2002.03.22 いわき
久々のお出かけになった。
今日はお互いの誕生日もかねて一泊旅行に行く事になった。
行き先はいわき。昔でいう「常磐ハワイアンセンター」今の「スパリゾートハワイアンズ」に行く。
直前まで宿が取れず四苦八苦したがなんとか宿も取れ、気合を入れて5時半起き、6時半出発にした。
その日は前日までの暖かな陽気とはうらはらに曇りで寒い朝だった。
雨は降っておらず、どんよりとした日だった。
東北自動車道から磐越道に入るとそれまでの開けた景色から山に囲まれた景色に変わった。
それから常磐道に入りすぐのインターで降りると道路の両側に椰子の木が並んでいた。
スパリゾートハワイアンズに着いたが車は数少なかった。
開演までにはまだ少し時間があったが、入り口には数組の家族連れが並んでいた。

中に入ってプールサイドに出ると常夏とまでは行かないもののかなり暖かかった。
ここは大きく4つに分かれていて、室内プール、屋外プール、温めの温泉、露天風呂だ。
室内プールは流れるプール、水深の深いプール、子供用のプールにウォータースライダーが3つ。
温めの温泉には打たせ湯、ジャグジー、魚のいる水槽がお風呂の周りにあったりミストサウナがあったり。
屋外プールは水温が高めにもかかわらず寒かったせいで震えっぱなし。
露天風呂は広くて最高だった。露天風呂に行く途中には江戸情緒溢れるお店が並んでいた。
そのお店を覗くだけでも楽しいものだ。
ここで半日遊んでから宿に向かった。


宿はいわき湯本にある旅館の「吹きの湯」。途中までのさびれた旅館を見ながら心配になったが
ここはとても大きくてきれいな旅館だった。
この宿には男性用に展望風呂、展望露天風呂があった。主人いはく、たいした事はないということだったが
私にしてみれば、展望風呂は羨ましい。
食事の前にお風呂に入って暖まり、食事までの短い時間にうたた寝。
食事は本当に豪華で小名浜の新鮮な海の幸が満載。味もとてもよかったしなにしろ量がすごかった。
おなかいっぱいになって私はすぐに夢の中。主人はまたお風呂に行っていたらしい。
目が覚めると夜中の2時前。主人はテレビも電気もつけっぱなしで眠っていた。
私は夜中の温泉に入りに行った。さすがにこの時間だから誰もいないだろうと思っていたが
私のほかに3人がお風呂に入っていた。
ゆっくりとお風呂に入った後、再び眠る事にした。
・・・しばらく眠っていたと思うが椅子とテーブルがおいてある洋室と和室の境目にある障子の向こうに
足音が聞こえた。入り口からの畳が敷いてあるところに誰かいる・・・?
と思った瞬間、障子が15センチほどすーっと開いた。そして金縛り。
全身の血管が圧迫されるような息苦しい感覚がしばらく続き、怖くて目もあけられなかった。
何を思ったか怖い思いをしないように歌を歌おうなどと考えた私。何を考えているんだか・・・。
しかし、そんな事ができるわけもなく言葉にもならない。そして思い出したのが「お経」。
それも言葉にならず普段言えるはずの言葉がどうしてもいえない。しばらくもごもご言っている内に
障子が閉まるのが見えた。そして金縛りが解けた。隣を見ると主人は気持ちよさそうに眠っている。
ということは、今のは誰だったんだろう?分からないがとにかく怖くて仰向けに寝れず、
トイレに行きたいのに行けず、朝方になるまでなんとも言えぬ気持ちのまま寝たり起きたりの連続だった。
翌朝、主人にそのことを話すと案の定「知らない。」・・・やっぱりね。
これが初めてではないがとても怖い体験をしてしまった。
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