2001年初冬それは突然でした。
結婚以来 犬を飼うならゴールデンレトリバー!!と考えていた私たちは、
とあるインターネットの里子の募集ページを見ていました。

「ゴールデン メス 1歳」 

この短いたった9文字がきらきら輝いて見えました。
大袈裟なようですが、
「何かの力が起こって、この仔と私たちは
つなっがっているのかも???」と、
感じてしまうほど、その文字が気になりました。

ちょうど、共働き生活をやめて生活も落ち着きだしたところでした。私たちは一晩相談して連絡をとってみることにしました。        
里子を募集している方は、大阪市内のIさんだと知りました。    そのゴールデンの詳細は次のようなことでした。

  @最初の飼い主さんに飼育放棄(夜逃げして犬だけを放置)をされていたのをIさんが引き取り、親戚のKさん宅で飼われていること。
  A1歳という元気盛りゆえKさんを散歩中に怪我をさせてしまったこと。
  B自分たちの今後の体力のことを考えて、幸せなところに里子に出す決心をしたこと。

一度面会に行くとこになり、次の休日に車で出かけていきました。
渋滞でなかなか進まない車の中で私は、「本当に私たち夫婦でいいのか?」「うちに来ることはその子にとって本当に幸せになるのか?」 
「うちより、もっと幸せにしてくれる家もあるのでは?」   と、マイナス気味のことをずっと考えていました。

Iさんの案内で、Kさん宅にお邪魔すると、家の中から、薄茶色の目のくりくりした少しキツネ顔のゴールデンが
尻尾をフリフリやって来て、私たちを歓迎してくれました。      もう、嬉しくて、嬉しくて、車で考えていたことなど忘れてしまいました。

この子と一緒に暮らしたい!!    と感じました。
私の顔を舐める。舐める。主人の手をあまがみの連続。
家の中の家具は、すべてこの子にかじられて、角がなくなっていました。
「うちに来る?」とワンコに心の中で聞きました。 
ばかばかしいかもしれないけど、「はい」と答えたように見えました。
「では、1週間後に正式に引き取りに参ります。」と、
主人が言っているので、どーんと現実感が増してきた。

「ワンコだよ。ゴールデンだよ。1週間後から家族だよ。」
なんてことを心の中で繰り返していたっけ。。。

それからの1週間昼間は、ワンコのためのさまざまな準備で大忙しでした。
ケージ、リード、かばん、ブラシ等を買い。  慣れないミシンで、マットを縫い。。。でも、どれもこれもが楽しくって。

でも、夜になると、また「本当にいいのか。。。」と不安になって、二人で話し合いました。

「もう、これ以上あの子をどこにも行かさない。うちは、通過点ではなくて、あの子が最後まで暮らす家にしよう。」と、決めました。
私の心の中からすっと迷いが消えました。

約束の日、私たちは逸る気持ちを抑えながら、Iさんと一緒にKさん宅を訪問しました。
「必ず幸せにします。」そう、夫婦で泣きながら、ワンコを車に乗せました。
途中でIさんが車から降りて、手を振ってくださっている時、私の横でワンコはずっとIさんを見ていたっけ。。

「今日から、うちの子だよ。よろしくな。」と主人が抱きしめながら言ってた。

「名前どうする?」「かわいいのがいいよ。女の子だし。」
そんなことを言いながら、車から降ろしたとたん、興奮して自分の尻尾を追いかけて、くるくる 回りだした。
「くるくるやー。」
ん?くるくる?くる? あ!!くるり!! くるりにしよー。

と言うことで、ワンコの名前は「くるり」になりました。   
みんなに「は?」と一度は聞かれる名前です。。  こうして、くるりは、うちのワンコになりました。
そして、ココに「くるり父&くるり母」が、[くるり隊]が誕生したのです。

長々と、であいの話を読んでくださってありがとうございます。   
今、保健所に殺処分などを受ける動物がたくさんいるとよく聞きます。

自分勝手な気持ちかもしれませんが、くるりがその中の一匹に入ってなくてよかったと。
飼育放棄されていたのを救ってくださったIさん、そして 里子に出す決心をされたKさんがいてくださったから
くるりと私たち夫婦の何物にも換えられない生活が現在、存在しているのです。
感謝してもしきれないぐらいです。  謝々。多謝。。

そして、くるりさん、私たちの子になってくれてありがとう。。
あなたは、幸せ?  私たちは、すごくすごく毎日が幸せよ。
これからもずっとずーっと一緒にいようね。 愛してるよ

出会いからその後。
(その後1)
家の中でワンコと一緒に生活するのはこれが初めてのくるり母でした。
毎日毎日くるりの体から抜けていくフワフワの毛に掃除機とカーペットクリーナーをフルに使うくるり母。。。
綺麗好きなわけでも潔癖症でもないけれど、、、やはり気になる・・・
自分の時間がトンと減る。(くるりといちゃいちゃ遊んでばっかりするから。。)
懐いて寄り添ってくれるけれど、悪いことも同じ位する。。。だめという言葉をはき違えてるのか?くるりしゃん?と聞きたいことだらけ・・・
今思えば、[こりゃ、くるり][だめ、くるり]としょっちゅう怒っていたようです。。。
大げさに言えば、軽く育児&抜け毛ノイローゼ。。。

でもね、ある日同じゴールデンと共に暮らす方を見て、はたと思ったんです。
[私は、怒るほうばっかりで、くるりが言うことをちゃんと聞いた時それが「当然よ。」と考えていたのではないかしら?
ワンコだって、人間と一緒で褒められると嬉しいもの。
[GOOD]って、大きい声で言うのは人前でちょっと恥ずかしいけれど、今日から、どんな小さいことでも大きい声でくるりを褒めよう。]ってね。

そしたら、びっくりしました。 褒めることによって、くるりはちゃんと私の言うことを聞くようになったんです。
愛情が大事なんだね。 ごめんね、くるり。 鈍感母さんで。

(その後2)
くるり母は結構いい年です。(いい年って、言えるかどうか?)   同級生の友人は、ほとんど子持ちです。
今まで、子供を持つということを強く意識しないで、今日まで来ました。(暢気な夫婦なのか。。。どんなモンか。。。)

友人宅で、集合すると当然みんな子供連れでやってきます。
ワーワーきゃーきゃーそれは賑やかです。 [私にも子供がいても全然おかしくない年なんだけどなぁ。。。]とか、思う時があります。
心の中を読めるのかそんな事を思うとくるりがそっと私の横に来て、足に顔を乗せて甘えます。
[私がいるじゃない、お母さん。]とでも言っているのかな??
そうだよね、その分、くるりと一緒にいられるね。 くるりに浸かった生活を楽しもうね。

(その後3)
くるりを通して沢山の方と知り合いなりました。    いろんなめぐり合いをくれるくるりに感謝です。
くるりの健康の為と思い試行錯誤でご飯を手作りするようになりました。栄養の事やカロリーの事くる母なりに真剣にお勉強^^しました。
この年になって真剣に脳みそ使ったよ。くるちゃんありがとね♪