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撃たれ焼かれて裂かれ牽かれる
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〈 Fri, 02 Apr 2004 〉
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昨日の「なんでも掲示板」あだち:
むごい。ファルージャで起きた米人殺害はあまりにもグロテスク。現時点で米のテレビは自主的に放映を控えている。米軍、ホワイトハウスは冷静なコメントをだしてはいますが、そのうちショッキングな映像が流れると、アメリカ国民の怒りが怒涛のように・・・。その怒りのハケ口がどこへ向かうのでしょう。スンニトライアングルを封鎖しろというタカ派もいるだろう。厭戦・撤退を要求するグループが少なからず表面化することは確か。 |
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●米世論の反応はおもったより控えめ
アメリカは翌日に画像をボカシたり編修して死体を玩ぶシーンを放映した。ところが衛生放送でイスラム国のTVが入る家庭には「撃たれ焼かれて裂かれ牽かれる」むごたらしいママ見られたそうです。世論を揺さぶった。しかるに、危惧したような怒涛の報復世論があがらない。何があってももはや後へ引けないコミットメントが共通の認識は拍子抜けしたといえば語弊があるが、米社会は決して極端に走らない理性的なで成熟した国だな、との思いを強くしました。何があってもスペインがイタリアが、ポーランドが、オーストラリアが引き上げようが、もはや後へ引けないコミットメントが共通の認識として定着したとみる。 |
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ブレマー氏がこの件に言葉を濁さず『弁解の余地ない蛮行、このアタックを必ず罰する』"will not go unpanished " と、訓練終わったイラクの警官を送り出す式で激励した。またマーク・キミット司令官が『我々はファルージャに帰って犯罪者を捕まえる。慌てず綿密に計画したうえで相当規模の米軍を投入し、治安を安定させる。』なかなか冷静で必殺の凄みがある。最後のところは"we will pacify that city"と、赤ちゃんをおとなしくさせるような語法がおもしろい。
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●外国人への敵意渦巻くファルージャ
ファルージャはスンニ・バース党の最も顕著な都市で、前政権に優遇されてきた。優遇をはく奪されたサカウラミが渦巻く町である。すでに町の治安警備はイラク警察に任せているので米軍は殆ど駐留していない。治安コンサルタントの民間米人(といっても元軍人だが)が待ち伏せの銃撃と手投げ弾で殺されたあと、暴徒による車放火と米人死体の引き回し、ハンギングを止める米軍がいなかったのはそういうわけ。またファルージャのイラク警察署は今年2月に攻撃され、20人の警察官を失っている。署長の談話にあるように、暴徒を止めにもいかなかったし、狙撃犯を探しもしない。それをやったら部下も自分も殺されるから分かってくれといいわんばかり。 |
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そういう危険な場所へ護衛・警備に向かうガードマンに対してだ、日本のメディアでは「請負業者」と定義するらしいが、このノース・カロライナの治安コンサルタント社は各国派遣の民間人を無料で守る仕事もしている。ニコヨン請負のような印象を与える言い方はマズイよ。
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米軍の発表では、最近の連合軍、各国支援隊、外国人とその協力者とみなされるイラク人への攻撃は各地で1日平均26回もある。テロ攻撃はスンニ・トライアングルの中の者の仕業、市民戦争に挑戦していると考えるべきであるのに、少数スンニに支配されてきた多勢のシーアが受けて立たない。なぜ一般大多数のイラク人はこのスンニのテロに刃向かわないのか。治安と復興が順調に進まないのはゲリラテロリストのせいではなくイラク民衆の意識が阻んでいるのである。そのくせ要求と誇りだけは高くいらっしゃる。(了)
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