試合観戦記
2008シーズン第1回・4月12日(土)
対福岡ソフトバンクホークス(福岡Yahoo!JAPANドーム)
H 8 - 5 L
今年も設定された埼玉西武ライオンズビジター応援デー。というわけで、ライオンズファンクラブの観戦ポイントをためるべく今季初観戦。今回はビッグライフではなく外野自由席。しかし試合開始40分前にドームに着いたらすでに外野自由席は満席であった。というか自由席少なすぎ!西武ドームみたいに芝生席にすべきだと思った。さて、今日の先発は西武が移籍組の石井一久、ソフトバンクがルーキーの大場を投入。
まずは西武が大場の立ち上がりをとらえ、中島2ラン・ブラゼルソロの連発弾で3点を先制。しかし3回裏、中島のエラーから連打を浴び1点を返される。さらに犠牲フライを打たれわずか1点差に。続く5回には田上の三塁打で同点に追いつかれ、またもや犠牲フライを打たれついに逆転されてしまった。
しかし6回、中村の三塁打の後、細川の打席でワイルドピッチで生還。そして打者細川がホームランを放ち再逆転に成功。これで試合の流れはまだまだわからない……と思っていたが、その裏、田上のタイムリーで再び同点に追いつかれてしまう。ちなみに田上はこれで猛打賞。そして7回裏、多村の内野ゴロを代わった投手小野寺が処理した後、2塁に投げたらこれが大暴投。普通に投げていればダブルプレーでチェンジという場面だったが、これが試合を決定づけるきっかけになってしまった。松中の打席では星野にスイッチし、ここまではきっちりワンポイントリリーフを果たすが、その後の岡本真也がこれまで打率.188という不振が続いていた小久保に痛恨の3ランを浴びてしまう。まさに寝た子を起こす状態であった。結局、これが決勝点となり2年続けてビジター応援デーは大敗を喫する結果になってしまった。
安打数ではソフトバンクを上回る9安打を放ったものの、結局得点はホームランと相手のワイルドピッチのみで、相変わらずタイムリー欠乏症という印象を受けた。一方のソフトバンクはエラーの後にきっちり点を入れている。投手の自責点どうしの比較なら西武投手陣の自責点はわずか3点で、実に5点は守る野手の責任である。エラーがなければ逆に5対3で勝っていたはずなので非常にもったいない敗戦であった。往年の鉄壁の守備はどこへやら。そういえば昨年のビジター応援デーでも中島はエラーしていたような……。
2008シーズン第2回・5月5日(火・祝)
対北海道日本ハムファイターズ(西武ドーム)
L 8 - 6 F
2004年シーズン以来4年ぶりに西武ドームに名前が戻ったライオンズ本拠地球場での観戦。今回は2005年のゴールデンウイークと同じく火曜日の祝日、そして対戦相手は日本ハムという3年前の再現となった今回の試合。先発投手はライオンズが新外国人のキニー、日本ハムはスウィーニーという共に「ニー」で終わる外国人投手対決となった。1回表、そのキニーが大乱調。とにかくストライクが入らない。これに石井義人がゴロの処理時に無人の1塁にボールを投げるというとんでもないエラーをやらかし、この回いきなり3点のビハインド。先発キニーは2被安打3与四球という散々な成績でわずか1イニングでマウンドを降りた。2回からは大沼が上がり、4回までは何とかハム打線を抑えるものの、5回につかまりさらに3失点。一方のライオンズは4回まで中島が四球を選んで出塁しただけで、後はスウィーニーの前にノーヒットという状況。5回表終了時点でスコアは0−6となりハムが圧倒的優位な展開、と思われた。
が、ここからが今年のライオンズの違うところ。5回裏、この試合でチーム初となるG.G.佐藤のヒットで口火を切った西武打線は一気に満塁となりスウィーニーを追い詰める。ここで細川が何と満塁ホームラン。一気に2点差まで詰め寄り追撃態勢が整った。続く6回には中島のソロホームランで1点差。ラッキー7は無得点に終わるものの、ドラマは8回に。2死2塁からブラゼルがセンター前にヒットを放ちついに6点差を追いつく。さらに続くG.G.佐藤が逆転の2ランホームラン。これが決勝点となり怒濤の逆転劇となった。
この試合、序盤は完璧にスウィーニーに抑えられていたものの、3回に片岡があわやホームランという大飛球(結果はセンターフライ)を打ったので、後半球威が落ちてくれば打線が爆発するのではないかという期待はあったが、まさにそれに応える形となった。また、3番手として登板した星野が中盤から終盤にかけての2イニングを無失点で切り抜け、日本ハムの上位打線を沈黙させたのも陰ながら今日の勝利に貢献していたと言える。
今日は今年の西武お得意の終盤一発攻勢で見事な逆転勝ちを収めたが、キニーの立ち上がりの制球難、ファースト石井義人の守備など課題も残る試合だった。今後、交流戦や夏場に向け、打撃だけでなく投手力や守備力も強化して万全の体制で試合に臨んでもらいたいと思う。