安達正興のハード@コラム
Masaoki Adachi/安達正興


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リクード vs シャロン

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〈 Mon, 03 May 2004



●民族至上主義のリクード右派
日曜日、シャロン党首の母体であるリクードが“ガザ地区撤退”案の賛否を問う票決をおこなった。結果、やく60%の拒否にあってあえなく敗北。シャロンはもちろん支援したブッシュも、一応予想通りの“ノー”といえガックリしたでしょう。わたしはリク−ドとて、ここまで煮詰まってきた撤退案に反対ばかりしておれまい、と迂闊にも信じておいたのに。
イスラエルのタカ派は想像を絶する民族主義者、ガザ地区に入植しているイスラエル人は7500人、一万人に満たない。周りには200万のアラブ/パレスチナ人が石を投げ、迫撃砲から自爆テロまで、脅威にさらされている。そんな孤立した入植地を護るためにイスラエルがタンク、ガンシップを動員するから、報復合戦が終わらない。押しまくられるパレスチナ側は、親の闘争は子から孫へ、幼稚園から教育して憎しみの“入植”を徹底してきた。
日曜日もガザでは入植者の母子5人が乗用車で帰宅途中に、ハマスかその辺のミリシアに銃撃され殺害された。この事件が当日の投票に影響したという論者もいる。さっそくイスラエルはガザ一の高層ビル上階にあるハマスの放送局を空から爆撃しておかえしです。むしろ入植者をイスラエルのどこかへ移せば、ガザはいっぺんに落ち着くとおもうのだが。
シャロンはヤシン師とランティシを殺害してヒンシュクをかったけれど、あれで能無しのアラファト、クレイを捨て置いていわゆる“ユニラテラル ガザ地区撤退”を軌道に乗せることができた。リクードの民族至上主義者たちはあの二人を殺害しても足らないらしい。
●ガザ撤退はどうなる
ちょっと興奮気味でしたので冷静にまいります。さてシャロンのイニシャチブはリクード内で一敗地にまみれたが、なにイスラエル国民の過半数が賛成しているのです。リクードメンバーは19万3千人、強そうに思われているが、人口の3%に過ぎないそうです。覚えておこう。しかも60%の拒否そといえ、半分以上ものリクードメンバーが投票しなかった。という事情から計算するといいとこ5万人、党員の20%ではないか、党首辞任を要求する声がいたって静かである。シャロンは健在だ。以下、本人の弁、この人の英語は学習英語なのでとてもわかりやすい。(了)
"I know that much of the Israeli public supports my plan and I know that they are as disappointed as I am," Sharon said. "There are difficult days before us and we will have to make tough decisions. One thing is clear to me: The public did not elect me to sit and do nothing for four years. I was elected to restore the quiet, the security, and the peace that the people deserve. I intend to continue to lead the state of Israel according to the best of my knowledge, my conscience, and my obligation to the public"


Pnorama Box制作委員会

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