DADDYFACE SidetStories
「カレラのオモイ」
written by 星野洋



 I Promised───


 わたしは約束を交わした。あの冬の夜──

 ”わたしのこと・・・忘れないで・・・”

 覚えてさえいれば、きっといつか会えるから。

 お互いが、離れ離れになってもきっと・・・・。

 だからわたしは約束したのだ。

 あの日の続きを・・・未来を信じて───




 I Think―──


 ボクは考える。ボクの家族にとって、なにが一体幸せなのかを───

 モノゴコロついたとき、ボクの家族はバラバラだった。

 それを悲しんだときもある、憎んだときもある。

 だけど──アノヒトと出会ってから、全ては変わっていった。

 優しいヒト、暖かいヒト、ボクの───父親。

 だからボクは考えるのだ。

 ボク達が求める幸せとは、なんなのか───




 I Remember――


 ワタシは忘れない。ワタシを創ったすべてのこと、すべての、記憶──

 ワタシが何者かはわからない。わかることはないのかも知れない。

 それでも、ワタシという存在は、今ここに在るのだ。

 おとーさんがいて、おかーさんがいて、二人が愛し合っていたからこそ、今のワタシが在るのだ。

 それが確かなことだから、ワタシは強く生きていけるのだ。

 だからワタシは忘れない。

 ワタシの存在理由。生きていく、その意味を───




 I Wish───<BR>

 ボクは願う。ボクの周りにいる人々が、幸せであるように───

 ボクは守りきれなかったから。あの冬の日、大切なヒトを、守れなかったから──

 だから誓ったのだ、強くなろうと──。もう2度と、悲しませないように。

 そしてボクは手に入れた。幸せを。失いたくないものを──

 だからボクは願い続ける。

 この幸せが、いつまでも続くように、いつまでも、守れるように───

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