いきなり大変な質問がきました。これは01系ゲーム最大の問題です。
どこのトリプルもダブルも確実に入るならばアレンジはいりません。入ればいいのですから…。ただしそうでないのならばアレンジできた方が確実にダーツ数は減ります。まずポイントから説明します。
- 偶数のダブルを残そう。
なぜ偶数のダブルかと言うと、内側に入ると奇数になってしまうからです。奇数になるとなぜダメなのか、ダメではなく嫌なのです。もう1本、奇数にいれないと偶数にならないからです。501をやった事がある人はわかるのですが、3、5や7残りになった時、奇数が入らなくてバーストが続くと本当に嫌になります。どこを打っても最終的には奇数になるのですが、なるべくなら奇数にならない所がいいと思いませんか?
- 魅惑の16ダブル。
16ダブルは、奇数から一番遠いダブルです。16を狙って、内側に入ります。16残りのダブル8。8を狙って内側に入って8残り。そして4残り、2残り、そして最後の奇数1ダブルまで奇数なく打てます。ここは得意不得意でなく練習しなければならないでしょうね。
その次に大切なのは最大の偶数ダブル、20のダブル(ダブル・トップ)です。その次に18ダブル、12ダブル、14ダブルと続きます。もちろん、これはアレンジ上の事ですから、16のラインである、8、4、2、1。20のラインである10、5。18のラインである9。12のラインである6、3。14のラインである7はもちろん大事です。ダブルの練習をする時、ラウンドで回るのもいいですがラインで回るのも大切です。極端な話、最初は1を含めた偶数のダブルを練習するだけでもいいですよ。
- 奇数を上手に使おう。
例えば43残りで11にいく人がいます。シングルに確実に入る人ならば問題ないのですが、失敗して14に入ったら、29残りになります。「なぜ下を狙わないのですか?」僕は聞きます。「32がいいからです。」そう32はベストです。でもボードをよく見て下さい。7、19、3、17。奇数が4つ並んでいます。奇数がならんでいる所はここしかありません。もっと興味深い事があります。7と19の差は12、19と3の差は16、3と17の差は14と微妙に違うのです。これを利用してより安全に偶数のダブルを出す事を考えます。例えばさっきの43など、7でも19でもでも偶数のダブルがでます。47も、7か19でもいいわけです。35や39は非常にアレンジしやすい数字となります。32はベストですが、固執しないで下さい。
- 1本目の矢、2本目の矢、3本目の矢。どの矢にも異なる役割がある。
ダーツは3本の矢で競います。この3本というのが面白いのです。3本投げ終わると、相手が投げます。3本で大きな点数をあがる事をハイ・オフというのは御存じでしょう。最高点は170です。つまり170点以内なら相手にまわすとあがられる可能性があるという事です。相手にまわしてはいけません。その為には3本目で絶対きめるという事が大事になってきます。きめられなくても、せめてダブルをうたなければ勝ち目はありません。ダブルを打たずに負けたら完敗です。3本目にダブルをうつ為には、2本目で絶対にダブルを出す必要があります。その為にはなりふりかまわず下の奇数をうたなければいけない事もあります。なんとか有利なダブルを出す為のダーツ、それが1本目のダーツの役割です。1本目のダーツの打ち方しだいで、楽にも辛くにもなります。これをよく理解して欲しいのです。だから同じスコアーでも、1本目か、2本目か、3本目かで狙う場所は変わってきます。
- 美味しい偶数3人衆。
奇数の項で、奇数は1箇所だけ4つも固まっている所があるといいましたが、偶数はどうでしょう。偶数は2つづつですが並んでいる所が3箇所もあります。4と18、6と10、そして8と16。これもその差は、14、4、そして12。不思議でしょ。一番、よく使うのは48残り。8か16で、40残りか32残り。こんな美味しい所はありません。42も美味しい。6か10で40残りか36残り。46も14を狙わなくても6か10でいいわけです。特に、2本目の時、14でなく、6か10を打つ。3本目に確実にダブルをだしましょう。
- シングルを確実にいれろ!
これは意見も色々あるのですが、トップクラスはどう打ってもいいと思いますが、30ダーツ近辺でうろうろしているプレーヤー向けにしましょう。80残りをどううちますか?方法は2つあります。16のトリプルと打って、32残りにする方法と20のトリプルを打って、20残りにする方法の二つです。普通に考えると16のトリプルの様ですが、落とし穴があります。それは、その時、貴方が何本の矢を持っているかです。2本しか持っていないのであれば、どっちでもいいでしょう。得意な方にいけばいいでしょう。でも、もし3本持っていたら、その後の展開が大いに変わってきます。
まず16トリプルを狙ってみましょう。入ったら、もちろん問題なしです。でも、もし外れて16のシングルに入ったら、貴方は、次のダーツ、どう打ちますか?2本のダーツで、64残り。14を打ってダブルブルに行かない限り、もう1本トリプルが必要です。ダブルを打たずに相手に回す確率大です。でも20から行けばトリプルに入ったら20残り、シングルに入ったら60残り、もう1本、シングル20でダブル20がでます。これを考えて下さい。特に80以下の残り数でダーツを3本持っている時、シングル2本でダブルがでる様にアレンジする。これが基本です。77残りも15トリプルでなく、19トりプルを打つ。90残りも一か八か、20、20、ダブルブルと打ってみたらどうですか?トリプルに入ったら、15ダブルをうつもよし、14へ入れて、8ダブルへいくもよし。そう6か10へ行って、24残りか20残りにするもいいんじゃないですか。
- ド真ん中もダブル!
「ド真ん中、行け!」というと、「そんなもの入るはずないじゃないですか?」という人がいるけど、これは投げて見なければわからない。ダーツのルールもわからない時、どこをめがけて投げてました?ルールを聞いて、「じゃあ、真ん中って何?」と思いませんでした?ここは、入ったらいいという所ではなく、あと1本ここに入れなければいけないという時に入れる所。もし成功したら、身の毛がよだつほど気持ちが好い。シングルを確実に入れる自身がなければ、打っちまえ。勝つ気があるんなら、たたきこんじまえ!ここにダーツの楽しさがあるんだから…。へたくそがアレンジいくな!真ん中残ったら打っちまえ!
- アレンジは、覚えるな。自分で考えろ!
最初にいいましたが、100発100中ならアレンジは要りません。それと、まずスコアーをとる事が肝心です。イギリスのマスターズ・ユースにでてくる少年たちのダーツを日本のダーツプレーヤーに見せてやりたい。180、140を連発してくる奴らばかりです。アレンジを知らないので、アベレージは24本ぐらいですが、12ダーツか30ダーツという奴等です。こいつらがアレンジを覚えたらと考えるとゾクゾクします。それが世界です。ダーツを始めて半年で12、3のダーツがでなければ世界チャンピオンは無理です。でるのであればアレンジができなくても日本チャンピオンにはなれるでしょう。でもアレンジができなければ世界は無理でしょう。アレンジは、あなたのダーツを2、3ダーツ短くするだけのものです。あとダブルスやチーム戦も勝ちたいのならチームメイトの得意なダブルを残してあげる方法を知っておくべきでしょう。でも勝つ為には、自分自身のアレンジをつくるべきでしょう。昔のプレーヤーは、皆自分の好きなダブルを名刺がわりに持っていました。例えば小熊恒久のダブル18や渡部弘のダブル16、小宮久雄のダブル・トップ。でも一番印象の強かったのは、昔、ラフライダースにいた、デーブ・ミッチェル。彼は、13ダブルが大好きで。パートナーが32を残しても、26残りにアレンジしたものでした。しかも決める。とにかくアレンジは、練習の中で、1番入るものを使う。もし苦手な数字があれば考えなさい。僕は、70残りが不得意で、18も10もダメでした。そこで14トリプル、14ダブルという独自のアレンジを見つけました。又、142残りで20のトリプルに入ると、82残りでいつも50にいくか、14のトリプルにいくかで悩んでいました。そこで考えだしたのが19トリプル、19トリプル、ダブル14。これはアメリカン・オープンでデーブ・ケリー相手に決め、デーブ・ケリーに"Nice Idia!"と言われたのを覚えています。今でもデーブ・ケリーは、142を、そう打っているそうで嬉しいかぎりです。
とにかくセオリーは、上の通りですが、左ききのプレーヤーや背の低いプレーヤーには別のアレンジがあると思います。練習の中で、自分自身のアレンジを見つけてください。
一応、アレンジ表を作っておきますが、くれぐれも覚えないで下さい。自分で考えて下さい。
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