最近ところどころで目にして    
気になってたのでポチってみた。
(07/01/18)

軽くスペックなど
■JRX115
■SRスピーカー、2ウェイ
■15インチウーハー×1
■周波数域(-10 dB):38Hz - 16kHz
■周波数特性(±3 dB):50Hz - 12.5kHz
■感度(1w/1m):98dB SPL
■インピーダンス:8ohm
■許容入力:250W(RMS)
■許容入力(ピーク):1000W
■推薦アンプ出力:250W~500W(8ohm)
■最大SPL:128dB
■分散角度:90°x 50°
■クロスオーバー周波数:1.6 kHz
■寸法:46W x 69.9H x 43.2Dcm
■重量:27.4kg

いやー、これで1本3万円しないんだよ。
サラウンドのリア用にでもと思って買ったんだけど思いの外すっきりした
音が出て来る。15インチだから深い低音を想像してたけど少し拍子抜け。
まだ200時間位しか鳴らしてないけど、誰かさんみたいに刺激的な音が出て
来る気配は無さそう。
もう少し鳴らし込んだら、ダクト周りを弄っちゃおうか。。

なんかコイツ、全身毛むくじゃらで見るからに暑苦しいんだな。
こうして並べてみると4312Dがお洒落に見えるから不思議。


一応500時間のエージングを終えた時点での評価は
音自体には張りが有って今までに馴染みの無い一種独特の鳴り。
スケール感も有って好感触なんだけど低音薄味で高音が伸びきらない。

  いわゆる狭帯域高能率タイプ。やっぱSRだな。

↑4312Dの記事をこっちに持ってきちゃった。




4312Dを押しのけて主役の座に就けなかったのでちょっと弄ってみる。

・バッフルのポート塞ぎ。100mm×100mmの板を裏打ち。

・スタンド受け取外し。

・ネットワーク外出し(バイワイヤorマルチアンプ対応&プロテクタ飛ばし)


・各所のダンプ(取っ手、ウーファーフレーム、ホーン)
 ブチル+アルミのハイブリッド制振シート貼り付け。


あと、音には関係無いと思うけど、ついでにやってみた。 ブルーバッフルの刑w


で、こんな感じに仕上がりました。

どんな音になったかと言うと、こんな感じな訳だけどやっぱ主役は無理だな。



暇なんで、特性を調べてみた。(07/9/8)

某サイトでこのスピーカーをdbx223XLでマルチドライブするような事が書いてあった。
オイラはメーカー/機種こそ違え同じ様に2バンドのチャンデバでドライブした事有るけど
良い結果じゃなかったので止めちゃったんだけどなぁ。 ベリのCX2310 (w
デジアンを作ったついでにデジチャン(DCX2496)を買ったので再度追い込んでみる。

メーカー公表のF特

ネットワークを通したオリジナルのF特 (かなり前に球アンプで測定したもの。中域のアバレはアンプのせいか)



各ユニットの素の周波数特性とネットワークのフィルタ特性

LOW FREQUENCY
HIGH FREQUENCY(ドライバ保護の為500Hzに-48dBのHPFあり)


ネットワーク回路とフィルタ特性



チャンデバによるマルチ駆動時の特性

クロス:LF&HF 1.6kHz -12dB/oct HIGH:-6dB
クロス LF:1kHz HF:7.8kHz -6dB/oct HIGH:-2.8dB

やっぱ2バンド(LFとHFの周波数が一緒に動くタイプ)のチャンデバではHF側はフラットに追い込むのは難しいと思われ。
10kHzあたりの音圧をキープしようとすると 2~3kHzの音圧が高くなりすぎてうるさい。
HFは思い切って高い所にカットオフを設定し高域側の傾きをフラットに持っていくのが正解かな。あと2dB程絞れば完璧かも。
基本的にはOriginalのネットワークのフィルタ特性をパクるのがよろしいw
後は好みに応じて帯域バランスを弄れば良いんだけど、ケーブルでそんな事出来るのかと小一時間(ry

ちなみにこれはソースのFFT結果


測定風景 マイクは真ん中の枕の軸上70cm




BBE®について考えてみた(07/10/6)

最近某所でBBEの書き込みを目にした。何これ?
動作の概要はこんな感じらしい→メーカーサイト

人間の音の解析プロセスからすると、基音に対して倍音が遅れるのは
良くないと言う主張はわかるのだけど解決しようとしている手段が少し謎。
帯域を分割して高域側を低域の前に持ってくるらしいけど、高域の中にも
基音成分は有るよねって思ってしまう。
また、実際に高域の遅れが発生しているのかもちょっと疑問。

【メーカーサイトより引用】
「特にスピーカーのボイスコイルのインダクタンスと、可動部分の機械インダクタンスによる高域の遅れと減衰は、
 電子回路に比べて非常に大きく影響します。」

こまかい事は置いといて、再生系で高域の遅れが発生しているなら
何とかしたい気もするので実際遅れているのかを確認してみる。

用意したソース。(100Hz/1kHz/10kHzのミックス音源)
これを再生した時に各周波数の立ち上がり時間を見れば遅れの有無が確認出来るかも。



で、録音したのがこちら。(アンプはLM3886のマルチアンプ駆動)
1kHzも10kHzも勢い良く立ち上がってます。高域の遅れは特に見られません。
スタートから2~3msは勢いが良すぎるくらいです。


こちらは上の録音音源に100HzのBPFを掛けたもの。(見やすくする為に振幅を2倍、時間軸を1/2にしています)
1波目は殆ど反応してなくて2波、3波と大きくなって4波目辺りで安定しています。
安定するまで約30ms位でしょうか。15インチのコーンをきちっと立ち上げ切れていないかもです。

メーカーの唱える高域の遅れは観測できず逆に低域の立ち上がりの遅れが目立つ結果となりました。



効果の程は?

BBEの中の人がどんな仕事をているか定かではありませんがメーカーの解説にあった「2.5msのディレー」を
低域に掛けてみました。本来のBBEの動作とは違うと思うけど、若干メリハリの利いた音になる様な気がします。
まあ、元々JRXはメリハリの利いた音なんで効果が表われにくいのかも知れません。
メリハリの違いより音像の位置が高域ドライバー側にシフトするのが判り易いかな。少し手前に寄ってくる感じもする。
この違いは残念ながらマイク録りでは判りません。

下側の図はスタートポイントを判り易くするため10kHzを若干漏らしています。(確かに2.5ms後ろにズレています)



あまり違いは判らないけど音源公開 (癖の少ないヘッドホンで聞いてみてください)
 (クロス LF:1kHz HF:7.8kHz -6dB/oct HIGH:-4dB アンプはLM3886 4ch-AMP)

DELAYを掛けていないJRX115
ウーファー側に2.5msのDELAYを掛けたJRX115

【参考】
チャンデバで4318風にチューニングした4312D (←こちらはデジアン駆動)


ちょっとエージングしてみる(07/10/27)
低音不足はエッジかダンパーが硬いせいか?
駄目もとでウーファーユニットを強制エージングしてみよう。
ユニット単品/25HzのMP3ファイルをiPodでリピート再生/出力3V~4.8V/アンプのOPTが熱くなるので強制空冷w

エンクロージャーに細工し終わるまで一週間放置予定。 さてどうなる事やら。



とりあえず改造とエージング終了。 (07/11/03)

改造は箱の補強とグレー塗装。(写真は白っぽく写ってるけど現物はなかなかオサレw)
エージングは130時間ちょい。毛皮を剥ぐのに体力を使い果たしたので音出しは明日。 ←なんじゃそれ。

さて、エージングの効果はいかがなものかと期待に胸膨らませて音出し。
・ ・ ・ ・ はぁ?  たいして変わってないorz
僅かに低音が出るようになった気もするけど、ミリ。 

一週間低周波地獄を我慢したのに。 SRスピーカー恐るべし!
ここはあっさり諦めてパライコで調整する事にする。
LPF/50Hz(12dB_oct)/+6dB位で4312Dと同じ様な帯域バランスになる。

と言う事で強制エージング作戦あえ無く失敗。




ところで補強って何したん?

自分がイメージしてた様な金具が売ってなかったので、適当な金具を買ってくっ付けた。
これでも板厚が3mmほどあって結構しっかりしてるよ。あと、制振シートを側面に貼り付けた。
う~ん。余計な響きが少なくなったような気がする。 ←気がする気がする気がするw プラシーボ乙。

側面と底面を連結 天面と背面を連結




あと。毛皮を剥ぐのは大変だから真似しない方が良いかも。  ←誰もマネせえへんわ!






ところで、位相ってどうなってるんっすか? (07/11/11)

BBEのところでディレー掛けたりしてて思ったのだけど、ウーファーと高音ドライバのクロス付近の
位相がどうなってるのか気になってた。
クロスって言えば音が重なる部分だし、ヴォイスレンジなのでやっぱ大事かも。
どっかのサイトではDCX2496のディレーを駆使した位相合わせが紹介されてた。
せっかくDCX2496を持っているのでいっちょ試してみようか。


まずはクロスポイントを調べる。
高低別々に鳴らして重ね書き。(朝っぱらから音量を上げれないので、30dBシフトでプロット)
ちなみに現在のチャンデバの設定は下記
LF:LPF(805Hz -6dB/oct. Butter. Gain:0dB Normal)
HF:HPF(13kHz -6dB/oct. Butter. Gain:0dB Inverted) 11/12 訂正

グラフから調整ポイントは1.8kHzに決定。


次は1.8kHzのソースを高低同時に鳴らして、各々マイクで収録し波形の位置ずれを観測。
(手持ちのマイクは無指向性なのでちょっと細工。先っぽに紙を巻いて、なんちゃって単一指向w)


まずは現状の様子(LFに対しHFが逆相です)
上が高域、下がウーファー。

やっぱ何か微妙にズレてるw
フェーズを弄れば合わせられるかと思ったけど、どうも反応しないようなので
深く掘り下げず、ここはサクッとDelayで合わせる(サイトの人もやっぱDelayで弄ってたっけ)

一旦HFを正相に戻して、高域側にディレーを掛けてみる。
とりあえず0.29ms(距離にして約100mm後ろへ下がった感じ)

もうちょいかな。 



何度か調整して0.4ms(138mm)でだいたい揃った。


で、音の方はどうよ?

  えっ? あの、・・まあ宜しいんじゃないですか。 精神的にも。

  あっ、高域を逆相から正相に変えたからクロス付近が盛り上がってるかも。         ←測定せんかったんか?

  ピュィーンとかサーとかあんまりやってると近所の人から変態かと思われるやん。






  ここまでのまとめ
  この状態でじっくり聴き込んで見るとなかなかいい感じ。エージングの効果も現われてきた?
  低域のブーストもちょい絞った。やっぱミュージックソースを入れてやんなきゃいけないのかな。
  なんか4312Dとタメを張れるかもって気になって来た。スケール感はなんたって上行ってるし♪

  ↑まとめになってないしorz



指向特性を調べてみる。(07/11/17)

今までホーンはあんまり馴染みが無かった。昔々レア物を単品で持ってたけど鳴らさずじまいでどっか行ったし。
このスピーカーのホーンは定指向性って言うのかな。定指向性ってどんなのか知らないのでちょっと調べてみよう。

垂直/水平各々6.3kHzと10kHzの音圧を角度ごとに取って見た。

メーカーDataは6.3kHzで6dB落ちの時の角度がV:50deg. H:90deg.みたいだけどだいたいそんなもんかな。
10kHzでも極端な悪化も無いのでなかなか優秀なのかもしれない。 と、意味も無く褒める。


こっちはシステムのF特(ドライバ軸上距離700mmで水平方向の角度毎の特性)
2枚しか重ねられないので0°基準で各々をプロット。



正面の特性がなんかみっともないけど、そこは突っ込まないでね。(クロス付近が盛り上がってるかと思ったら凹んでた...orz)
・15度辺りは正面とほぼ同等。普段のリスポジもこれ位なので良しと。
・30度になると中域に若干のディップが現われる。でもディップは検知しにくいので
 これ位は許容範囲として良いんじゃなかろうか。
・45度になると位相が影響するのかクロス付近のアバレも若干大きくなってる。
 高域も少しレベルが落ち出すけど、なかなか優秀。としておこう。
・60度になるとさすがに高域のレベル落ちが大きくなるけど、こんな角度では聞かないので無かった事にする。

つうことでJRX115の指向特性なかなかいい。(測るの邪魔くさかった割にはあっさりした結論で終了)


次回はネットワークのノーマルと16オーム残しの謎に迫る!     ←あほw



16オーム残し(ランプのみCut)とチャンデバ (07/11/18)

某所でプロテクタ改において16オームを残すネタが掲載されていた。
シミュレーションでは高域の音量がかなり落ちるのは簡単に確認出来るのだけど
実際どのような特性になるのかを確認してみる。
また、dbxなどの2バンドアナログチャンネルデバイダを使ったマルチアンプ駆動は有りなのか再確認する。


まずはユニットの裸特性(フィルタなし)           ←何度もひつこい


これに元々付いていたパッシブネットワークを通すと下のように本来のJRX115の特性となる。



ランプをカットした状態を青色で重ね描き。 10kHzで約10dB、16kHzで12dB程度減衰しているようだ。

ランプのみカットし、パラに入っている16オームの抵抗を残す提案に対し、某サイトではチャンデバの方が
宜しいとの事で却下されたようだ。 提案したのはオイラじゃ無いけど、安易に却下した根拠がわからん。



元々JRX115のマルチアンプ駆動に2バンドチャンデバを使う事に否定的なオイラとしては「ちょっと違うくね?」
なんて思うのだけど、もう一度確認する。

チャンデバの設定は1.6kHz/12dB_oct_But/LF:0dB/HF:-10dB/HF:INV.
赤がノーマル。青がチャンデバを通した特性。

チャンデバを使うと高音/低音の音量を任意に調整出来るので、簡単にバランスが取れると思い勝ちだけど
高域のだら下がりな特性を補正する手段が無いので非常にバランスの悪い特性とならざるを得ない。
高域の音量を下げるだけなら16オーム残しの方が安易。チャンデバ+アンプ2台使ってわざわざバランスの悪い再生をするこたぁない。

F特が音の良さを表わすものでも何でもないのだけど、チャンデバを使うならせめてドライバの特性位は把握してないと駄目ジャマイカ。
加えてグライコで調整しだしたら何のこっちゃってなりますわな。
ノーマルのネットワークにLパッドを追加するとか、決め打ちするなら16オームの抵抗値を変えりゃいい。
ただでさえJRX115は高域の伸びが足らないのに更に落としてどうするよ。
どうしてもチャンデバでマルチアンプがしたくて、且つベリンガーが使いたくないのならdbxの上位デジチャンを使いなさいよと言いたい。

しかし、某サイトに集う人たちはどんだけ高音が嫌いなのかと。。。




16オームの値を変更した場合と普通のアッテネータを使った場合の
特性の違いをシミュレーションしてみた。(07/11/19)

こちらは16オームを変更した時の特性。 面白いですね。
やはり傾きの変わる部分で位相も変化しているのが分かる。



こちらは抵抗分割でアッテネートした時の特性。(ユニット側に挿入)
単に上下に平行移動するだけで、位相も大きな変化はしていない。

どちらが良いのかやってみないと分からないけど、16オーム部を弄った方が低域との繋がりは良さげ。
16オームの所に抵抗をパラって合成抵抗とする場合は=(R1*R2)/(R1+R2)ですね。11/20訂正 元(R1+R2)/(R1*R2) o...rz
また電力容量の選択にも注意が必要です。例えば16オームをパラなら5Wでおk。



なんか、某サイトが混乱している様だ。 
先日16オーム残しは駄目といってたのが今度はチャンデバが不要と言って見たり。
最初のチャンデバの投稿が有った時にしっかり検証していればこんな事には成らんかったのに。

店主の薦めるままにdbx223XLを導入したユーザーはかなり居るはず。
うちにも「dbx223XL」で検索して来られた方が沢山居ましたし。
ちったあ最後まで面倒見なさいよと、言いたい。 声を大にして言いたい。

って事で、既に2BANDチャンデバを導入された方にささやかなヒントをば。
ちょっともったいない使い方だけど、今の機材を生かしつつ、極端に帯域
バランスを崩さない方法でつ。 名付けて「変則バイアンプ@KyonKyon風
パッシブネットワークの低域側コイルを通さないのでバイアンプの良さは
生きると思います。自分の4312Dも似たような感じになってまふ。

チャンデバ捨てちゃらめぇ~




1.6kHzクロスの謎とその正体。(07/11/21)

これから書くことは衝撃的なことであり、恐ろしいことです。
捏造されたオーディオ地獄の深みから一刻も早く抜け出し、
真の音響と言う名の高みを、目指されてください。
JRX115のクロス周波数1.6kHzは鬼門とします。 
(↑おまえ誰やねんw)


冗談はさておき、
JRX115のTechnical Manualではクロスオーバー周波数は
確かに1.6kHzと記載されています。
これは高低各ドライバを最適条件で動作させるための専用フィルター
いわゆるネットワークを通した時に高低の音が実際に交わる周波数であり、
フィルタ自体のスロス周波数ではありません。
某サイトではこの値のみを取り上げて、往年の604系と同じであるから良い
とか部屋の広さによって最適なクロスは変わるとか、意味不明な理論展開を
しているようですが、基本的にはドライバの特性によっておのずと決まるべき
ものです。
(広さ云々はVOTT絡みの話しをミスリードしたものか?)

JRX115のネットワークにおける3dB落ちのカットオフ周波数は
・Low側LPF:約400Hz(-6dB/oct.)
・High側HPF:約16kHz(-6dB/oct.)
およそ1.6kHzとはかけ離れた設定となっています。
フィルタの高低各帯域が交差する周波数を見ても約2kHzとなっています。
このフィルタは高低で能率の異なるユニットを鳴らした時に、初めて
1.6kHzで交わる事になります。これが1.6kHzの正体です。

この1.6kHzという数字のみを頼りにチャンデバを導入された方は追い込みに
かなり苦労された事と思います。
スムースに繋げば極端なハイ落ちになり、高域の音量を確保しようとすると
MIDレンジが極端に持ち上がって聞くに堪えなかった事でしょう。

では、なぜカットオフ周波数が離れているのか?
正直、Low側の設定については自分にも理由が判りません。
High側についてはドライバの裸特性を参照頂ければ読み取れると思います。
最小コストでドライバの持ち味を余す所無く発揮するすばらしい設計です。
ここら辺りを理解せずに安易にネットワークの良し悪しを論じるべきでは無く
ユニットとネットワークとをセットで評価するべきだと思う今日この頃です。



変則バイアンプ@KyonKyon風 使いこなしTips(笑)
一応前述を踏まえたうえでの使いこなしのヒントになります。

■チャンデバのLPF設定はどれくらいが良いの?
dbx223XLやベリCX2310の遮断特性は-12dB/oct.固定、Ashly XR-1001は-24dB/oct.固定かと。
dbx223XL、ベリCX2310、Ashly XR-1001等一般的な2バンドチャンデバの遮断特性は-24dB/oct.固定かと。12/5訂正
したがって純正ネットワークのようなフィルタ特性は実現できませんが
幸いにWooferユニットはごく一般的な周波数特性ですので問題なく使えます。
じゃあいくらに設定すればよいの? となりますが最終的には聴感で決めれば良い訳です。
しかしながら高域側は純正ネットワークを使いますのでおのずと制約が有ります。
では一応使える範囲を考えてみる事にしましょう。

・カットオフの上限
 Wooferユニットはおよそ2.5kHz辺りまで伸びています。
 その先は割りと急峻にロールオフしますので使えません。
 但し、2.4kHz辺りにディップがあり、これを避けるのであれば2.2kHz迄となります。

・カットオフの下限
 高域ドライバの1.8kHz以下が激しくロールオフしていますのでそれ以下で
 クロスさせてもうまく繋がりません。
 純正ネットワークに於いてもこの影響で1.8kHz付近にディップが発生しています。
 1.6kHzにもディップが発生してますが、これはWoofer自体の特性の様ですので
 諦めるしかありません。

以上の事から高低同じ音圧ならチャンデバのLPFのカットオフは【1.8kHz~2.2kHz】の範囲が
妥当といえます。まずは2kHzで繋いで見て±200Hzの範囲で調整してみると良いでしょう。
細かい調整が出来ない機種をお使いの方は2kHz決め打ちでおk。
件の1.6kHzはさすがに低すぎますが、試してみて許容範囲なのであればそれも良しですw
後は高低の音量バランスで追い込んでください。
フェーズ(位相)SWは殆どの機種で正/逆しか選択出来ないと思いますのでどちらか聞こえの良い方にしてください。
500Hz~3kHz辺りのスイープ信号を鳴らして、クロス付近を通過するときの聞こえ方で判断するのも良いかも。
11/24加筆

■今話題の「ランプ飛ばし&抵抗生かし」はするべきか?
ランプ飛ばし自体は音質向上の要素ですから、更なる向上を望むなら積極的にするべきでしょう。
ただし、抵抗残しは信号ラインにシリーズに抵抗が挿入される事になるので百害有って一利無しです。
シングルアンプ使いの方は仕方ないですが、バイアンプ駆動すると言う事は高低のバランスを各々の
アンプで調整出来る訳ですから、そちらで調整するべきです。 11/22 赤字部加筆
したがって「ランプ飛ばし&抵抗生かし」ではなく「ランプ飛ばし&抵抗殺し」が理想ですかね。
抵抗殺しが作業的に難しい方は、この部分については見なかった事にしてください。 ←読んだっつうの(><)


■エンクロージャの皮剥きの方法を教えてください。(←そんなTipsはいらん!



禁断のバイアンプ対応改(07/11/23)
予告とはちょっと違うけど古い手持ちのネタを。

[危険・重要]
この改造行ったネットワークをBTLアンプ(bridge-tied load)に接続するとアンプがかなりの確率で壊れます。
改造・接続においてはくれぐれもご注意いただくとともに、自己責任において運用頂きますようお願いします。

やってみたけど音が出ないとか保護回路が働くなどする場合は、即刻運用を中止してください。
「BTLってなんですか?」とおっしゃる方は残念ですが、これは無かった事にしてください。

チャンデバを使ってマルチアンプで鳴らしてたけどやっぱ純正ネットワークに戻したい。
でもアンプが余っちゃうよって人も多いのかな。
そんな時アンプがブリッジ接続対応ならブリッジで運用するのも有りですけど、BIアンプ駆動に
未練が有るなら↓を試してみて。(あっ、あくまで自己責任ですよ)

アンプ側のボリュームで高低別々に音量調整出来ますので、その筋の方には重宝するかも。
C2の足を浮かせて直接接続しますので保護ランプ、16オーム抵抗およびその間のパターンがジャンプされます。
実はJRX115を買ってエージング後すぐにこの改造をしてしまったのでランプの音を覚えてなかったり(汗)

回路図はこちらを参照ください

C2に接続したケーブルはコネクタケースのボスにタイラップで止めておくといいですよ。
この改造では高音ドライバがオリジナルの逆相接続から正相接続になります。 07/11/27 誤報に付き改変
この改造ではオリジナルと極性は変わりませんが、どうしても位相が
気になる方はOUT側で極性を入れ替えてください。←必ずOUT側ですよ。




書き足し書き足しで読みにくくなってきた。 まるでどこかの(ry
まあそれは追々考えるとして、とりあえず次のネタ↓

ネットワークの並列素子と位相について。(07/11/24)

純正ネットワークの回路を眺めているとあまり馴染みの無いLCRの使い方をしている。
(馴染みが無いと言うか超初心者がゆえに知らなかっただけだろうことを本人は気が付かない)
こんな変なのを目にしてしまったからにはそれが何なのか調べてみたくなるスケベ根性発動。。

以下俺様解析。(真に受けない方がよろしいかと)

純正ネットワークは基本的な一次のLPF(2.3mH)とのHPF(2.2uF)がベースとなっている。


例の並列(LCR)素子のみを抜き出すと下のグラフが現れる。
てか、これってバンドエリミじゃん。 BEFってやつ。

上の2つを組み合わせると純正ネットワークの特性(既出)になる訳だ。
はて? 何でこんな-20dBとかの深いところでフィルタを効かす必要が有るんだろ? 
フィルタ自体も浅くしか効かせていない。 これ音変わらんと思うけど。

音圧調整の為でないとしたら位相合わせと見るべきか。
1.6kHzのクロス部で
・単純な一次フィルタの位相差は160°
・純正ネットワークの位相差は180°
で、これを逆相で使うとクロス帯域でドンピシャ0°になると。

俺様結論:ユニットに並列に挿入されたLCR素子は、それ自体BEFとして働くが、
       その目的はクロス周波数帯域での位相を合わせる為に用いられているとします。 ←まだ言うかw

       それと、ウーファーのCut Offが不必要に低い設定となっているのも位相合わせのためなのかも
       知れないということを申し添えておこう。(07/12/9)


         ってか、ほんまかいなw JBLさん本当のところはどうよ?

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ダラダラとくだらない事を書き連ねてきましたが、メインスピーカー(4312D)のネットーワークを
作りっぱなしにしてたので暫くそっちに軸足を移します。(つうか、マジネタ切れw)     
小ネタやあっち関連のネタがあればまた更新したいと思います。

途中から妙な論調になったりしましたが、余ってしまうかもしれないチャンデバやアンプを
何とか有効に生かして頂きたいが故のもので、けっして他意はございませんm(..)m



やっぱ書きたくなった。07/11/26 追記
チャンデバ使いの方への密かな最終回答。
チャンデバを使い続けられてる方はドライバ側に2.2uF辺りを
シリーズに挿入してみてください。挿入したら10dB程GainうP。
多分幸せになれる・・・かも。  ~~God be with yee!!~~




高域の減衰のさせ方のパターンについて勝手にまとめてみた(07/12/9)

音質が向上すると高音がキツクなってくるらしい。(何かの思い違いかも知れないが)
そこでケーブルを長く引いたり、チャンデバを使ったり、ランプカットしたりと色々工夫しているみたいだ。
特定の音域を叩くならグライコ(又はパライコ)を使うのが一番理に適っていると思えるのだけど、それは駄目らしい。

で、実際に行われている方法がどのような効果をもたらすのか概念的な図で纏めると共に
もう少しまともな方法も提案してみる。             ←誰に対しての提案やねんw

概念図 説明
純正ネットワークを使用した時のJRX115の周波数特性を
青線で簡略に表わしたもの。(実際はもっとガタガタですけどね)
ケーブルを長く引いたときを赤線であらわしたもの。
クロス付近の減衰は無い。
それを挟んだ両側はケーブルのR成分がネットワークの
LCR素子に作用しフィルタ特性に影響を与えたもの。
最高域部分の減衰はケーブルの持つL&C成分の増加に
伴う減衰。(長くなるほど高域のカットオフが低くなる)
低域側にもケーブルのR成分の影響で、音圧が下がると
共に低域のダンピングファクタも恐ろしく劣化する。
(←シミュの結果を元に図を変更)
dbx等の2バンドチャンデバによる高域調整。
ドライバの特性がそのまま出てしまう。
冷静に音を聴けばどこに調整しても使えない事が判るはず。
どうしてもこれで運用するならドライバに2.2uFを挟もう。
これを持ってチャンデバは音が悪いという判断は、お門違い
と言うものです。 
ランプカットし16Ω抵抗を残したもの。
実測でも示したとおりクロス周波数を始点に、高域に行くに
従って減衰量が増して行く。
ドライバのみに抵抗が挿入される形となるのでウーファー
から見ればアンプの出力インピーダンスには影響を与えない。
つまりウーファーのダンピングファクタに変化が無いので
ケーブルを長く引くよりは聞こえ良いのかも知れない。
【提案1】
バイワイヤ改造し純正ネットワークの手前で、高域の
ケーブルの長さを調整する。
16Ω抵抗部の抵抗値調整と違うのはケーブルを長く引く事
によるL&C成分の影響も積極的に利用しようと言うもの。
長くすると減衰カーブがきつくなると共に高域のカットオフが
低くなる。低域側のケーブルは最短で繋ぐヨロシ。
つうか自分はこんなん要らんですけど。
【提案2】
同じくバイワイヤ改造しドライバユニットの手前で、高域の
ケーブルの長さを調整する。
アッテネータを挿入した効果に加えケーブルを長く引く事
によるL&C成分の影響も積極的に利用しようと言うもの。
長くするとドライバの帯域が平行に減衰すると共に高域の
カットオフが低くなる。低域側のケーブルは最短で繋ぐヨロシ。
つうか自分はこんなんも要らんですけど。

まあ、これ以外にもあれこれ高域の音量調整手段は有る訳ですけど、いったいどの帯域を落としたいのかさっぱり判らん訳です。
その前に、音質が向上すると音がきつくなる事自体が不思議な気がするし、経験した事も無い。 ハイ、オイラは糞耳ですよ。

本当にお勧めしたいのはデジチャンを使ってくださいと。(デジタルは糞と思わない人にとっては救世主になるでしょう)
ちなみにこんなの→BEHRINGER DCX2496 とか dbxのDRIVERACKシリーズ とかですね。他にも有るかも
X-Over/EQ(P or G)/Limiter/Delay control/Fhase controlなどの機能があって大概のことはやれるし。プリセットもおk。






「密かな最終回答」の効果を検証してみた(07/12/15)

07/11/26 に思い付きで書いたのはいいけど、ちょっと無責任な様な気がして
本当に有効な手段なのかを実際試してみた。               

dbxは持っていないので休眠中のベリのCX2310を引っ張り出して使ってみた。
フィルタ特性はdbxと同じLR 24dB/oct.なので良しと。 チャンデバのクロスは2kHzに設定。
コンデンサは指月のフィルムコン 2.2uF(たまたま手持ちが有った)

赤:コンデンサなし/LFに対しHFを-6dB&逆相
青:コンデンサあり/LFに対しHFを+4dB&逆相

おお、純正ネットワークと同じような帯域バランスが再現出来ていてひとまず安心。 つうか、書く前になんで確認せんのかと小一時間(ry
純正ネットワークより滑らかにクロスしていて美味しいかも。LRフィルタ恐るべし。
高低同相にするとクロス付近で激しいディップが発生するので逆相がお勧め。

「激しいディップってどんなんよ?」って声無き声が聞こえてきそうなのでHFを正逆で観測した図を追加 07/12/18
(赤:同相 青:逆相 上の図に比べHFのレベルが低めの状態)


チャンデバ持ちの人は一度お試しあれ。 純正ネットワークをコネクリ回すより良いかも。(つ ヒント: IMD)

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●買いマスタ。
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DRC(Digital Room Correction) に挑戦してみる。(07/12/22)

解説サイトの「測定と補正の手順1(基本型:本家準拠版)」の手順に従って
作業を進めた訳だけど、録音したファイルをインパルス応答に変換する所で「クリップボードがなんちゃら
て出てきて変換出来ないorz

ここはあっさり諦めてARTAを使ってみる。
「測定と補正の手順2(応用型:ARTAの使える人用」を眺めながらインパルス応答の取得。

↓こんな感じ。それっぽいような気もする。


で、WAVにExportしようとした所でARTAに「登録してね」とか言われた。万事急須。  ←お茶でも飲むんかいw

一瞬絶望的な気持ちになったけど、やり掛けて止めてしまうのは悔しいので、とりあえずライセンスを手配。
12時間後にはどうたらとか、24時間は掛からんとか訳ワカメ。


ライセンスKeyの連絡が来るまで暇なので、もう一度「手順1の方でやってみたら変換できた!!!
ん? って事は、ARTAのライセンスは要らんかったって事? ・・・まあええか。

単純なオイラはこんな事にめげるはずもなく、黙々と作業進める。 結構メンドクサイとか言いながら。
補正用ターゲットファイルはbk-3-spline.txt、マイク補正はDRCに付属のものを使用。
44.1k/16bit monoで作ったフィルタを使って現状のシステムで音を出してみた。 かなりビビッた!!

青:現状のシステム 赤:フィルタ適用

低音が思いっきり強調されててワロタ。 おまけにピーク/ディップもかなり強調風味。
とりあえず今日の所は失敗かな。うちノイズ多いし、設定の見直しとかで直るんかな?

ソースをライン録りしたらエライ事になってそうな悪寒。


ちなみに↓こっちは2ちゃんで貰ったフィルタを適用したもの。


明日はJRXをノーマルに戻して、色々やってみよう。  つうかトップページ激重(笑)



そして希望の朝。 ライセンスKey キタコレ!! (07/12/23)

そして音出し出来る時間が来るのをひたすら待っている。


昨日作った補正ファイル(失敗作)の特性をラインレベルで見てみた。

赤がオリジナルソース(20Hz-20kHz Sine-Sweep)、青が補正後の特性。
なんか、余計な補正しまくり。 やっぱノイズの影響だろうか。
そう言えば測ってる時、車が何台も通り過ぎて行ったし。 ←ちょww
低い所とか、16kHz以上の高い所を補正しようとしているらしい事は覗える。


そこでARTAの出番ですよ。測定時間が短い分、ノイズの影響を受けにくいらしい。
一応スピーカーにネットワークを通して、アンプはシングルにしてノーマル状態。

M115-8AのFsは46HzらしいのでDRCの補正パラメータを変更。高域も16kHzまでしか出ないので17kHzにしてみる。
赤がノーマル、青がDRC補正を掛けたもの。 う~ん、なんか今一だね。

ソースに補正を掛けたものとスピーカー出力特性の比較。

赤がソース。クロス付近は別として、その他の部分はソース側で補おうとした形跡が見える。
だけど、なぜかピーク/ディップが大きくなってしまっている様だ。(足し引きが逆なような。。)
うまく補正が反映されれば平坦な特性が得られる可能性が有るかもしれない。

で、あとは補正用のターゲット特性を好きに弄ればよしと。 かなりウマー!! となる訳だけども。

どこかで手順を間違ったかも知れんね。 これは冬休みの宿題かな。  ←だな。


キッ、キタ━━━(゚(゚∀(゚∀゚(☆∀☆)゚∀゚)∀゚)゚)━━━!!!

よくよく確認したらfoobar側でスカタンしていた(汗
前に貰った48kの補正ファイルを試すときにリサンプラー突っ込んだままだった。
foobarのDSP設定を素直にconvolverだけにしたら凸凹がやけに少なくなった。

これは使えるかも(ニヤ
解説サイトの冒頭に有る効果比較と同じ条件(ホワイトノイズ、60回平均)でプロットしてみた。
青が補正なし、赤が補正あり。(補正範囲は30Hz~18kHz)

つうか、まんまフラットやな。 大丈夫かこれ?



イブだと言うのに 何やってんだか。。。。orz (07/12/24)

上では解説サイトと同じグラフを使ったけど、今までの流れからどう変わったのかを
確認するために通常使っているSine‐sweepでの結果も載せておきます。

青色がソース(-6dB)
赤がノーマルJRXの特性
ソースにDRCを掛けたもの。
元ソースとの差がDRCによる
補正分となります。
DRCを適用したJRXの特性。
概ねフラットと言えなくも無いかな。
DSP恐るべし!!
40~50Hz辺りのバスドラも聞こえるようになった。

でもね、フラットと音が良いのとは
別の話な訳ですよ。

ノーマルのクロス部分のディップかDRC後解消しているが、ソース側では音圧補正は顕著には見られない。
やはり位相も補正されていると見るべきなのか? ここら辺りをもう少し掘り下げてみようか。

IPレスポンス畳み込みの際、残響成分も含めて取り込んでいるはずだけど、直接波以降の成分をカットすれば
スピーカーからの直接波に対してのみ補正が掛かるので色んな環境においても使い易い特性になるのではと
妄想して見たり。12/25 追記


ちょっと設定などを弄ってみた (07/12/27)

落ち着いて考えてみるとARTAでインパルス応答を録る時にマイクの補正を掛けて
更にDRCする時にも補正が掛かっているような。。。
あと、ピアノ等のアタック音が少々ボケ気味というか滲んだ感じだったので改めて録り直してみる。

・ARTAでインパルス応答を録る時にはマイク補正を掛けずdrcの時のみマイク補正する。
 ついでに16bit/192kHzで録ってみた。(2496の方が良かったかな?←これは、おいおい試してみよう)
・スピーカーに対面する壁からの明らかな一次反射以降のデータはバッサリカットする。
 いわゆる、なんちゃって擬似無響室特性風味。(10msでカット。床面反射は目をつぶる)
・インパルスのゲート時間を限定すると低域の精度が保証されないようだ。
 10msで約100Hz以上が精度的に使えそうなのでdrcの補正開始周波数を100Hzとする。終了は18kHz。

以上の設定で作った補正ファイルで再生してみた訳だけど、
若干クリアになったかな。低域の過補正感も少なくなった・・・・様な気がする。
一応置いときますネ。→32bitFilter_mono_10ms_100_18k_-3.5dB.wav

↓White-Noise Ave.60でプロットしたもの。(やっぱ補正は効いてるっぽい)

これって、うまく使えばシステムの変更などで帯域バランスが狂っても、都度インパルス応答を
録り直して、フィルタを掛けてしまえばケーブル切ったり伸ばしたりしなくて良いんだよ。たぶんね。


DRCの位相に及ぼす影響を確認してみる (08/01/01)

Cool Edit PROで採ったIRデータをARTAにインポートすれば位相特性の違いを
確認出来ると思ってたけど、なんか上手くいかないorz

とりあえずクロス付近での波形を見てみる事にする。
例によってクロスポイントを調べる。(LF/HFをホワイトノイズで別録りして重ね書き)

ノーマルの特性
DRCを掛けた特性

どちらも1.66kHz付近でクロスしていそうだ。

で、1.658kHzのsine波を鳴らすと
・DRC無しがほぼ180°のズレ。
・DRC有りが90°ちょいのズレ。

シミュではノーマルがジャスト0°のはずだったのだけど実際は180°程ずれていた。
DRC有り/無しのクロス付近のディップの挙動からすると今回の結果はうなずけるかな。

DRCなし
DRCあり

ARTAを上手く活用できれば全帯域の位相を確認できるかもしれないけど、今回はピンポイントでの確認となってしまった。
DRC有り/無しで、明らかに位相角の違いが確認できたのでPhaseに対しても補正が効いていると言えるかも知れない。

HFドライバの特性がおかしかったのはマイクアンプのGAINを上げ過ぎていた為の様だ。
07/11/11の記事でもUNREGIの文字に隠れて解りにくいけど、同じ事をやらかしてたorz
ダミー云々とか、もうねバナナかと。とりあえず再測定分に差し替え。
あと、sineスイープがある周波数を通過するとき派手にグリル(パンチングメタル)が鳴くのを発見した。
意匠的にはグリルが付いて無いと駄目なんで、こちらもそのうち何とかしたい。

グリルの鳴きは80Hz付近と140~200Hz辺りで鳴いていた。
かなり大きな音を出した時に鳴き出すのだけど、手で押さえると簡単に鳴き止む。
グリルを強めに逆反りさせて取り付ければ大丈夫かも。

普段使いのシステム構成での追い込みも全然手付かずだし(笑)
ちょっと4312Dをスタンドに乗っけてみるかな・・・。



追加改造の妄想(08/01/27)

4312Dがスタンドに乗っかっている間に、JRX改造の妄想に駆られた。
で、後先考えず思いつくままに材料を手配してしまった。
着手はもう少し先になるけど、とりあえず予告画像うP。  ←何をやらかすかバレバレやし。

定滑車と動滑車の組合せとか。。。
つうか、鉛の処分とか遺言に書いとかないと・・・・汗


改造の為の小物部品を買出しに行って来た。(08/02/08 追記)
電車に乗って行ったのだけど、家に帰ってから買い忘れが発覚。 ガックシorz

疲れたので取り敢えず作業は明日からと云うことにしつつ、
関係ないけど、某氏が頑張っているので貼っとく。 一応導体抵抗は往復としてみた。

DFが極端に低くなるとQにも影響するし、LC成分はフィルタになるわけだから
当然位相も回転する。通常ならケーブルのLC成分は無視出きるのだけど、
50mや100mなどと異様な長さなになるとその影響は無視できなくなる訳で。
そこらへん、かなり前にシミュったけど、どっか行った。
Qや位相をケーブル長で調整する事を焦点合わせ(笑)と云うのなら、それはそれで良いのだけど
チャンデバやランプカットで行う帯域バランスの調整をも焦点合わせ(笑)と云うのはなんか変な訳ですよ。
実際のケーブルで特性を見てみるのが一番なんだけど、その為だけにケーブルを買うのも
なんだかなって感じがするし。

まあ、オイラは太く短く派だし、どうでもええ事なんだけど。



デッドマス(笑) (08/02/10)

何故か家には普通のガスコンロがなくて、カセットコンロで鉛を溶かそうとしたけど
全然溶けない。おまけに臭い。仕方ないのでインゴットを半分にしたのをそのままボルトで連結した。
取り敢えず1.25kg×6個の7.5kg。(最大11.25kg搭載可能)

元々、フレームがちゃちっぽいので滑車を使ったバランスウエイト式を妄想してたのだけど
滑車って結構高かったのであっさり計画変更。

スピーカーに貼り付ける前にちょっと実験してみた。

下からつっかい棒で支えるのは棒の長さ寸法精度を出す自信無いし。
吊り下げるにしてもテンション管理を考えると難しそうだし。
一応、これでバランスが取れたので良しとするか。

バランスウエイトをもう少し多くして、ユニットごとバランスさせて擬似無重力駆動
にするのも良いかも。 振動系ストレスフリーっていうか、画期的(笑)

TW側はインゴット1/2個(1.25kg)を貼り付ける。こっちは少々錘を乗っけても
振動系に影響無さそうなので小細工無しとする。

ユニットの取り付けネジの強度は心配無いけど、木ネジだとトルク管理が出来ないので
鬼目ナットを埋め込んでMネジに変更。 てかトルクドライバーは持ってないけど。。



って事で作業続行ッス。



取り敢えずデッドマス追加完了 (08/02/11)

吊り下げ部
補強も兼ねて30cmのコの字ブラケット2本にステンワイヤ掛け。

内部の様子

4:1の所に1.25kgと写っていないけど6:1の所に同じく1.25kgのバランスウェイトを付けた。
ユニット5kgとデッドマス7.5kgの合計12.5kgがジャストバランス。
ターンバックルをクルクル回して水平調整w

で、肝心な音はと言うと・・・う~ん。ちょい聴きでは良いかも。
例えばバイクで云う所の伸びていたドライブチェーンを張り気味にした感じかな。
そうかといってギクシャク感は無くて、ハブダンパーを新品に交換したような滑らかさも有って。。
つうか、変な例えじゃ伝わらないね。要はアクセルワークにリニアに応答する感じ。  ←だから、わからんて!


本当は、一気にS-TWの埋め込みまでやろうと思ってたけど時間と体力と気力が尽きたので一旦終了。
とりあえず上に乗っけて1uF(例によってムンドルフの白)を繋いで鳴らしてみた。

これはなかなかイイ。 高域がストレス無く伸びているのだけど、やわらかく感じる。
変テコなデッドマス追加加工は、めんどくさいしお勧めしないけどS-TW追加は結構お勧め。

ただ、オイラは上に乗っけるのはビジュアル的に駄目なので、今度絶対埋め込んでやる!(笑)



埋め込みは後日と言う事にして、
インピーダンスを測ってみた(080216)

MySpeakeを使わせてもらって、色々やってみたけどノイズが乗ってなかなかうまくいかなかった。
どうもaudio I/FのBufferを多く取り過ぎてたのが原因だった。(Bufferサイズを最少にして解決)
Limp使った方が良くね? ってのは無しの方向で(笑)

で、測ったのがこれ。
純正ネットワーク有りとウーファー単独(パッシブフィルタ無し)

黒:ネットワークを通したWF+TWの
総合特性。

赤:ウーファー単独(アンプ直結)


低域と高域で4オーム割っちゃってます。

こちらはツイータ単独とスーパーTWを追加したもの

500Hz -48dBのHPF有り

赤:ツイータのみ
黒:S-TWパラ



あんま影響して無さそう

だから何やねん。って感じ。


”True Phase DSP” for foobar 2000 というもの

去年、デジアンを作った時にアナアンとの波形再現性を比較評価しようと思ってあれこれやってた事が
有るのだけど、実はスピーカーがとんでもなくデタラメな挙動をしている事が解って途中放棄してしまった。
ところが最近、foobarのpluginで解決しようと試みられてる方のサイトを見っけた。
位相の改善を主眼に置いておられるようだが、矩形波をスピーカーで再現出来てしまえるみたい。

暫く4312がスタンドに乗っかっていたけど、今週からJRXとバトンタッチしたので
JRXを使ってどんな効果があるのかを色々見てみよう。 って事で順次うP予定。

と、思ったけど一応筋を通すってことで、作者さんに報告して了解を得られれば公開します。

追記(08/02/19)
作者さんに見ていただき公開の了解を得ましたので以下の通り載せておきます。
作者さんによると
>JRX115(改)の元々の特性で、帯域によってけっこうぐるぐる回転してますね(どのような構成でどうなるのかは今検証中です)。
>このようなユニットの場合、うまくいく帯域とうまくいかない帯域が反転するので、好ましい効果が得られるかどうかは
>バクチみたいなものになります。

との事です。もう少し整理してから掲載しようと思ってましたが取り敢えずうP。
興味のある方は「True Phase DSP for foobar 2000 」でググってください。
しかし下の図を見てTWが逆相なのを言い当てられたのには驚きました。自分にはさっぱり解りません...orz


評価環境
PC(WAV音源+foobar2000)→IEEE1394→AUDIO I/F(M-AUDIO 410)→S/PDIF(同軸)
→チャンデバ(DCX2496)→LM3886アンプ→スピーカー(JRX115改)→マイク(ベリECM8000)
→AUDIO I/F(M-AUDIO 410)→IEEE1394→PC(WAV 16bit 44.1k)


まずはF特 (純正ネットワークを通したシングルアンプ駆動 近接採取:軸上50cm)

赤:ノーマル
青:True Phase DSP

ほぼ重なってるので周波数には影響しないらしい。


矩形波の再現性(上段:True Phaseなし 下段:True Phaseあり)

周波数 Source波形 録音波形(150cm正対)
50Hz
100Hz
200Hz
400Hz
1kHz


音楽ソースでの波形再現性(あれこれやってた時の音源を使用)

ソース波形
True Phase DSPなしで
録音したもの
True Phase DSPありで
録音したもの
ソースをTrue Phase DSP
を通してコンバートしたもの

元ソースと、True Phaseを通してコンバートしたものを比べると、立ち上がりを補おうとしている様な感じがする。



デッドマス有り/無しの特性比較(08/02/19)

なんかよく分りません(汗)
08/02/20 図差し替え(Mass無しに、間違って4312Dのデータを使用していました)
08/02/24 Group delayを追加



S-TW追加時の特性 (08/02/24)

S-TWをバッフルに埋め込む前に特性を確認してみた。
現状の設定に1uFを挟んで正相接続。マイクとの距離は埋め込んだ時を想定し
ほぼ同等の距離とする。角度はマイクを直撃。←なにそれ?

 マイクはいつものように  
枕狙い、80cm。
緑色:現行の特性
水色:S-TW単品の特性
緑色:総合特性

S-TWを逆相にすると
12kH付近に10dB以上の
激しいディップが発生する。

20kHzを超えるとマイクの特性が怪しくなるけど30kHz位まではそれっぽく反応している。
えっと、S-TWはフォスのFT96Hってやつです。

仕様は↓こんな感じ。
・インピーダンス・・・8Ω
・再生周波数帯域・・・4kHz~33kHz
・出力音圧レベル・・・100dB/W(1m)
・入力・・・50W(Mus.)
・カットオフ周波数・・・3.9kHz
・推奨クロスオーバー周波数・・・8.0kHz以上

能率が100dBとかになってるのでATTで絞らないといけないかもと
思ってたけど案外おとなし目。コンデンサをもう少し大きくしても良さげかな。
更に、ドライバ側にLPFを入れても美味しいかもしれない。

オイラは、だいたい15kHz位までしか聞こえないのだけど、S-TWを足すと
空気感の様なものまで再現出来て、且つ元々若干有った刺々しさが和らいで
聴きやすくなった印象(実は10k辺りのディップのせいだったり)

圧縮音源やFM音源を聞くならNormalのままでも問題ないだろうけど
16bit/44.1kHz以上の音源を聞くならJRXには必要なアイテムじゃないだろうか。
つうか、特別な思い入れが無い限りJRXそのものを選択する必要は無いのかも。


「私はコウモリではないですけど、16kHz迄の帯域では物足りないと思います。はい!」



スーパーツイータを
埋め込んでみた (08/03/02)

三角穴にピッタリのMDFのピースを用意してボンドを付けてハンマーで圧入。
自分で言うのもアレだけど、職人技じゃんよw

φ62の穴をあけて、青ペンキでレタッチ後ユニットをマウント。
部屋中木屑まみれになったのは予想通りの結果だった。 穴あけ中にブレーカーが落ちたのは予想外。


休眠中の球アンプに繋いでいきなり音出し。(たしか強制エージングの時も登場したっけ)
ケーブルは暫定的に底のスタンド穴から引き出し。おかげで段プラのテストが出来ない。
背面のスピーカー端子の3way化が急務。 ←急務ってなんやねんw

スピーカー周りが超すっきり。


チャンデバの設定(取り敢えずのお試し設定)
・ウーファーLPF:1.82kHz 12dB/oct. バターワース
・HFドライバLPF: 12kHz 48dB/oct. バターワース
・HFドライバHPF:10.1kHz  6dB/oct. バターワース
・S-TW   HPF: 20kHz 12dB/oct. バターワース

S-TWはカットオフと遮断特性を決めるのがなかなか難しくって面白い。
ドライバの高域端をバッサリ切るとなかなか良いような気がする。

更に追い込めば何とかなりそう気もするので、もう少し育ててみよう。


ところで、現在のシステムはどうなってんの?(08/03/08)
と思う人は居ないだろうけど整理してみた。(アメとかハブとかは使っていませんのであしからず)

BBEについて考えていた頃から比べると、かなり(無駄に?)手が入ってるかな。
皮剥き、補強、強制エージング、デッドマス/S-TWの追加等。
プラグイン系は、DRCは今は入れてなくてTrue Phaseと言うのを88.2kHzで使ってる。
さぞかし音も変わったことだろうと思うけど、はたしてどうなんでしょう。
今後まだいじりたい所も有るので一旦現状の音を録っとくかな。
そう言えば、マイクを2本買ったのも元々は変更前後の違いを極力プラセボを排除しつつ評価する為だっけ。

ノーマルの時に録ったソースが見当らないのでBBEの頃に録ったのを基準とする。
(聞き比べはモニター系H/P推奨。JRXでモニタすると、JRXの癖が倍増されますのでご承知置きの程)

毛皮付きブルーバッフル版JRX115(Ref.)

現在の音(ハード面の評価の為、プラグインは外して再生したのを録音)


ソースと各録音音源のスペクトル(紺色:元ソース 水色:旧仕様 薄緑:現仕様)


新旧を繰り返し聞き比べると、こまかい所では違いが判るけどJRX115の持つ本質は同じなのかな。
あれだけ色んな所に手を加えても激変など起こらない事を今更ながら思い知らされる結果だった。
音源の環境設定とかを弄って、一喜一憂している人は一度自分で録って比べてみたらどうかな。
クロス周波数を1Hz刻みで聞き分けられる位のシビアな耳のひとなら激変なのかも知れんけど。。

新仕様の方が妙な響きが取れて自分的には気に入ってるのだけど、元ソースと聞き比べると
やっぱ暗い気分になる...orz


苦難の道はまだまだ続きそう・・・・。

            てか、果てしなき夢を追いかけてんだから、そう簡単に答えが見つかってたまるかっての!

と云う事で、まだまだ続く。




はずだったけど、新たな局面を迎えそうなので急遽第2部に移行することにした。
(単にこのページが長くなりすぎただけと言えなくもないけど)


続はこちら





Thanks!!









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