幕末維新に名を刻む者たち 其ノ漆



幕府方側の英雄達




1、近代国家の為に、堂々と英断を下した・・・。聡明理知で『家康の再来』、と謳われた徳川幕府、最後の将軍。



                           〓徳川 慶喜
                            〜第十五代将軍




2、その広き心海の如く・・・、飾り無く素直な『日本史有数の名智略家』。竜馬の師を務め、幕府の命運をも任された。



                           〓勝 海舟
                            〜幕府海軍奉行




3、勝海舟無二の親友。江戸無血開城に尽力した、幕府三本柱の一人。江戸幕府の幕引きを買ってでた・・・。



                           〓大久保 一翁
                            〜幕府若年寄




4、品性卓越した知識人。新生幕府創設を北の地に求めたが、大志を胸に降伏し、明治の世の為尽力した。



                           〓榎本 武揚
                            〜幕府海軍副総裁




5、一万円札で有名な慶応義塾大学の生みの親。幕末時にも翻訳、塾講師を務めた近代日本の思想文明の雄で『学問鬼』。



                           〓福沢 諭吉
                            〜幕臣・学者




6、竜馬、中岡の暗殺が有力視される、和歌もたしなむ華麗な殺し屋。鳥羽、伏見の戦いで見廻組を率い没した。



                           〓佐々木 只三郎
                            〜京都見廻組与頭




7、慶喜に忠誠を誓う主戦派幕臣の筆頭。彰義隊を結成したが脱退、蝦夷で「小彰義隊」を再結成し榎本と共に戦った。



                           〓渋沢 成一郎
                            〜彰義隊頭取




8、自己顕示欲強い頑固者。渋沢脱退後、彰義隊を率いて官軍相手に徹底抗戦を主張。江戸を離れず江戸で散る事を選ぶ。



                           〓天野 八郎
                            〜彰義隊副頭取




9、温厚な人柄で、慶喜に忠を尽くす会計総裁。いち早く幕府内の脆弱さを知り、大政奉還の実現に努めた。



                           〓板倉 勝静
                            〜幕府老中




10、海舟の従弟で、獅子の如き人物と評された剣豪。書画にも親しみ、気合の剣は数多の弟子を心服させた。



                           〓男谷 精一郎
                            〜幕府剣術師範役




11、佐幕派一の鋭敏な頭脳をもった開明幕臣。倒幕側の驚異という理由で、罪無く処刑されてしまった『悲劇の天才』。



                           〓小栗 忠順
                            〜幕府勘定奉行




12、肥前唐津藩藩主。生麦事件賠償金問題で免職されるも、後に幕臣、外国事務総帥を兼任した『奇才大名』。



                           〓小笠原 長行
                            〜幕府老中・唐津藩藩主




13、幕府陸軍最強部隊だった伝習隊一の戦術家。飄々とした性格で五稜郭で、玉砕を主張する仲間に不敵に降伏を主張した。



                           〓大鳥 圭介
                            〜幕府歩兵奉行




14、オランダ医学を学び、幕医として活躍する。武士好きで気さくな近代医学発展にも尽力した幕末史きっての名医。



                           〓松本 良順
                            〜幕府陸軍軍医総監




15、若くして政略により将軍職につかされた将。時代に翻弄されるも懸命に国を案じ、幕府存亡に全命を尽くす。



                           〓徳川 家茂
                            〜第十四代将軍




16、安政の大獄を引き起こした本人。妥協を許さぬ気性で、尊皇攘夷派を糾弾し、開国を断行し暗殺された。



                           〓井伊 直弼
                            〜幕府大老・彦根藩藩主




17、右腕一本のみで、敵前に吠えた隻腕の名剣士。幕府忠義を誓う『伊庭の小天狗』と呼ばれた幕府軍随一の豪傑だった。



                           〓伊庭 八郎
                            〜幕府遊撃隊隊士




18、戊辰戦時に、幕軍の心意気の有様を見せた智勇の傑物。伊庭八郎の盟友として遊撃隊を仕切り抗戦の指揮をとった。



                           〓人見 勝太郎
                            〜幕府遊撃隊隊士




19、新政府に絶対抵抗の姿勢を貫く若き藩主。遊撃隊隊長を自ら選び伊庭、人見らと共に戦塵を駆けた。



                           〓林 忠崇
                            〜請西藩藩主・幕府遊撃隊




20、京都町奉行から若年寄まで登りつめ、数々の政治活動で大車輪の如き活躍をした幕臣きっての有能官僚。



                           〓永井 尚志
                            〜幕府若年寄




21、慶喜の血肉となる覚悟を決め徳川家への信義を貫く幕末三舟の一人。槍術の技は「入神の域」と評された。



                           〓高橋 泥舟
                            〜幕府遊撃隊組頭




22、江戸を救う為に単身、官軍相手に直談判し西郷をも驚嘆させた無我無私をゆく“剣禅一如”の本物の剣士。



                           〓山岡 鉄舟
                            〜幕府大目付




23、民生充実を図る『世直し大名神』。日本初の洋式軍艦建造や江戸に塾を開き、象山らに教授した先覚の人。



                           〓江川 英龍
                            〜幕府勘定吟味役




24、佐倉藩主で将軍後継問題や外交策などの国事に奔走した名老中。蘭学好きで『蘭癖老中』と周りから呼ばれた。



                           〓堀田 正睦
                            〜老中首座・佐倉藩藩主




25、姫路藩主だが襲封し、京都所司代、老中、大老と出世した。数多の改革運営を任されるも地味だった?



                           〓酒井 忠績
                            〜大老・姫路藩藩主




26、遭難し、米捕鯨船に救助され米国に渡った土佐漁師。帰国後、学んだ知識を日本の為に使う“ジョン万次郎”様。



                           〓中浜 万次郎
                            〜幕府通訳方




27、政略の波に揉まれた才色兼備な将軍家定夫人。和宮と共に徳川家を官軍から死守しようと尽力する。



                           〓天璋院
                            〜第十三代将軍家定正室




28、航海術、医学、測量術に長ける幕府内の開国論者。維新後に近代郵便制度を創設したのはこの御人。



                           〓前島 密
                            〜幕臣・洋学者




29、彰義隊から蝦夷に渡り、遊撃隊と共に陸軍隊を率いた孤高の軍人。“牡丹人”と呼ばれ、土方並みの男前で有名。



                           〓春日 左衛門
                            〜幕臣・函館政権陸軍隊長




30、「回天丸」の艦長で、函館に渡った海軍軍人。宮古湾海戦の鋼鉄艦奪取計画で、生き急ぐように回天甲板上から指揮を執る。



                           〓甲賀 源吾
                            〜幕臣・函館政権軍艦頭




31、新政府を疑問視した新聞を発行して、話題を呼んだ理明翻訳家。福沢諭吉と「天下の双福」と並び評された。



                           〓福地 桜痴
                            〜幕府翻訳方




32、日露和親条約調印を実現させた腕利き外交官。徳川に殉ずる為、幕府終焉前ピストル自殺した忠義の人。



                           〓川路 聖謨
                            〜幕府外国奉行




33、所司代として安政の大獄を断行、和宮降嫁にも奔走した仕事師。しかし大老井伊没後は不遇にされる・・・。



                           〓酒井 忠義
                            〜幕府所司代・小浜藩藩主




34、八・十八の政変で活躍した洛中警備の鬼。鳥羽伏見戦で留守中に自藩が官軍恭順した為、裏切り者となる。



                           〓稲葉 正邦
                            〜幕府老中・淀藩藩主




35、家茂、慶喜が将軍時に老中を二度も勤め、横浜鎖港談判で活躍した『譜代の功労人』。維新後は子爵に。



                           〓井上 正直
                            〜幕府老中・浜松藩藩主




36、安政の大獄で左遷された為、剃髪した民部少輔。浪士取締役を辞任した主税介から引き継ぐも、清河に翻弄され辞職。



                           〓鵜殿 鳩翁
                            〜幕府目付




37、勝海舟の上官として、咸臨丸による太平洋横断に成功した名司令官。維新後は新政府の誘いを断る。



                           〓木村 芥舟
                            〜幕府軍艦奉行




38、井伊の死後に安藤信正の推薦で老中の座に就いた不遇の幕臣、公武合体運動を行なうも、失脚する。



                           〓久世 広周 
                            〜老中首座




39、洋式を多くとり入れた藩改正で“唐人堀”と呼ばれた幕府外国総奉行。英国騎兵練兵書の翻訳を手がけた。



                           〓堀 直虎
                            〜幕府若年寄・須坂藩藩主




40、黒船来航時に最初に応接した浦賀副奉行。戊辰時には函館で榎本、土方らと官軍相手に徹底抗戦を挑んだ忠義烈士。



                           〓中島 三郎助
                            〜幕臣・軍艦役・函館政権函館奉行並




41、軍艦「順動丸」の艦長。蝦夷榎本政権では海軍奉行を務めた、幕府海軍育成教授。維新後は天文気象分野で活躍した。



                           〓荒井 郁之助
                            〜幕臣・初代中央気象台長




42、蝦夷共和国で副総裁を務めた、機知に富む有能な戦略家。新政府軍に陥落された函館奪回作戦の指揮を執った。



                           〓松平 太郎
                            〜幕臣・函館政権副総裁




43、榎本らと蘭留学で航海術や砲学を学んだ軍艦「開陽丸」艦長。函館戦争降伏後に北海道開拓を務めて、海軍職に戻る。



                           〓沢 太郎左衛門
                            〜幕臣・函館政権開拓奉行




44、講武所師範代にて“直新影流免許皆伝”の見廻組内の雄徒。晩年に竜馬暗殺の見張り役を自ら告白する。



                           〓今井 信朗
                            〜京都見廻組




45、会津、庄内藩士らに仏式兵学を教え官軍に攻撃した幕臣。維新後、言論弾圧に抗議する運動家として活躍。



                           〓沼間 守一
                            〜幕臣




46、函館で吼えた伝習士官隊隊長。多くの負け戦を味わいながらも敵前に怯まぬ度胸の士だが、最期は西南役で散る。



                           〓滝川 充太郎
                            〜幕臣・伝習仕官隊隊長




47、謎多い大鳥圭介の懐刀。蝦夷では木古内、矢不来戦を参戦し五稜郭守備を担う。敗戦後に牢中の大鳥を気遣う逸話あり。



                           〓本多 幸七郎
                            〜幕臣・伝習歩兵隊隊長




48、伊庭の兄貴分で爆笑王?蝦夷の折戸浜で儚く散る彼に、伊庭は「今、はじめて片腕を亡くした」と歎き悲しんだ。



                           〓本山 小太郎
                            〜幕府評定所書士・遊撃隊隊士




49、戊辰戦時、蝦夷に渡った“遊撃隊の助監督”。歩兵頭並格となり、最後の遊撃隊隊長に。兵を巧みに操る術が上手い。



                           〓澤 録三郎
                            〜幕府遊撃隊隊士




50、岡崎藩藩医だったが藩論に反対し、遊撃隊に入隊。第三軍の隊長で陣羽織に「義」の大文字を背負い戦塵を疾駆する。



                           〓和多田 貢
                            〜幕府遊撃隊隊士




51、槍術に長けた伊庭の部隊員。剛勇で勇気の人。殿(しんがり)役を務めた箱根退却時に、堂ヶ島で討ち死にする。



                           〓前田 條三郎
                            〜幕府遊撃隊隊士




52、祖国フランスに逆らって幕府の存亡に尽力した『仏蘭西ノ侍』。蝦夷で、榎本や大鳥、土方らと五稜郭陥落まで戦う。



                           〓ジュール・ブリュネ
                            〜軍事顧問団・仏国士官




53、同僚ブリュネと蝦夷へ渡った仏国人。軍馬改良に尽力したが、蝦夷で松前防備を担当、その後負傷し無念の離脱。



                           〓カズヌーブ
                            〜軍事顧問団・仏国飼育場伍長




54、戦国時代の名軍師・竹中半兵衛の子孫で純忠隊隊長。上野戦争で彰義隊と共に戦い、鎮圧後は蝦夷に出向き榎本と結ぶ。



                           〓竹中 重固
                            〜幕府若年寄・函館政権陸海軍裁判頭取




55、函館政権で江差奉行を担当した一聯隊隊長。四稜郭で死闘を演じ敗戦したが、撤退時には見事な指揮で無事帰還する。



                           〓松岡 四郎次郎
                            〜幕臣・函館政権江差奉行




56、榎本と同じく長崎海軍伝習所出身者。開陽丸の蒸気担当として函館戦争に参加した、現代でも有名な「麦叢録」著者。



                           〓小杉 雅之進
                            〜幕臣・函館政権江差奉行並




57、鳥羽伏見戦敗戦後に江戸の残兵を集め衝蜂隊を率いた幕臣。蝦夷で散るまで、英語で日記を記した英国通だった。



                           〓古谷 佐久左衛門
                            〜幕臣・衝蜂隊隊長




58、名も無い浪士を利用することを幕府に献策し、清河とともに新撰組誕生に一役買った小心者の幕臣。



                           〓松平 主税介
                            〜幕府講武所剣術師範




59、咸臨丸で渡米経験ある軍艦「蟠竜丸」の艦長。有名なのは函館戦時の劣勢の中、官軍軍艦「朝陽丸」を轟沈させた事。



                           〓松岡 磐吉
                            〜幕臣




60、松岡と同じく咸臨丸で渡米。蘭留学では造船学を学ぶ。帰国後は榎本艦隊に参加かなわず、後に軍艦「磐城」を作成。



                           〓赤松 則良
                            〜幕臣




61、赤松の親友で、蘭留学では留学生取締役を務める。留学後には軍艦奉行として活躍。後、新政府に出仕し大学大丞に。



                           〓内田 正雄
                            〜幕臣




62、備後国の生んだ時代見識深き政治家。慎重な保守的政治で、ペリー来航時の難局を乗り切るなど、幕政に尽力する。



                           〓阿部 正弘
                            〜老中首座・福山藩主




63、講武所剣術師範を務め、後に撃剣会を創設した“剣術界の重鎮”。剣客として明治天皇の前で兜割りの妙技を見せた。



                           〓榊原 鍵吉
                            〜幕府遊撃隊頭取




64、幕府の外国方通弁として活躍した英語教授。明治になって大蔵省翻訳局長に。伊庭八郎の面倒を見た事でも有名。



                           〓尺 振八
                            〜通訳出仕




65、慶喜に忠義心強い幕政混乱収集役。獅子奮迅の行動力で、全国各地を奔走。対薩長時には幕府主戦論者の中心に。



                           〓戸川 安愛
                            〜幕府大目付




66、「井伊の赤鬼、間部の青鬼」と呼ばれ恐れられた幕臣。安政の大獄で井伊の腹心だったが、対立して老中を辞す。



                           〓間部 詮勝
                            〜幕府老中・鯖江藩主




67、出世の為に井伊を大老に推した『謀才幕臣』日米修好通商条約締結を真っ先に賛成し、締結遂行を取り計う。



                           〓松平 忠固
                            〜幕府老中・上田藩主




68、元松前藩藩士で、幕臣になった永倉新八の盟友。新八が新撰組と袂を分かつと、靖兵隊を結成し官軍に挑んだ。



                           〓市川 宇八郎
                            〜幕臣・靖兵隊隊長









朝廷方側の英雄達




1、幕府に対して唯一“ノー”と言えた朝廷内の鎖国人。朝幕間に渦巻く陰謀にのまれるかの様に、突然急死した。



                           〓孝明 天皇
                            〜第百二十二代天皇




2、公卿最大の策謀家。全身に鉄の意志を持ち、胆力漲る発言で大久保と画策し王政復古のクーデターを起こす。



                           〓岩倉 具視
                            〜左近衛権中将




3、太政大臣の要職につくも、謀巡る激動の時代には、あまりにも上品すぎた高い家柄をもった紳士公爵。



                           〓三条 実美
                            〜権中納言




4、勝海舟や竜馬に目をかけられた公卿。政治家としては類稀な才能を持つも、正体不明の襲撃によりこの世を去る。



                           〓姉小路 公知
                            〜贈正二位




5、洋服着こなし、西洋法学を学ぶ、後の明治大学を創立した公卿でも有名な教養人。戊辰役でも戦功を重ねた。



                           〓西園寺 公望
                            〜権中納言




6、天誅組の盟主。行動力は公家内随一。前進あるのみ!の奔放な性格で、かつ情熱的な攘夷倒幕を邁進した。



                           〓中山 忠光
                            〜公家




7、公武合体派の中心人物として雄飛した。孝明天皇の信頼厚き右腕として、鮮やかに手腕を振るう『魔王宮』。



                           〓中川宮 朝彦親王
                            〜親王




8、若干十五歳で即位。時代の渦に揉まれながらも、近代天皇制国家の中心に君臨した『稀代の英明大帝』。



                           〓明治 天皇
                            〜第百二十二代天皇




9、将軍家茂と政略結婚で結ばれるも、家茂の多大な愛により晩年「家茂の隣に葬って」と遺言した記録が残る。



                           〓和宮 親子内親王
                            〜徳川家茂夫人




10、長井雅楽らを支持して佐幕派公卿と争った倒幕派公卿の代表。“倒幕の密勅”を大久保に手渡した本人。



                           〓三条 実愛
                            〜権大納言




11、妻は斉彬の養女で、薩摩と親交があった公家。公武合体派として、八・十八の政変で攘夷派を抑制した。



                           〓近衛 忠房
                            〜権大納言




12、和宮の元許婚。数多の戦功を上げ、西南戦争では陸軍大将に選ばれた『公卿内の総裁軍曹』。



                           〓有栖川宮 熾仁親王
                            〜親王




13、八・十八の政変で失脚した七卿の一人。“生野の変”等で活躍し、維新後は外交面で手腕を振るう。



                           〓沢 宣嘉
                            〜国事御用書記




14、錦旗をひるがえし、鳥羽伏見の激戦地に赴き幕軍を恐れさせた征討大将軍。人は呼ぶ『剛毅なる皇族』と。



                           〓仁和寺宮 嘉彰親王
                            〜親王




15、近衛、中川宮らと秋の政変を成功させ、尊壌勢力を一掃させた公武合体派の筆頭関白。王政復古に際して失脚する。



                           〓二条 斉敬
                            〜関白




16、妻が薩摩人の温厚な公卿。安政の大獄で辞官されたが復職、しかし尊攘派に反発し、また辞職してしまう。



                           〓近衛 忠熙
                            〜関白




17、京都國學院の前身となった、皇典講究所の総裁を勤めた『賢才親王』。熾仁親王は幟仁親王の第一王子。



                           〓有栖川宮 幟仁親王
                            〜親王




18、岩倉とともに朝幕間の主張の調整に勤め、尊壌過激派から四奸の一人として脅迫を受けた『やり手外交人』。



                           〓久我 建通
                            〜権大納言




19、一橋忠香卿の第三女で、徳川慶喜夫人の姉妹でもある。明治天皇に尽くし、“婦徳の鏡”と仰がれた賢夫人。



                           〓昭憲皇太后
                            〜明治天皇皇后




20、中山忠能の次男で好戦家。東征大総督付参謀、奥羽追討軍総督を務め、後に陸軍少将になった。



                           〓正親町 公董
                            〜公卿




21、九条や長州の世良と共に奥羽鎮撫副総督として、秋田を本拠に庄内藩攻撃を指揮して名を売った『武闘派公卿』。



                           〓醍醐 忠敬
                            〜正四位侍従




22、常陸大守を称し。宮廷の中枢入りする華麗なる皇族。外国事務局督を務め、明治になっても活躍した。



                           〓山階宮 晃親王
                            〜親王




23、和宮降嫁反対や、公武合体の朝議参画で幕府から“悪謀画策家”とされた公卿。西園寺公望の父。



                           〓徳大寺 公純
                            〜権大納言




24、奥羽鎮撫総督を務め、列藩同盟相手に戦功を立てたが、かなり苦戦を強いられる。四女は大正皇后。



                           〓九条 道孝
                            〜権大納言




25、七卿落ちに名を連ねた急進尊攘派公家の一人。会津征討時に嘉彰親王の参謀として活躍し、越後府知事となる。



                           〓壬生 基修
                            〜従四位下




26、同じく七卿落ちの一人。王政復古により帰洛、参与になり、数々の功をたてて没後に棺前で明治天皇に賞された。



                           〓東久世 通禧
                            〜正四位侍従




27、「倒幕の密勅」の作成に携わった公卿。以前に、朝廷を追われた岩倉と画策し、二条斉敬と朝彦親王を弾劾した。



                           〓中御門 経之
                            〜権中納言