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入院体験1  入院体験2  退院後1  退院後2  立ち直りのきっかけ


入院体験1


それはトイレで始まった

いつものように出勤。始業前に会社で用足しが日課だった。1週間ほど前から便が出ない状態が続いていた。
何か違う。唯の便秘じゃないようだ。隣には入ったMサンが大きな音を立てて快便すぐにトイレを出ていった。

一応病院に行って見てもらうことにした。ここは2ヶ月前から父の入院手術でお世話になり医師、看護婦さんとは面識のある地域のH病院。
診察が始まり開口一番に「便秘と下痢を繰り返さなかったか」「血便は」「いつ頃からおかしいのか」強い口調で言われた。そして、今日から入院しなさい。出来るかと....? 凄い不安に襲われた出来事でした。


入院

訳も分からず入院生活の始まり。いままで大きな病気やけがはなく病気とは無縁だった私。
主治医の俺に任せてくれるかの一言で身を預けた。毎日検査検査で過ぎてゆく。
先生、みんな隠さず教えて下さい。婦長の表情など見ているとかなり悪いらしい事は見て取れた。
肛門から近いところに大きな腫瘍が出来ているらしい。カメラを入れるときも出来物でカメラが入りにくく痛かった。
触診の時も患部を触られると鳥の砂ずりのように固くゴリゴリしていた。
直腸癌や人工肛門になるかもしれない。
私は、ショックと言うより自分がどうなるのかはっきり理解できていなかった。

手術は某大学病院の先生にやって貰うことになった。
手術は何通りか有ります。しかし、人工肛門を薦めると言うことでした。
そして、いくつかの後遺症が残ることも。排尿障害や生殖機能が駄目になる事もかなりの確率(20〜30%)で起こることも。私は男でなくなるかも!

社会復帰は出来るのか?今まで通り仕事が出来るのか?これから一体どうなるのか?


手術

入院から10日後、ついに手術の日がやってきた。
前の日から背中に痛み止めの管を通された。
午前10時手術室へ。勝手知った病院の中で手術室は始めてだ。この小さな病院で決して綺麗と言えないこの部屋でこれから始まるのか...

手術前に足首に点滴だったか管が通され心電図を見るような機械もセットされ準備OKらしい。
もう私の知ったことではない!どないでもなれ!
麻酔のマスクを掛けられて数秒?で意識が無くなった。




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