二月博多座公演

−十五代目片岡仁左衛門襲名−

00”2/2〜2/26
  昼: 宮島のだんまり、馬盗人、寺子屋、 楼門五三桐 
  夜: 毛谷村、口上、封印切、常磐津三人形
  

 出演:仁左衛門、芝翫、富十郎、宗十郎、八十助、橋之助、芦燕ほか


博多座黒御簾

昨年11月の巡業でも博多には来ておりますが、今回は1カ月の長期滞在です。巡業公演ではせいぜい3〜4日の滞在でそれもほとんど夏場。極寒の月は初めて、博多がこんなに寒いとは思いませんでした。考えて見れば玄界灘に向かって開けた平野、風の冷たさが身に滲みました。また博多の街は方角が良く分かりませんでした。博多駅から左右にカーブした大通りに放射状に伸びた道路。天神、中洲と中心街に行けば分かるのですが街全体の方角がつかみにくく、今回の長期滞在でよーく分かりました。

博多座の写真博多座は中洲から橋を渡ったところ 、地下鉄川端駅、正面のビルでなか なか豪華な造りです。歌舞伎らしさ はありませんが、座席もゆったりし ていて(1400席)、内部も豪華 に造られています。隣のビルは欧米 の一流ブランドの店ばかりが集まり 、入ると追い返されそうで人影もま ばら、いつ店じまいか、といううわ さ。橋を渡ると博多の夜の歓楽街、中洲。さらに通りを先に行くと天神でここはデパートや地下街でのショッピングの中心地。街一番の繁華街ここへ来ると博多は大都会だと思います。                      

そうそう公演の報告を忘れていました。仁左衛門襲名興行と云うこともあるでしょうが客の入りは良かったです。今回ぐらい入れば歌舞伎公演も博多で定着するでしょう。また襲名らしく地元や京都からの綺麗どころの総見が花を添えていました。近くの川端商店街には公演のたれ幕やポスターが飾られ行く人の目に華やかさを感じさせた事でしょう。

           馬盗人の舞台面

馬盗人の写真長唄「馬盗人」の所作では長唄連中が白地の紋付きで出演。通常は黒紋付きですから目が慣れるまで時間がかかりました。竹こだまというめずらしい楽器が使われています。竹の筒をバチでカーンカーンと打ってこだまの響竹こだま演奏の写真を出し、山奥の村を表現しています。
襲名狂言は寺子屋に封
印切。
両方狂言とも仁左衛門さんの持ち芸で観客は満足出来たと思います。
 


 
竹こだま演奏の
 田中勘四郎さん








      
櫛田神社の写真 櫛田神社節分祭 鳥居におかめの写真劇場前の大通り(明治通り)を渡り、川端商店街、アーケードの突き当たりに、博多祇園山笠の祭りで有名な「櫛田神社」がありますが、2月3日の節分祭には多くの人出で賑わっていました。無病息災を願い、鳥居前におふく(おかめ)が飾られ、その口から出入りすると健康で入られるという、私も二、三度通り抜けたのでしばらくは元気でいられるでしょう。境内には山笠が二台飾られています。

   

博多山笠の写真水鏡神社の写真

中洲の橋を天神方面に渡った所に水鏡(すいきょう)神社という菅原道真を祀った神社がありました。菅公が此の地に流されて来たときに清流の水で姿を映したところに由来があるそうです。学問の神様なので季節柄お参りが多かったようです。    

             太宰府天満宮
太宰府天満宮の写真
天満宮の本家にもお参り方々、梅見に出掛けました。太宰府天満宮は西鉄大牟田線で二日市で乗り換え二つ目。特急を利用すると30分と掛らないで行けます。2月半ばの連休でしかも暖かく春の陽気なので大変な人出でした。終点太宰府の駅前から参道に入り、道の両側には名物梅が枝餅を焼く店がつづきます。境内の太鼓橋を渡ると人垣から猿回しの太鼓の音が流れて来ました。梅の方はまだまだでしたが、それでも本殿わきの紅梅白梅は満開でした。飛梅の写真

菅公の後を追って移り咲いたという
飛梅(とびうめ、白梅の前には、かわるがわるシャッターを押す人達で絶え間がありません。学問の神様の本家ですから学業のお守りを買う人達の行列が続きます。本殿の裏側へ行きますと梅林があり、と行っても花はまだですが、好天気とあって茶屋の前の縁台で食事をとる人が多く見られました。 私は寒がりなので茶屋内の日当たりの良い席に座り、梅が枝餅と山かけうどんが美味かったと、何かの雑誌に書いてあった通り注文しました。









太鼓橋の写真梅林の中の茶屋の写真 梅林の中の茶屋

                
                             


      


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