◆西方寺/虫取撫子 春に咲き乱れる自生の虫取撫子や、夏から秋にかけて咲く萩の花が美しい寺だ。元享2年(1322)、本願寺3代覚如の長男存覚が開いた真宗大谷派の寺。元は天台宗の久米神宮で、謡曲「金礼」の物語の縁起を伝える旧金札宮鏡内にあったとされる。西方寺という寺号は、後光厳天皇から賜ったと伝えられる。桃山時代に秀吉の城下町整備のため久米町(現在地から北西1km)に移転させられたが、家康によって再び現在の位置に戻されたという、とても古い寺なのだ。いわゆる観光寺院ではないが、約200年経っているという本堂の外観は見られるので、時間があれば立ち寄ってみよう。 寺田屋より北へ400m。京阪伏見桃山駅から徒歩8分。
◆史跡/寺田屋 船宿だった寺田屋には、世話好きの女将おとせを慕い、薩長との連絡のための定宿としていた坂本龍馬が泊まった梅の間がある。寺田屋はお龍と龍馬のロマンスの花開いた所でもある。裏庭のお登勢明神は恋の成就などの願いを絵馬に書いて奉納する人も。 京阪伏見桃山駅から徒歩10分。京阪中書島駅から徒歩5分。 ◆見学の案内◆ ○見学時間:AM10:00〜PM3:40受付終了 ○電話での受付は30名以上。 ○見学料金:400円 ○御入場は小学生以上。 ○1月1日〜3日は休日 ○個人での見学の予約はいりません。
◆長建寺/大柴灯護摩 長建寺は「島の弁天さん」と呼ばれ、深紅色の土塀と唐様の竜宮造の山門が目を引く。本尊は音楽や弁才(弁舌の才能)、福智などの女神、弁財天。平安中期に創建されたという古い由緒をもつ天台宗の寺。7月に催される弁天祭は、三十石船や商人で賑わったころ大阪の弁天祭をしのぐほど華やかだった。今もかがり火や弁天囃子が往時を偲ばせる。昔、御渡舟の舟上で行なわれた大柴灯護摩。今は7月に境内で行われる。 京阪中書島駅から徒歩5分。
◆酒蔵と柳 長建寺の前には宇治川派流が流れている。両岸には柳の木が茂り、月桂冠の酒蔵と水面 に映える。春と秋の行楽シーズンは大倉記念館の南側の乗船場より、伏見港公園まで十石舟(秀吉丸・龍馬丸)が往来し、風情をかもし出して酒蔵の町、港町伏見を堪能できる。 2003年秋よりは、世界水フォーラムで使用された水都季(みづき)と水古都(みこと)の両船も運行しています。他、近くには黄桜記念館などもあります。 乗船料:大人(高校生以上)800円、小人(小、中学生)500円