体のケア

■000201■20分の壁■

従来、運動するなら20分はしないと意味がないと言われていたものだ。これについて、昨年NHKの「ためしてガッテン」という番組で「目から鱗」の内容が紹介されていた。

20分というのは心肺機能を高めるために欲しい運動時間であることについては変わらない。では、何が「目から鱗」なのか。

有酸素運動(エアロビクストレーニング)の有効性というのは、ある程度の心拍数と、それを持続する運動時間に負うところが大きい。でも、これはあくまで有酸素運動による心肺機能の向上を目指すためのものであり、消費エネルギーという側面から見ると、やればやっただけのエネルギーを消費するのである。だから、ダイエットという面から見ると、例えば30分の同じ強度の運動は30分×1でも10分×3でも、5分×6でも代わらないという事になる。

筋肉への刺激という面からは、30分×1や10分×3や5分×6では意味が違うが、これもエアロビクスにおける意味合いの違いほどは違いが無いような気がする。つまりは、運動する機会があれば、こまめに運動しておけばそれなりの効果があるという事である。

そういわれて見れば、極めて当たり前の結論である。ただ、「連続して20分は…」という時の練習の億劫さと、「時間があるときにちょっとでも」というのではとっつきやすさが大いに違うのだから、これを活かさない手はあるまい。

もちろん、これはスポーツ選手のための考え方とはちょっと違うだろう。でも、まず、健康の確保が第一だ。それにはとにかく体を動かすことだ。まず、そういう考えで運動を始めてみてはいかがだろう。


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