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続・渾沌イラクに太い一本の道
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〈 Sun, 18 Apr 2004 〉
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●人質解放の条件
解放される者、されない者の区別が歴然としてきた。 占領軍支援に従事しているか、いないかで線引きされる。ファルージャとバグダッド間の場合、決めるのははそれぞれの拉致グループを仕切るサッダム残党のフェダインであり、スンニの政党組織である「イスラム国民党」である。これに聖職者協会や土地の有力者が仲介に加わるが、メッセンジャーボーイくらいの役割である。一方、シーア地区での拉致は余り多くなく、こちらは聖職者と部族長の意向が左右する。 |
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●ファルージャ戦闘のバカらしさ
一週間の戦闘は4人の米コンサルタント警備員が無惨な死体引き回しに遭ったことが引き金になり、結果70人の米兵と700人近い幼児からミリタントまでのイラク人が命を失った。人口30万の町は爆撃で瓦礫だらけになるし、人質多発、まだ30人ほどが拉致されたままである。いいことなし。かといって蛮行を捨て置いては過激各派がますます調子にのってシメシがつかない。いくところまでいってしまう戦いの避けられないバカサ加減ではある。拉致された米人人質を殺すとまた惨事に発展するゆえか、今後は逮捕されたイラク人との交換を条件に要求を変えてきました。いまのところ散発的な撃ち合いがあるものの停戦がつづいている。が、どうやら行き詰まり。米は武装グループの解散と殺害された4人の下手人(なんかすぐ古い言葉がでたぞ、責任者というのもヘンなので)の引渡を、武装派は米軍の包囲解除を条件にある程度両者歩み寄ったが、膠着状態になっているそうです。 |
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一転して中国の話題:ガス油田の爆発事故で有毒ガスのため200人が死亡9000人に被害がでた。昨年だけで産業事故で死亡した労働者の数12万人だと、一瞬ケタをかぞえて確かめました。非人道殺人大陸ですな。日本の人質さんたちはしあわせだ。
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●民間支援のエクソダス(大脱走)
北欧も人質に直面、「復興のために力添えしているのに、もう全部帰って来れば良い。もう充分つくしてあげた」これがデンマーク人のビジネスマンが拉致されたショック覚め遣らぬコペンハーゲンの平均的反応です。すでにロシアの発電技師たち300人以上が帰国、フランス、イタリア、日本なども民間人に退去を勧告している。残った人たちは活動を見合わせ「蟄居」状態で、海外の復興事業がストップしている。これではイラク一般市民が困るだろうに、声が小さい!過激武装派なんて全国民の数パーセントに過ぎないのです。たとえファルージャの全市民が過激派になっても30万人、全人口のたった1%ですよ。 |
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●整地ナジャフはダイジョウブ
サドル師はどうかというと、米軍は監視体制を強化しているが実力行使がない・・とほぼ確実になったのでまた挑戦的なことを言い出しました。マハディ民兵の歓呼にこたえてナジャフ近郊のクファで、整地だから米軍は入れないとか語調は激しいが要領えない。サドルは口だけの人間だから、ダイジョウブ衝突に発展しません。米が準備している1万人の増援は不要じゃない? |
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いかん、前おきをまた一回分書いてしまいました。テーマの太い道はかならず次回に・・・主権移譲、アラブ流の国連ブラヒミ構想と宗教政治の危険、ナーバスなアナン、などについて(了)
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