安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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The State of Division ブッシュの国割り演説

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〈 Thu, 22 Jan 2004



●小泉首相のいただけない引用文
まぜっかえすようですが、前記コラムにあげた小泉首相施政演説の引用「義を為すは、毀(そしり)を避け誉(ほまれ)に就くに非(あら)ず」について:非難されないため、また誉れがほしくてする行為は「義」ではない、だから義というんでこんな当たり前のことを古い中国の仙人まがいが言ったとて勿体つけることはない。イラクへ自衛隊を派遣する説明する方便にこんな空疎な漢文などつかうセンスを疑います。センスとは人生観・哲学のことで、これがウスッペライとわたしは魅力を感じない。
どうして小泉シンパの小生が余儀なくもツッコムか、それは今読んだ小泉内閣メールマガジンです。
今週の火曜日(20日)で、総理大臣に就任して千日になりました。千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)という比叡山の厳しい荒行がありますが、私もそのような修行僧の心境に思いを致しながら、批判に負けずに総理大臣の職務を全うすることができるようがんばっていきたいと思います。
千日とは歴代首相のうちかなり長いほうだろう。最後の文節「批判に負けず・・職務を全う・・」は大いにけっこう拍手します。ですが、「千日回峰行」が気にいらん!。叡山の坊主にかぎらず、修験者の峰歩きなど近代登山の難度に準じれば初級もいいとこ、何が荒行で修行僧の心境なものか。千日の蓄積と思ってるの?あれは一日の経験を千回繰り返しているだけでしょ。勉強にもならずたいして体力もつかない愚行僧の心境に思いを致してどうするんですか。よさそうな言葉を使うときは内容を吟味してください。こういう漢文カザリがワタシも好きで、ときに恥知らずをやらかすので自戒も含めアンビヴァレンスなのだ。
●ブッシュ年頭の一般教書演説
昨日は夜中の3時からTVの前で一杯やりながらブッシュ年頭教書を見る。演説がはじまったのは4時前頃だったか。議場二回前列の招待席にヒラリー・クリントンが、そのとなりにイラク統治評議会のアドナン・バチャチ議長がおるぞよ。ブレマーと一緒にチャラビやジバリ外相など統治評議会のメンバーが国連との協議に来ていたが、ブッシュの演説に使ために招んであったのか。毎回子供から学生、身障者や士官学校生などヤラセの代表がいる。小さすぎる10才ぐらいの可愛い黒人の女の子がお父さんといるが、あれは何者か?
ブッシュやアシュクロフト、パウエル、ラムズ。ライスなど閣僚や民主。共和党の役職さんたちがが議場入口に姿を見せる。呼び出しが(議場の執事にあたるのかよく知らない)"Mr.Speaker(議長), The President of the United States"と大声で知らせる、歓声のなか、ブッシュは周りから伸びる手を握ったり、声をかけながらいやがおうにも議場は盛り上がってきた。あの小さな女の子をブッシュが抱き上げた。はて何だろう。
演壇にあがり、マニュスを背後の議長とチェイニー副大統領にわたしていよいよですな。で、ホロ酔いを越えたご機嫌でメモをとりながら、聞いておりました。ヤッパ、今年はダメ。特にブッシュ支持をやめたわけではないが、身を乗り出し、拍手し、立ち上がった昨年の自分がウソのよう。というのも議場は完全にふたつにわかれてしまった。ブッシュからむかって右の議席に陣取る民主党は拍手もまばら、特に前列の民主党重鎮は起立拍手したのは二、三度あったかないかです。エドワード・ケネディは首を振り不満やるかたない風情、二回のヒラリー・Cは憮然と付き合いで拍手している感じ。共和党の議員ばかり総立ちしてパチパチ、これじゃUnion SpeechがDivision Speechに、共和党の選挙大会みたいなものだ。
メモの文字もだんだんいい加減に、あとで読めないほどに書きなぐっていた。可愛い女の子は関連演説のところでカメラが回ると見事な演技で可愛くネタふりをするし。微笑みをそそるヤラセがいやだな。小泉さんの引用といい、おもしろくない。興が失せたのでテロ、経済、内政、その他コメント、民主党の批判についてのコメント、全部いまはやめます。おなじことが今後の選挙戦で論争されるでしょうから。付け加えておきたいこと:ブッシュの経済報告を聞いていると驚くばかりに米国経済は良好だ。財政赤字を5年以内に半分に減らす。減税は来年も恒久的に、たいへんな自信だ。つめたいようだが、11月の投票までにイラクが軌道にのっているか、経済がどうなるかによってすべてきまる。(了)


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