2002.07.28 下北方面

青森の実家に帰ったついでに主人のお友達が働く場所に遊びに行くことにした。
場所は東通村。そこでもう一人のお友達と待ち合わせをしてまたまた車で連れて行ってもらうことに。
待ち合わせ場所から車で走る事数十分、尻屋崎に到着。
ここは「寒立馬」がいるところだ。冬の寒い岬で雪の中じっと立ち尽くす馬、それが寒立馬だそうだ。
私はそこに行くまで寒立馬とは山の中にいる白い馬の事だとばかり思っていたがそれは大間違い、
灯台の立つ風の強い岬にいる馬の事だった。冬はものすごい雪の量になるこの場所で沢山の馬が
思い思いに草を食べたり寝そべったりしていた。
観光客が多いせいもあってまったく人を怖がらない。逆に突然いななかれたりしてこっちがビックリして
逃げ出すほどだった。でも、近くで見る馬は大きいが可愛いものでおっかなびっくり近寄ってもおとなし〜く
していた。(と言うよりも無関心といったほうがいいかもしれないが。)
夕方になると馬達は誰に追われるわけでもなくどこかに歩いていく。
どこに行くのか聞かなかったが、1頭が帰り始めると次々と歩き始めた。
ゆっくりと道路を歩き、草原の奥へと消えていった。




それからむつ市が一望できる展望台に連れて行ってもらった。
車で恐山方面に走ること30分ほどだったろうか、山道に入った。途中にはお地蔵様が所々並んでいて
少々怖い。展望台は恐山に行く道から少しそれたところにある。
それる場所を間違えば、まっすぐに恐山に向かうそうだ。
夜にここに来る人は相当度胸のある人だろう。道を知っていなければ間違いなく恐山行きである。
展望台につくと、むつ市が一望できた。夜になると夜景がきれいなところなんだそうだ。
むつ市の夜景は蝶の形に見えるらしい。確かに、見てみると明かりがつくであろう場所のかたちが
きれいに蝶の形をしている。夜景もぜひ見てみたいものだが何しろ恐山に行くのが怖い。
今回はまだ灯りが点く前だったのでそれほどでもなかったが夜はちょっとね・・・。
ただでさえ、道に街灯のないところなのだから夜になればなおさらである。

展望台のすぐ手前の反対側に恐山展望台がある。名前のとおり、そこからは恐山が見えるところだ。
それまで想像していた恐山とは大きな山と思っていた私はそれほど大きくない山に、湖と言う景色をみて
少し驚いた。もやがかかった恐山とその湖は雰囲気をかもし出していて何となく背筋が寒くなる。
どうって事はないのだろうが何となく・・・臆病者かもしれないがいざ行くとなると足がすくむ。
結局この日は恐山には行かず、はじめに行った東通村に戻った。

お友達のお薦めのお店はバイパス沿いにあった。
うに丼が名物なのだそうだが、それは食べずにお勧めのお刺身、イカの腑鍋、穴子天ぷらなどを
頼んで食べた。行きつけのお店だからこそできるわざ。どんぶりよりもお刺身と御飯、それがいいらしい。
たしかに、お刺身も穴子天ぷらも最高の味だった。さすがは海の幸が豊富な海沿いの町。
美味しいものも食べ、貴重な体験もし、間違った知識も正せ本当に有意義な一日だった。



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