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ランティシ暗殺
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〈 Sat, 17 Apr 2004 〉
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●ランティシ暗殺
精神的指導者ヤシン爺さんの後を継いで、名実ともにハマスのリーダーになったランティシが暗殺された。昨年6月は間一髪で逃れたが、今度は息子、ボディガード、通行者5人も巻き添えになった。ヘリから車で爆撃する攻撃は毎度のことなのに、ランティシは日常の行動パターンを変えていない。いづれ殺されことを恐れず、覚悟していたような発言インタビューがいまラジオからきこえてくる。ヤシン師はもっと極端で、毎日早朝のモスク礼拝を定刻どおり、決まった道路を決まったワゴンで身辺を介護する息子、看護人と往復していた。シャロンのゴーサインが出れば実行はやさしい。 |
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ランティシ暗殺はシャロンがブッシュとの会談で了承を得た・・・とまで邪心しませんが、意を強くした。さてこうなると、ハマスの政治・軍事部を総括できる大物はもう見当たらない。医師であるDr.アブデル・アジス・ランティシは理性的で、前回命拾いした際もたいへん冷静、テロ抗戦の部分を除けば個人的には好感がもてる人物だった。しかし、ハマスと傘下のアル・アクサ殉教旅団が和平への障害であり、リーダーの殺害をイスラエルは弛めないだろう。
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●ガザ地区返還にプラス
さて、パレスチナの欝憤、フラストレーションは積もるばかり、連続自爆テロのおそれもある。すでにデモの群衆が夜のガザ市にあつまり気勢をあげている。日曜日は欧州でも各地で抗議デモがあるだろう。ただし、それだけではないことにご注意。ガザの過激派に求心力を削ぐことでガザ地区の返還がやりやすくなるのではないか、シャロンはそう考えたにちがいない。マルチ協定返還であろうと、ユニラテラル返還であろうと、占領が終わるのにケチをつけることはなかろう。 |
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わたし気がつきませんでしたが、先のブッシュ、ブレアの支持するシャロン流和平実行案にアラファトが非難声明を読み上げた。その中味を吟味すると、ブッシュとシャロンの名前をあげていない!今日にいたってもまだ名指しを避けている(CBSより)。なるほど、アラファト議長は混乱した頭で動物的サバイブの智恵は衰えていませんな。みっともない。(了)
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