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周辺機器あれこれ デジタルカメラ編


1.タカラ スティックショット 2000年10月購入

 おもちゃ屋さんで手軽に購入できるデジカメ。価格も8000円足らずで当時としては安かった。10万画素のCMOSセンサーを搭載し,内蔵メモリに高画質モードで20枚撮影することができる。連写機能もありソフトを介して動画にすることもできる。
 本物のデジカメは財政面でまだまだ買えるものではなかったので,いろいろな意味でお手軽に購入できるスティックショットを買ってみた。
 「スティックショット」という名前の通り,銀色の棒状の筐体に,表面はレンズとファインダー窓。裏面はファインダーと残り撮影枚数を表示する液晶,電池ふた。そして側面にUSB1.1の端子(独自規格)。電池は単4電池を使用する。
 これを出張に持って出かけた。胸ポケットに収めておいて思いついたときにパッ,と撮ることができるのはよかった。ただ20枚という撮影枚数はあっと言う間に撮りきってしまう。そこですぐにパソコンに転送しなければならない。専用USBケーブルでパソコンに接続すると,このスティックショットはフラットベッドスキャナのようにTWAIN機器として認識できるようになっており,(一応ユーリード製のフォトエクスプレスというソフトも添付されているが)VAIO505Vにプレインストールされたピクチャーギアで撮影画像を取り込むことも可能だ。
 ただトイカメラ故の制約も多い。講演会場で使ってみたのだが,周囲が暗いとシャッターがおりない仕様になっており,少々暗くてもかまわないから撮ってみる,という使い方ができない。外部メディアへの保存ができないのはともかく,フラッシュメモリも内蔵されていないので,撮影した画像は電池の残っている間にパソコンに転送しておかないとすぐにパァになってしまう。
 というわけですぐに使わなくなってしまった。このカメラ,対応OSがWindows98(WindowsMeでも使える)と古いMacOSだけなので,Windows2000/XPやMacOSXでは使うことができない。いずれ廃棄処分であろう。
 携帯電話にカメラが組み込まれるようになったのがスティックショット登場の直後であり,それも最近ではトイカメラとは比べ物にならないほど画素数が上がっているので,この手のトイカメラの市場も急速にしぼんでいってしまった。

2.キヤノン IXYデジタル200 2001年12月購入

 やっばりきちんとしたデジカメが1台あった方がいいかなぁと思い購入。APSカメラでおなじみのボディがそのままデジカメになった2世代目のモデル。画素数は200万画素であり,コンパクトフラッシュに保存することができる。2倍の光学ズームレンズ内蔵である。
 職場では当時,カシオの200万画素・3倍光学ズームのデジカメを使うことが多かったのだが,いざ撮影しようと思ったときに,レンズのふたをあけてもなかなか撮影可能状態にならず,シャッターを押したときのレスポンスも悪く,デザインも野暮ったいのでカシオだけはやめよう,と思っていたのも事実だが,IXYのデザインがよかったので実はほぼ1点買い状態で購入したのである。同じキヤノンでもパワーショットにしておけばIXYと同等機能で1万円は安く買えたはずなのだがそれはあまり買いたいとは思わなかった。同じIXYで3倍光学ズームの300があることも知っていたが,価格の面もさることながら,IXYデジタル300は3倍光学ズーム搭載のためややボディが大きく,かっこ悪そうな印象があった。同時に購入したのは64MBのコンパクトフラッシュである。
 やや小さめのステンレスボディはいたずらに軽量化を図らず,質感が高くて所有欲を満たしてくれる。撮影した写真も,いまや200万画素ということで精細感は乏しい(はず。200万画素より大きな画素数のデジカメを買ったことがないので実感はしていない)色の出かたが非常にこってりしており,鮮やかな写真が撮れる。音声付きの動画撮影も可能ではあるが,画質はそこそこである。
 テレビ出力機能は重宝で,撮ってきた映像をテレビに写してみんなで見て楽しむことができる。行楽に大きく,重く,準備にてまどり,撮影も大変なビデオカメラをあまり持って行きたくないなぁ,と思っていたところだったので,IXYデジタルを買ってからはビデオカメラをあまり持って行かなくなるようになった。
 ただ最近では,さすがに職場で使っていたカシオの200万画素機よりは起動が高速でシャッターも早く切れるのだが,最近のデジタルカメラと比べると起動が遅く,シャッターもなかなか思ったときに切れないなぁ,と思う。
 ステンレスボディは頑丈なのだが,電池部のドアが貧弱な構造で,ここがいつか壊れるな,という予感があったのだが,そんなところよりも先に,コンパクトフラッシュ部のドアが壊れてしまった。このドアもプラスチック製で,ふとしたことからヒンジ部の片方がぽちっと折れてしまったのだ。機能的にはもはや古いカメラなので,修理に出すのはやめて透明な梱包テープを蝶番がわりに貼っているのだが,なんとも格好がよくない。
 電池の持ちも悪くなったと思ったので,もう1本電池を追加して2本体制で使うようにした。2本目の電池は同サイズのまま容量が若干増加している。IXYデジタルは充電池が専用タイプなので出先で電池切れとなったときに困ってしまうことが多い。汎用電池を使うデジカメはスタイルが野暮ったいものが多いような気がするのだが,「いざという時にも撮りたい」というニーズがある場合は,やはり汎用電池の使えるデジカメの方がいいのかなぁ,と思った。
 おおむね満足して使ってきたIXYデジタル200だが,そろそろ新しいデジカメもいいかなぁ,とは思う。ただデジカメを新しく買った場合でも,自分の職場に常駐させておいて,仕事用の写真をとるならまだまだこれて十分であり,おそらくメインのデジカメの地位を追われても,いましばらくは使い続けることになるだろうと思う。

3.ソニー サイバーショットU20 2003年4月購入

 IXYデジタルは自分が使い,嫁も使い,という使い方をしていたので,お互いが仕事で使おうとしたときに結構かち合ってしまうことが多かった。そこで嫁専用のデジカメを買うことになった。
 当初はオリンパスが出したばかりの300万画素機を買おうと思っていたのだが,店頭に実機がなく,あきらめて帰ろうかと思ったときに見つけたのが,ソニーのサイバーショットU20である。
 厚みのあるボディだが非常に小さい。メタルボディなのだが多くの本体カラーが用意されていた。レンズカバーを横にスライドさせると即撮影開始で,光学ファインダーが省略されているため非常に小さい液晶ディスプレイを見ながら撮影することになる。画素数は200万画素であり,光学ズームレンズも搭載されないという割り切りようである。記録メディアはソニー製ということで,自動的にメモリースティックということになる。
 嫁がたいそう気に入ったのでこれを購入した。本体色は本当は限定色の水色がよかったのだが,すでに在庫切れということで,同じく限定色のピンクを選んだ。価格はそんなに高価ではないはずだったのだが,銀色の純正ケース,64MBのメモリースティック,SDメモリカードやスマートメディアも挿入できるPCカードアダプタも同時に買うと,結構な金額になった。
 シャッターが電子シャッターということで思ったときにすばやくシャッターが切れる。光学ズーム機能はないものの,起動が早いことも相まって,思ったときに思った構図ですぐ撮れるカメラである。IXYデジタルと違い色味はあっさりしているが,画質が悪いと思ったこともない。なかなかよいカメラである。
 ただ欠点がないわけではない。このデジカメは汎用の単4電池を使う仕様となっており,単4のニッケル水素電池2本と充電器がついているのだが,この充電器がコード式の,しかも急速充電機能のないタイプのもので,満充電には半日程度かかるため非常に使いづらい。サイバーショットUを使うなら別売り充電器の購入は必須であると思った方がよい。私は,放電機能付のソニーの充電器を購入した。
 動画撮影機能は一応あるのだが音声はつかない。サイバーショットUにはテレビ接続機能はないので,撮影した写真や動画を大画面で見ようと思えば必ずテレビ出力機能付のパソコンが必要になる。
 そしてこれは最近体験したトラブルなのだが,電池とメモリースティックが収容される部分のドアが全く開かなくなり,ボディのネジを全て外して,ボディにすき間を作ってやることでようやくメモリースティックを取り出した,ということもあった。
 そして,うちの環境ではまだ発生していないものの,看過できないトラブルがつい最近明らかになった。搭載されたCCDに品質のばらつきがあり,使用環境によっては画像がでなかったり,撮影できなかったり,画面が乱れたりするのだという。うちのサイバーショットU20はまさしくビンゴ!だったのだが,ソニーだけでなく数多くのメーカーのデジカメがこの影響を受けるとのことらしい。
 VAIOフィーバーもすでに冷め,ソニーの景気がだんだん悪くなっていった時の商品であり,しかもその不具合がサイバーショットUに固有のものでなく,基幹部品によるものということなので,実は最近のソニーは,結構重症なのではないかと思った次第である。ブルーレイディスクで景気が上向く可能性もあるのでそれでソニーの体力が向上すればいいのだろうが,それにしてもなんだか不安なニュースではある。

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