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夢・・・・・・・・・
これは夢だ・・・・・・
そう・・・・・・・・・・
いつか見た光景・・・・・・・・・・
男たちに組み伏せられて動けないボクがいた。
「しゅ−くん!」
遠ざかる車の中で泣いているゆうちゃんの姿があった
ボクは必死に手を伸ばしても・・・・届かなくって・・・・彼女が車の中で泣いてるのを止める事が出来なくて・・・・
ただ、悔しかった。彼女の涙を止めれなかった事が、彼女を助けてあげる事が出来なかった事が哀しかった。
ボクはあの時ただ地面を握り締める事しか出来なかった。
「強くなってやる・・・・・!ぼく強くなるよ、ゆうちゃん・・・・・・・・・・・・・!」
そこでボクは布団から跳ね起きた。
「夢?・・・・・・・・そうか・・・・・そうだよね・・・・・・・・・・・アレはもう何年も前の事だもの・・・・・」
ホッとして横を見ると幸せそうな寝顔を浮かべた美沙ちゃんの寝顔があった。
「むにゃむにゃ・・・・・ 鷲士くん・・・・・どじ〜・・・・・・」
思わず笑いそうになりながらボクは美沙ちゃんの布団を直して頭を撫でてあげると美沙ちゃんは幸せそうな笑顔を浮かべた。
「 鷲士くん・・・・・・・・・オト−さん・・・・・・・・・・」
ボクはしばらく美沙ちゃんの頭を撫でていた。
・・・・・ゆうちゃん、あの時ボクは君の事を守れなかった。・・・・・・でも美沙ちゃんは・・・・樫緒くんは今度こそ絶対守り抜く・・・・・絶対に・・・・・だから・・・・安心しててゆうちゃん。
(しゅ-くんのバ〜カ、安心なんか出来ないよ〜、絶対迎えにきてよね!)
−なんとなくゆうちゃんがそう言った気がした−
「そうか、そうだよね。「また」会えるよね。ゆうちゃん」
・・・・・・・・・なんとなくそう思えた・・・・・・・・・・
・・・・まだまだ未熟な父親のボクだけど・・・・・
・・・・・もしまた会えたら・・・・
・・・・・一緒に暮らそうねゆうちゃん・・・・
・・・・・もう絶対涙は流させないから・・・・
・・・・必ずゆうちゃんたちを守り抜くから・・・・・・
「それじゃあお休み美沙ちゃん」
ぼくは美沙ちゃんにそう言うと再び布団の中にもぐりこんだ
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