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グローバル民主革命(3)
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〈 Wed, 11 Nov 2003 〉
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11月11日は第一次世界大戦が終わった日。85年前のこと。イギリスではエリザベス女王と豪のハワード首相が出席してしめやかに記念式典がおこなわれた。米ではこの日が「ヴェテランズ・デー」復員軍人の日として休日になっている。ブッシュはアーリントン墓地に花環をささげたあと、気心しれた保守の牙城ヘリテージ財団(ワシントンの巨大シンクタンク)で演説。ふたたび「グローバル民主革命」をテーマに一席ブチあげました。
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アフガン、イラクで死亡した米兵も「ヴェテラン」である。遺族にむかって「あなたの子息はテロとの戦い、崇高な使命のため命を捧げたのです。アメリカをならず者から守るために亡くなった。空虚な死ではない」。そのようなイサマシイ言葉を語る大統領がいて、18や二十歳の子供を戦場におくる家族がいるアメリカ。
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米国民の草の根、建国時代から受け継がれた愛国心と宗教観を知るのが手っ取り早い。あらっぽい言い方をすれば「大東亜戦争」の日本は愛国心と宗教観がミックスされた神国意識と、世界民主化のかわりに「アジアの植民地解放」があった。
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下のグラフは主な欧米各国の意識調査です。愛国度はUSAが圧倒的、自明の理なのではぶきました。
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●左図は政府に「貧困のない保障された生活(ウス青)」を望むか、それとも競争社会である「目的達成への自由(濃紺)」がだいじか。生活保障より自由競争が勝っている国は先進国ではアメリカのみ。シュワちゃん人気がわかる。ぬるま湯の安寧より危険な仕事にも就こう、やり初めたしごとはやりとげるといった兵士には都合の良い気質がよめる。左に伸びるほど「厭戦」の国といえる。
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またこのグラフは仕事熱心かそうでないかが見えておもしろい。やはり欧州ではドイツが一番はたらく。北欧はイタリアと同等か低いだろう。日本の場合は社会の閉塞度が高いためか仕事熱心でありながら目的達成がかなえられない。仏英なみか。まちがいなく反戦大多数の国である。
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●右図は宗教が生活に密着しているかどうか。アメリカはここでも抜きんでて宗教的である。おおげさにいえば国の大義、世界の正義に馳せ参じるか、そのまえにまず大義を信じるかという前提がありこれは理屈より信仰が後押しする。こむづかしい神学ではなくて、あまり疑わないナイーブな性格なのだろう。ジェシカ・リンチさんは田舎を出て将来への踏み台に戦争に参加した。深く考えてのことではない。攻撃を受け友軍混乱のなかで意識を失う前、最後に覚えているのは「膝まづいてお祈りしました」である。(了)
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▼ この稿はブッシュ演説の是非、その政策への意見ではありません。理解のたすけに考えてみました。図はエコノミスト誌より拝借して和文を付す。11月6日ブッシュの「グローバル民主化」演説はhttp://www.whitehouse.gov/news/releases/2003/11/20031106-11.html
またヴィデオRealComはここ、まだしばらくあるでしょう:http://www.bbc.co.uk/newsa/n5ctrl/events03/world/amer/nb_bush06nov.ram |
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