モームスに思うこと

 
 朝(8月1日)、ラジオでモーニング娘の後藤真希ちゃんとか、 保田圭ちゃんとかが モーニング娘を脱退(卒業)するという話題で芸能コーナーは持ちきりだった。
(後藤真希は… http://morningmusume.dream.com/apartment/profile/maki.html )
(保田圭は… http://morningmusume.dream.com/apartment/profile/kei.html )
 モームスを卒業する。卒業して単体でやっていくのは、実際には難しいから、 モームスと関係を保ちながら、持ちつ持たれつの活動を続けていくのだろう。
 メンバーが頻繁に入れ替わり、あるいはユニットがミニモニとかプチモニとか、 タンポポとか、ハロモニとか(ん? これはハローモーニングという番組の略称?)、 チャレモニとか(ん? これは、テレビ番組の中のチャレンジモーニングの略称?) が生まれることで、新陳代謝が活発になり、話題が豊富になり、モームスを取り 巻く環境も周辺も賑やかになる。
 この目まぐるしさは、まさに時代を映し出しているのだろう、なんて仰々しく 感想を書くと、やっぱり場違い、勘違い、間違い、方位違い、サイズ違い…、な んだろう。
 ちなみに小生は、「LOVEマシーン」が好きな楽曲である。
 単体的には、チャーミー石川(石川梨華)が好きだ。
(石川梨華は… http://morningmusume.dream.com/apartment/profile/rika.html )
 この子は、将来、化けると思う。
 化けるといっても、お化けになるというのではない。
 大物になるだろうということだ。
 彼女には、かなり強烈な個性(モー娘の中で、思いっきり浮いてるぞ! この 石川を見る中澤裕子の視線の、この子に任せておけば場が持つこと請け合いとい った、たのもしい人物を見る安心感と、何処か妬ましそうな、疎ましそうなギラ ツキに注目!)、と、周りの視線など眼中に入らないような、彼女独特の思い込 みの世界がありそうだ。
 ま、可愛いということもあるが(今だけ、可愛い。そのうち憎たらしく見えて くるかも。学校だったら、虐めの対象になることは確実だろう。でも、この石川 梨華なら、当の本人は自分が虐められているとは気付かないだろうという、感じ がする)。

   余談だが、古代人は数字的には、一と二までが数え上げる限界で、三より大き い数は、多数と把握していたとか。
 その点、小生は古代人よりは発達進化を遂げているようで、三や四までは(四 は正直言って厳しいかもしれない)何とか数え上げることができる。それ以上の 数字は多数であり、頭がクラクラする。
 何を言いたいかというと、やや旧聞に属するが、小生はゴールデンハーフが好 きだった。あの「黄色いサクランボ」のゴールデンハーフである。エバやマリア、 ルナの三人のユニットである。ドリフターズのコント番組に出ていた彼女たちが懐 かしい: http://member.nifty.ne.jp/junsuzuki/pagegh.htm
 そして、次に好きだったのが、キャンディーズやピンクレディである。キャン ディーズはラン、スー、ミキの三人のユニット。ピンクレディは、ミーとケイの 二人のユニット。小父さん的には、ここらが楽しめる限界だった(余談だが、ピ ンクレディやキャンディーズが活躍した頃は、小生はブータローかフリーターで、 テレビがなかった。絶好の時期を見逃したことになる。テレビがあったら、きっ と、もっとお世話になれたものと思う。そういえば、おにゃんこクラブも見逃し た。こっちは、会社の仕事が忙しくって放映されている時間に帰れなかった。実 に惜しい)。
 いよいよ小生の限界を超えたかと思ったのは、スピードが出現した時だった。 言わずと知れた、先年解散したばかりの島袋寛子、上原多香子、今井絵理子、新 垣仁絵の四人のユニットである。
 解散した時は、小生としても非常に残念だった。それは解散したことが残念と いうこともあるが、解散に近づいた頃、ようやく四人を識別できるようになって いて、小生は四という数字も、決して能力の限界ではないと自信を持ち始めてい たからだ。
 なのに、あっさりと解散してしまって…。今、思えば、やっぱりこの四人が時 代に追随するという意味での小生の感性の限界だったのだと、改めて感じる。み んな、何処へ行ったのだろう。
 ちなみに、スピードが登場した時、そのグループ名に驚いた。こんな名前を付 けていいのかと、一人、ビビッテいた。スピードって、その頃、流行っていたド ラッグの名前じゃないか…と。どこまでピントを外れていたってことだ。
[余談、終り]

 それにしても、もう、ネタばれしているように、モームスというと、ある年代 以上の文学好きなら、『人間の絆』(Of Human Bondage)や『月と六ペンス』(The Moon and Sixpence)のサマセット・モーム以外に誰が思い浮かぶだろう。モー 娘という呼称がテレビなどで使われるようになった頃、誰かがサマセット・モー ムと混同するから、呼称を替えるべきだというクレームを呈するに違いないと思 っていた。
 しかし、クレームなど、まるでなかった。というか、小父さんの時代錯誤な杞 憂に過ぎなかった。小生も敢えてクレームを口にしなくてよかっと、いまではつ くづく思っている。思いっきり恥を掻いたに違いないのだ。
(心の底では、お前等、サマセット・モームを読んだことのない無教養な連中こ そ、恥じ入るべきだと、チラッと思ったりするが、やっぱり負け犬の遠吠えと、 湿気た花火のようにプスプス、憤懣が燻るだけである…。ちなみに、ウイリアム・ サマセット・モームについては以下を参照:
 http://homepage1.nifty.com/~midori-room/maugham.html )

 と、ここまで書いていて、小生、頭の中でサマセット・モームスと思い込んで いた節がないでもないと思われてきた。汗、汗である。ああ、これでも、昔は、 『人間の絆』に感動して、わざわざ原書(Of Human Bondage)を読んだほどなの に。
 きっと、モー娘が登場する前は、間違いなくサマセット・モームだったはずな のに(小生の頭の中では、いつのまにか毒されてサマセット・モームスに変名し ていたのだ。悪貨は良貨を駆逐するの喩えか。違うな。これでは、モー娘が悪貨 みたいだ。生まれて数年しか経っておらず、活きがいいのはモー娘のほうに決ま っているのだし。
 ああ、なんだか頭が変になってきた。モームスという名を聞いた時、小生が連 想したのは(というより、真っ先に浮かんだのは)サマセット・モームだが、同 時にホームズも、チラッとだが脳裏を掠めた。後者のほうも、さすがに口には出 来なかった。
 ホームズ…、言うまでもなく名探偵ホームズである。決してミサワホームでは ない。また、株式会社ネクストが運営する不動産物件情報のHOME'S (ホームズ) でもない。
 断固、シャーロック・ホームズなのだ(しかし、シャーロック・ホームズとミ サワホームとのどちらが最初に頭に浮かんだか、実は自信がない。でも、この場 には関係ないから、これ以上、探求はしない)。
 もう、現代日本ではモームスと言うと、モーニング娘しか浮かばない人が圧倒 的なのだろう。人口の99%以上、あるいは99.9%、いや、99.99%以上は、モー ニング娘を思い浮かべるに違いない。
 かくいう小生も、近年、脳裏にチラチラするのは可愛いモー娘であって、モー ムでもホームズでもない。これでいいのか! いいのだ!? フー。

                                            02/08/01