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あといくつ寝ると・・自衛隊派遣
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〈 Wed, 03 Dec 2003 〉
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テロの凶弾に斃れた二人の外交官を惜しむ。そのうえで冷静にこの事件を観察すれば、とても常軌を逸した行動ではなかったか。まず場所はチクリートへの途上、フセイン残党武装派勢力の本拠であるスンニ・トライアングルの真只中である。武器を携行せず、半月医療車ですら砲撃されるところへ護衛もない。オオカミの穴へ入るようなもの。
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どういう経緯でこのような無謀な移動方法を採用、いやむしろカケにでたのか、イラク大使館面々の判断ミスである。二人の外交官は連合暫定当局(CPA)に出向して食料物資ロジスティックに携わるとともに、日本外務省とCPAの結び目であった。この事件と自衛隊および文民チームをイラク復興支援に派遣する件はまっすぐ結び付く関係ではない。が、派遣賛成派ですらキョロキョロ周囲をうかがい逃げ腰になっているように思われる。
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「治安は大丈夫か、大義はあるか、イラク特措法は非戦闘地域に限っているがそれはどこか、なんの為に行くのか国民に説明しろ」等々、小泉さんはタイヘンだ。タイヘんなのはスペイン、イタリアも同じであちらはもっと沢山失っているので、兵を引き上げろという声が日増しに強くなっている。
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治安がよいわけない。待ち伏せ、仕掛け爆弾、どこからともなく迫撃砲で攻撃するテロに小数の多国籍軍が対抗できるわけない。当たり前だ。派遣隊員の日給、死亡見舞いの額は犠牲者を想定してのことであり、殺されない保証を求めるヤツのあたまを疑う。
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大義は侵攻時にあった。その後WMDがないとわかったが、遡って誤謬を問うても意味がない。イラクの再興を支援することは国際人道上緊急の責務である。と、国連決議もありました。もっとも国連組織はとっくに逃げだしたけれど、世界30カ国がいまイラクで活動している。なんのために多くの国が派遣協力しているか、考えたことがあれば「なんのために」などと聞かないのです。
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よく国益になるからといわれる。あまり好きではないが、国益は実際スゴクある。まず中東に石油の90%を依存する我が国はこの地域が安定してもらわねば産業がストップする。米追従というが、国益を鑑みて選んだ同盟国である。もし日本が同盟相手にソ連と中国を選んでいたら、北朝鮮とおなじ国になっておりますな。
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小泉首相はブッシュと何度も話し合い、あちこちの元首と復興にかける意欲を語ってきた。いまさら約束を反故にしては日本の衿持がたちません。特攻隊に泪し、靖国参拝をかかさない男・小泉がたつか!国際信義、自己の信条に照らしてイラク派遣は絶対やり通すでしょう・・自民党をブッコわしてやって頂きます。
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ところで、日本は侵攻前に「ニンゲンの盾」になるといっていた連中をまず強制的に派遣するべきというアイデア、いかがなものか。(了)
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