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浅田夫妻の自殺について
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〈 Mon, 08 Mar 2004 〉
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●届け出の遅れ・・言うは易し
京都府丹波町の「浅田農産」が絶望的に有名になってしまった。会長夫婦一緒に首吊りとはいたましい。さようなこともあろうかとわざわざ先のコラムに「そのうち・・きっといいことがあります」、「もともと鳥インフルエンザの流行はだれが悪いと言う問題ではない」、そんなことを書いた。 |
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25万羽もの養鶏場で始めておこった鳥インフルエンザ、数千羽が死ねば経営者はどうするか。日本では過去数十年なかった鶏の感染症である。まず消毒して様子を見る・・おそらく養鶏業者なら十人中8人はとりあえず消毒で治まるのではないかやってみるだろう。鳥インフルエンザの疑いはあっても、希望的観測が届け出を遅らせてしまうのはしぜんの成り行きではないだろうか。
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一週間も報告がおくれたことはたしかに決定的にまずかった。とにかく症状がいままでの病気と異質なのだから浅田さんはおそらく「きたか!」知っていただろう。それでも消毒で感染を押さえられるのでは?いちるの望みにすがる人間のはかなさ、後で結果を見て愕然と身にしみるのである。意識的に塗糊しようとしたとおもえない。
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京都府の知事はハシャギ気味でしたな。賢明な態度とはおもえない。あれくらいの迅速な対応はどこの知事だってマニュアルがなくても出来て当ぜんです。マスコミ、世間の騒ぎが大きかったがしかし度がすぎるほどでもない。浅田夫妻の自殺は世論がワルモノにしてしまったキライはあるが、マスコミ殺人までいかないとおもう。
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●渦中の人をサポートするシステム作りが必要
また7日の記者会見で質問が特に厳しかったわけでもない。「家畜伝染病予防法・届け出義務違反容疑で京都府が告発する件でも、これまた当然のプロセスです。冷静に考えれば、届け出が遅れた容疑であり、そのため処置作業に出費がかさんだが、他地方へ感染が広がったとしても届け出の遅れと関連づけることはとうてい科学的に証明できない。犯罪行為ではないのだから罰金で済むかもしれない容疑です。 それなのに何故死に急ぐのか、目黒区長も犯罪といえない事件で7日に自殺した。浅野肇さん67才『たいへん迷惑をかけた』のメモを残して。、目黒区長は70才を越えている。この世代にのこる「恥の文化」だろうか。 |
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不祥事を苦に自殺するおそれのある渦中の人に対して、弁護士協会や精神科の医師会、また社会心理コンサルタンとなどがいち早くサポートするシステムがないのだろうか。叩かれても叩かれても起き上がる意志のひとや、ムネオのごとき人物なら必要なとき本人がコンタクトする。政・実業界のトップは法律家や情報屋を抱えているが、自殺する人は自分から精神科医を訪れないのでこまる。京都府は告発するばかりでなく、自殺の傾向を察知して手をさしのべるシステム作りを考えた事があるだろうか。(了)
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