安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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ブッシュがコイズミ・ジャパンを好きなわけ

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〈Thu, 30 Oct 2003



●27日のブッシュ記者会見(前編は なんでもBBS,#371「コイズミへ」参照)
日本でニュースになっていましたね。ブッシュ大統領が小泉さんを「絶賛」とか、日本のイラク復興支援金が突出している文脈でカラカッている印象でしたが、ちょっとズレてるよ〜。演説と記者会見45分のあいだ日本の支援金にはまったく触れていません。一言、たいへん沢山出してくれた旨感謝してもよさそうなんですが、そういう文脈ではないんだ。たウソだと思うならここに記録全文があるので確かめてごろうじろ。
Despite Dangers in Iraq, "We're Not Leaving," Bush Says
芝生に集まった番記者にはブッシュのアジア歴訪に随行した者が多いので、彼らにねぎらいの言葉をかけて演説がはじまった。ブッシュこの日は赤のネクタイ、勇ましい話しをするときのいでたちです。
●ブッシュの発言、イントロ
突如Mrコイズミを親友とほめそやした文脈はラジオキャスターの質問にこたえた部分、抄訳すると、
記者:米が拠出するイラク復興支援(200億ドル)について、なぜそのためにアメリカ国民が次の世代まで税金で肩代わりしなきゃいけないのか。イラクが莫大な負債をかかえている状況はわかるが、将来のアメリカ人世代が背負う問題だろうか?
ブッシュ:まず第1にこれは一回限りの支出。第2に平和で自由なイラクはアメリカの安全な未来に不可欠であること。 フセインの後、トラブルの多いこの(中東)地域の真ん中に自由で平和な国をつくろう。これは歴史的な機会だ、われわれアメリカ人に関わりつづける事柄。安全をもたらすチャンス・・将来のこどもたちをより安全にしよう。われわれは絶対正しくあれねばならない。
またか、ブッシュの答えはいつもこうなっちゃうんだ。ここでブッシュがエモーショナルになったのか、辺りがシラケたのに気づいたためか、わたしは両方とおもうんですが話題はコイズミ・ジャパンへ:
●ブッシュの発言、その部分
I was struck by the fact, when I was in Japan recently, that my relations with Prime Minister
Koizumi are very close and personal. And I was thinking what happened if, in the post-World
War II era, we hadn't won the peace as well as the war. I mean, would I have had the same
relationship with Mr. Koizumi? Would I be able to work closely on crucial relations?
例によってテキサンを関西弁になおしますと:
「ワシ胸打たれたことあるんや、最近日本へいったんやが、小泉首相とワシのあいだ柄ちゅうとそれはもう昵懇なつきあいしとる。古いはなしやが先の大戦のあとでんな、考えてみるともし戦争に勝っても戦後の平和づくりに失敗しとったら今ごろどないなってたやろ。小泉さんと今みたいに付き合えるやろか?とまあそう思うわけや。はたしてこんなスゴイええ関係で協力できたやろか?」
I doubt it. I doubt it. In other words, we've got very close alliances now as a result of not only
winning a war but doing the right things in the postwar period.
「いやいやそんなことあらへん。こういうこっちゃ、ただいまの緊密な盟友関係は、戦争に勝っただけのおかげやおまへん、戦後の時代にアメリカは正しいことをしたんどす、まさにこのことの結果でおますねん。」
最後は京ことばになりましたが、イラクも日本のような盟友になるぞ!なにがあってもやり抜くのだ!
ブッシュのシンプルマインドに異論はあるが、かくもコイズミ・ジャパンはアメリカ大統領の「心の支え」になっているのです。ドイツは一顧だにされておりません。ネ!(了)


Pnorama Box制作委員会

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