何故、君は、そんなにまで自分を卑下するんだろう。
自分なんて、価値のない人間だ・・・と、今も思っ
ているのかい?


でも、考えてごらん。
人の価値は、誰が、どうやって決めるんだろう。
君はどう思う?・・・解らない?
なら、考えてごらんよ。


え?・・・俺はどう思っているのかって?
う〜ん。難しいな。・・・おいおい、そんなに睨まな
いでくれよ。
自分でも解らないくせに、って?
はは・・・そうだね。人に偉そうな事、言えないな。


そうだ。
前に、こんな言葉を聞いた事があるよ。


人の価値は、その人の地位や、財産で決まるものじゃない。
何故なら、それはいつか無くなってしまうかもしれない物
だから。
そんないろいろを取り払った時、残ったもので、自分の価値
が決まるんだ・・・って。


難しいかな。・・・うん、確かに難しいね。
でも、この言葉を聞いた時、何か吹っ切れたような気がした
んだ。・・・吹っ切れた、という言葉とは、ちょっと違うか
もしれない。ごめん、うまく言えないんだけど。


君が、悩んでる事、俺には完全には解らないけれど。
今の俺にとって、君は必要な人だ。本当だよ。
それだけで、十分価値のあることだと思うんだけど。


今は、それだけじゃ駄目かな?俺の言葉は信用できない?


・・・信じて欲しい。君が必要なんだ。


それでも、どうしても信じきれない、自信がないというのらな、
これから二人で探していこう。
時間は、まだまだたくさんあるよ。
これからも、お互い、前を向いて歩いていけるように。
君と二人で。



・・・泣いてるのかい?
せっかくの誕生日に、泣き顔はないだろ?
ほら、笑って。さあ。・・・・まいったなあ。



・・・・誕生日、おめでとう。

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