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購入物件・デジタルビデオカメラ
・ソニー DCR-TRV71997年9月購入 (現有)
・キヤノン iVIS HV10
2006年11月購入 (現有)
購入物件・デジタルスチルカメラ
・タカラ スティックショット2000年10月購入 (たぶん現有)
・キヤノン iXY DIGITAL200
2001年12月購入(現有)
・ソニー DSC-U20
2003年4月購入 (現有)
・ソニー DSC-T300
2008年3月購入(現有)
・ソニー DSLR-A200
2008年7月購入(現有)
ソニー DCR-TRV7
長男が近々生まれるし,その前に嫁のいとこが結婚するしというので,嫁は切迫早産の恐れで入院中だというのに買ってしまったビデオカメラである。
ビデオカメラを買うのにソニー,松下(現パナソニック),シャープ(当時は「液晶ビューカム」がヒット商品だった)のカタログを取り寄せて見ていたのだが,この頃は既にVHS-C規格のビデオカメラは(確か)なく,Hi8規格か,新しく出たminiDV規格のどちらかを選ぶしかない状況だった。DV規格初のビデオカメラはソニーがリリースしたのだが,すでに競争力がなくなったS-VHS-C方式を抱えていた松下は次世代ビデオカメラとしてminiDV方式をプッシュしなければならない状況であり,この頃はminiDVビデオカメラといえば松下,という印象が強かった。ソニーのハンディカムはまだ競争力のあったHi8方式であり,大容量バッテリーで8時間撮れることを売りにしていた。miniDV方式はあくまでもそのHi8カメラのおまけ的存在だった。
デジタル録画方式なので,パソコンとの親和性も各社カタログに謳っていた。この頃は一応各社ともIEEE1394端子を搭載していたが,まだまだこの当時は静止画の取り込みしかできず,特にパナソニックとシャープはシリアル端子経由で取り込むことを前提としていた。ソニーはそのような機能がなく,別売りで静止画キャプチャ専用のIEEE1394ボードを用意していたが,価格が4万円台半ばと,あまり現実的ではなかった。
だからあわててminiDV方式にしなくてもいいかなぁと思っていたのだが,いざ電器店に行ってみると,「これからはデジタル方式ですよ」と勧められ,持ち合わせが少ない,というと「じゃあこれだけ値引きしますから」ということで購入したのがソニーのDCR-TRV7である。
「ビデオカメラも,ずいぶん小さくなったんだなぁ」というのが第一印象。4インチの液晶モニタと液晶カラービューファインダーの両方がついているのもとても贅沢な感じがした。光学10倍ズームを装備し,CCDは必要十分な有効34万画素。そして画質はもちろん良好。これで嫁のいとこの結婚式,長男の誕生,北海道旅行など,いろいろ撮ることができた。
とまぁ,ここまで読むと全然パソコンの周辺機器という感じではないのだが,まず1999年にVAIO505Vを購入したことにより,静止画と,QuickTime形式による動画の取り込みがまず可能になり,次いでFineNX,VersaPro,改造1号といったIEEE1394端子搭載パソコンによりDVビデオのノンリニア編集と,その書き出しも可能となったことで,晴れて「パソコン周辺機器」の仲間入りをしたわけだ。
TRV7を購入した当時はIEEE1394ボードも低機能かつ高価な代物で,「こんなものが将来使い物になるんだろうか。松下やシャープのようにシリアルで静止画を取り込めるようにした方がいいんじゃないか?」と思ったものだったが,ソニーはどこかで,IEEE1394の爆発的な普及を予測していたのに違いない。特に当時のシャープ機のような,DVテープへの書き戻し機能がないビデオカメラにしなくてよかったと正直思った。
ビデオヘッドの磨耗が心配ではあるのだが現在でも一応完動状態にある。特に6時間30分もつと言われた大型リチウムイオン電池はなかなかへたることがなく,おそらく現在でもDVテープ2本くらいは一度に撮りきることが可能ではないかと思われる。ただそれゆえに本機は重量が実にこの大型バッテリー装着時で1.2kgもあり,片手で持つと非常に疲れるのがだんだん欠点になっていった。
タカラ スティックショット
おもちゃ屋さんで手軽に購入できる,いわゆる「トイカメラ」というカテゴリの商品だった。価格も8000円足らずで,当時としては安かった。10万画素のCMOSセンサーを搭載し,内蔵メモリに高画質モードで20枚撮影することができる。連写機能もあり付属のソフトを介してGIFアニメーションにすることもできた。
本物のデジカメはお金がなくなかなか買えなかったこともあり,お手軽に購入できるスティックショットを買って使ってみることにした。
「スティックショット」という名前の通り,銀色の棒状の筐体に,表面はレンズとファインダー窓。裏面はファインダーと残り撮影枚数を表示する液晶,電池ふた。そして側面に独自規格と思われるUSB1.1の端子。電池は単4電池を2本使用する。
これを出張に持って出かけた。胸ポケットに収めておいて思いついたときにパッ,と撮ることができるのはよかった。ただ20枚という撮影枚数はあっと言う間に撮りきってしまう。そこですぐにパソコンに転送しなければならない。専用USBケーブルでパソコンに接続すると,このスティックショットはTWAIN機器として認識できるようになっており,(一応Ulead(現在はCorel社)社製のフォトエクスプレスというソフトも添付されているが)VAIO505Vにプレインストールされたピクチャーギアで撮影画像を取り込むことも可能であった。
ただトイカメラ故の制約も多かった。講演会場で使ってみたのだが,周囲が暗いとシャッターがおりない仕様になっており,少々暗くてもかまわないから撮ってみる,という使い方ができない。外部メディアへの保存ができないのはともかく,フラッシュメモリも内蔵されていないので,撮影した画像は電池の残っている間にパソコンに転送しておかないとすぐにパァになってしまった。
本Webページにある写真の何枚かは,実はこのスティックショットで撮ったものである。画質はご覧の通りよくないのだが,画質の問題よりも写真がすぐに消えてしまうという方がより大問題だったので,すぐに使わなくなってしまった。
このカメラは,対応OSがWindows98(WindowsMeでも使える)と古いMacOSだけなので,Windows2000/XP/Vista/7やMacOS Xでは使うことができない。実はいつの間にかどこかに行ってしまったのが,今度見つかったらきっと廃棄処分であろう。このスティックショット登場の直後に携帯電話にカメラが組み込まれるようになり,それも急速に画質が向上したためにこの手のトイカメラの市場は急速にしぼんでいった。というか,今では数千円台で購入できる数百万画素のデジカメをパソコン店で見かけることが多くなり,トイカメラが成長した結果今では格安のデジタルカメラになった,というのが正しい見方だろう。
キヤノン IXY DIGITAL20
やっばりきちんとしたデジカメが1台あった方がいいだろうと思い購入。IXYといえばPowerShotを抑えて今やキヤノンのコンパクトデジタルカメラの代名詞といった感じだが,IXYはもともと銀塩のAPSカメラが出自である。IXY DIGITAL200はデジカメ版の2代目であり,画素数は200万画素,記録メディアはコンパクトフラッシュ,2倍の光学ズームレンズ内蔵というカメラである。
職場では当時,カシオの200万画素・3倍光学ズームのデジカメを使うことが多かったのだが,当時のカシオのデジカメはいざ撮影しようと思ったときに,レンズのふたをあけてもなかなか撮影可能状態にならず,シャッターを押したときのレスポンスも悪く,デザインも野暮ったかった。だからカシオのデジカメだけはやめておこう,と思っていたのも事実だが,IXYのデザインがよかったので実はほぼ1点買い状態で購入したのである。同じキヤノンでもPowerShotにしておけばIXYと同等機能で1万円は安く買えたはずなのだが,それはあまり買いたいとは思わなかった。同じIXYで3倍光学ズームの300があることも知っていたが,価格の面もさることながら,3倍光学ズーム搭載のためややボディが大きくかっこ悪そうな印象があったので,200という選択となった。同時に購入したのは64MBのI.O.データ製コンパクトフラッシュである。
やや小さめのステンレスボディはいたずらに軽量化を図らず,質感が高くて所有欲を満たしてくれる。撮影した写真も,いまや200万画素ということで精細感は乏しいのだが,色の出かたが非常にこってりしており,鮮やかな写真が撮れた。音声付きの動画撮影も可能ではあるが,その画質はそこそこであった。
テレビ出力機能は重宝で,撮ってきた映像をテレビに写してみんなで見て楽しむことができた。行楽に大きく,重く,準備にてまどり,撮影も大変なビデオカメラをあまり持って行きたくないなぁ,と思っていたところだったので,IXYを買ってからはビデオカメラを持って行く機会が少なくなった。
ただ年数が経つと,起動が遅いと思ったり,シャッターもなかなか思ったときに切れないなぁ,と思ったりすることが増えてきた。ステンレスボディは頑丈なのだが,電池部のドアが貧弱な構造で,ここがいつか壊れるな,という予感があったのだが,そんなところよりも先に,コンパクトフラッシュ部のドアが壊れてしまった。このドアもプラスチック製で,ふとしたことからヒンジ部の片方がぽちっと折れてしまったのだ。機能的にはもはや古いカメラなので,修理に出すのはやめている。
専用のリチウムイオン電池の持ちも悪くなったと思ったので,もう1本電池を追加して2本体制で使っている。2本目の電池は同サイズのまま容量が若干増加している,はずなのだが,実は中国製で,何年か使っていると後で購入したこの中国製の電池の方が今では電池の持ちが悪くなってしまっている。充電池が汎用のものでないと出先で電池切れとなったときに困ることが多かった。汎用電池を使うデジカメはスタイルが野暮ったいものが多いような気がするのだが,「いざという時にも撮りたい」というニーズがある場合は,やはり汎用電池の使えるデジカメの方がいいのかなぁ,とも思う。
おおむね満足して使ってきたIXY DIGITAL200なのだが,ビデオカメラの買い増しによりそのビデオカメラのデジカメ機能の方が画素数が大きいことがわかったので,メインのデジカメとしてはすでに役目を終えている。仕事用の写真をとるならまだまだこれで十分なので,1GBのコンパクトフラッシュを入れて,現在では職場に常駐させている。
ソニー DSC-U20
IXYは自分が使い,嫁も使い,という使い方をしていたので,お互いが仕事で使おうとしたときに結構かち合ってしまうことが多かった。そこで嫁専用のデジカメを買うことにした。当初は,オリンパスが出したばかりの300万画素機を買おうと思っていたのだが,店頭に実機がなく,あきらめて帰ろうかと思ったときに見つけたのが,ソニーのCyberShot U20である。
厚みのあるボディだが非常に小さい。メタルボディなのだが多くの本体カラーが用意されていた。レンズカバーを横にスライドさせると即撮影開始で,光学ファインダーが省略されているため非常に小さい液晶ディスプレイを見ながら撮影することになる。画素数は200万画素であり,光学ズームレンズも搭載されないという割り切りようである。記録メディアはソニー製ということで,自動的にメモリースティックということになる。
嫁がたいそう気に入ったのでこれを購入した。本体色は本当は限定色の水色がよかったのだが,すでに在庫切れということで,同じく限定色のピンクを選んだ。価格はそんなに高価ではないはずだったのだが,銀色の純正ケース,64MBのメモリースティック,SDメモリカードやスマートメディアも挿入できるPCカードアダプタも同時に買うと,結構な金額になった。
シャッターが電子シャッターということで,思ったときにすばやくシャッターが切れるという特長がある。光学ズーム機能はないものの,起動が早いことも相まって,思ったときに思った構図ですぐ撮れるカメラである。IXYと違い色味はあっさりしているが,画質が悪いと思ったこともない。なかなかよいカメラである。
ただ欠点がないわけではない。このデジカメは汎用の単4電池を使う仕様となっており,単4のニッケル水素電池2本と充電器がついているのだが,この充電器がコード式の,しかも急速充電機能のないタイプのもので,満充電には半日程度かかるため非常に使いづらい。私は,放電機能付のソニーの充電器を購入した。
動画撮影機能は一応あるのだが音声はつかない。CyberShot Uにはテレビ接続機能はないので,撮影した写真や動画を大画面で見ようと思えば必ずテレビ出力機能付のパソコンが必要になる。
何年か使うとトラブルも起きるようになった。電池とメモリースティックが収容される部分のドアが全く開かなくなり,ボディのネジを全て外して,ボディにすき間を作ってやることでようやくメモリースティックを取り出した,ということがあった。そして,うちの環境では結局まだ発生していないのだが,搭載されたCCDに品質のばらつきがあり,使用環境によっては画像が出なかったり,撮影できなかったり,画面が乱れたりするのだという。うちのCyberShot U20はまさしくその対象機だったのだが,ソニーだけでなく数多くのメーカーのデジカメがこの影響を受けるとのことだった。ソニーのものづくりに若干の不安を感じる出来事ではあった。
現在ではこれに128MB×2のメモリースティックを入れているのだがほとんど使う機会がない。メモリースティックProの規格ができる前のデジカメなので,激安になった昨今の大容量メモリーカードが使えないのは痛い。
キヤノン iVIS HV10
長女が小学校に入学し,発表会を撮るのにビデオカメラが2台必要だ,と嫁が言うので,家を建ててお金がないはずなのに急遽購入したビデオカメラである。急遽購入したわりには,HDV1080i規格のハイビジョン仕様というのはなんだか解せない部分もあるのだが。
従来のDVテープが使用可能なHDV方式のビデオカメラがソニーからリリースされた時は爆発的な人気を得たのだが,キヤノンのこのHV10はソニーの次世代機に比べて値段が安く,しかも家電店の人に聞くとハイビジョンカメラで初めて高速オートフォーカスができるようになったとのことで,そんなものなのかと深く考えずに購入した。付属品は大容量バッテリーと充電器のセットである。
早速嫁に持たせて子どもの学習発表会を録画してもらい,2000年末に義父が購入した東芝のプログレッシブテレビで見てみる。D3端子接続なので当然ハイビジョン(ただしHDV方式の制約上,フルハイビジョンではない)であり,髪の毛1本1本がよく分解できていて,確かにきれいに映っていた。テレビのハイビジョンチューナーはこのあと遅れて購入したので,これが自宅で見る初のハイビジョン体験となった。
液晶モニタは2.7型ワイドでもちろんカラー液晶ビューファインダー付き。本機もズームは10倍である。なんと言っても重さが500g程度であり,しかも大きさも一昔前のデジカメ並みなので,非常に扱いやすい。CMOSの画素数も約300万画素なので,IXY DIGITALの出番はなくなった。静止画機能もよく使ったのだが,実はこの項目を作るのに改めて調べてみたところ,HDV記録中にも静止画シャッターボタンを押して,フルハイビジョン解像度の静止画を何枚でも記録できるのだという。今度やってみよう。メモリーカードはminiSDカードを使用。最初は256MBを使っていたのだが,メモリーカードの低価格化に伴い,現在では2GBのmicroSDカードとアダプタで使用している。
ただ,今のところパソコンでのハイビジョン編集には挑戦していない。以前の「自作1号」時代の時にほんの数分程度HDV映像を取り込んだことがあるのだが,取り込んだ映像をまともに再生することができず,編集「以前」といった状況だった。現在はパソコンもパワーアップし,ブルーレイドライブも搭載しているので一度やってみたい分野ではある。
ソニー DSC-T300
CyberShot U20は嫁が仕事で使っていたのだが,ズーム機能がないのが不満だったのか,家電店でホットプレートを買ったついでにデジカメも見ているうちに,「このソニーのデジカメがいい」という話になって急遽購入してしまったのが,リリースしてまだ日が浅かったDSC-T300である。本体色は赤。同時に4GBのメモリースティックPro Duoも購入する。予備知識がほとんどない状態で購入し,しかも購入後は当然嫁だけが使用しているので,実はどんな特徴を持つデジカメなのかよく知らない。
T300の先祖にあたるのが2003年秋リリースのDSC-T1である。コニカミノルタのDimage Xのようにレンズが飛び出さないタイプのカール・ツァイス製3倍ズームレンズを持ち,500万画素のCCDと大型液晶ディスプレイを持つ薄型ボディの高級機だった。その後,2004年秋のDSC-T3(レンズカバーの自動化と一層の薄型化),2005年春のDSC-T7(一層の薄型化を実現),同年秋のDSC-T9(光学式手振れ補正と600万画素CCD搭載)とモデルチェンジが進む。
2006年春にバリエーションモデルのDSC-T30が,720万画素CCDと液晶・バッテリーの大型化,高感度撮影機能搭載を果たして登場した後,夏にT9の純粋な後継機であるDSC-T10(720万画素CCDと高感度撮影機能)が登場する。
そしてその年の秋,T30の特徴はそのままにタッチパネルを新たに搭載したDSC-T50が登場する。翌2007年春には810万画素CCDと5倍ズームレンズ,ハイビジョンテレビ出力機能を持つDSC-T100が,次いでその年の秋に「はい,ソニー」でおなじみとなったスマイルシャッター機能とハイビジョンサイズの液晶を搭載して背面のボタンを完全に廃したDSC-200が登場する。「はい,ソニー」のテレビ.コマーシャルがあまりにも印象に残っていたので,この機種を買ったのかと思っていたのだが,うちで購入した本機はCCDが1010万画素となり,T200に比べ機能面で多くのリファインが加えられた機種だった。
購入当初は付属のスタイラスで書き込みができる機能を喜んでいたが,やがて嫁が仕事でフルに使うようになると,ちょっとしたことでボディに傷がつくなど細かな欠点も気になるようになった。
そんな本機も2008年の秋には一層の薄型化を果たしたDSC-T700に,そして翌2009年春には1210万画素CCDと動画のステレオ音声記録機能搭載のDSC-T900へと進化する。進化するのはいいのだが,最近買ったはずのデジカメなのにもう2世代前の機種,というのはどうだろう,という気がする。いろいろなデバイスの進化が著しいので矢継ぎ早にモデルチェンジしたい気持ちは理解できるが,一応高級機という扱いなのだから,腰を据えて1年はじっくり売り続けるつもりで商品開発をしてほしいと切に感じる。
ソニー DSLR-A200
このカメラの話をする前に2台のカメラについて話をせねばなるまい。うちで一番初めに購入したカメラは,私が生まれた1966年に父が購入したミノルタのハイマチック7という機種である。自動露出,マニュアルのどちらでも撮影できるレンズシャッター式のカメラであった。これを私が小学校入学前に落としてしまい,せっかくの自動露出機能をパーにしてしまった。
その罪滅ぼしというわけではないのだが,私が就職した1990年に同じミノルタのα5700iを,トキナーのWズームレンズ付きでプレゼントした。それで両親は写真を撮っていたようだったが,母がガンで亡くなり,私も子どもが生まれる直前だったので,「もういらないから」ということで父から再び私の手元に帰って来た(余談だがハイマチック7も私の手元にある)。
それで写真を撮っていたのだが,デジカメ購入により使用頻度は少なくなり,久しぶりに2003年に義妹の結婚式で使ったときにはカメラ内部に入り込んだ虫の影が写り込んでいたことがあり,それ以来α5700iは死蔵品となっていた。
コニカミノルタのデジタル1眼レフカメラは他社に出遅れたが2004年末にまず610万画素CCD搭載のα-7 Digitalが登場,次いで翌2005年夏に普及機のαSweet Digitalが登場する。これまで登場したαマウントのレンズ全てで使えるボディ内蔵の光学式手振れ補正機能が売りで,手持ちのトキナーレンズを生かすためにもいつかはコニカミノルタの1眼レフデジカメが欲しかった。
やがてソニーがコニカミノルタと業務提携,αマウント(正式にはミノルタAマウント)のレンズが使えるデジタル1眼レフカメラを出す,と言っていたのがいつの間にかコニカミノルタのカメラ部門をソニーが引き継ぐ,という話に変わってしまった。2006年夏にαSweet Digitalの後継とも言えるDSLR-A100,いわゆるα100が,1020万画素CCDと,手振れ補正機能を生かしたアンチダスト機能を搭載して登場する。さらにその後継機となるのが,1420万画素CCDとライブビュー機能搭載のDSLR-A350と,α100の純粋な後継機とも言える,本機DSLR-A200こと,α200である。
しかし実際に使ってみると,α200のよさ,というよりも「なるほど1眼レフカメラにはこのようなよさがあったのか」と驚嘆しきりであった。一番に驚いたのが,トキナーの70-210mmズームレンズを使った時のこと。それまでα-5700iで使っていたときはそれほどこのレンズの必要性を感じることがなかったのだが,デジタル1眼レフだと,この望遠レンズを使って顔のアップを撮ったとき,背景のボケ味がすぐに液晶モニタで確認でき,なるほどズームレンズにはこのような効用があったのかということがよく理解できたのだ。
APSサイズのCCDということもあり,逆にこのレンズの構成(あと1本は28-70mmのズームレンズ)では広角の撮影が厳しくなってしまったのだが,それでも18年前に購入したレンズが最新のカメラでも,何の制限もなしに使えるというのはなかなかに痛快な出来事であった。電池の持ちも,コンパクトデジカメに比べると圧倒的によい。
記録メディアは当初,8GBのコンパクトフラッシュを使っていたのだが,メモリカードの低価格化が一層進んだこともあり,8GBのSDHCカードをコンパクトフラッシュ型のアダプタに入れて使ってみている。連写機能を使うとボロが出るのかも知れないが,普通の使い方では何の問題もない。
すでに後継機のα230も登場しているが記録メディアがメモリースティックDuoと(ソニーなのに)SDカードに変更になった以外に機能的に大きな変更はなく,まだまだα200でも十分いける。αマウントのレンズを持っていなければソニー以外のデジタル1眼レフの方がいいのかもしれないが,αマウントのレンズを今持っている人はきっと旧ミノルタのカメラに相当な思い入れを持っている人が多いはずで,会社は変わったけれど引き続きそれが最新環境で使える,というのは,非常に喜ばしいことだと思う。私はこのα200にα-5700iで使っていた,ミノルタのロゴの入った肩ベルトを付けて使っている。