安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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ミス・ワールド

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〈 Sun, 07 Dec 2003



○ことしのミス・ワールド大会が中国でシュクシュクと進行するのをのんびりテレビでみました。ノルウェーが有望だとか、当地ではヒイキに報道されていたので・・・どの国でも同じようかんがえるらしい。
一位に選ばれたアイルランド代表にみとれておりました。オレもオジんになったものだ。ROZANNA DAVISON嬢は19才のダブリン大学生で歌手の娘だという。最終審査まえに残った6人がそれぞれひとこと喋るのですが、国際親善に役だちたいとか、しおらしいことをいう。つい「ういやつじゃ」なんて頷いていまして、オレ相当バカだな。
○アイルランドといえば物悲しいバラードが多くてたとえば "When you are sixteen"とか "The Mountains of Mourrne"  とか、ちょっと暗いのがすきなんですが、ミス代表なんてみなアカルイ。おもうにビューティーの世界でもはっきり「グローバル化」が進んでいる。スタイルはもちろん、顔の形、表情が均一になって目だった特徴がない。これがグローバル美人の規準なのだろう。パッチリ大きな瞳だけではなく、肌の色もそうで、インド代表、フィリピン代表も白っぽい。
肌を白くするクリームや薬、巻き毛を直毛にする薬品など、アフリカでは禁止している国があるが、金持ちは仕入れて使っている。美容整形外科は世界中にあり、造作を加える部分が西洋と東洋でちがう。両方で国際美形規格に歩み寄っているわけだ。
とはいえ、ファッションモデルのようにヤセギスでないのがいい。水着で健康美を売り物にしているのが、オジンとして鑑賞に耐える。それにしても参加者の身長はどうだ。なかでも2位になった中国代表は見上げる高さ、こんな子に面とむかえば気圧されます。
○もうひとつミス代表の資格は英語能力である、宣伝にあちこち団体行動でいわばドサ周りをするのに、意志のコミュニケートは不可欠だから英語は現実的な条件とされる。それもただの英語ではない。ミスになったロザンナさんはアイルランド訛りがなかった。インド代表はインド人のように話さない。インドでは訛りをアメリカ風に、ニューヨーカーが話すよように矯正する学校がある、とラジオでいま聞いた。そこまでするらしい。
会場の観客はおとなしい、カナダなど応援グループがいるところはごく少数で、大半の観客は地元の中国人、男性が多い。拍手はあるがもうひとつ盛り上がらなく演出がいまいちだ。娯楽イベントの企画はまだ経験がみじかい。こういうものは見る側のセンスの一歩先をゆくのが妥当、あまり斬新なショーぶつけてもいまの中国では浮き上がってしまうだろう。98年の中国オリンピックの開会式が文化・伝統をどのように見せてくれるか、感激モノになるか、ヤボで古くさいままおわるか楽しみだわい。
昨年のように死者105人を出してキャンセル、ロンドンに場所をうつしたページェント(コラム:シャリアの国でミス・ワールドを開催すれば2002.11月24日〉に比べると、このたびの中国主催による大会は大成功でした。(了)


Pnorama Box制作委員会

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