Parts Tools Tonkin Cane How to Order Rod & Reel School WFFJ Event

バンブーロッドを作ってみたいけど、何やら難しそう。 あるいは自分は不器用だと最初
から諦めている方、あるいは道具が高すぎて、などなど。 そんな素朴な疑問、質問に
答えるべくバンブーロッドメイキングの楽しさを強調してみたいと思います。

バンブーロッドメイキングはオモシロイ!
今ではベテランのビィルダーHさん。
誰でも最初は皆、初心者です。 ご年配
の方でも勿論OK。 不景気な時代には
自宅でのんびりロッド作りも良いものです。
あわてずのんびりマイペースが一番!
因みに、人の良さそうな笑みを浮かべる
Hさんですが、竿作りかれこれ十年の大ベ
テラン。 こんな人のロッドで魚釣りがしたい
という方は、良心的な価格で製作してくれ
ます。興味ある方はお問い合わせ下さい

1.製作はどんな具合に・・
詳しくは当店のメイキングマニュアルや色々なホームページで製作の知識は分かると
思います。 ただ、最初から難しいものだと考え必要はありません。 竹を割り、まっすぐに
伸ばし、削り、接着するだけ。 言葉で言うと簡単ですが、実際にやってみても、のんびり
やって3〜4日でブランクが完成していることでしょう。

2.道具は最低限何が必要でしょうか。
全部の道具を揃える必要はありません。 絶対に必要なツールは以下の4種類だけです。
1. プレーニングフォーム(竹を3角のテーパー状に加工するカンナ台)
2.デプスゲージ(プレーニングフォームの溝の深さを測定する測定器)
3.カンナ(荒削り用と仕上げ用の2種類、仕上げ用1台だけでも可能)
4. ホーニングガイド(カンナの刃を一定の角度で研ぐためのツール)
その他、バインダーやオーブンと言った道具もありますが、最初は無くても可能です。 勿論
最初から全部揃えても結構です。 簡単な火入れ方法などはお問い合わせください。


3.バンブースクールに参加しないとダメですかというご質問もありますが・・
そんなことはありません。 製作のノウハウはホームページなどで簡単に
入手できる現在では、それらを参考にするだけで全く問題なくロッド製作
技術を向上させることができます。

バンブーロッドメイキングスクールも不定期です
が行います。 ただ、いろいろな情報が入手でき
る昨今では、自己流で行っても全く問題ありま
せん。 こうご説明しますと、自己流の竿は良く
ないという風に思われる方が多いようです。
竿を販売する目的であれば、最初に習ったほう
が習得に関しては、時間的なロスは少ないかも
しれませんが、独学で作ったロッドでも最初から
釣りに十分使える竿になります。 とにかく理屈
から入って難しく考えず、まずはチャレンジ精神
です。分からない部分は当店がサポートします。

4.ロッドメイキングには、どの位のスペースが必要ですかというご質問もあります。
勿論広いにこしたことはありません。 プレーニングフォームの長さが平均で150cm
ありますので、その程度のスペースは確保しなければなりません。 ホームセンターで
売っている2x4の木材を利用して極簡単な作業台を作ることも可能です。 折りたたみ
式の金具を利用して2ヶの折りたたみ式の脚を2脚作り、その上に2x4材でフォーム台
を作れば、不要な時にはコンパクトにかたずけられます。 
また、普通のテーブルを利用して作業するには150cmのフォームは少々長いかも
しれません。 お気軽に作業できる小スペース用の短めのフォームも今後検討してみる
ことにしましょう。


5.可変式プレーニングフォームはいろいろなテーパーに対応できます。

可変式プレーニングフォームは両サイドに設置してある
ネジを調整することによってテーパー設定ができます。
左の写真はデプスゲージをフォームに置き、溝の深さを
調整している場面。 例えば、ギャリソンの201Eという
ロッドを作る場合、先端0インチの値は1.6mmです。
単純に半分の値をセットしますので、0.8mmになる
ようにセットすれば良いわけです。 大きな針は1目盛り
が0.01mmなので、80の値になるように、またゲージ
内の小さなメモリは1目盛りが1mmなので、この場合は
小さな針は1の手前を指すようにセットします。
以下同様に5インチ以降も、それに対応するロッド対面の
半分の値をセットしてロッドテーパーを作ります。

初めてのロッド作り! しかし、どんなロッドを作ろうか? 最初は、ごく普通の番手のフライロッドを作り
たいのでしたら、ギャリソンの201Eでやレナードの38Hなどがお勧め。 これらは、7’0”#4なので
川の釣りでは一番出番の多いロッドだと思います。 アクションは比較的にティップ寄りのアメリカン
タイプで、初めてバンブーを使う方にも気楽に使いこなせます。 ウィンストン6’6”#3は、繊細で胴が
良く曲がるロッド、里川の小さな山女と遊ぶのであればうってつけ。 また、管理釣り場や北海道の川の
ニジマスなど釣るのであればギャリソン206 7’6”#5などはお勧めです。
最初とにかくは、銘竿をコピーすることから始めます。

最初に作るお勧めロッドは・・
ギャリソン201E ティップ バット レナード38H ティップ バット
0” 1.60mm 4.83mm 0” 1.64mm 4.44mm
5” 2.01mm 5.16mm 5” 1.90mm 4.72mm
10” 2.51mm 5.46mm 10” 2.32mm 5.12mm
15” 2.90mm 5.79mm 15” 2.66mm 5.56mm
20” 3.25mm 6.12mm 20” 3.18mm 5.88mm
25” 3.58mm 6.45mm 25” 3.48mm 6.16mm
30” 3.89mm 7.16mm 30” 3.80mm 6.62mm
35” 4.19mm 7.37mm 35” 4.00mm 7.46mm
40” 4.50mm 7.37mm 40” 4.28mm 7.66mm
45” 4.83mm 7.37mm 45” 4.44mm 7.91mm
実際には7フィートロッドのティップ、バットは42”ですが、45”での設定を行います

ギャリソン206は湖川〜管理釣り場までカバーするオールマイティーロッド
ウィンストン6'6" ティップ バット ギャリソン206
ティップ バット
0” 1.85mm 4.45mm 0” 1.60mm 5.23mm
5” 2.05mm 4.50mm 5” 1.98mm 5.59mm
10” 2.40mm 4.65mm 10” 2.54mm 5.92mm
15” 2.75mm 5.05mm 15” 2.97mm 6.27mm
20” 3.10mm 5.35mm 20” 3.33mm 6.60mm
25” 3.35mm 5.75mm 25” 3.66mm 6.99mm
30” 3.55mm 6.45mm 30” 3.96mm 7.77mm
35” 4.00mm 6.74mm 35” 4.27mm 7.85mm
40” 4.25mm 6.94mm 40” 4.60mm 8.05mm
45” 4.93mm 8.05mm
ウィンストン6’6”#3はベテラン向け。 ギャリソン2067’6”#5は遠投派向け。

表を見て、ティップの終わりとバットの始めでは、テーパーに段差があることに注意。
多くのロッドはこのようにドロップオフ構造になっていますが、段差の無いロッドもあります。
5インチ毎の寸法の半分の値をプレーニングフォームに設定します。 竹は設定した
プレーニングフォームの深さ以上には削れませんので、所定の寸法に仕上ります。




なるべく気楽な気持ちでロッドメイキングを始めていただきたいということから、こんなページを
作ってみましたが、多少でもお役にたてたでしょうか。 当店ではツールをお買い頂いたお客様
の製作上でのご質問にお答して、ロッドが完成するまで丁寧にサポートしております。安心して
チャレンジしてみてはいかがでしょうか。 自分でフライを巻くのがあたりまえのように、自分の
作った竿で釣りをするというスタイルがきっと当たり前になってくるはずです。