laalaaの旅行記
 



     異邦モロッコ砂漠紀行
更新日時:
2001.11.12 Mon.
異邦モロッコ砂漠紀行
5,Aug,’99〜14,Aug,99
 
1日目(5,Aug,’99 Thu)
3年越しでついに念願のモロッコへ行けることになりました。実はこれがlaalaaたちにとって、日本から添乗員が付く始めての旅だったのです。団体行動に慣れないlaalaaたちがついていけるか心配だったけど、とにかくやっとモロッコに行けるんだい!サハラ砂漠をこの目で見るぞ。そしてこれまた初めてJALに乗る。いつも貧乏旅行なのであやしい航空会社?ばっかりだったlaalaaたちには画期的!JALに乗れるというだけで早くもテンション上がりっぱなし。だいじょうぶか?10日間もつのか?
何はともあれ、モロッコへの道はこのJALパリ行きのフライトから始まった。朝9時20分の集合で集ってみて驚いた。成田出発組だけで28人。大阪からも合流すると聞いていたけど、いったい何人のツアーなんだ?モロッコに行きたい人がそんなにいるのか?結局大阪出発組を合わせると総勢38人の大ツアーになったのでした。すごすぎ。機内ではオリジナルドリンクのスカイタイムを賞味。結構好きかも。おまけに国際線でもGLAY特集やってるじゃないか。ファンとしてはうれしい限りです(^^)機長挨拶も客室アナウンスもまず日本語ってところにミョーに感動しているlaalaaたちでありました。
こうしてパリ、シャルル・ドゴール空港に到着。ここでカサブランカ行きのフライトに乗り継ぐんだけど、待ち時間が4時間以上。買い物したり、パズルしたりして眠気と戦いながら待ち、夜の9時とは思えない明るい中をようやくカサブランカ行きのAF1496便は離陸しました。さすがにツアーのみなさん無口になって眠っておられるようです。laalaaもしばし夢の中へ。3時間弱でモロッコ・カサブランカのモハメッドX世空港着。大型バスに荷物をガンガン積め込んでいざホテルへ。人数も多いのでホテルにチェックインにも時間がかかり、ようやく部屋に落ち着けたのは午前2時近くでした。
 
2日目(6,Aug,’99 Fri)
今朝はゆっくりめの出発で助かった(^^)いいお天気。朝10時出発と言われていたので朝食後、近くの郵便局に切手を買いに行く。カサブランカは都会なのでまだあまりモロッコに来たという実感がない・・・。9時50分、ホテルに戻るともうみんなバスに乗り込んでいて、laalaaたちはビリだった・・・。なんで?まだ10分前だよ。そしてこの「早集合のワナ」はこの日から日ごとにエスカレートするのであった。とにかくカサブランカ市内観光に出発。モハメッドX世広場、大西洋沿いのリゾート地アインディアブなどへ。モロッコって海のイメージじゃなかったけど、そうだよね。大西洋に面してるんだよね。その後ハッサンU世モスクへ。今日は金曜日。イスラム教の安息日。青い空に映えるミナレットから響き渡るコーラン。中に入れなかったのがちょっと残念だったかな。市内レストランで昼食後、マラケシュに向けて出発。カサブランカから約4時間のバス移動。しばらく走ると赤茶色の乾燥した大地が広がる。だんだんイメージのモロッコに近づいて行くよ。こうして「赤い街・マラケシュ」に到着。夕食前に「クチ」と呼ばれる馬車に乗ってメディナの観光をする。
 
3日目(7,Aug,’99 Sat)
今朝も元気な太陽が輝く。温暖な気候のカサブランカと違い、マラケシュは暑く乾燥している。今日はマラケシュ市内観光。むかしのスルタン(王様)の逢引きの場、メナラ宮殿や、マラケシュのシンボル、クトゥビアなど。そして昨日馬車で回ったメディナ(旧市街)へ、今度は徒歩で出かける。見てるだけで辛そうな香辛料の山。カラフルなジュラバ屋なんかが並んでる。メディナの入り口の門の上にこうのとりの大きな巣ができていた。迷路のようなメディナは、歩いているだけでも楽しい。あ〜スークで買い物がしたい。今はがまんがまん・・・。そしてバヒーア宮殿へ。国王が時々滞在する宮殿。でも実はlaalaaたちが出かける直前に国王であるハッサンU世が亡くなって、喪に服している時期のようでした。スペインのアルハンブラ宮殿に負けないほどの芸術作品です。観光は一段落、銀製品の店に寄る。ここで「ファティマの手」と呼ばれるお守りのペンダントヘッドを購入。laalaaたちもアジアで鍛えた値引き交渉術を身につけていますが、何よりすごかったのは一緒のツアーだったなにわ娘2人組。モーレツな値切りで「絶対まけない」体勢だった店をまかし、80DH(モロッコ通貨ディラハム)を55DHでGET。これにはlaalaaたちも恐れ入りました(^^;)
なんといっても日中43℃の世界なので1度ホテルに戻って休憩。夕方再集合でスークへ出かける。さすがにごちゃごちゃのスークで自由時間にしてもらえるわけがなく、「買い物したーい!」と思いながら通りすぎる。最後にジャマエルフナ広場に出て、少しの間自由時間になった!こりゃスークに戻りでしょう!laalaaとMieは、走ってスークに戻り(もちろん迷子にならない程度にね)おみやげ用のパズルやタジン鍋の小物入れ、これから向かう砂漠の砂よけ用にターバンなどをGETしました。
夜はファンタジアショーという騎乗ショー&ディナーの店、シェズ・アリレストランへ。ここで初めてアフリカ名物クスクスを食べた。まぁまぁおいしかったよ。
 
4日目(8,Aug,’99 Sun)
今日はいよいよアトラス越え。モロッコ中央を横に走るアトラス山脈を越えて、いよいよ砂漠に近づいていきます。マラケシュを出てしばらくは平坦な道が続き、山が目前に迫ってきたらいよいよ山越えです。サボテンが一面に広がり、徐々に緑が減って茶色の世界へ。ガードレールもない山道を登って行く。こりゃ気合入れてないと酔うぞ!まぁドライバーおやじはあまり過激運転ではないので安心でした。マラケシュから、今日の目的地ワルザザードまでは約200キロ。でも山越えなので1日がかりです。アトラス越え最高地点のティシカ峠。直射日光はジリジリ。標高2260メートルなので空気はいくらか冷たいかなぁ?でも暑いや・・・。もうすぐ山越えも終了。ところどころ緑もあるけれど、岩漠というか土漠というか、山を越えたら不毛の大地でした。
やや時間が押してワルザザードのはずれにあるレストランに到着したのは2時。バスを一歩降りたとたん絶句・・・「なに?これ?」まるで巨大ドライヤーに吹かれているような熱風。誰かが持っていた温度計が見る見る上昇、軽く45℃を越える。ここから砂漠との戦いが始まりました。
昼食後、世界遺産、アイト・ベン・ハッドゥへ。モロッコ1美しいといわれるこの村は、日干しレンガ作りの古いクサル(要塞化された村)で、現在もベルベル人5〜6家族が住んでいるそうです。頂上まで登るぞぉ!石ごろごろの足場の悪い中、山の上まで行くと、やわらかいグランドキャニオンという感じの土の色がとてもきれいだった。今夜のホテルはちょっとメルヘンチックなホテルファラ・アル・ジャヌブ。夕食はバイキングなので時間もかからず、夜はついにプールでひと泳ぎ。「砂漠地方は夜は冷える」なんて言われてたけど、夜でも全然冷えません。プールでのんびり泳いでいると、同じツアーのnimyに盗撮されていた!なんちゃって(^^;)そしてこの夜、ガイドブックに載っていた「星がきれい」を見るために照明が消えたプールサイドへ出てみるとまるでプラネタリウム。ホテルの兄ちゃんが気をきかせて屋上に連れてってくれたけど、プールサイドの方がきれいだったなぁ。兄ちゃんありがとう。
 
5日目(9,Aug,’99 Mon)
今日はカスバ街道をひた走り、さらに砂漠に近づく予定。出発は9時と言われていたけど、「早集合のワナ」に拍車がかかり、38人全員が集ったのが8時40分。おいおい、まだ20分前だよ。どんどん早くなる集合に、みんな???と思いながらもつい早く行ちゃうんだな、これが。いろいろなカスバや、道沿いでのんびりしているラクダを眺めながら少しずつ砂漠に近づく。途中、ティネリールの街からトドラ川に沿って15キロほど入ったところにあるのがトドラ渓谷。迫る岩肌はロッククライミングの練習にちょうどよいそうな。ここのレストランで昼食。モロッコ名物タジンはミートボールの卵とじでした。そしてまた砂漠に向かいバスは進みます。だんだん天気が怪しくなってきた・・・と思ったら、天気が悪くなったわけじゃなく、大気中に砂がまじって飛ぶようになりくもって見えるということで、いよいよ砂漠の入り口の町、エルフード到着です。ホテルに着く前に「化石屋さん」の寄る。こんな店があるのも砂漠の街ならでは?そしてホテルにチェックイン。ところが!この1夜がモロッコの旅最悪の、いや、もしかしたらlaalaaの世界旅行での最悪の1夜になろうことなど、このときはまだ知るよしもなかった・・・。チェックインのときに言われたこと。「水道管の故障で現在断水。復旧の見とおしたたず」・・・ねぇ、砂漠の町だよ。水が出ないってどういうこと??添乗員さんは涼しい顔で「でもまぁ、こういうことはよくありますから」・・・トイレも流せない。シャワーも出ない。そうか、じゃぁ身体はプールで洗おう!?とさっそくプールへ。プールの底には砂がたくさん沈んでた。夕食後部屋に戻るけどまだ水は出ず。そういえば水が出ないのは仕方ないとして、さっきからA/C付けてるのに、なんでこんなに暑いの?風の吹き出し口に手を当ててみるものの、出てくる風は外の熱風のみ。A/Cと言う名の暖房かい?部屋は40℃から下がらない。だめだこりゃ。もう1度プール入ってくる。でも部屋に戻ると数分後には再び汗だく・・・。水は夜中に復旧したもののこのサウナナイトは逃れられず、うちわであおぎながら寝るという器用なことができていたlaalaaであった・・・。ちなみにアトピー持ちのMieは一晩で全身アセモ女と化していました。真夜中、おお、室温が少しさがる・・・38℃だって!下がった下がった!でも体温より暑い(@@)〜〜〜
 
6日目(10,Aug,’99 Tue)
今日はMieのバースディ!でも全身アセモ女になってる・・・かわいそうすぎる。今日はついにサハラ砂漠に行く日!しかも砂漠の日の出を見るためにAM3時45分に出発。さすがに昨夜のサウナナイトでみなさんお疲れの表情。同じツアーのDipsyは、あまりの暑さにベッドに水をまくという荒業までやってのけたらしい。とにかく砂漠だ。ランドローバーに分乗して50キロ先のメルズーガ砂丘を目指す。日の出前のまっくらな中、ランドローバーは道なき道を突き進む。ドライバーがベルベルミュージックをガンガンにかけてくれた。1時間ほどで土漠は砂漠になり、ランドローバーを降りるとそこは砂の上。朝日を見るために小高い丘に登ります。初体験のラクダに乗って山を登る。最後の急坂はラクダを降りて徒歩にになる。砂に足をとられてうまく歩けない。何とか登り座って日の出を待ちました。本当は念願のサハラを裸足で踏みしめたかったけど、出発前夜にサンダルでコケて足の裏を切ってしまったlaalaaはくつを脱ぐことができませんでした。残念。だんだん明るくなると自分たちの座っている砂がオレンジなことに気づく。サハラ砂漠の砂はオレンジに輝き、とても細かいサラサラの砂でした。あんな砂を見たのは初めてだったよ。
さて砂漠からホテルに戻り朝食。9時には出発で、またアトラスを越えて、今日はフェズに向かいます。1日バスの中で、早起き&サウナ状態で眠れなかったみなさんはぐっすりお休みTIMEでした。途中、アトラスを越えたあたりでモロッコのスイスと呼ばれるスキーリゾート地(モロッコにスキーリゾートがあるなんて知らなかった)イフレンの街を通ります。「ここヨーロッパ?」と聞きたくなるようなイフレンの街でトイレ休憩のためにバスを降りると、す・す・すずしい!あ〜砂漠と戦ってきた3日間、つらかった。涼しいって幸せ〜〜!そのままフェズへ。昨日の反動でA/Cをガンガンにかけて冷やし、その夜は熟睡しましたとさ(^^)
 
7日目(11,Aug,’99 Wed)
今日はフェズ市内観光。添乗員さんの「元気なうちにフェズ・エル・バリを歩きましょう。」の言葉で出かける。フェズ・エル・バリは9世紀にできたモロッコ1の古都で、世界一複雑な迷路の町といわれています。パワーがないと歩けなさそうです。迷子防止のため、現地ガイドからはぐれないように、との注意を受け、いざ巨大迷路へ。細い路地、アップダウン、モスクがあったりお店があったり・・・。見上げると隣の家の小窓から少女が手を振っている。くつ屋のおじいさんが観光客に声をかけてくれる。そしてモロッコといえばこれ、ブー・ジュルード門。laalaaが最初にブー・ジュルード門に出会ったのはアメリカ・フロリダのWDWのエプコットセンターにあるモロッコ館だった。そのときから本物のブー・ジュルード門を見にモロッコへ行こうと思ってたんだー。
観光が終り、最後に陶器屋さんに寄る。フェズ名産?の青を基本にした色使い、「フェズ・ブルー」と呼ばれるそうな。その色のきれいなこと。
 
8日目(12,Aug,’99 Thu)
今日はいよいよカサブランカに戻ります。フェズからメクネス、ラバトを経由してカサブランカまでまたまたロングドライブ。さすがにバスの中でもみんな無口。朝から早くもお昼寝タイム?静かな車内でぼーっと景色を見ていると、畑の中に突然現れる巨大遺跡。ローマ遺跡ヴォルビリスに到着。紀元前40年には2万人の人が住んでいたといわれるこの遺跡。そんな年月が流れていると思えないほどきちんと修復されている。ここで、この旅最初で最後の全員の集合写真を撮る。それにしても例の「早集合」といい、38人という大集団のわりには誰ひとりトラブルに遭う人もいず、ご迷惑をかけてしまう人もいず、自分のことは自分でできて、添乗員さんを困らせることもなく、大人数を思わせることのなかった今回のみなさん。やっぱり「モロッコに行こう」と思う人に、海外旅行初心者っていないのか、みんな旅行フリーク、スペシャリストたちで全日程がスムーズだったことには驚きでした。この後laalaaとMieが「だっちゅーの」ポーズで写真を写していたら、同じツアーのビール父ちゃんに「まだまだぁ!」とボリュームの足りなさを指摘されてしまった(^^;)この「ビール父ちゃん」ことUさんは、毎食「Beer!Four!」とビールを4本頼むことからlaalaaたちの中で「ビール父ちゃん」と呼ばれるようになったのです。なぜ4本かというとモロッコのビールは1本が小さくて、全然足りないようなのでした。最初は1本づつオーダーしていたビール父ちゃんでしたが、いいかげん面倒になったのか、後半はいつも4本同時に頼んでおりました。まぁビールの話はさておき、メクネス市内をさっと観光したあとモロッコの首都ラバトに向かいます。カサブランカがモロッコの首都だと思ってる人が多いと思うけど、首都はこちら、ラバトです。ラバトの観光は「ムハンマドX世霊廟」。本当は中に入れるはずでしたが、国王がお亡くなりになったばかりで行事があるようで中へは入れませんでした。そんな中、すぐそばにいた現地の女性たちが一緒に写真に写ってくれることに。育ちが良いのかモデル料(チップ)も一切要求することなく、ニコニコで写ってくれた上に、元気良く手を振って見送ってくれた。モロキャンの適当さ、したたかさにやや疲れていた旅の最後に、ほっとできる彼女たちに会えてよかった・・・!
ラバトから高速に乗り、カサブランカに戻ったのはもう夜の7時過ぎ。ホテルのレストランで夕食の後、nimyやDipsyたちと映画「カサブランカ」でお馴染みの「バー・カサブランカ」に出かける。モロッコラストナイト。ピアノ生演奏でおじさんが歌う。みんなでせっかくだから「Beerカサブランカ」や「カクテルカサブランカ」を注文。しかし・・・カクテルカサブランカはお世辞にもうまいと言えるシロモノではありませんでした(^^;)甘すぎ!
 
9日目(13,Aug,’99 Fri)
あっというまに帰国日です。カサブランカの朝は涼しい。あの砂漠の暑さが、いや熱さが、うそのようです。朝9時出発でモハメッドX世空港へ。8日間お世話になったバスの親方ドライバーと熱烈?BIG−HUG!でお別れする。「ただいま〜」とバスに帰ると「オカエリナサイ」と日本語で答えてくれた親方。お世話になりました。最後の最後にわからんちんモロキャン空港職員のせいでなかなかチェックインできず、添乗員さんもろともイラつきながらなんとか間に合い、AF2197便はAM11:40、パリに向けて無事テイクオフ。laalaaにとって2度目のアフリカ大陸に別れをつげるのでした。パリで大阪組と別れ、またもやJALにうかれながらの帰国。帰りはうなどんが出たよ(^^;)
 
10日目(14,Aug,’99 Sat)
機内映画の「ぽっぽや」に涙しながら真夏の日本に帰ってきました。おりからの台風の通過で関東は雨降り。久し振りに雨を見た。成田上空でしばらく着陸待ちしたけど無事ランディング。お疲れさまでした!
 
おまけ
この旅で出会ったnimyやDipsyたちとは、なぜかやたらと気が合い?今でもオフ会をしながらお互いの旅行人生に刺激を与え合っています!?みんななぜか僻地好きなのよねぇ・・。




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