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年の変わり目の人間模様
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〈 Mon, 05 Jan 2004 〉
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5日月曜日は仕事初め、大部分は勤め人である。これから毎日、出勤しなければならない苦痛の日がはじまる。失業者のこころを慮ればぜいたくを言っておられないのだ。不平を秘め、こぼしても聞いてくれる同僚、家人、恋人がいない。みな不平溜め込んで他人の分まで余裕がありません。仕方なくモクモクと働いてまた一年・・・。自営業だってさほど代わらない。
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そうやって世界中で我慢とフラストレーションの一年を終わるにあたり、人間は解決を急ぐ。年末年頭に事件が多い理由である。欧州ではクリスマスのころ孤独者の自殺が増える。新年を期して離婚を決意する奥さんなど(うちじゃありませんよ)、個人的な範囲で欝憤を解消する者は多い。ニュースにならないだけである。
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●年の変わり目にキレる者
社会的に災いをおよぼす犯罪者はニュースになる。年暮れに東京では連続不審火があり、幸い大事に至らなかったが同様のことは当地でもあり、年末の放火事件は世界共通かとおもわれる。お金が特に欲しくなる年末は金庫泥棒や強盗がどこでも多いが、日本の強盗は近年世界でも凶悪になったようだ。ターゲットはお歳寄りの一軒家、路上刃物で切るつける相手は児童と、テロリストと同じくここでもソフトターゲットなのだ。石川五右衛門や鼠小僧、「話せばわかる」押し込みがいた国はどこへいったの。 |
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テロリストは、欧米が浮かれるクリスマスイブやニューイヤーズイブが癇(カン)にさわる。復数のテロ計画があったようだが、アメリカが空港/航空警備を厳しくしたため、頻度も規模も通常とかわらなく過ぎた。大晦日、バグダッドのレストランでおきたカーボンブは大量の爆発物を用意したが、道路上だったため死者8人で済んだ。死亡者はイラク人で、狙った欧米の客はみな助かっている。過激派に対するイラク市民の同情にも限界があるだろう、テロ組織と戦うぐらいにキレてくれればよいのだが。
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●意表をつくりーダーの動き
世界のリーダーたちは懸案・問題をかかえ新年にあたり心機一転、やはり極端に決意するらしい。慎重におもてに出さないがブッシュは大統領選までに決着しなければならないことがある。イランとの対話と、イラクの暫定政府擁立、アフガニスタンの大統領選挙と正式政府発足だ。できなければ民主党候補ディーンに負ける。 |
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ブレアはフラッシュ航空148人全員死亡の事件があった紅海のリゾート地にいたが、3日カイロでムバラクと会談するまえに突如イラクへ飛んだ。ブッシュもそうだったがイラク駐留軍慰問は事前に公表したりしない。電撃訪問のニュースが発信されたころはすでにイラクを離れている。勘繰れば当初からその目的で選んだ休養先とよめる。
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これより先元旦、小泉首相は突如、靖国神社へ初詣。靖国はふつう庶民が初詣に出かけるところではないでしょう。無病息災、商売繁盛を頼んでお賽銭あげたって戦没の英霊は迷惑するだろうに。 ははーん、総理大臣は「イラク派遣隊員が無事でありますよう、殉職なんてことがおこりませんようご加護よろしく」とお祈りされましたか。感激するほどではありませんが、違うならチト残念。
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今年の靖国参りはこれかぎりだそうで、年に一度はわたしも原則賛成。就いては政府恒例の「お正月のお伊勢詣り」ですが、例年首相や閣僚が初七日以内に参詣している。小泉さん、どうするつもり?2度初詣するのもいいよ。(了)
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