といい、今日といい・・一難去ってまた一難! 怒らない・・怒らない。

国分寺 本堂 ここも変わっている仁王様 やっぱり古いのかな〜

宿に戻ったら千葉のご夫婦とまたまた再会!北海道にもう帰ったと思っていたそうで・・「帰りたいと言い続けながら先へ行かされてるの・・でも松山ぐらいで帰りたいけど・・どうも、このまま八八番まで行かされそうな気もする」と伝えた。久しぶりに奥さんと楽しくお喋り・・。

レインボー北星 2泊目


3月22日 「レインボー北星」にはあらゆる遍路さんに対応する参考ルートがあり、それに従って1日で39番まで一気に行く方法を昨夜教えてもたった。今日は高知の観光をする千葉のご夫婦と高知駅に送ってもらう。8時19分発「特急しまんと1号」で一気に「窪川駅」まで行く。三七番 岩本寺へ。
(高知駅→窪川駅 自由席特急券1410円 乗車券 1150円 所要時間 1時間04分 JR)

なぜだ!次の停車駅の須崎で傘おばさんが乗ってきた!どうして?・・・浦ノ内湾のスクール船に乗り、降りた所でこの特急に乗るためにタクシーをとばしてきたそうで・・・早速、私の今日の予定を聞き自分の予定も直ちに変更した。
「私は2度目だからいいけど・・初めての遍路はもう少し歩いたらどうですか?いいんですか?」・・と思わず聞いてしまった。もういいや!どうも傘おばさんに好かれてしまったみたい・・。

ここの仁王様もいい感じ かわいいく感じる
皆で描いた天井画 マリリンモンロー発見!

岩本寺ではお雛様の展示会をしていたので立ち寄った。新旧のお雛様に百年前の内掛け 中でも一番目を引いたのは五人囃子まで描かれた雛掛け軸がとても珍らしく、初めて見たので感激した。
四国はこの時期ひな祭りなのかな?北海道では3月3日で早くお雛様を片付けないと婚期が遅れるといわれているのでそこそこの風習があるのだろう・・おもしろいなぁ〜

駅へ戻って次の10時55分発「特急南風1号」で「中村駅」まで乗る。中村には11時30分着 三八番 金剛福寺へは駅前から12時05発足摺行きに接続している。
前回泊った駅前ビジネスホテルに予約して荷物を預かってもらう。
(窪川駅→中村駅 特急・乗車券 1460円 所要時間35分 土佐くろしお鉄道)→(中村駅→足摺岬 1930円 所要時間 1時間45分 高知西南交通バス)

「予定より早いから「民宿岡田」まで2時間歩くわ」〜と言って下ノ加江でバスを降りた傘おばさん。明日は大岐海岸をどうしても歩きたいそうで・・でも、明日は雨なのにな〜
最後に「あんたと一緒でラッキーな旅だったわ、予定より2日も早くこれたし・・ありがとう」と言っていった。これで本当にお別れだと思うと・・添乗員なみに悩まされたけど・・最後の言葉で帳消しにしてあげた。

ワァースゴイ!驚いてしまった。大岐海岸が遍路さんの数珠つなぎ!どうしたの??本当に遍路さんが多くてビックリだわ〜。ブームなのかな・・それにしてもどうなっているんだろう。
バスは東岸側を行くのだと思っていたら土佐清水市から中浜・大浜・松尾方面の西岸周りだった。これが細い道に凄いカーブ、おまけに断崖絶壁で足摺岬に到着する頃には酔ってしまった。今まで乗り物酔いなんか一度もしたこと無かったのに・・・13時50分に到着 吐きそう〜。

亀だ! 場所違い?大師亀!
いつの間にか池が・・? 見覚えのある多宝搭

なんとか三八番 金剛福寺へ 階段を上がってビックリ!前回無かった池がある??何だ?大師亀の場所も違う気がする?どうなっているのか分からないままお参り。大師堂前も記憶に無いたくさんの石仏が並ぶ・・3年の間になにがあったのか?

千手 観音さま かな?

足摺七不思議を一つ 「亀呼場」 大師が前にある不動岩に亀の背中にのって渡り、身体安全・海上安全を祈願をされたといわれる。亀呼場から亀を呼ぶとその亀が浮かび上がってきたといわれている。

不動岩って・・ どれ? これ?

14時40分発の折り返しの「中村駅」に乗った。帰りも同じコースで駅に着いたが・・かなりひどいバス酔い・・中村泊まりで助かった。16時30分着 
(※この先の三九番 延光寺行きは「中村駅」発16時49分発「宿毛駅行き」に乗り、1時間ぐらいで「寺口」で下車、1キロで寺に到着する。寺の周りに数件の宿がある。)

駅前ビジネスホテル 4300円 シングル 素泊まり


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