【嶋田的Mリグ思考】

広島支部発案の「Mリグ」。昨年春にこのリグを教えて貰い、そのコンセプトの完成度
の高さに共感を憶える。名前の無かったこの釣りに、松尾君のイニシャルから「M」を
取り、「Mリグ」と名付けた。

ここからは私なりにこの「Mリグ」を解釈してみる。
ますこの「Mリグ」の優位点は5つ。@常にボトムを切らさず、技術の高低は関係無
く、トレース出来る
Aベリーアイにシンカーを外付けする事による姿勢の安定性。
Bダブルフックを使用
する事により、根掛かりのリスクを押さえてある。Cテイルへの
バイトが集中するチヌゲームにおいて、フック一つというコンセプト。D泥底で必要以
上に底を掻く事なく、這う様に演出出来る。
更に使用ルアーは、ラパラ社「CD−7」を特異的に用いる点も、そのコンセプトの完
成度を高めた要因となっている。それが「ウッド製」を用いる事で、警戒心の強いチヌ
に不用なリアクションをさせる事が無く、「追わせる」事が出来る点だ。
これらの事は、このリグを初めて使った時に見抜いた点。1年以上たった今でもこの
「優位性」は不変である。それほど当時、すでに完成されたリグだったと言える。
彼の開発秘話はこちらを参照して下さい。私は読んでいませんし、今後も読みません
。なぜなら、この「Mリグ」の明確なコンゼプトは揺るぎ無いものだから。
「嶋田のチヌに関する一考察」
http://blog.livedoor.jp/mm5138429/archives/25392699.html#comments
松尾君のブログ内「ハードでチヌ」
http://blog.livedoor.jp/mm5138429/

そこでここ最近、この「Mリグ」や「チヌ&キビレ」に関して解ってきた事を書き加えよう。
まず、予想通りに「チヌ」と「キビレ」の性格の違いが明確化してきた。ラインの違いに
よる釣り分けもほぼ間違いない。ただし、キビレの産卵期のズレから、6月後半からは
チヌの釣果が先行しだした。同時にアフター傾向のチヌが釣果に混じりはじめる。あま
り注意深く見てこなかったが、抱卵したキビレは一体どこへ向かうのだろうか?7月現
在、市内河川では稀に40半ばでプリスポーンのキビレが混じる。一旦卵を落したキ
ビレなのだろうか?(体内の卵の全てを産み落すとは考えにくいから)
カラー別に見た釣果も、その差をハッキリと見た。圧倒的な「オレンジ金」、安定した
釣果の「黒金」や「青銀」。そして「腹
オレンジタイプ」も強い。イワシ系の「ジャパンスペ
シャル」もクリアでは威力を発揮する。更に「コンスタンギーゴ」は水量が増えてからの
フォールや、大型の個体へ抜きん出た釣果を出してくる。更にイエロー系もクリアでは
求められる存在だ。ここまで釣れる(よく)カラーが絞られれば使用する側にとっても迷
いが少なくて済む。

川チヌの適性な「ポイント」選び。
この「Mリグ」でのチヌゲーム。最も大事なのがこの「ポイント選択」である。これ以外
のポイントでは、目標とする最低釣果(入れ食い)は得られにくい。@泥底(砂でも何
とか可能)である事Aシャコやカニ類が生息している事B
すぐ近くで無くても良い、周
辺に何らかのストラクチャー(橋、カキヒビ、水門、ガレ場、係留船等々)があれば、そ
の一帯が全てポイントと化す(ストラクチャーをタイトに狙う事はありません、故にあれ
ば尚良し程度)。C釣りが可能であれば水深2m前後まで。流速があまりにも早い箇
所は不向き。
こう書いてしまえば「結構セレクトしないと・・」と思うかも知れないが、よく考えてみる
と「川」だったら、ほぼこの条件を満たしている事が多い。これまでシーバスゲームで
メインに狙っていたポイントの周辺は、そのままチヌのポイントだからだ。ただし・・。
これはいけない・・という条件が二つだけある。それが@深過ぎる水深(底を長くトレ
ース出来ない)A障害物や海藻類が底に沈んでいる。
これだけは残念ながステージ外となる。

幾多の雑誌で「チヌ」の釣り方が解説してある。大半を読んでは見たが、チヌだけを
狙って釣る事が出来るのは「Mリグ」だけだ。勿論、そこにコチやヒラメが居たら、それ
らが先に食ってしまうが・・。少なくてもシーバスが混じるケースは1%以下である。
シーバスを狙っていたらチヌが釣れた・・それならルアーのサイズを落したり、レンジ
を下げる事によって、多少はチヌが釣れる率が上がる。これが大半であると言える。
チヌはシーバスの外道では無い。私達はチヌだけを明確に狙っていける武器を手に
入れる事が出来た。そのエリアも特定出来ている。現在、新規チヌ専用ポイントを開
拓中だが、どこへ行っても爆釣だ。なので中々先へ進めない(笑)これが目下の悩み。



チヌゲームに上手い下手関係無し。