2007年(5月ー8月) 2007(1-4)
8月31日
やっと暑い8月も本日で終了です。
さて先日湯河原の海沿いの標高500Mの林道で見た集団が気になっています。メジロに混じるいつものセンダイムシクイと安易に判断しましたが、媚斑はセンダイムシクイと変らぬものの、違うのは媚斑上の黒色の線です。目にも鮮やかでした。これはコヨシキリですね。餌採りの様子も今にして思えば、やはり違いました。春には酒匂川などでも渡り途中のコヨシキリを見ますし、一時は繁殖をするかと期待しましたが、秋の移動はこうして山を集団で移動していくのですね。初めてみる光景でした。
8月30日
大分しのぎやすくなりましたね。このまま暑さが続いては、さすがに体が持たないと、日頃元気な鳥仲間も悲鳴をあげ始めました。本当に良く生き残ってここまで来ました。私はたっぷりの睡眠が良かったのかも。
今日も電柱に1羽のコムクドリが来ています。全くの子供で、近くに親の姿はありませんが、いつまでも向かいの柿木を見つめか細い声で鳴いていましたので、きっと親か兄弟がいるのでしょう。今年はこのような状態が続いています。もしかしたらこの暑さが味方して、繁殖が上手くいったのでしょうか。
8月29日
昨日国道1号を走って、”米神”に差し掛かりましたら、アオバトの集団が、岩場から飛び上がるのが見られました。いくつかの小さな集団で、総数50羽以上でした。光がなく、はっきりとは見えませんでしたが、淡い、鈍い色合いでしたので、若鳥かと思われました。白銀林道でも群れではありませんが、アオバトが海と山を行き来しているのが見られました。海水を飲むアオバトを知ってから、海を眺める事が楽しくなりましたし、山に行っても、空を懸命に走るハトの姿に心が奪われます。海と山をつなぐ・・・と思っただけで、しびれます。
8月28日
湯河原の奥深く、緑したたる山々を長く貫く白銀林道はもうすっかり秋の装いでした。ヤマグリはマリモの様な実を付け、マルバハギもハンゴンソウもキンミズヒキも、それぞれ可憐な花を付けて、気持ち良さそうに揺れていました。ススキもすらりと穂を伸ばし、時折強く吹き抜ける海風に身を任せていました。標高400〜500Mの幕山を望む林道は、眺望が悪く、幾分息苦しさを感じましたが、下界の暑さをすっかり忘れさせてくれましたし、エナガやセンダイムシクイとの出合いもあり、楽しい山歩きとなりました。春先の若葉色の洗練されたセンダイムシクイとは異なり、若鳥達の群れは力強く、皆元気一杯。ミズキの中を縦横無尽に飛びまわり、これぞアクロバット飛行という、身の軽さで餌を採るのに余念がありませんでした。生きる喜びが体一杯に溢れていて、見ているものを幸せにします。この2,30羽の群れがやがて大きな流れとなって、大海原へと漕ぎ出すのでしょう。もう子供などとは呼べぬ逞しさを備えています。きっと無事渡り切る事でしょう。
一つ気になるのは林道沿いに多く見られた、アカマツの枯死です。海風も弱った体に堪えたのでしょう。辛うじて立っているアカマツも既に番号が振られ、bP50と言う数字も見えました。
林道には若者の所帯道具でしょうか。一式捨ててありました。どれもこれも我々の家のものより新しく、値札が付いたままの物もあり、素通りするのは困難でした。
8月27日
新聞で知人の名前を発見しました。C型肝炎ウイルスが、細胞内にある脂肪の塊を利用して、新たなウイルスを作っていることを解明したそうです。日本人の多くが感染していますし、肝硬変、肝臓ガンと進むことが多く、この解明が新薬の開発につながり、進行を遅らせれば・・・と言っていました。東北訛りの知人を久し振りに思い出しました。
最近になって、家族検診で、C型に感染していることが分かり、苦しい治療を受けている女友達がいます。しかし中々ウイルスが消えず、このまま発症を遅らせ、寿命と共に心中するしかない・・と覚悟を決めています。何処で感染したのか、もしかしたら、小さい頃の○の治療かナー等と言っていましたが、新薬が作られ、それが彼女に効くことを友人として願っています。まさか感染しているとは思いませんでしたから、青春時代、散々二人で飲み歩いてしまいました。最もいけなかったのでしたね、肝炎には。
8月26日
野山を歩いていて、不思議なことに遭遇します。特にこの夏の時期、ミミズの大量死です。コンクリートの道路の上でおびただしい数のミミズが干からびて、ちりちりになって、死んでいます。中には側溝の水の中で、ぶよぶよに膨れて死んでいるものもいて、何か天変地異の前触れかと思うことがあります。
夜間調査で怖かったのは実はこのミミズがカサカサと不気味な音を立てて歩き回ることでした。真っ暗闇での微かな音は見えないだけに怖いのです。一寸調べてみましたら、これは月の満ち欠けに関係しているという説?がありました。新月から23日目に夜地面から一斉に這い出し、歩き回り、、たまたまコンクリートの上などを歩いてしまい、巣穴に戻れなくなった物が乾燥して死ぬというのです。真偽の程は分かりませんが、いずれにしても今年の夏は彼等の棲家は、ことの他暑かったのではないかとお察しします。
8月25日
今朝もジュルジュルと柔らかな声です。若オスコムクドリが電線で鳴いています。一昨日のオナガ9羽は一日で消えました。僕が生まれた所だよ・・とでも言って、仲間を連れてきた感じです。
Oさんは精密検査の結果、海馬も異常なし。今は血管拡張剤を飲んで、元気だそうです。一寸した脳貧血が起こったのでしょうかね。まだまだ暑さが続くそうです。皆さんもお気をつけ下さい。
今年設置したコアジサシの屋上の営巣用白石シートを市の担当者が下ろしてくれました。今年は認識されませんでしたが、続けて行けば必ず気付いてくれると思います。ご協力くださった皆さん、本当に有り難うございました。更なる工夫をしながら続けて行きましょう。なお設置したデコイはカラスが突付いてぼこぼこでした。
室内ツバメで有名?なNさん宅のツバメも昨日で終了だそうです。室内のものは恐らく順調だったのでしょうが、傷病鳥として持ってこられたツバメはなぜか今年は皆重症ばかりで、全滅だそうです。やはりこの暑さが問題だったのでしょうか。あとで原因を詳しく聞いてみますが、弱ったものには厳しい夏でしたものね。
8月24日
朝6時、ゆったりと新聞を読んでいましたら、またまたコムクドリの声です。ネムノキで虫を取っているらしく、優しい声が聞えます。全部で5羽。彼らは神経質で人が下を歩いただけで直ぐ逃げます。今朝も散歩の男性の足音で北西へと逃げました。今、鴨宮のYさんがムクドリが、塒としている印刷局を出た後、何処まで飛ぶのか、調べています。自転車で前日追跡した地点まであらかじめ行っておいて、次のコースを探るそうです。日にちはかかりますが、確実なやり方ですね。今、南足柄の富士フィルム竹松研究所辺りまで追跡したそうです。我が家の直ぐ北側の桜井小学校をムクドリの集団が通過するそうですので、混じっているコムクドリが一寸我が家に立ち寄るのかもしれません。
ところで先日Oさんが酒匂橋でムクドリに混じるコムクドリ50羽ほどが胡桃の虫を食べているのを見たそうです。が、突然めまいがして自転車ごと倒れたそうです。とりあえず問題はなしとの医者の診断だそうですが、一度精密検査を受けるそうです。この暑さにくわえ、お盆で来客の接待に追われたようです。皆さんも気を付けて鳥を見てくださいね。
8月23日
朝から曇り、8時頃には激しく雨も降り、肌寒く、薄気味悪い感じです。どうせまた明日から、猛暑だと聞いていますので、この涼しさも素直に喜べません。
さてオナガが巣に戻って来ました。あの親子かどうかは全く分かりません。皆尾が充分に長く、鳴き声を除けば、飛ぶ姿は優雅で、まるで鳳凰が舞っているかのようです。一体どうゆうことなのでしょう。9羽もの数で、巣とその近くの花梨に止まり鳴いています。このままここに居着くのか、それとも一寸立ち寄っただけなのか、大いに気になります。ヒヨドリもこの動向には興味を示し、私同様、電線のオナガに熱い視線を送っています。この夏オナガにより、庭に巣をかけようとしたキジバトが結局やめた経緯があります。ヒヨドリにとっても、どうも歓迎せざる相手のように見えますが、真相は?
8月22日
今日も暑かったですねー。この夏は広島の高校が順調で、本日の決勝戦もリードしていましたので、安心して昼寝をしてましたら、あれまあ、逆転されています。広島は夫の故郷なのです。
先月から市の環境部の二酸化炭素排出量の測定に参加しています。鳥仲間も参加中です。その中で生ごみ量を測り記録する項目があります。家族数によりますが、我が家は2名で一週間に4キロ程の生ゴミです。ジャガイモの皮や卵の殻、コーヒーカス、梨の芯など。時には夏場特有の水分の多いゴミも混じります。その中でコンポストを使用し、さらにゴミを乾燥させているOさんは20グラムしか出さないと言いました。えー凄い。スイカを買ったUさんは皮は計量したくないよーと悲鳴をあげていました。そこで私もこのカンカン照りを利用し、先週からは干してから出すようにしましたら、1キロをきって900gになりました。水分が殆んどだったのですね。これは何年も前から大磯のTさんがやっていたことでしたね。遅まきながら私もやっと始めました。項目は他にガソリン、電気、ガス、水道量があります。
8月21日
暑さが相変わらず続いているのに、外歩きとは、狂気の沙汰とは思いますが、結構大丈夫なものです。八丁ですので、汗をかいた頃に、決まって涼しい川風が吹いて、さらりと汗をぬぐって、体を冷やしてくれます。そのたび極楽極楽と思わず声が出ます。
八丁は先月に比べ、秋の気配が濃厚でした。真っ青な夏の雲の下には赤とんぼの大群が漂い、季節の移ろいを感じました。皆一斉に山を降りて来たのでしょうね。ミズキの実も秋色ですし、イヌビワの実も黄色くなって、落下しています。割ってみればイヌビワコバチの幼虫でしょうか。もぞもぞ動いています。サワグルミの実もぷっくらと太って、少し強い風が吹けば落ちそうです。そしてシンボルの木、カンレンボクには無数の銀色の実が付いていました。
皆瀬川にいつもの清流が戻り、穏やかな表情を見せていました。先月は白濁して、まるでせかされた様に流れていき、鳥の姿も見えませんでしたが、今日はキセキレイが勢揃い。そしてカワガラスも堰下へと飛び込んで行きました。たださすがの山の鳥達は葉陰で声を上げるばかり。イカルもホオジロもシジュウカラも滅多に姿を見せてくれません。立ち止まって、動き出すのを待ち、やっと見ることが出来ました。木の上を見上げれば、アオバトが1羽、いつものように南へと飛び去りました。数度見かけましたが、皆1羽づつ。彼等もそろそろ移動の時期でしょう。こうして今年も短くも暑い夏が終わりました。あのオオルリ達も今は旅の空でしょう。
さて駐車場にイノシシ鍋、イノシシの刺身、ウチョウラン等と書かれた看板が立て掛けられていました。イノシシは間違いなく、あのイノシシでしょうね。いつも強烈な臭いを放っているあの小屋のイノシシ。秋が深まる頃、この山あいの街道にも美食家達の行き交う姿が見られるのでしょうか。
8月20日
庭の電柱で1羽のコムクドリを発見。ジュルジュルと可愛い声で鳴いています。先日は鴨宮中学校近くの方がこちらでも見ましたよ・・と写真を見せてくれました。大空にくっきりと決められた鳥道なるものがあるのかも知れませんね。
先日21世紀の森でエノキが甘く熟して、パンケーキのようでした。11月頃に落下した実を拾って口に入れると、水分が更になくなって、甘味が増して、とても美味です。野鳥の多くがこの実が大好きなのはうなずけます。とりあえずこれからはコムクドリが争って食べます。川沿いにエノキが沢山あるのも、酒匂川で多くのコムクドリが見られる理由でしょうね。ただエノキは工事があると、邪魔だといって、いの一番に切られる木です。
8月19日
折角秋の気配が感じられたのに、今日はまた逆戻りです。先日からこの猛暑の中、勢いを増しているのはシロヒトリの幼虫達。退治しないと柿木一本丸裸となります。そこで殺虫剤では体に悪いので、洗剤の濃縮液を吹きかける事にしました。ゴキブリもこれで死にますから恐らく大丈夫でしょう。案の定、もぞもぞ動き出した毛虫は次第に動きが緩慢となり、ついには折り重なって討ち死にしました。やれやれと思い、部屋に戻りましたが、今度はシジュウカラやヒヨドリ、スズメがやって来るのが気になって仕方ありません。もしこれを食べたら、中毒を起こし死ぬだろうか・・・と。野鳥の大量死の原因は多くは餌台が原因と知っているだけに、どうか食べないでと、祈っています。虫ごと土に埋めるか、木ごと処分すべきでしたね。
8月17日
昨日友人を迎えに酒匂川を渡ると、微かに虫の音が聞えるではありませんか。猛暑ながらも、確実に秋の気配です。怒田ではツクツクボウシも聞えました。もう直ぐ暑さも一段落でしょう。
調査の帰り、運動公園に差し掛かりましたら、オナガの子供が2羽電線に止まっていました。うちのオナガもこの辺りに来ているのでしょうか。今月の「バーダー」によれば、ツミの防衛力を当てにして、その周りに繁殖をしていたオナガが、最近ではそれを止め、独自の繁殖場所を求めることが多くなったそうです。カラスが増え、ツミもいちいちその防衛に時間をさいておられず、結果、営巣にメリットがないと知ったからだそうです。ツミの周りという、営巣場所の選択肢が狭められても、守ってもらえたら、そのほうが良いと思ったオナガ。しかしそれがないなら、自由度の大きな営巣場所を探したほうが得策だ。そう、我が家の前の柿木とかね。
酒匂川のコアジサシのコロニーに産卵をするコチドリ。彼らも止めよう・・と迷っているのではないだろうか(笑)。このところのコアジサシの飛来数の少なさ。集団防衛の効かないコアジサシ等、頼る相手ではない。そればかりか、コロニー故に、集中的にカラスの襲撃を受ける。なんにしても、良かったのは大軍団のいた頃の話さ・・・・・。あー、コチドリの嘆きが聞えるようではありませんか。
8月16日
予定を2時間早めて、5時開始のアサヒビール丘陵地です。大きな真っ赤な太陽が、曽我丘陵の鉄塔を抱き抱えながら、いままさに上がらんとして、何とも恐ろしい一日の始まりです。こうなっては一刻も早く、この地獄から逃れねば、どうなる事かわかりません。調査を急ぎましょう。
丘陵地と一口に言っても、その利用度により、大いに自然度は異なります。ここはビール工場が出来る前から、ミカンの栽培で、広く切り開かれた場所です。薪炭林としての利用もされ、今でもクヌギが多く、”王冠どんぐり”がころころ転がっています。果樹のほかに畑も広がり、繁殖の適地として、留鳥を始め、夏鳥も繁殖をしています。今年も沢山の子供が巣立ったことでしょう。しかしその子供が育つ環境はまた別です。安全、安心、餌の豊富さ。子供にはなくてはならぬ条件です。飛翔力をつけ、一人で餌を探し、そして何より、天敵から逃れられる。そんな場所は残念ながらここには見当りません。本日の多くはホオジロとカワラヒワなど独り立ちして時間がたった子供ばかりで、あの危なっかしい子供達の姿はありませんでした。その点、同じ丘陵地でも赤田の林は小さな子供を育てる林でもあります。下草に尾のない雛の群れを見ることもしばしばです。身を隠しながら大きくなるにはこのような自然が必要です。しかし一番になくなるのは赤田のような林なのも事実です。残念です。鳥の保護はつい営巣地保護に目が行きがちですが、それだけでは方手落ち。野山を歩く度に思います。
ビールの魅力はなんと言ってもアオバトの休息場としてです。しかし今年はどこでもミズキの実が豊作で、昨年唯一豊作だったビールは見向きもされません。キジバトを見る度、胸が騒ぎますが、1羽も出合えませんでした。
8月15日
終戦記念日ですね。小田原も本町や浜町が一部、空襲を受けたとは聞いていましたが、なんとそれは本日未明だったのですね。今朝の新聞では、市民にその事実を広く知ってもらおうと、説明板を設置したということでした。ただこの空襲の記録はアメリカにはないそうです。どうも熊谷と伊勢崎を空襲した帰り、機体を軽くするために、小田原上空で残りを落としたのだろうと言うことです。死者は12名。うーん。
やっと庭でシジュウカラのか細い声が聞えました。油蝉の声に聞き飽きましたので、思わずその姿を探しました。
この暑さですので、鳥仲間も家でじっとしているそうです。水分を補給しては、グタッ、また水分を補給しては、グタッ。
8月13日
お墓参りも容易ではありません。この暑さですからね。義父に義母が元気で暮していることだけを告げ、急いで帰宅しました。昨夜、アメリカの17年ゼミにチョコレートをかけて食べているのを見ました。アブラゼミで試してみようかな。
8月12日
頭が痛い。お腹も痛い。油汗が出る。これが日射病でしょうか。朝から具合が悪くて、食べた物を吐いてしまいます。じっと寝ていたら、夕方には治りましたが、目が窪んでえらく年をとった感じです。
8月11日
8月の探鳥会はこうするしかありません。早朝4時出発です。辺りは真っ暗ですが、時折チュンとかピッとか、虫の音と間違うほどの小さな声が聞え,これだけでもう、目がさめ、体が熱くなります。ところが4時20分、山すそで沢音のような、微かなざわめきが聞え、これは一体何と思っていると、その沢音が一気に、山肌を駆け登り、とてつもない蝉時雨となって、耳に届きました。ヒグラシが一斉に鳴き出したのです。一体全体どれほどのヒグラシでしょうか。森の木という木にへばりつき、この瞬間に全てをかけ、命を燃やします。地球が人間だけのものでないことがまざまざと実感でき、身が引き締まります。
日が昇り仲間の顔がそれと分かると、ヒグラシは鳴くのを止め、森は静けさを取り戻します。今度は鳥の声が聞え、飛び立つ姿も見えます。ホオジロにイカル、アオゲラにカワラヒワ、そしてキビタキ。メジロもピチピチと鳴き出しヒノキに次々と潜り込みます。そしてメジロにはこの時期必ずセンダイムシクイが混じります。これらの小さな群れは塒も一緒なのでしょう。今年はキビタキの若鳥を多く目にします。ひらりと軽やかに身を翻し、虫を取り、口にいれ、元気そのものです。これなら長旅も大丈夫。頑張るんだよ。来年また会おうね。
8月10日
サンコウチョウがまだ繁殖中です。先日はオニヤンマとサワガニを運んでいました。雛にはサワガニはどうでしょう。結局最後まで受け付けませんでした。今日は末っ子だけを残してお兄ちゃん達は巣立ったそうです。
毎日30度を越す暑さにうんざりげんなりですね。庭にも滅多に鳥が来ません。この暑さで庭の雑草が繁り放題ですので、朝4時に起きて、草むしりをしました。もうこの時間でもイヌの散歩やジョギングの人がいるのですね。
8月9日
汗とホコリが画面を通して伝わります。今年も夏の高校野球が始まりましたね。私は昔から野球が好きで高校野球も良く見ました。もっとも応援したのは故郷にある高校の江川を応援した時でしょうか。銚子商業戦で押し出し四球、敗戦の時の彼のクールさを今でも忘れません。もう少し泣いたり悔しがれば・・・と思ったものでした。しかしなんと言っても一番覚えているのは、更に昔、柴田と尾崎の投げあいです。私は14歳でした。都会的な法政二校の柴田と一寸不良っぽい浪商の尾崎の対決でした。私は家の手伝いでタマネギの薄皮を剥いていました。それを袋につめ、出荷するのです。野球を見ているなら手を動かしながら見ろ・・・と言う父の命令だったと思います。あちらは颯爽と甲子園で活躍しているのに、こちらはタマネギの皮剥きか・・とこの落差を恨めしく思ったのを覚えています。その時はなぜか不良っぽい尾崎を応援しました。
8月7日
この猛暑の中、鳥の調査とは尋常ではありません。しかし思っているよりは、野外は風があり、噴出した汗もさらりとぬぐってくれ、そのつど生き返った気分になります。あとは充分な吸水を心がければ、大丈夫。
さて四辻ではエナガの群れにセンダイムシクイが混じり、いよいよ本格的な渡りの季節となりました。2時間後も同じ場所で賑やかに飛び回っていました。赤田はやがて海に出るコースでしょうから、この辺りでゆっくりのんびり、食事をして、力を貯めればいい訳ですね。古怒田の部落でもセンダイムシクイの混じるエナガの別の群れを見ました。これらが集まりいつもの大きな群れになるのでしょう。
丁度いいころあいのクヌギが赤田にはありますので、薄暗くなると、思い思いのジュースを持って親子連れが来るのでしょう。やがてそれらが発酵して甘酸っぱい香りが木々の周りに立ちこめ、カブトムシならずとも引き寄せられてしまいます。Oさんはおばあちゃんの底力を見せようと、コクワガタを探し出して写真をとっていました。
いこいの村のテニス場脇のケヤキには電線にいたコムクドリ2羽が入ったきりです。先月の500羽近くのコムクドリは見られませんでしたが、この森のどこかで、日に日に大きくなっているのでしょう。
8月6日
この暑さの中、仕事をするのは容易ではありませんね。一寸やっては沢山休んで・・・と、さっぱり先に進みません。
さて昨日大きな形の良い巣を拾いました。かなり大きなものでした。調べるとどうもトラツグミのもののようです。杉の皮と葉、シダなどを使って、上手いこと編んでありました。そういえば先日は同じ場所で卵の殻を拾いましたね。最初クロツグミかと思いましたが、クロツグミの巣はもっと小さいそうです。
今年は夏鳥が順調で、沢山の若鳥を見ますが、カワラヒワやエナガ、ヤマガラなどの留鳥組みの繁殖が今でも続いているのが気になります。5月頃、虫が少ないと言われていましたから、その影響だったのでしょうか。しかしこの猛暑の中ころころと太った雛を見ますのでひとまず良かった、良かった。
昨日の箱根ではウグイスの声はホンの少し。地鳴きさえも聞えませんでした。移動を始めているのでしょうか。あ、移動といえば、栢山でガビチョウの姿があったそうです。これも移動でしょうか。なにも好き好んで暑い平地に来なくとも。
8月5日
下界に下りましたら、熱気でムッとしました。やはり箱根は涼しかったのですね。しかも早朝ですから、歩き出しは寒い感じでした。8月ともなると見るのは皆若鳥ばかり。オオルリもキビタキもセンダイムシクイも皆子供でした。ヤマガラもこの時期ヤマガラなのかシジュウカラなのか定かでない幼さです。ヒヨドリも幼くて、4羽の子供を連れた親は懸命に虫を運んでいました。これらはいつもより随分遅い感じがしました。今年も大きく育ったアオゲラの子供は色が黒く、まるでクマゲラのようです。モミジの幹に取り付いたものの、人影にイライラして、飛んで行ってしまいました。朝食を邪魔されて怒ったようです。公園内の芝生に7時。丁度朝食の時間で、渡り途中の夏鳥が沢山見られました。ただ若鳥は鳴きませんので園内はガビチョウとソウシチョウの声だけが響いており、相撲の世界同様、外国勢の頑張りだけが目立ちました。この園内の下草の笹が払われない限り、この光景は続くことでしょうね。
アカガシの小さなどんぐりを根元を残し丸かじりするのはどなたでしょう。ヤマガラでしょうか。地面に落下した食べかすにはノミで削ったような削り痕が見えました。足元にぴょんと飛び出して、写真を撮らせてくれたのは、ガマガエル。目を半開きにし、おば様たちの「可愛いい、素敵、大きい」という嬌声を気分よさげに聞いていました。
夏休みですので園内では補虫網を持った子供を多く見ました。朝霧が立ち込めた林でヒグラシが鳴き、白いリョウブが濃厚な香りを振りまき、フユイチゴが赤い実を付け、箱根は夏真っ盛りでした。
8月4日
伊勢原にある高校が「日本水大賞」を受賞したそうです。金目川や相模川流域で行なった調査地の半分程でタイワンシジミの生息を確認したとの事です。そして日本の汽水域にすむヤマトシジミや淡水性のマシジミが絶滅の危機にあることを明らかにしました。蛍の餌として放流したカワニナ等にタイワンシジミの稚貝が混入しているそうで、知らずに拡大した側面もあるそうです。やがてこの調査は各地の研究者との協力へと発展し、大きな広がりを見せています。
コアジサシの保護活動も市内の中学生や高校生を巻き込んだ活動へと広がる事が活動の継続性を考えるうえで重要になるでしょう。
8月2日
久し振りの野外です。21世紀の森は、既に夏鳥の声はなく、「夏鳥と言うのに、もういなくなっちゃうのか」と言う嘆きはこの時期の年中行事のようなもの。これからもずっと言い続けるのでしょう。
勝手に道教え君と呼んで、調査の手助けをお願いしたホオジロの子供3羽とキセキレイの子供3羽がこっちこっちと導いてくれたのは、山頂の時計台に近い林道でした。そこにはオオルリの子供数羽とキビタキの子供2羽が木蔭になった湿った道で小さな物をついばんでは、茂みに戻り、またやって来ては、ついばむと言う動作を繰り返していました。この森でも沢山のキビタキが繁殖をしましたが、その子供でしょうか。親はもうなく、兄弟らしき若鳥と連れ立って、厳しい世界に一歩足を踏み出した事を思うと、胸が締め付けられる思いですが、どうか元気で終着駅に着いてください。祈っていますよ。
オオルリの頭の真っ白いのはどういうことでしょう。思わず、コムクドリと叫んでしまいました。ここは冬季には氷が張ったまま解けない場所ですが、子供達には心休まる場所のようです。ここで道教え君たちとは別れ、更に進むと、クロツグミの雌、こちらも若鳥のようですが、余り人の気配を気にせず、先日の台風で積み上がった土砂に口ばしを差し込んで懸命に食事をしていました。イノシシが掘り起こした山際も格好の食事場で、脇目も降らずという印象でした。
今はカラスザンショウが開花の時を迎えていて、既に雄花が落下して道路は米粒が散乱したようでした。これを拾って入念に花の構造を調べ、雄花であることを確認し、雄花先熟を知り、自然の仕組みを考えます。結局は分かったような分からないような結論ですが、その米粒の存在を知っただけで、私達の野山を歩く意味は充分です。
帰路、Oさんが言いたかったのはなんだったのでしょう。ブラックユーモアなのか、はたまたちょっぴり大人の秘め事話しなのか。ユーモアを追求するのも芸がない話しですが、我々は既に頭が硬直しているのでしょうか。年をとっても知らない事が多く、大人になりきれず、人生を終えるのだという話の流れで、出てきたのですが・・。一寸体も頭も疲れた一日でした。
8月1日
どよーんとした暑さの中8月の幕開けです。早々に終わってしまったコアジサシをあれこれ振り返るのも疲れ、今は本を読んだり、外を眺めたり。毎日庭で、ヒヨドリの若鳥がヒヒヒと鳴いているのですが、その声がカワセミのそれとそっくりで、気になってしかたありません。そろそろカワセミが戻る頃ですので。
先日友人と会えなかったのは待ち合わせ場所が手術をした病院であって、入院生活をした病院でないことを告げなかった私のせいだと心を痛めていました。早速お詫び状を書き、許しを請いました。するとあちらから慌てふためいた電話です。家のことやら自分の病気でばたばたしていて、一週間間違えていたとの事。思わず神様有り難う・・・と天を仰ぎました。これで大切な友人を失わずに済みました。ヤブサメが聞えないくらいなら、何とかなりますが、自分の不注意で相手に迷惑をかけたとあっては・・・。年をとるに従い、不注意による間違いは、深い心の傷となります。
7月31日
K先生の訃報を知りました。正論を何の迷いもなく堂々とお話になる強さに敬服していました。が、いい加減な人間にはとても怖い先生だとの評判もあったようで、私などは遠くから恐る恐る眺めるだけでした。
数年前、支部のイベントで、「先生が会いたがっていますよ」と支部長が先生を連れて来られました。「エー何か悪いことしたかしら?私」と緊張して、深々とお辞儀をしましたら、「あなた方が小田原の方ですか。コアジサシを代表して御礼を言います。本当に有り難う」と言われ、すたすたともと来た道を帰られました。こちらは緊張のど真ん中でしたが、さすがに偉い人と言うのは鳥に成り代わって御礼が出来るんだ、中々こう言う表現は出来ないものだと、妙に冷静で、感心した事を覚えています。それからは我々の”新聞”をお送りしたり、年賀状のやり取りをする事が続きました。決まって年賀状には、「いい仕事を有りがとう」と書いてありました。ただその当時、保護活動は思ったほどの成果が出ず、市民の間に、もっと一気呵成にコアジサシを増やす方法がないのか ・・という疑問もでて、一寸した逆風が吹き、一番辛い時でしたので、この先生の言葉は嬉しいながらも、申し訳なさで一杯でした。当然鳥の保護の難しさはベテランの先生は百もご承知で、簡単に成果が出るものではないことは知りながら、御礼を言われたのでしょう。失敗を恐れず、とりあえずやってみる。結局その精神をかって下さったのだろうと今は思っています。
K先生、安らかにお眠りください。我々ももう少し頑張って見ます。
7月30日
だから言わないこっちゃない!先日の新聞のサンコウチョウにカメラマンさんが群がったと聞きました。新聞は付き合って知ることですが、とても思慮に欠けたことを平気でします。無神経です。今まで随分いい加減な記事で心が凍りました。救済委員会?と言うものがあり、訂正も出来ると聞きましたが、反論さえむなしく、行ないませんでした。そして
保護活動に広報の必要性は感じても、大して力にはならないことを知りました。一人一人が無心で鳥の事を思い行動をすれば、それで良い。それが最後には人を動かすのです。今でもマスコミに過剰に寄りかかった活動を見ると、なんだかドキドキしてしまいます。結局したたかな人間にはなれなかったのです。手玉に取るくらいじゃないとね。
7月29日
先日山の中で体験した震度3の地震ですが、手違いでM6・8と大きく報告され、小田急線は暫く止まったようです。山での地鳴りは大型ダンプカーが数十台いっぺんに押し寄せたような、ゴーと言う腹に響く音でしたから、我々にはこれくらい大きな地震のように思えました。
Fさんが珍しいマヤランの写真を送ってくれました。神戸の麻耶山で、発見されたのでこの名があるそうです。小さなランですのに良く見つけましたね。小粒ながら気品と力強さを感じます。
7月28日
昨日は六ヵ月検診で病院でした。金属はすっかり周りの筋肉と馴染んで良好だそうです。さすがにお尻の筋肉がまだ完全に回復しておりませんが、それももう少し。そのため歩くと少し揺れるようです。モンローウオークのようですか?と聞きましたら、いいえ違います・・ときっぱり。残念。その後友人と会って食事をする予定でしたが、会えずにしょんぼりと帰宅。お互い携帯等持ってないのですよねー。
夜カルガモの鳴き声がして、気になり外に出ましたら、12羽の大きくなったカルガモ達。何時までこうやって群れで暮すのでしょうか。今年は子供の数が減らず、珍しい年です。川面をしきりに羽ばたき飛び回る黒い物体。アブラコウモリでしょうね。この時間になってもいっこうに気温が下がらず、今日も寝苦しい夜になりそうです。
7月26日
先日「風林火山」で戦国時代の三大奇襲戦、「川越夜戦」をやっていましたが、その時の城主は北条氏康でした。その城主は松原明神の鳥居の脇に雑草が繁っていたのに立腹し、城下の月例清掃の布告を出したそうです。そのため、当時の小田原はゴミ一つなく、お堀には水鳥が泳ぎ、美しかったそうです。これは南禅寺のお坊さんが小田原を訪れた際の印象で、これほど綺麗な場所はないと言ったそうです。しかしこの頃の小田原はどうでしょう。
本日約束の時間より早く着いてしまい、足慣らしとばかりに、30年も前に子供と歩いた銀座通り周辺を歩いてみました。するとどうでしょう。虫食いのように幾つも駐車場が作られ、一等地にはスロットマシンの遊技場も作られ、朝から若者が行列を作っています。そしてマンションが無秩序に建てられ、景観はめちゃくちゃです。改めてこれは酷いと思いました。文化の香りなどと大層なことを言うつもりはありませんが、悲しい光景でした。商店の清掃の前と言うこともあり、紙くず、空き缶、ペットボトル・・・と、ゴミが散乱し、荒んだ町になったものだと、ため息をつかずにはいられませんでした。35年前ここに住んだ時、穏やかで歴史のある町並みと感じたものですのに・・・。アー悲しい。だからと言って何も出来ませんが、心ある地元の方はさぞかし悩んでいるのでしょうね。
7月25日
昨日見たサンコウチョウの尾は一体どれほどだったでしょう。30センチをゆうに越えていました。見事な雄でした。薄暗い林から声が聞え、暫くツゲの木の中で回転等をした後、橋を越え川下に向かいました。雌も同様です。オオルリはその逆で川下から来て、橋をすれすれに渡り薄暗いツゲの林へと消えました。このツゲの奥には何があるのでしょう。
蛇行している清流のよどみでヒヨドリがしきりに水浴をしていたそうですので、サンコウチョウもオオルリもそこに向かったのかも知れません。久し振りに真夏日でしたからね。
7月24日
昼食をしていた時でした。地面が轟音と共に揺れ、地面に着いていたお尻が、ぴりぴりと痺れる様な、何とも不気味な感触にとらわれ、皆の呼吸がぴたりと止まりました。一度目はじっとやり過ごしましたが、さすがに次の痺れには、広げていた弁当を閉じ、転げるようにしてその場を離れました。これは相当な地震だろうと、恐る恐る周りの木を見ましたが、何一つ揺れていません。山肌から石ころが転がり落ちるようなら、安全な場所に避難しなければと、杉の木立を見ますが、これまた何事もありません。ラジオもなく訊ねる人もなく、狐につままれたまま、その後もサンコウチョウ等を眺めておりましたが、帰宅後、それが震度3の西湘中心の地震だったことを知りました。毎日目にする新潟のことや先日の豪雨による目の前のがけ崩れに、神経過敏になっているのでしょうが、これが周辺の鳥にも大きな変化をもたらしたのは意外でした。クロツグミ、ヒヨドリ、ウグイス、ホオジロ、メジロ・・・と今まで静かだった鳥達が一斉に鳴き出し、辺りは騒然となりました。クロツグミはフェンスに止まって、一点を見つめて鳴き続けています。ヒヨドリは大声を上げ、子供連れが杉の間を飛び回っています。5分程それは続きました。何か奇妙な一体感を感じた瞬間でした。
7月23日
灰色の一日でした。お米も野菜もこれでは心配です。田舎の自慢のトマトも今年はダメだと言っています。
昨日宣言したばかりのビオラとツマグロヒョウモンですが、もう諦めました。あちらは朝が早いし、食欲は限りなく旺盛ですし、私の太刀打ちできる相手ではありませんでした。生き延びようとする力の前に、脱帽です。なんだか最後にはいとおしささえ感じてきました。
酒匂川は先日の台風で、まだ水が濁っているとのことですが、その中でもコチドリ10羽、ゴイサギが110羽、ツバメチドリが飛んでいましたと連絡を頂きました。そしてツバメの塒は狩川に移ったようです。なぜか今年は塒入りがとても遅いそうです。
昔この時期遊んでいると、先ずはカラスが塒に向かい、コウモリが飛び始め、そろそろ帰らないと怒られるナーと思ったのですが、ツバメが塒に向かうのは気付きませんでした。15年程前ですが、ツバメの調査で、塒入りはかなりの高さを移動していくのを知りました。これでは子供には分からない筈だと、気付きました。家の脇には清流小倉川が流れ、葦原もありました。きっと多くのツバメが休んでいた事でしょう。その小倉川には今はミサゴもチョウゲンボウもオオタカも来るようです。オオタカは我が家の蔵のドバトを狙っているとの事です。
7月22日
ビオラの種が発芽し、小さな花をつけるまでになりました。そうすると気になるのは、憎きツマグロヒョウモン。スミレの小さな葉にまで卵を産んで、丸坊主にしてしまいます。これまでは、まあいいか・・とほって置いたのですが、今回ばかりは種から育てたので、そういう訳にいかん。雨が降る中幼虫探し。しかしコロンと落ちたら二度と探せません。土と一体化して、老眼にはお手上げです。野山の木々に産卵でもすれば、綺麗なチョウとして楽しんでいられるのに・・。先日の怒田丘陵では同様の南国育ちのナガサキアゲハばかりが目立ちました。見てみた―いと騒いでいたのは、ついこの間でしたのに・・。
さて今日もコムクドリが4羽来ていました。いつもの電線です。スズメの子供が木の上から次第に中頃にまで降りて来るようになって、餌を探し始めました。羽もしっかりと伸びて逞しくなりました。これでようやく窓から愛らしい姿を見ることが出来ます。
7月21日
夏休みに入りましたね。仲間の何人かはお孫さんの子守り?で忙しい夏になりそうです。インターネットで楽器作り、バター作り等と各地の催し物を調べ、今から予定を組んで、カレンダーは赤い印で真っ赤です。今ではお婆ちゃんによる教育が孫の将来を左右する等と言う人もいて責任重大ですね。しかし私達は自然で子供を遊ばせる点では他のおばあちゃんよりは幾分有利な筈です。常日頃、野山に出ては新しい発見に喚声、いや歓声を上げていますものね。先日も葉裏のヘビトンボを虫眼鏡で拡大して、すごーい口とか、こわーい眼とか、喜んでいました。そして苦い実を口に含んで、グエーと吐き出したり、鼻が曲がりそうな草を「嗅いで見て・・」とひとに押し付け、キャキャと喜んだり・・、だいの大人とは思えぬ所業の数々。そして数限りなくある鳥の話し。ヤブサメの声が聞えず、老いを感じ落胆している私達にもまだまだ出番はあります。今こそおばあちゃんの株を上げる時ですよ、お孫さんのいる皆さん。
7月20日
台風が来るといって騒いでいたのは先週末でしたね。結局大雨が降り酒匂川が水浸しになりましたが、住宅への被害がなく、ほっとして、今ではそのことさえ忘れかけていますが、実は気にしている事があります。初めて家の前で繁殖をした、オナガのことです。子供を5羽孵し、巣立った所まではお話しましたが、実は全員消えたのです。柿の樹の中で子育てをしていて、金曜日の夕方、つまり台風が来る前日、全員がその巣に入ったのは見届けたのです。しかし翌日には、全く声が聞えませんでした。さすがに台風の時は鳴かずにじっとしているのかナーと思っていました。しかし台風が去っても、いっこうに声は聞えず、姿もありません。何しろ初めての経験でしたので、オナガが子供を連れて何処に向かうのか、分かりません。もしかしたら秋から冬、群れで見られるN町のほうに移動を始めたのではないかとも思っています。いつまでも局地的で独自の生き方をしているように見えたオナガ。もう少しいて欲しかったなー。
7月19日
すっきりとしたお天気には最後までなりませんでしたが、鳥を見て歩くには丁度良い加減でした。ただどうしたことか車の往来が激しく、何度もフェンスにへばりついてやり過ごしました。普段は八丁は滅多に人に会いませんし、車も数えるほどですのに・・・。
さてこちらでは今年はノスリの子供を良く見ます。今日もピーピーと鳴く声が聞えました。しかし声だけでは判別がつかず、しばらくは?マークでの記録でしたが、親が餌を持ってきて、ノスリと判明。全体に色が薄く、頭が白く、翼の模様もはっきりはしません。ただ図体だけは大きくて・・・。皆瀬川はオオルリの多いところですが、いよいよ繁殖も終盤、来月には恐らく声は聞えないでしょう。既に去ったものも多く、残ってはいてもか細い声で鳴いているのや、自慢の白い腹が薄汚れて、パサパサして、疲れきった表情のやら、あの5月頃の美しい姿とは似てもにつかぬ姿に、お疲れさんと言葉をかけ、今年もここに来てくれた御礼をして別れました。
途中出合ったキビタキの子供も小さかったですよー。体中の斑点と数ミリと言う尾の短さ。これで移動ですから、驚きです。猟犬を散歩をさせるおばさんの話ではここには狐もいるそうな。くれぐれも気を付けて帰って欲しいものです。
先日の台風では穏やかな皆瀬川も暴れたのでしょう。川べりの葦や木が倒れて、まだ起き上がらずにいます。道路にも崖が崩れて土砂が堆積したようで、その爪あとが生々しく残っていました。いつもは鏡のように澄んだ清流も今日は白く濁り、沢の音も一段と高く、小鳥の声がかき消され、あやうくメジロやエナガの群れを見落とすところでした。
さて暫くご無沙汰していたアオバトを4羽見かけました。秦野峠方面へと飛び去るもの3羽とその逆を行くもの1羽。赤田では鳴き声を聞きましたがここでは無言で飛び去りました。
7月17日
お天気がすっきりしませんと気分も晴れませんね。これでは庭先にやって来る鳥もおらず、外を見ても楽しみはありません。仕方なく、枝切りバサミで伸びた枝をパチンパチン。まったく雨が降っているのに、何をしているのでしょう。
さて21世紀に出かけたKさんから雛の写真を送っていただきました。電線に止まる茶色の小鳥です。腹は白く、口ばしが短く幾分ぶっくりしています。尾も長めに見えます。もしかしたらサンショウクイの雛かも。以前から繁殖をしていたのですが、ここ数年記録が出ません。諦めかけていました。
21世紀の森は鳥がいませんねーと良く聞きます。確かに、飛び交う鳥はおらず、静かです。我々の調査でもかなりの数を記録しますが、その殆んどがさえずりの”S”ばかりが並びます。しかしこの森が好きと言う仲間が多いのも事実です。姿は見せずとも、気配がするのが良いのかもしれません。また森が植生や使用目的に区分されていて、鳥の出現が先読みできるのも、理由の一つかもかもしれません。しかし写真撮影には向かないですね。
7月15日
川は不気味に、ひたひたと上って来て、水仙を植えた閑地は水の下になりました。そして新しくできた橋”むつみ橋”すれすれにまで水が来て、小さな川でも、油断がならない事態でした。そんな中、カルガモがヤブマオの草陰でじっとしていました。水面下ではさぞかし足漕ぎをしているのでしょうね。
昼過ぎ、雨が上るとニーニ―ゼミが大きな声で鳴きだし、ツバメが楽しそうに飛び出してきました。そしてゴイサギが酒匂川に向かいました。みんなこの時を待っていたのですね。
7月13日
今週になり、セミの声が聞えました。ニーニーだろうとの事でした。私達も火曜日、怒田の丘陵地で聞きました。そしてモズのギチギチが昨日から聞こえ始めました。赤田の調査で雄の若鳥の鳴く姿を見かけました。そして今日、我が家の裏でもギチギチギチと振絞る様な声が聞えます。庭に餌を採りに来た親の子供です。親はとっくに消えましたし、子供も暫く姿を消していました。先月20羽以上で固まっていたモズの子供は先日のビールの調査時には1羽も見られませんでした。どうもモズの生態が今ひとつ分かりません。ここで毎年繁殖するモズはメスが子育てをしないのですもの・・。子育てをしないばかりか、巣立ち後は姿も見ないのです。
昨日遭遇した大雨は1時間に30ミリの雨量でした。天気図の赤い部分が丁度小田原を通過したのは午後2時10分頃。まさにその下で運転をしていたのです。
7月12日
調査が終わり、車に戻ったところで、猛烈な雨がやって来ましたが、皆さん大丈夫だったでしょうか。前方がかろうじて見えるかどうかの大雨で、私は仲間が降りた後は、一人、「ヒャーヒャーヒューヒュー」と喚声を上げ、一寸ハイテンションな気分を味わいながら、自宅までの20分を楽しみました。まあ、短い時間でしたがすごい雨でした。
さてもう大きな渡りが始まっています。コムクドリ430羽が採食でしょうか、北に飛びました。20から50羽の群れが幾つも同じ方向を目指します。赤田では大好きなバードチェリーが不作ですので、エノキでも探して飛んでいるのでしょうか。それともお目当ての木でもあるのでしょうか。途中に立ち寄るものなどなく、ひたすら北を目指していました。
さて夏の終わり頃、キビタキなどと一緒に見られるコサメビタキですが、今日は単独で見られ、これまた早い移動に、驚くと同時に、幾分淋しい気持ちになりました。
キビタキの鳴き声は5月の頃に比べ、短く、弱く、途切れ途切れになりましたね。中には地鳴きのような声を出すオスもいます。さっきから枝先でひらひらしているオスも、囀らずに、カタカタカタとだけ声を出しています。そしてその下の笹原では、黒い、小さなものが右往左往しています。巣立った子供に合図を送っているのですね。キビタキは下草が繁る場所を好んで繁殖するというのも、これで納得です。
ホトトギスの声にも力がありません。いつまで狙い続けるのでしょう。カワラヒワの子供を今年ほど目にする事はありません。皆元気で、飛び回っています。ツバメも若鳥の飛行訓練が盛んです。ウグイスが多い今年、子供の姿を見ることはありませんが、確実に子孫を残している筈です。耳に届かぬヤブサメに翻弄されながらですが、新しい命が溢れる赤田に、気分は爽快です。
7月11日
天気予報では大雨と聞いていましたから、多少構えていましたが、夕方晴れ間が見えてきて、どうなっているのでしょうね。さて散々楽しませてくれたネムも最上部の花芽が開き、これが散ったら、終わりです。しかしヒヨドリ、スズメがやって来て、閉じかけた葉を突付いては、虫を探し、賑やかさは相変わらずです。これから野山でネムに出合ったら、認識が変る事でしょう。小鳥達の嬉しそうな顔が浮かびます。
さてさて午後、ムクドリが4羽、電線に止まって鳴いていましたが、そのうち小さい2羽がコムクドリ。ちゅるちゅると可愛い声で鳴いています。こうやってムクドリに混じっているコムクドリが多いのではないでしょうか。皆さんも気をつけて見て下さい。
先日新聞に載ったサンコウチョウの巣の写真を仲間が見せてくれました。美しい鳥を美しく撮影した写真ですからきっと多くの人の目を釘付けにしたことでしょう。しかしこれはいけません。子育て中は静かに暖かく見守るだけです。
7月10日
途中で傘は必要になるだろうと覚悟の調査でした。が、結局雨の勢いはそれ程ではなく、滞りなくビールの調査を終えました。標高200Mほどの丘陵地は、今はカラ類やエナガなどの子供の成長を楽しむ以外、特別目新しい事はありません。エナガの色が濃くなっていたり、アクロバットのような採食の仕草を眺めているだけで、十分楽しめます。が、やはりここはアオバトが出てくれないと不満は募ります。繁殖期に入ってからは、なかなか出合えません。塩水の吸引も出来れば近場で済ませたいのでしょうか。
赤田と違い梅の収穫はきちんとされていて、放棄をしていない事が分かりますが、どうしても手が回らない梅林もあり、黄色く熟した実が道路に落下していて、さすがにこれは拾っていいだろうと、幾つか頂きました。梅味噌作りが流行っている私達です。夏場の食中毒対策にもなるようです。
集まり出したスズメを記録しているとサンコウチョウのメスが目の前を横切りました。子育ても最終段階でしょうか。ノスリの子供は図体ばかり大きくても、気弱そうで、まだ王者の風格は感じられません。早く格好いいノスリに成長してくださいね。キビタキも日本の暮らしに慣れ、多少気が緩んできたのでしょうか。コンクリートに止まっていて、背中を思い存分見せてくれました。オオルリの子も車道で餌を採るなど、今年の繁殖の具合が目に見え始めました。
昨晩、オナガの子供が柿木から出て、全員電線に並びました。5羽でした。尾が短いだけで、みな大人と同じサイズですので、夫婦で頑張って餌を運んでいます。今年は長雨がなかった分、鳥の子育てには好都合だったのでしょうか。ここへ来て、幸せそうな親子を沢山見ます。
7月9日
先日、箱根の帰り、Oさんに、「今年、カルガモが2度来たきりで、その後は一度も堰越えの練習に来ないのよ。みんなやられちゃったのかな?心配なのよ。」と話したばかりでした。例年だと数日たつと必ずやって来て、一回り大きくなっているのや飛翔力が付いているのが、楽しみでした。が、今年は2度来たきり・・。それも2回目に雛が1羽増えていて、納得がいかぬまま、今日に至ってしまいました。しかしなんとまあ、本日誰が親だか分からぬほど大きくなったカルガモが10羽がやって来て、川藻を食べています。狭い小川にこれだけの数は一寸壮観です。でも今度も数が合わない。それに一月でこれほど大きくなるとは思えないし・・。結局、この小川を3番のカルガモが利用したと言うことなのでしょうかねー。なんだか狐につままれた感じです。
一昨日やって来た、まだまだ小さなシジュウカラですが、午後5時過ぎに柿木にやって来て、餌はとらず、追いかけっこをして遊んでいます。鳥を見たら、条件反射なんでしょうね、何度も何度も数えましたが、あれまあ、これも数が増えている。近郷近在の子供達が合流するのですね。きっと。それにしても子供のじゃれ合う姿はいい。
7月8日
3時に起きて、4時出発。そして5時から樹木園の調査となります。ひんやりとして、まるで秋風のような冷たい風が吹き、これから真夏が来るとは思えぬ寒さです。気温の上昇と共に朝霧が山肌を駆け上り、森全体に明るさが増してきます。が、地面の落し物、獣の糞は気付かぬことが多く、帰り道、肝を冷やすことがしばしばです。今朝も白いカビに蔽われた大きな糞を見つけ、良くぞ踏まなかったと胸をなでおろしました。
さすがの箱根も若葉が四方に広がり、いくら見上げても、樹冠を飛び回る子供達を数えるのは厳しくなりました。エナガもメジロもヤマガラも滅多に下枝には降りず、重なり合う葉に邪魔され、最後まで正確な数が掴めぬまま、移動となります。先月からガビチョウが俄然賑やかとなり、姿を見かけることも多くなりました。それに反し、おとなしくなったのはソウシチョウです。園内の桟橋付近のハコネダケのソウシチョウは先月から急に静かになり、移動したのか、繁殖をしているのか分からず、気になります。
湖には釣りボートが浮かび、色とりどりのジャケットが目に鮮やかです。樹木園のケヤキやブナが魚付き樹として、湖面に木蔭を作っています。釣り人はそれを狙って、園すれすれにボートを浮かべますが、本日はその端をすいすいと泳ぐようにこちらに向かって飛んでくるものがいました。まあ久し振り、ヤマセミでした。
7月7日
怖いのに見たい、気になるものに、蛾があります。先日も21世紀の森で、ヒメヤママユの黄緑色の幼虫を何度も見かけました。ミズキの葉を食べているらしく、下には大きなトウモロコシ状の糞が無数に落ちていました。蛹になろうとして、ロープを右に左に移動する幼虫もいて、それを見ながら食事をしました。昨年は遅霜と、このヒメヤママユによる食害でミズキ類は全滅でした。途中道路にスカシダワラと思える蛹も幾つかありました。皆、中は空っぽでしたが。
私が高校生の時、英語の時間でした。部屋に飛んできた蛾があまりにも大きくて、珍しいと思い、隣の友人に話していましたら、先生に見つかり、「その蛾はどれだけ大きかったのか」と聞かれ、両手を広げたら、「そんな大きな蛾はこの世にいない」と叱られました。でもいたんです。栗の木に囲まれた家でしたから、”シナンタロウ”と言う毛むくじゃらの青虫がうじゃうじゃいました。蛹を作ろうと家の中まで這い出して来て、怖かったのです。それはこのヒメヤママユより大きなクスサンだったと思います。その蛹がスカシダワラです。”シナンタロウ”がシラガタロウだったことは数十年経って知ったことです・・・。
7月6日
昨日は調査の後、仕事がありましたので、体も頭を疲れて、食事をせず、梅サワー酒を飲んで寝てしまいました。なのに体重は増え気味・・・。
さてさて、まあまあ、なんとオナガが繁殖です。2ヶ月前に数羽で来て賑やかでしたが、2羽だけは残ったようです。どうせ繁殖はしない若者?だろうと思っていましたら、今日は口に虫をくわえて運んでいます。毎年数日滞在するだけでしたのに、今年はどういう心境の変化でしょう。巣は我が家ではなく、数メートル先の柿木か、キウイ棚辺りです。
我が家の柿木にも可愛いお客様です。小さなシジュウカラが7羽。ギーギー言いながら毛虫を探し食べています。じっと動かずにいると、目の前まで来て、あどけない仕草を見せながら、葉の裏に潜む毛虫を上手に探します。塒を嫌がる人の気持ちもこのような光景見たら、少しはイライラも和らぐのではないでしょうか。3分ほどで、子供達は毛虫を15匹ほど食べました。大したもんです。
7月5日
今年は夏鳥の繁殖が順調な印象がありますが、どうでしょうか。21世紀の森ではもうクロツグミの集団が集まっていました。標高600mの最高地の開けた林です。ここで育ったクロツグミの子供達でしょうか。ホオジロも同様で、山頂の芝生では顔に幼さが残る若鳥が見られました。丁度草刈が行われていて、その刈った中に虫がいるのでしょう。虫を掴んでは木に上る、独り立ちの訓練を続けていました。エナガも今頃になって、かなりうぶ毛が残る子供の集団が見られました。いつもより遅めの登場です。
今年はバードチェリーが不作です。イカルが群れる、入り口付近の木に1つも花も実もありません。青い実も大好きなイカルですから、この時期には殻が散乱して、毎夏それで滑らないよう気を付けて歩いたものです。
蛇は水抜きパイプが好きなのは、その世界では知られているのでしょうか。1匹のアオダイショウがパイプでとぐろを巻いているのを見つけてからは、次々と穴の中から顔を出す蛇を見つけました。人の気配とギャーと言う物凄い叫び声に驚き、そろりそろりと首を引っ込める姿が、気が弱そうで、笑ってしまいました。猛禽から身を守る術なのでしょうかね。もしかしたらこの穴で繁殖したのかしら。
前を歩く仲間が、「強制送還ね」と話しています。何を?と訪ねると、うるさいからガビチョウを船に乗せて、本国に送り返そうとの話です。ソウシチョウと違い、ガビチョウは誰も棲まない場所で、結構遠慮して生活しています。外来種ですから、そうは応援できませんが、ちょっぴり同情的な私です。
7月3日
NHKでドジョウ料理をやっていました。栃木県大田原市からの中継です。アナウンサーは恐る恐るドジョウ汁をすすっています。こんなもの食べるのか・・・という表情です。でも私には懐かしい!ドジョウからは良いダシが出るのですよー。味噌汁も美味しいけれど、私が大好きなのはドジョウの天麩羅です。油の中で跳ねるのを蓋で抑えて揚げます。命がけの料理です。でも香りが良くて、カリカリして、深い味がして・・・。アー食べたい。昔々私が帰郷すると母が近くのおじさんに話して、ドジョウを手に入れてくれました。
今日も18時、ムクドリがギャーギャー鳴きながら、いつものコースを塒に向かっています。
7月2日
隣の庭で生まれたヒヨドリは随分大きくなり、電線で餌をねだっています。もう既に親と同じ大きさですが、翼が短かく、危なっかしい飛び方で、親でなくとも気がもめます。昨年はこの私の腕に止まるほどの、制御の利かない幼子で、親は鳴き叫んでいましたが、今年は一度も我が家に来ませんでした。オナガがいるのが嫌なのかなー。結構虫はいるのですが・・・。
梅雨空が戻って喜んでいるのは、ツバメの子供達。前の田んぼの上空を10羽程が舞っています。恐らくこの周辺で生まれたものだと思います。今年は飛来が遅く、やきもきした割には繁殖は順調のようですね。(写真を変えました。ご了承ください。)
7月1日
昨日からコムクドリの姿はありません。次の中継地へと向かったのですね。今回は記念日の変更はありましたが、子供を連れての訪問に楽しい1週間を過しました。ところでコムクドリの代わりというわけではありませんが、今日からムクドリの集団が電線に並び、20分かけて、6集団、時間を微妙にずらして、数百羽が鴨宮方面へと向かいました。一昨日はその塒被害で市役所に行ってきました。子供が集まり出すと毎年この被害です。飲食店街の街路樹の選定や剪定。何か工夫がありそうですね。
先日コアジサシの尊徳前中州に出かけましたら、アオサギが1羽、中州の潅木にじっとしているのを見つけました。1時間以上じっとしてましたので、繁殖をしたのかも知れないと思いました。ここならいくら煩くても、臭くても被害はなさそうです。今問題のお観音さんのアオサギコロニーを来年はここに誘導できないかなー。
6月29日
今年のコアジサシこそがっかりした事はありません。が、そう簡単に諦める訳にはいきませんよね。市の職員の頑張りにも励まされ、新たな意欲が湧いてきました。
コムクドリとネム。誠に素晴らしい取り合わせですね。美しい鳥に美しい花。警戒心が強く少しの物音に驚き逃げてしまいますが、夕方は電線に止まり、じっくりと姿を見ることが出来ます。幼鳥の口ばしは根元がピンクなのです。黄色ではありません。メスなのか、体に絵の具のペイントはありません。しかし飛行力は十分で、日没が近付くと,酒匂川のほうへと飛んで行きます。今日、市役所からの帰り、扇町の交叉点でそれらしき集団を見ました。きっとかなりの数が飛来していると思います。ムクドリと思わず一度確かめてください。
この数日県西部では珍鳥と言われる鳥たちの出現が相次ぎ、明らかに気候が変化しているのだと実感しています。
6月28日
帰宅し、いくら水を飲んでもあっという間に染込み、際限なく体が要求してきます。ほんとにまあ、暑い一日でした。標高500Mでもそうでしたから、下界はいかばかりだったでしょうね。
本日は鳥獣保護区の最後を飾る城山公園です。小田原の外れからだと奥湯河原温泉街は遠い。調査と同じ時間がかかります。人工林が手入れをされず,荒れ放題の、どうしようもない林が入り口付近に広がり、責任者でて来い・・と言いたくなるほどです。クロツグミもキビタキもオオルリも記録しましたが、全て保護区外からの声でした。しかし城跡を下るとやっと開けて、カラ類の声も聞えるようになり、ウグイスも上空をしつこく旋回し、隙あらばと狙うホトトギスに負けじと鳴いていました。実はホトトギスより怖いのはどうもこちらの3人組で、必死の形相で子供に危険信号を送っていました。ア、ごめん。直ぐどくからね。
ところで下草の生えぬ薄暗い杉の林から蜘蛛の子を散らすように逃げ去った小さな小鳥がいました。一瞬ソウシチョウかと思いました。ギーギーギーと大きな声で子供達に警戒信号を送っている親。よく見ればヤブサメでした。もし姿がなかったら暫く悩んだでしょう。それ程さえずりとは違っていました。結構子沢山でしたよ。湿った場所ではなく、カサカサ音がする杉林でしたが、子育ては上手くいくのでしょうか。
十国峠、城山、幕山、南郷山・・・と県境をまたいで、緑濃い峰ゝが幾重にも重なり、計り知れない自然を感じますが、鳥獣保護区を歩くだけでは、その自然のほんの一部も解明できないのでしょうか。冬と夏、3箇所の保護区を行いましたが、結果は思いの他、貧弱な鳥相でした。
今、午後6時30分、コムクドリが合歓木で騒いでいます。これが結構うるさいのです。見れば餌をねだっていた子供も一人で採っているではありませんか。なーんだ、昨日は甘えていたのですね。
6月27日
ジャージャー、チョーチョー。?、はて、シジュウカラかな、メジロかな?子供が来たのだろうかと外に出れば、見たことの無い小鳥。垢抜けた薄茶色の小鳥で幼い。ネムの花に止まっている。エーエー分からないどうしよう。うーんよく見ればコムクドリに似てるかな?短い間に様々な思いが巡りました。そのうち親が来て、青虫を与えました。こちらははっきりとしたコムクドリ。あれ、記念日まではまだ日があるのに。兎に角、写真写真。ネムの花をくわえて与えようとした時、写真をとろうと目を離した隙に、姿を消してしまいました。がっかりしていたら、今度は電線でジャージャージャーと激しく鳴いて餌をねだっています。コムクドリの繁殖が早くなっているとは聞いていますが、給餌を必要とする雛がこの時期ここで見られるとは・・・。子供は結構飛行力があるようですから、県内での繁殖ではないのでしょうね。でもまあ驚いた。さっそく7月8日コムクドリ記念日は変更です。まあ、祝日も変る時代だからいいか。
6月26日
本日は3人と参加者も少なく、調査を離れて近くの森を歩いて来ました。梅雨空と言うほどではありませんが、どんよりとした一日でした。森を歩いていても時折霧雨が体をぬらし、傘を開いたり閉じたりの散策でした。しかし霧が立ち込め、辺りがぼんやりと霞んでくると、不思議な世界に迷い込んだような錯覚を覚えたり、元気で楽しそうな鳥の声を聞いていると次第に心が落ち着き、快適でした。これまでの印象ではこの森は幾分乾燥気味に思われましたが、この霧雨と鳥の声の多さのせいでしょうか、中々の美林だと感心しました。沢沿いにモザイク上に広葉樹が残る、全体としては人工林ですが、生き物の息遣いが色濃く感じられ、来期の調査地にどうかしらと思いました。
住宅が近くに迫りながら、一歩足を踏み入れると、すぐさま深い森になるという、一寸不思議で、貴重な自然です。サンコウチョウもクロツグミもキビタキもオオルリもミソサザイもガビチョウもホオジロも皆元気に声を上げていました。それぞれ数も多く、森が健在なことがうかがえました。特にこれと言った木がある訳ではなく、ごく一般的な桑やミズキ、コウゾ等が見られる低山ですが、クロツグミやサンコウチョウがこれ程多く見られるのは、鳥の住む環境を考えるうえで重要なメッセージを我々に伝えていると思いました。自然林と人工林のバランスの良さ。そんな事を思いました。帰り拾った灰緑色の地に茶色の細かい斑点模様の卵はどうもトラツグミの物のようです。頻りに鳴いていましたものね。
6月25日
昨夜のNHK「ダーウィンが来た」をご覧になりましたか。”アイアイ”の合間に小田原のツバメが数分出ました。そしてNさんご夫婦も出て、室内でのツバメの様子を話しました。新築時からですから19年になり、育った子供は300羽以上だそうです。春先にはこの室内の巣を巡り争奪戦が展開するそうです。越冬地でこの家のことが話題になっているのでしょう。ホコリは映さないで!と言ったそうですが、綺麗に写ってましたよ。ご安心を。
これまたNHKの旅番組で、開成のアジサイ祭を放映していましたが、その中で幼稚園児がアジサイに水をやる場面がありましたが、Mさんのお孫さんがチラッと映ったそうです。可愛い子供がペットボトルの水を撒くシーンがありましたが、その中にいたのですね。
6月24日
午前中はまだ曇りでしたから、川べりに沢山の太公望が糸を垂れていました。しかし釣果はそれ程ではないような・・。暫く川岸に佇んでいましたが、糸がグイと引くのを見ませんでした。その後ではコアジサシがキャラキャラ・・と鳴きながら、飛んでいますが、なんと2羽だけでした。いくら数えても2羽は2羽。それ以上にはなりませんでした。1羽は中程度の魚をくわえて降りましたから、奥さんへの食事でしょうね。今年は随分思わせぶりな行動が多く、この一月、笑ったり泣いたり、忙しく過しました。しかし入れ替わり立ち代りというのは、決して褒められた事ではなく、末期的な症状なのかなと言う予感もしました。そして本日その予感が現実のものとなりました。ここ数年、まともに雛が育ったためしがありませんもの。これではコアジサシも嫌気がさして、来なくなるのは当然です。他の地域で繁殖が成功するのを切に願うばかりです。しかし諦めるのは早いですものね。もう一度頑張りましょう。皆さん。
6月23日
お天気が回復しましたので、酒匂川でコアジサシの”ひな祭り”を行ないました。10人ほどの参加者と一緒に、河口付近のコロニーを観察しましたが、結局は1羽も繁殖はしておらず、皆諦めたようです。1羽上空を飛ぶ姿がありましたが、相手はいないようで、今年はここは全滅です。渇水気味の今年、成功しないで、何時成功するのか・・と苛立ちます。チョウゲンボウの出現で、ひな祭りの存続さえも怪しくなって来ました。ところで一度消えた”森が崎”で、再び営巣が始まったそうです。是非沢山の子供が巣立って欲しいと思います。
チョウゲンボウはツバメの巣立ちにも奇襲をかけているそうです。それではひとたまりもありませんね。先日カラスの口にまだ息のあるツバメがばたばたしているのを見てしまいました。N、S、Oさん、環境部の皆さん、本日はお疲れ様でした。
6月22日
今年庭のねむの木が沢山の花をつけ見事です。なんて可愛い花でしょうか。最初濃いピンクだったものが、次第に細い糸状の花弁を広げ、淡いピンクへと変ります。見ていると、夕方薄暗くなり始めた頃、葉が閉じ始めると、この花びらは勢い良く伸び、あの誰もが想像するネムの花になります。色の変化と共に増すのが香りです。甘くてとろりとした香りで、いかにも女性的です。このネム、グリンヒルの調査で拾ったものです。捨ててあり、哀れに思って、無謀にも小さな庭に植えました。
6月21日
寝苦しくて網戸で寝たのがいけなかったでしょうか。喉が痛みます。が、今日は県に行かねばなりません。鳥獣保護対策の協議会です。お金と時間をかけても、思うようには行かぬものです。生き物との共存は言うはやすし行なうは難し・・・の最たるものです。私は仲間と一緒に野山を歩くことが多く、恐らくこの会議の誰よりも野外活動は多いと思います。が、悲しいかな、良い知恵は浮かびません。しかし、浮かぶのはいつも嘆いているように、成らしたままの果樹を片付け、野菜や果物の放棄を止めること。もうそれしかありません。兎に角現実はひどいものです。大きな、買ったら高そうな梅の実が鈴なりです。やがてぽたぽたと落ちて、辺りはかぐわしい香りでむせ返ります。キウイは棚が傾いていますが、実はびっしりです。ミカンはもっとひどい。成ったままの畑にはヒヨドリが群れ、ハクビシンがやって来ます。折角もいでも、木の根元に大量に捨ててあります。埋めるよう指導が行っているのに、現実はこうです。食べて下さい・・・と言わんばかりです。最近は梅の実1つで警察のお世話になる時代ですから、うかつには拾えません。
昔、このような恥ずかしい行為は隣近所に気兼ねして、しなかったものです。農家は農家のおきてがありました。今は高齢者の問題や外国からの安い農産物など、結局国の農業政策の失敗だと農家の人が嘆いていましたが、見ていて無惨としか言いようの無い光景が広がっていることだけは確かです。
6月19日
鳥獣保護区もいよいよ残す所、2ヶ所となりました。標高の低い場所から片付けてきましたから、本日は723mの大野山。眺望は抜群です。サンショウクイの繁殖場として、知られていますが、牧場ですので、棲息する鳥は限られています。
山の斜面は青草が繁って、いずれ飼料となるのですが、この季節はホオジロにウグイス、セッカ、の繁殖地となっていました。特に、ウグイスとホオジロは数が多く、やがて子供の大きな集団が見られる事でしょう。点在する牛舎には豊富な虫を当てにして、ツバメが営巣しています。その子供達、30羽ほどが電線に止まり、賑やかでした。もう親の給餌は必要ありませんが、塒入りの練習をしていました。葦に止まる練習です。腰の無い葦に止まるのは容易ではないのですね。ホバリングを繰返し、やっとの事で掴まる子供達。本能なのでは・・・と思いがちですが、いやいやどうして、こうやって練習しなければ、生きて行けないのを目の当たりにし、色んな思いが交錯します。ホトトギスが枯れ枝に止まって鳴いていますが、モズかと思う程の小ささ。いったい声は何処まで届くのでしょう。ガビチョウはミズキの梢で、鳥の物真似に夢中でした。まあ、様々な鳥をターゲットにしていました。物真似が結婚の条件?余りに真剣でしたので、そんなことを言い合い、笑ってしまいました。
渡りの季節、横切るもの全てにちょっかいを出していたカラス軍団は繁殖地に分散でしょうか。数組のカラスを見るのみでした。が、性分は相も変わらず。オオタカ、ハチクマに突っかかっては、嫌がられていました。しかしカラスごときに、ビビル、ハチクマではありません。泰然としておりました。尾の横帯からオスでした。秋に矢倉岳で会いましょうね。ところで山頂から飛び去るサンショウクイ1羽。ヒリリンヒリリン・・・と鳴きながら降りて行きました。その姿に、2年前の調査を懐かしく思い出しました。巣を探しに急斜面を降りましたね。今年も2組やっているようです。さらにノビタキがいましたよと連絡を貰いましたが、本日は残念でした。
6月18日
昨日は定例のほかに、鳥獣保護区の調査も行ないました。芦ノ湖西岸を回るコースです。入り口のゴルフ場では朝食の人達でごった返していました。そうか、ゴルフも朝が早いのでしたね。
30年程前は鳥に会いたくなると良くここに来たものですが、今はさっぱり。鳥が極端に少なくなりましたね。樹木の手入れもおろそかですし、笹が繁茂し、全体に乾燥気味で、散策するにもフィトンチッドは期待できなく、快適ではありません。直ぐ上を走るスカイラインの影響もあるのでしょうね。森がカサカサしているのは素人目にも明らかです。
さてそんな中、笹原でがさがさ動く小さな物体。数羽います。姿を隠しながら、移動して行きます。チラッと見えたのは全身茶色で、尾が短い。はてさてウグイスかソウシチョウか、ヤブサメか。暫く追跡しましたが、時間もあり、帰りにもう一度探ろうと、先に進みました。相変わらず、深良水門からは轟音と共に清らかな水が三島へと流れ去っておりました。県民としていつもながら複雑な心境となりますね。
ところでここはノジコの繁殖地で知られています。仙石の繁殖地が心許ない現状ですので、是非ここは頑張ってもらいたい思いです。保護区を終了し、戻って来ると、杉の天辺からヒンカラカラキンビョウブーと大きな澄んだ声が響いてきます。ノジコと思うものの、姿を確認しようと躍起になって探しますが、葉が邪魔で見えません。後に下がったり、横にずれたりしながら探していると、2本目の頂きに移動したようで今度は姿が見えましたが、逆光だ。しかし胸の黄色と目の周りを確認し、ノジコとして記録しました。
10年前、ノジコの棲息を探ろうと仙石に通いました。ソングポストを数箇所見定め、行動範囲を探りました。国立公園と言っても、名ばかりで、ゴルフ場は拡張するわ、木は伐採するわ・・でノジコの生息場所が減っていくのを目の当たりにしました。先ほどからノジコはとても高らかに元気に囀っています。西岸での繁殖の成功を祈ります。
さて往の宿題、雛ですが、先ほどと同じ場所にいました。今度は近くでソウシチョウの親がグルグルグル・・・と警戒音を上げ、騒いでいます。そうか、ソウシチョウだったのですね。子供を見るのは初めてでした。今では西岸はウグイスとソウシチョウの歌声に席巻され、乾いた印象が更に強まりました。
6月17日
本日も暑いでしょう・・との予報に送られ出かけた箱根ですが、なんのなんの鳥を見るには丁度良い花曇でした。4時発と言う早朝もあり、静かな中で調査が出来ました。しかし休日の早朝は中々怖い。まるでレース場と心得たような若者の走りが横行していて、箱根路はスピード狂の格好の遊び場でした。カーブが多いから迷惑せんばん。
春の遅い箱根もそろそろ子供の季節でしょう。ソウシチョウやガビチョウの子供が出ていて良い頃ですが、ガビチョウの大きな若鳥を1羽見かけただけでした。しかし親の鳴き声から、笹の下には子供が潜んでいるのは分かります。ただ今はガビチョウだけが激しく鳴き、ソウシチョウはぐぜりというか、地鳴きと言うか、濁った声を上げるばかりで、数の把握は難しい。さて箱根は数年前の丹沢方面での笹の枯渇と無縁でしたが、このところ、急激に弱っている印象があります。ソウシチョウのいる笹原がスケスケになっているのが気になりました。
キビタキは相変わらず多く見られ、園内では雛に給餌をする父親の姿がありました。歌ってばかりの父親も子供を前に、懸命な虫取りが行なわれていました。湖尻を見下ろすコテージ付近にはシジュウカラの子供とコゲラの子供が沢山。大空に羽ばたいた喜びを、鳴き声に込め、飛び回っていました。若鳥の喜びはいいものです。こちらも自然と体が軽くなります。ヤブサメは繁殖に入ると余り鳴かないのでしたか。折角耳を掃除して来たのに聞えませんでした。その代わり、センダイムシクイの声が一声聞えました。「あ、一声」と言うセリフはこのグループでは禁句でした。これがスイッチオンとなり、歌い出す人がいるのですー・・・。
6月16日
歩き過ぎた後は家でじっと片付け物をする日々がこの3月から続いています。改造人間ですので、股関節の磨耗の度合いで、次の手術が決定となります。慎重にやっても、十数年しかもたない関節で、70歳を過ぎた頃が再度手術の時です。先日天照山を上り下りしましたが全く痛みを感じず、幸せだナーと思いました。手術に踏み切った勇気を改めて褒めてやりたい気持ちです。ほんと、やってよかったー。
さてまたもや赤田で信じられない記録です。カヤクグリが鳴いているというのです。最近は頻繁に冬にカヤクグリを見、馴染み深い鳥になりつつあります。とりわけ私はこの鳥が大好きで、会うと一日が楽しくなります。しかし繁殖とは、まさかねー。赤田のフクロウペリットの広場の直ぐ下だそうです。亜高山から高山にかけて繁殖をする鳥が何故ここに・・・。先日のアオジの繁殖といい、今回のカヤクグリと言い、何か少しづつ変りつつあるのでしょうか。
さてこれらは日頃の調査からではなく一人の写真家?からもたらされたものです。いつもHPに写真を提供してくださるOさんです。写真の良し悪しは私には分かりませんが、何か気持ちが良い写真だと思い、お借りしています。恐らく様々な制約を己に課して、撮っていられるようで、その気持ちが写真に反映しているのでしょう。写真は撮る人の人間像を余すところ無く映し出すようで、見ていて辛い写真があります。
このところこのOさんの情報に右往左往、後手後手の反応ばかりで、調査員も形無しです。固定観念にとらわれ、聞えるものも聞えないのでしょうか。反省と刺激の日々です。珍しい物を追いかけるだけでなく、日常の自然に鋭くメスを入れ、未知の世界を切り開く、それこそが写真家の使命とおもう今日この頃です。
6月15
蒸暑い一日でした。昼から下流のコアジサシを見に出かけました。アー、何てことでしょう。もうほんの僅かしか飛んでいない。総数10羽。誰一人餌を持っておらず、雛の誕生はありません。子供がいる筈の先発組みの場所も無くなっています。カラス、チョウゲンボウの捕食があったようです。この分が中流域に行ったのですね。毎年毎年お天気と天敵に翻弄されるコアジサシ。生き延びるのは難しい。危険水域に入った感じです。近くにアオサギがいましたがモビングはありません。カラスのみ攻撃していました。ここではまだアオサギは悪者ではありません。
いよいよそんな時が来たか。物静かな女性からの電話ですので,コアジサシの生態や生息状況を丁寧に話していましたが、うん?何か変。目的がハッキリせず、やけに詳しく聞く。単なる観察ではない。しかも2日続けて電話をかけてくる。さすがに聞き返しました。「何が目的ですか?もしか、コアジサシツワーでも?はい、ツワーを考えています。えー。中州に入るのは厳禁ですからね。」数が少なくなると現われるツワー。見世物じゃないぞ。
6月14日
今朝は雨という予報ですので、とりあえず行ける所までいって、だめなら、赤い鳥でも探そうと、4名で出かけました。途中フロントガラスにボツボツと雨粒があたりましたが、幸い幕山では調査に支障があるほどの雨ではなく、無事済ませることが出来ました。車を降りると、ヒーンヒーンとトラツグミの声が止むことなく聞えます。そしてホトトギス、クロツグミ、キビタキ、サンコウチョウ・・・と夏鳥も数は少ないながら、確認できました。川べりに葦原が広がっていますが、餌が少ないのでしょうね、ヨシキリもセッカも見られず、淋しい水辺でした。ホオジロは梅林の中のコナラやハゼの頂きで鳴いていました。ホオジロとウグイスは何時でも何処でも声を上げてくれ、あり難い鳥です。こちらでは今年はウグイスが兎に角多い。それにつれホトトギスが聞えない時はありません。あ、そうそう今年多いものにコゲラの子供がいます。キーキーキーと幼い兄弟が飛び回り、木肌を突付いて、じゃれ合う場面に度々遭遇します。
雨の降りも音を立てるほどになりました。それなら赤い鳥も鳴くでしょうと箱根へと進路をとり、以前繁殖をしていた樹木を目指しました。が、その当時でも立っているのがやっとの木でしたから、さすがに切られ、触ればほろほろと分解してしまう程でした。大きな木だった事が切り株からうかがえます。残念ながら声は聞えませんでしたが、足元でサワガニが多く見られましたから、きっと枯れかけた木を探して何処かでやっていると思います。
6月12日
今年もカーッと暑い日が来ました。もしかしたら30度になるかも・・・という仲間の言葉に、八丁の調査はどうなることかと心配になりました。が、さすが、奥地です。川があります。しかも清流。絶えず心地良い風が吹いて、天然のクーラーを有り難く思いました。さらになるべく木蔭を歩くことで、何事もなく終了しました。
オオルリ谷と呼ぶに相応しい程、オオルリが川筋で大きな声を上げていた5月とは異なり、大分その声に落ち着きと静かさが備わって、鳴き声に頼る6月の調査は多少困難となりました。モクモクと緑が茂り、山は2倍ほどに膨らみ、着膨れした状態です。その中に潜り込んだ鳥は探すのが容易ではありません。どうしても声が頼りとなります。毎年のことですが、6月の記録は実際と少し離れたものとなっているかもしれませんね。
さてそこが問題なのです。調査の中には若い男性が一人混じっています。体は勿論耳も達者です。彼が「○○の声」と言っても当方には聞こえず、?で、返事の仕様がありません。だいたいはその後、鳥の声が近付いたり、大きくなったりで、記録は出来、いまのところ問題はありません。が、しかし、その現実がこたえるのです。声を聞くことで成立する調査ですから、滅入ります。年をとったら、近くの地を調査して歩くのが良いだろうと、皆を誘って始めたわけですが、現実は厳しい。 しかし、高齢者には時間をかけて達成する粘りがあります。とりあえず今はこれを武器にするしかないでしょうね。
さてコアジサシが増えたと言いましたが、何のことはない、下流のものが来たようです。下流で数が減っているそうです。どうも酒匂川は良くなる兆しがありませんね。飛来しなくなるのもそう遠くはないかも・・・。
6月11日
雷の恐怖からやっと開放され、ほっとしました。そこで中州のコアジサシを見に行きました。昨日の雨では大して増水はせず、影響はなかったようです。幾分水が濁っていましたが、彼らは問題なく飛び回っていました。数が増えています。総数35羽程。15羽増えました。東京湾ではもう放棄しましたという報告もありましたから、その流れのものでしょうか。まさか、河口付近のものではないでしょうね。 いち早くきっちりと繁殖をするグループといつまでもふらふらするグループ。どちらが有利とはお天気次第で言えませんが、本格的な梅雨の時期に入りますので、もう腰を落ち着けて取り組んだらどうでしょうね。そう時間はありませんよ。
すっかり田植えも終わり、水田にはムクドリとスズメの子供が群れています。ギャーギャー、チュンチュン・・・と親と離れても、淋しくはないらしく、かえって自由とばかりに、飛び跳ねています。コアジサシの帰りはどうしても元気な子供が羨ましくて、つい目がそちらに行ってしまいます。贅沢は言わない。コアジサシの夫婦に生涯、せめて2羽の子供を授けて下さい。
6月10日
昨夜の雨は恐ろしかったですね。前の”カルガモの川”は”都市の川”で、直ぐに溢れ、直ぐに退きます。そのため、時々水量を見ないと、危ないのです。幸い今回は何事もなく済みましたが、昨日の小川はきっと大変だったでしょう。足柄神社からキウイ畑や柿畑を過ぎるとコンクリートの、落ちたら骨折しそうな高さの小川があります。そこになんとカルガモが抱卵する姿がありました。運悪く我々に出会ってしまい、驚いて飛び立ち、卵8個が白日の下に晒されてしまいました。アーごめん。本当にごめんなさい。青草にすっぽりと体を沈ませ、こちらの動向を不安そうに見ていました。
しかしあの雨では流されたか、水浸しか。
6月9日
怒田の丘陵地を3時間程かけてぐるりと回った頃に雨がやって来ました。黒雲と遠雷に急かされながらの探鳥会となりましたが、たっぷりの子供の姿に大満足でした。春先、繁殖をする沢山の小鳥に驚きましたが、今日はそれらの子供達がみな巣立ち、元気に、生き生きと飛び回っていて感激しました。もう既にエナガ、シジュウカラ、メジロ、コゲラの混群は動きがスムーズで、一体化しており、それぞれ己の持ち場で葉につく虫をついばんでいました。これから数ヶ月、出たり入ったりはあるものの、一緒に暮すのですね。またいつか会おうね。
梅林の下草には虫がいるのでしょう。シジュウカラの親がせっせと虫を捕まえ、雛に与えていました。ところでこの怒田で昨年モズの子供が、数羽で暮していたのを見ましたが、今年は更に数が増えた群れを見ました。先日の赤田でも20羽ほどのモズの子供を見たようです。モズもエナガなどのように親の手を離れると群れを作るのが、良く分かりました。キウイ畑に野菜畑、そして草むら・・・とモズが暮すにはもってこいの場所です。怖い物なしのモズのような鳥でも子供達はまるで幼稚園のような生活をするのだと一寸可笑しくなりました。
今朝はどうしたことかアオバトがいっこうに鳴きません。飛びません。塩水を飲みに出かけて、まだ戻らないのでしょうか。やっと9時を過ぎた頃、2羽のアオバトが飛ぶのが見えましたが、鳴きませんし、逆光でしたので残念でした。
ツバメの子供が電線で餌を待っている姿は微笑ましく、こちらも自然と笑顔になります。が、飛行訓練を始めた子供達に襲い掛かったのはチョウゲンボウでした。近くにいた親が集まり、追い出しに躍起となっていましたが、簡単には諦めぬチョウゲンボウ。これから親にも子にも厳しい現実が待ち受けています。
探鳥会の後、落雷を恐れぬ豪の者がビール園に向かいましたが、お味は如何でしたでしょうか。出来たてのビールは最高ですが、金属を装入した身としては怖くて早々と帰宅しました。
6月7日
ホトトギスが鳴いていても托卵の現場を見ることは殆んどありませんが、21世の森のモミジの低い所をサーッと逃げるホトトギスと間をおかずケキョケキョと激しく鳴き出すウグイス。もしかしたらこれは托卵の瞬間だったかもしれません。ホトトギスの逃げ足の速さは驚くほどでした。
6月ともなりますと、親の手を離れた子供たちの姿が多くありました。特にコゲラの姿が目立ち、キキキキーと大きな声を立てて、枯れかけた枝を叩いていました。人が近づいても逃げないのが困ったことです。用心深さは何度も危険な目にあって、ようやく身に付くのでしょう。キビタキは虫をくわえたオスが幾つか見られました。もう直ぐ子供が巣立つのでしょう。エナガの子供にオオルリの子供が1羽混じってヒノキで虫を取っていました。いつもならこの山頂ではホオジロの子供が群れになるのですが、今日はそのような光景は見られませんでした。その代わり、飛び始めた子供を3羽つれたツバメが1羽で子育てをしているのに出合いました。片親でしたが、父親でしょうか。それとも母親でしょうか。結構虫がいるようで間をおかず電線に止まる子供達に運んでいました。
アオバトは朝日ビールと21世紀の森とをつなぐルートがはっきりとあるのでしょう。本日も良く鳴いていました。今年のミズキは豊作です。小さな青い実が沢山付いていました。餌に困ることはないでしょう。道端にヤマカガシの子供のばらばら死体がありました。頭としっぽが切られ、体は3つに分断され、それぞれに誰かが挑戦した痕跡があり、血肉が散乱し、結構グロテスクでした。蛇を怖がっていた仲間もこの頃では身を乗り出し、しげしげと見ています。
6月5日
星が山公園は冬の調査ではマヒワやウソが見られ、賑やかでした。ヤシャブシが多いのがマヒワが多い原因でした。しかし繁殖となると別で、餌を取りに来るシジュウカラやメジロを少し見るだけで、淋しい限りでした。ただミズキが沢山の実をつけていましたから、秋の渡りの時には海に出る前の腹ごしらえの場所として多くのヒタキ達が立ち寄っていくのではないかと思いました。
公園内にはまだ大きな木は見られず、アシ原とコナラの混じった山肌ではホオジロが繁殖をしていてオスの必死の鳴き声が響いていました。そして笹原ではガビチョウが休むことなく鳴いていました。こちらはかなりの密度でした。焼却炉から出た灰には何かミネラル分でもあるのでしょうか。120羽ほどのカラスが降りて、灰をついばんでいました。これらが一斉に飛び立つと、少し異様です。
今この公園はさつき祭ということで、楽しみにしてきましたが、もう花はみあたらず、宣伝文句に惹きつけられ来た人達はお気の毒でした。一寸だまされた気分ではなかったでしょうか。
鳥獣保護区内の林道には木苺が鈴なりで、真っ赤なクサイチゴや黄金色に熟したモミジイチゴ、そして丁度熟れ始めた桑の実を摘みながら帰りました。温暖な気候のせいか、これらの木の実がみな甘いので、驚きました。
6月4日
5月31日の写真はアオジの子供ということになりました。皆さん、「おいおいホオジロとは違うだろう」と突っ込んでいらしたかもしれませんね。このアオジ、実は赤田生れのようです。(まだここで生まれたとは決まった訳ではありませんが・・・)場所は作業小屋のある、さつきの田んぼの周辺だそうです。明日の調査では良くみてくださいね。幾分コースから外れていますので、気付きませんでしたね。さえずりも聞きませんでした。思いもよらぬ記録となりました。Oさん、お手柄でしたね。ありがとうございました。
カルガモ親子がまたやって来ました。数が減っているだろうと恐る恐る数えましたら、なんと1羽増えています。そんな馬鹿な。一寸昨日よりは小さめな気がします。ところでお母さんの堰越えはスパルト教育ではないのでは・・と思ってしまいました。鳴く子をほっといて、一人堰を越えるのは、育児からのつかの間の開放感を味わうためのものではないかと気付きました。どう見ても清々としていますもの。母親にはこんなこと良くあります。
6月3日
今年も、耳に痛いというか、気になって仕方がない、困ったチャンの声が聞えてきました。余りに悲しそう。もう悲鳴なんです。今年も前の川にカルガモが5羽の雛を連れてやって来ました。ここはこの時期だけ水田に水を引き込むためにダムが造られます。そのため上流に行くには最難関の関所となります。親が先に上って、「サー来なさい」と結構スパルタ教育をしますが、この生まれたての子供ではどうみても無理。以前には余りに鳴くのですくって上げた事もありますが、最近では教育にならないとそれは止めました。見ているとかなり大きくなるまでこの堰は上れません。一月以上かかります。この間親は平然と眺めているだけ。鳴くだけ鳴かせ、面倒を見ません。強くなければ生きていけない・・・を実践。人間には耳が痛いカルガモの教育です。草が生えた所までは、親の回りに張り付くようにして移動しますが、草に辿り着くと、サーッと離れ、草をついばみます。しかしこうやっても明日には幾つ来るやら・・。
6月1日
早いものですね。もう6月です。鳥の調査をしていると、この梅雨の時期が何とも憂鬱です。今年はさらに鳥獣保護区も行なわなければならず、雨の降り方によってはあたふたするでしょう。そしてなんと言ってもコアジサシの命運が決まる時期でもあり、憂鬱はさらに倍増します。ダムの放水のサイレンが聞えたらもう一巻の終わり。へなへなと座り込むしかありません。いやだなー。尊徳さん前の中洲に犬を入れる人がいるそうです・・と連絡を貰いました。中州でゴルフをしたり、犬を放したり・・、生き物の存在が感じられぬ鈍い人が多いです。あ、今日は釣りの解禁日だ!ふー。
5月31日
青梅が出回りましたね。早速、蜂蜜と酢で漬け込みました。これはやがて夏場の調査のお供になります。以前は毎年梅酒をつけていました。それこそ若い時、「果実酒の会」に入っていたくらいです。会員は80歳を越えていたお爺さんばかりでした。その中で私は30歳代。季節になったら木の実を探して漬け込み、試飲して順位を付けて、楽しむという会でした。私は入って直ぐ、3位になりました。漬けたのはゴルフ場に植えられたフェニックスの仲間の黄色く甘い実。パイナップルの香りのする南国情緒たっぷりの酒に仕上がりました。例会があると、若いむすめっこは、お茶出しは勿論のこと、お爺さんの杖代わりで、トイレにお連れしたり・・・。その縁で珍しいロシア?のブドウを栽培している農家に連れて行ってもらったり、地元特産のこんにゃくや野菜などのご馳走を頂いたり・・・と、温暖な農家の豊な暮らしを垣間見、寒冷地の故郷との違いを実感しました。今も野山を歩いていると「あ、ここに一度来たことがある!」と思い出すことがあります。あれから四半世紀、会員さんはもういらっしゃらないでしょうね・・・。
5月30日
早朝のテープ起こしが終了しました。あの時味わった、いや、それ以上の臨場感で沢山のさえずりが再び押し寄せて来ました。それによりますと、一番先に鳴き出したのはオオルリではなく、どうもイワツバメだったようです。ジュルジュル・・と小さな声が4時前に入っていました。その後がオオルリでした。それから皆さんが聞えた・・・と喜んでいた、トラツグミは終了時まで鳴いていた事が分かりました。途中で鳴き止んだと思っていませんでしたか。でも聞えただけ良いですよ!何を隠そう、私は一度もこの声が聞えていなかったのです。うーん、どうしよう。
フクロウが長いこと鳴きましたね。ゴロスケ、ホホ・・・と。しかしこのゴロスケがないと、ワンワン・・と聞え、犬かと思います。今回連続してフクロウが鳴きましたので、迷わなかったですが、先日の21世紀の森では遠いせいもあり、ホホしか聞えず、犬かしら?と何度も迷いました。しかしあれはフクロウで良いと思いました。ただ確かにワンワンとはっきり聞えた犬もいました。頓珍漢かも知れませんがフクロウが鳴くとそれを聞いた犬がなくと言うことはありませんか。テープを聞きながらふっとそんな事を考えてしまいました。犬を飼っている方、どうでしょうね。それから「チョットコイ」と「ヤキニクキュウリ」と小さな声が入っていました。クロツグミの真似として記録しましたが、ハッキリしません。遠いながら本物が鳴いたのでしょうか。どちらも棲息はしていますが・・。それから4時に上空をカルガモが2羽飛びましたね。声もなく静かに飛び回っていたと思っていましたが、なんとその羽音がパサパサ・・とはっきりと記録されていました。恐るべし録音。
5月29日
庭のモミジが急激に伸びて来て、水辺にはみ出し、そろそろ切らねば・・・と眺めていましたら、頻繁に出入りする鳥の影が葉の僅かな隙間から見えます。2階に上がり、入る姿を確認をしましたら、キジバトでした。ここで繁殖をしたいようです。前に一度やり、最後は蛇にやられた事がありました。しかし今回はそこを目掛けて同じように入り込むオナガがいます。わざわざ同じ木の葉の隙間から入るのです。完全にキジバトを意識しての行動です。これではキジバトがうるさがって巣を作るのを諦めないか、心配です。好奇心が強いと言えばそれまでですが、いたずらとも思えるオナガの行動にぴりぴりしています。
5月28日
昨夜はさすがに疲れていたのですね。今は丁度高校生の試験があり、それを済ませて、横になりましたら、いつのまにか眠ってしまい、朝方網戸から風が入って来て、寒くて目が覚めました。しかし昨日の早朝のコーラスが気持ち良くて、気分は最高です。今では、歳で動けなくなったら、夜間調査ばかりをしようかと思っています。フフ・・。
今回はいいチャンスでした。試験的に録音技術を試して欲しいとの問い掛けに応じたのが、今回の夜間調査につながりました。受ける際、みな歳も歳だし、無理かナーと思いましたが、多くの方に参加していただき、認知症を発症しながらもやり遂げることが出来ました。本当に有り難うございました。そしてお疲れ様でした。忙しいのにご馳走を作って持参して下さったり、遠路はるばる参加して下さったり、その気持ち、嬉しく思いました。
さて今週はしばらく調査もなく、家でまとめをする日々です。庭に、先日からのオナガが数羽居着いていて、ギャーギャー物凄い声で騒いでいます。これらは今年は繁殖をしないのですね。最初はよしよし・・と歓迎していましたが、さすがに夕方まで鳴かれては、うるさいかな。でも綺麗な鳥です。ただ動作が緩慢ですね。こうも遅いと身の危険を感じるのか、飛び出しても直ぐに至近距離の樹から樹へと入ってしまいます。
5月27日
まだテープ起こしをしていません。が、きっと沢山の声が入っていることでしょう。まあ今回も良く鳴きました。3時から早朝の調査でした。着くとすぐ満天の星とホトトギの声が出迎えてくれ、幸先が良いこと。この調子でフクロウ、トラツグミ、ヨタカ・・・が鳴いてくれないかなー。
漆黒の闇は何度経験しても、慣れるということはありません。が、そのどん底を抜けると辺りが急激に白み始め、仲間の顔も次第にはっきりとして来てやっと安堵する事が出来ました。そしてその時、鳴き出したのは待ちに待ったフクロウでした。遠いがしっかりとゴロスケホ・・・と太い声で長いこと鳴いていました。どうも声は例の別荘地の方からのようです。次に動いたのはなんとカルガモでした。2羽で上空を飛び回り始めました。こちらは鳴いてはいませんが、体中に力がみなぎっているのが分かります。そしていよいよ4時1分、目覚めのコーラスが始まりました。その先陣を切ったのはオオルリでした。目の前の枯れ枝の先で、沢越しに対岸の茂みを見ながら鳴き続けています。そして遅れまいと1分後にクロツグミ、ウグイス、トラツグミ、メジロ・・・と次々と声を上げてコーラスに加わります。アオゲラも早起きです。ホオジロも地面近くから参加です。そして上空には今日もアオバトが現われ、海岸に向かいました。しかしいる筈のサンコウチョウは中々コーラスに参加しません。大きな真っ赤な太陽が昇り、杉の梢からオレンジ色の光の束が四方へと広がり、寝坊を決め込んではいられないでしょうに・・。いないのかしらと探すうちに、ついにとうとう皆から40分遅れでサンコウチョウのギュが聞え、ホイホイホイとコーラスに混じりました。それからはのんびりと朝食をとりながら、いつも取りをつとめるキビタキを待てば調査も終了です。そして5時8分、本日も寝起きで滑らかとはいかぬキビタキの声を聞き、家路へと急ぎました。今回の3度の夜間調査は中々大変でしたが、久し振りにワクワクした数日間でした。参加者の皆さん、お疲れ様でした。
5月25日
昨日は怒田丘陵の調査も行われました。開墾されて、畑やミカン畑が広がる場所ですので、暑さをしのぐ場所がなく、大変だったことでしょう。さてそんな中、水分補給のため、杉の木蔭で立ち止まると、トラツグミ、キビタキ、イカルの声がして来たそうです。トラツグミの記録は昼間の調査では出難いですから、ラッキーだったと喜んでいました。またここは昨秋、アオバトの大群が見られた場所です。昨年は到る所でミズキが全滅で、実が豊作だったこの怒田丘陵に集まったのだろうと考えましたが、なんと今回も鳴き声と姿を9羽確認したそうです。海水の吸引時の休憩場所にでもなっているのでしょうか。何にしても綺麗な鳥に出会え、暑さが吹き飛んだと言ってました。
さて昨日の大きな樹はオオアブラギリ(シナアブラギリ)でした。我々が拾ったのは雄花でした。あでやか、かつ可憐な花でした。野外で初めて見ました。繁殖力が旺盛で、近くに沢山の若木がありましたが、他には拡散しないのですね。中国揚子江以南で栽培されているようです。
5月24日
どんぐりの森の山頂から下界を眺めましたら、足柄平野がすっぽりと霧に包まれ、さぞかし熱波で暖められているのだろうと、降りて行くのが怖くなりました。山の中を歩いていても、むしむしと暑い一日でしたから、平地はさぞかし不快指数の高かったことでしょう。
本日は丸太の森奥の鳥獣保護区の調査でした。全体にヒノキが続く薄暗い林ですが、水源の森ですので、少しづつ広葉樹を植え、混交林へと変えていく作業が行われていて、所々に明るい林が点在していました。そのせいか、キビタキが多く見られました。冬の調査ではサンコウチョウの森ではないかと期待しましたが、結局はキビタキの森でした。そして山道に植えられた桜が沢山のイカルを呼び寄せ、木の下にはサクランボの殻が散乱して、その凄まじい食欲を垣間見ました。ヒノキの下草の殆んどがアオキですが、それが笹に変ると、ウグイスの声が聞こえ、今年のウグイスの多さをここでも実感しました。ガビチョウは枝が伸び放題の手入れの悪い杉の中から声が聞えました。以前地面に近い潅木の間に巣を作ったのを見ましたが、杉の高い枝でも繁殖をするそうです。新しく入ったのに、上手いこと隙間を探して住み着いたものです。苦労しているだろうに、苦労が顔に出ない鳥だと、最近は私は彼らに好意的です。クロツグミの声は杉の大木とホオノキなどが混じる明るい林から数組聞えました。きっと早朝はここでもクロツグミの声が降り注いでいることでしょう。またエナガの子供の群れにも出合いました。皆元気に飛び跳ねて、餌を探していて、すっかり親の手を離れていました。どうかこのまま大きくなってね。冬、ツミの声を聞きましたが、今回はその気配はありませんでした。フクロウは棲んでいる様に思いますが・・・。
ところで本日も見たことがない大木に出合いました。白地にピンクの大きな花が落ちていて気付きました。今のところ調べても分かりません。Nさんが植物園で見た・・・と言ってました。カンレンボク同様、外国のものでしょう。桐に似た大きな葉でした。山道にはウリノキが点々とあり、白く細長い蕾が、薄暗い林の縁を爽やかに飾っていました。
沢山の鳥に出合って、本日の調査は思いの他時間がかかってしまいました。
5月22日
ジャケツイバラが山肌を黄色く染めていました。濃くなり出した緑と強烈な黄色とのコントラストは、幾分日本的ではありませんが、ハッとする光景でした。今八丁はミズキの花盛りです。オオルリの声とこの白い花飾りは、八丁の初夏を彩り、部落に明るい太陽の季節を告げています。
今年もオオルリの声は途切れませんでした。3キロの道程に10羽の雄ですから、一寸歩けば、直ぐまた出合います。清流とは何とも心許ない印象がありますが、多くの水鳥が子育てをしているところを見ると、豊富な餌が期待できるのでしょう。川底を覗いても魚の泳ぐ姿を見ることがないため、つい、鳥は住み難いだろうと思ってしまいます。しかしよく見れば、川岸から羽虫が湧いて出て来るのが見えます。また周辺の木々には虫が一杯です。水面に落ちてもがく姿も見かけます。
さてここでもアオバトが3羽、懸命に飛ぶ姿がありました。翼を激しく動かしながら飛んでいるハトを見上げれば、綺麗な薄緑です。この北側は先日の秦野峠です。こちらまで足を伸ばしたのでしょうか。既にここはオニグルミは雄花が消え、大きな実が幾つも実っています。
カラスの子供が沢山出て、イノシシ小屋周辺はすごい喧騒でした。親と同じほどにはなっていても、まだまだおぼつかない飛び方で、これでは心配なのでしょう。親が対岸への飛行を促しても真ん中辺りで戻る子供もいて、子育ては人も鳥も大変です。今年はここもウグイスの声が賑やかです。多いですね。やっと今日エナガの子供の群れを見つけました。いつもに比べ子供の数が少ない気がします。
5月21日
「数が多いと書いてありますが、そんなにはいないようですよ・・・」と連絡を頂きましたので、中流の中州へ向かいました。うーん確かに、多くて20羽ほどです。皆それぞれに巣があり、繁殖を開始しています。昨日連絡を頂いたコアジサシは単なる塒として利用しただけだったのでしょう。残念でした。しかしUさんの朝方の調査では、それでも50羽ほどいたそうです。これはコロニーを作るコアジサシの特徴で、こうやってしばらくふらふらしていて、何が切っ掛けかは分かりませんが、突然お気に入りの中州に合流します。一夜にして大きなコロニーが出来上がることもしばしばで、驚かされます。ですから今回もまだ油断は出来ません。この場所は高さもあり、自然増水程度なら冠水を免れそうです。また皆最上部に巣を構えていて良好です。が、釣り人が多い場所なのですよね。また20羽ぐらいだと天敵にやられて、コロニー消滅・・ということが多いのです。
キアシシギ100羽の群飛行に出会いました。なんて素晴らしいのでしょう。川上からキラキラしながら大きな塊がやって来たかと思うと、水面を撫でるように腹を返し、頭首工に降りました。その上空を8羽のアマサギが飛んで、大井の田んぼへと向かいました。鳥が多くて朝方の調査では銀座通りのようでしたとの話ですが、昼過ぎでも銀座まではいかないまでも、仲見世通りぐらいの賑やかさはありました。
K・
5月20日
先月群れていたソウシチョウは夫々に繁殖を開始し、さえずりが賑やかでした。プロムナードの笹と園内の笹に分かれて、30番ほどでしょうか。ガビチョウも今年は数が多く元気です。芝生で虫を探し、運んでいました。ここでもキビタキは物凄い数です。明るい林があると必ず見られました。こうも多いと、最後は姿を見つけることをしなくなりました。オオルリも湖面のブナの木で鮮やかな姿を見せてくれ、ここ芦ノ湖にも1月遅れの夏鳥の季節が来ていました。コルリもセンダイムシクイもヤブサメも姿は見せてくれませんが、しっかと声を確認。最後の最後にクロツグミが芝生から飛び出て林に入るのが見え、今年もサンコウチョウ以外は無事繁殖を開始したようです。
朝が早いと、午前中が長い。下りの箱根路の渋滞を横目に、すいすいと進み、酒匂川に寄ることが出来ました。コアジサシの確認とまだ残っているシギの観察です。河川敷前のコロニーも先日とそう変りはありませんが、全体が一つにまとまり、コロニーと言うに相応しい感じが出てきました。かなり遅めですが、頑張って欲しいものです。早速チョウゲンボウが様子を見に来ていましたよ。さて先日消えたといっていたコアジサシはなんと、中流域のコロニーに合流し、100羽ほどに膨れ上がっているそうです。酒匂川には、ここなら絶対浸水しないと言う場所はありませんが、今は見守るしかありません。大雨がないことを祈っています。
5月19日
昨夜は11時ごろ終了しましたので、今朝はいつも通りの生活が出来ました。今回は余り成果がないように思っていましたが、なんのなんのテープはしっかりと声を記録していました。我々が年配だからなのでしょうか。トラツグミの遠い声がいつも聞えていません。テープにはしっかりと記録されていますのに・・・。また今回もムササビの声が入っていました。頭上の羽音は何だったのでしょう。バサバサ・・・と移動する音でした。漆黒の闇の中、無声で頻りに飛び回るものもいました。ヨタカとも思いましたが、うんと小さいのです。コウモリだったかも。また今回はカエルの声が樹林帯の中から絶えず聞えていました。ヤマアカガエルでしょうか。何か神秘的でした。また犬なのか、フクロウなのか迷う場面がありました。テープ起こしが進めばそれも判明するでしょう。この予備実験が済めばこれからは無人で行われ、夜の鳥の解明が進むことになります。
さて昨夜はナイトウオークが行われていて、丁度この21世紀がコースになっていたため、外国人のハイカーが途切れ途切れにやって来て、山中湖を目指し歩いて行きました。資料によれば寄付金を集め、貧困に苦しむ人を援助するイベントだそうです。丁度マイクを設置した場所に中国の方が差し掛かったのでしょう。○×△※▲・・・と耳をつんざく大きな声が入っていて、びっくりしました。きっと、追分になっていましたから、「こっち、こっち」とでも叫んだのでしょうね。100キロを2泊3日で歩くようです。帰りにはアメリカ人らしき集団にも会いました。
山頂から関本や開成町、松田町の夜景を眺めながら、微かな音に聞き耳をたて、息を殺していると、次第に周りの木々と同化し、不思議と気持が安らぐのを感じました。風が吹けば怒り狂ったように騒ぎ出す樹も、静かな時には寝息が聞えるほどの穏やかです。
5月18日
今夜は第二回夜間調査です。前回よりはかなり標高が高い場所ですので、また違った鳥の声に出合えるかも知れません。が、今回は”認知症”になる前に止めるつもりです。
さて田舎から、「1週間ほど前からホーホーと鳴く声がするの。とても良い声で、昼間から鳴いているのよ。」との電話がありました。ホホ・・ではなくホーホーと伸ばすということ、昼間からと言うことで、フクロウの子供かな?と思いましたが、黒くて小さいと言う。まあ何でしょう。家の者全員でタイサンボクの下でぽかんと口を開けていたかと思うと可笑しいのですが、「もう一度観察してからまた電話するね・・・」と言って切った後の報告では「あっという間に飛んで隣のケヤキに移り、またホーホーと鳴いているの。物凄くすばやくて、誰も見られない・・」との事。「うーんそれならアオバズクね、きっとそこで繁殖をするわよ、しばらく観察をしてね・・」と言って電話を切りました。
アオバズクと答えたのには訳があるのです。それは50年以上も前の話です。庭のはずれに”もしき小屋”があり、夕方になったら、そこから風呂の焚付けの分だけもって来るのが子供の仕事でした。日没も近く、薄暗く、子供にはいやな仕事の一つでした。手に10本ほど抱えてくれば用が済む訳ですが、春になると頭上からホホ、ホホ、、、と声がして、もう怖くて怖くて、もしきを2本ほど手にすると急いで家に逃げ帰りました。足りないと言って怒られるのは分かっていますが、怖さが先で、はーはー言いながら土間に滑り込みました。しかし親は許しません。もう一度、もしきを取りに行かされ、今度は歯を食いしばって、数本抱え、「ホホ・・・」の下は全速力で走って逃げ、とりあえずもって来る仕事は終わりました。風呂の焚付けの仕事がまだ待っている訳ですが、それは楽で、竹筒で火を起こすのは割合好きな仕事でした。今でも横綱の相撲中継が始まると、この光景を鮮明に思い出します。走って逃げ帰る時、若乃花、栃錦だったのか、ラジオのアナンサーの興奮した声が外に聞えていました。
5月17日
朝からしっかりと雨でしたので調査は中止となりました。そこでお昼から市役所のWさんと待ち合わせ、コアジサシの繁殖情況を見に行きました。先日200羽見られましたが、本日は多くて40羽ほどでした。中流域に20羽ほど行ってますので、酒匂川全体では今のところ60羽ほどでしょう。これは良くあることで、群れは突然姿を消します。もともと小休止をしていただけで、ここでやるつもりはなかったのかもしれません。既に昨年と同じ中州で3組ほどが繁殖を開始しました。このまま順調だと6月10日前後に最初の雛の姿が見られるでしょう。しかし大雨が来たらまたもや流される場所です。
河口城東高校脇にコシアカツバメが3羽飛んでいました。減少の一途で、繁殖の確認が欲しい鳥の筆頭です。ここで落ち着いてやって欲しいな。ヒドリガモが3羽まだ中州脇にうずくまっていました。もう北帰行を諦めたのでしょうか。ミサゴが悠然と飛んでいました。例によってカラスがやってきました。海が荒れていて、一時はウミネコの大群が河川敷周辺に飛んで来て、空は黒く染まりました。ムクドリが工場の排気口の中に入って行き、夫婦が変りばんこで給餌をしていました。いつもながら鳥は確実に迷わず季節を刻んでいきます。
5月16日
やっと10時間のテープ起こしが終了しました。耳では聞き取れなかった夜の鳥がバッチリ入っていて、収穫の多い調査でした。早朝4時からのテープは、この世のものとも思えぬ鳥の楽園を写し取っていて、テープ起こしをしながら、再度震えました。クロツグミがコーラスの先陣を切り、次にキビタキ、そして順番に、ハシブトガラス、メジロ、ウグイス、ガビチョウ、アオゲラ、ヒヨドリ、カワラヒワ、コゲラ、シュジュウカラ、ヤマガラ、ヤブサメ、コジュケイ、そして始発?電車の音・・・と続きました。クロツグミの様々な物真似は初鳴きから約40分続きましたが、その後は急激に声をひそめ、ヒヨドリやウグイスの声が主流のいつもの日常に戻りました。Oさんが聞いた、ホイホイホイも見事にキャッチしていました。クロツグミの物真似でしたが・・・。
しかしです。この調査の後遺症は大きく、正常に戻るのに5日かかりました。鳥の名前を間違えるのは序の口、食料の注文をも間違えていて、本日届いた物に心当りがなく、後遺症の大きさに戸惑いました。5日経って気付いたから良いようなものの、ずーっと気付かないのが認知症?でしょうか。ただでさえ信用がないところに、この症状ですから、ひどいものです。地に落ちました。周りの皆さん本当にご迷惑をおかけしました。ごめんなさい。
5月15日
「雷が鳴るでしょう・・・」との予報がドンピシャリ当ってしまいました。丁度、最終地点の東屋に着いた時でした。黒雲と共にゴロゴロ不気味な音が聞こえ、次第に雨音も強まり、雷も近付き、正直生きた心地がしませんでした。
さて21世紀の森にはイカルの声が響き渡っていました。サクランボが熟していますので、それを食べにやって来ます。種を割って、胚珠を取り出した後の殻が地面に散乱していました。秋には園内のウワミズザクラを食べるイカル。この森が好きな理由が分かります。
キビタキは数箇所で鳴いていました。明るい林があると必ず鳴いていて、姿も何度か見ました。クロツグミの声が杉の頂から聞えますが、こちらは中々姿が分かりません。声の出る場所も絞りづらく、右から聞えると言う人もあれば、左から聞こえるという人があり、クロツグミの戦術に降参でした。カワラヒワは子供が出て、元気に飛び回っていましたが、鳴き声はまだ親のようではありません。ホオジロは6月になれば沢山の子供が出て、山頂付近に集まりますが、まだその気配はありません。メジロは子育ての真っ只中。口に虫を一杯にくわえて、林の奥に飛んでいきました。直ぐ下に人がいようが構いません。もう少し警戒心を持ったらどうでしょう。今年はこちらではエナガの子供をまだ見ていません。春先天候が不順でしたので、上手くいかなかったのでしょうか。今日はオオルリやサンコウチョウの声が聞えませんでしたが、何処かでやっていることでしょう。
5月14日
昨日河口で消防の放水があったせいでしょうか。コアジサシが報徳橋下に20羽ほど来ているようです。またキアシシギもトウネンもキョウジョシギ、ツバメチドリも酒匂川周辺で見られるようです。そして開成の堰周辺にアカガシラサギがいたとの事。結構ここを通過しているのでしょうね。しばしば見られます。でも長居はしないのですよ。
今日は多摩川の埋め立て地に設置するデコイを作りました。広大な土地ですので、沢山のコアジサシを呼び込んで欲しいと願いをかけました。
5月13日
今日は母の日ですね。今年は二人の母にカーネーション&カステラセットを送りました。同じ女性でも、ストレートに、涙が出るほど嬉しかったわと言う母と、もう来年はこんなことしないで・・・と照れる母と様々です。
さてやっとアマサギが来たようです。大井高校脇の水田です。今週一斉に水田に水が入りましたからね。
さてさて昨日のアオバトの写真が出来ました。この雄の上に雌がいます。目の前に下がるオニグルミを下からパクパク食べていました。この川筋には沢山のクルミがあります。アオバトは全部で6羽ほど。昨日は歩き過ぎ、私が一日に許されている歩数の3倍を消費してしまい、本日は家でテープ起こしをしていました。やっぱり改造人間?
5月12日
本日は定例の探鳥会。昨年、この頃には足が復活しているだろうと担当になったものの、さすがに悪路は無理で、丹沢湖周辺の林道に変更し、歩いて来ました。新緑が一段と深みを増し、その中にヤマツツジが咲き、アオダモの花が混じり、ミズキの段々飾りが彩りを添え、それは見事でした。ヤマモミジやホオノキの緑は柔らかく、山全体を明るくし、気分が休まります。これまでずっと山桜が混じる愛らしい、時には妖艶な印象のある林を見て来ましたから、この新緑は少年のような初々しさを感じました。まあ兎に角美しかったです。
さてそんな緑に見事に溶け込んでいたのはアオバトでした。食事中、声は聞えていたものの、まさか姿まではと思っていましたら、なんとMさんが見つけました。オニグルミの中程の木にまずは雌。そのうち雄が上って来て、オニグルミの太く長い雄花をムシャムシャと食べ始めました。ブドウ色の羽の美しいことと言ったら。もう圧倒されて言葉になりません。水色の嘴も洒落ています。見事に景色に同化しながらも、その存在は揺るぎなく強烈な個性で迫ってきました。堂平で見た、集団で峰を飛び回る行動もあり、もしかしたら標高500前後のこの山で繁殖をしているのではないかと、胸が高鳴りました。あの”お見合いの木”に似た木もありましたよ。
ただなんと言ってもここはオオルリが主役の場所。沢筋に沢山の雄を見ました。目が慣れたせいか、探すのが巧くなり、鳴いていた物は全て姿を見つけたのではないでしょうか。どれも美しいオオルリでした。それぞれしっかりと縄張りを宣言していて、この夏にかける意気込みを感じました。小さな虫も飛んでいましたから、沢山の子供が期待できるでしょう。3年前の笹の枯渇はまだ復活はしておらず、ウグイスやソウシチョウには気の毒なことです。ガビチョウはガレ場などで何度か声を聞いたり見たり。日頃は幾分邪魔者扱いしていますが、子供ために餌を探し、崖でうろうろする姿はやはりいじらしい。なんだか急にいとおしくなりました。
5月11日
12時間の夜間調査は思いのほかダメージがあって、時差ぼけの状態です。アオバズクをコノハズクなどと書いてしまったり、言葉が出てこなかったり、人の名前がうかばなかったり・・・、80歳くらいの脳状態です。今日はその調査の仕上げのテープおこしをしています。遠いと思えた音も拾っていますので、調査は成功です。参加者の皆さん、ご安心ください。テープで聞いてもフクロウの声は矢張り素敵。どきどきします。夜中に走って来た車の音は雷のような音で録音されていました。思わず一時停止をしましたから、余程驚いたのでしょう。夜中の森に数人の人影。誰でも驚きますね。
5月10日
ここ数年、夏調査をしていて、キビタキを見ない日はありません。どんな所にも、たとえば今日のような貧弱な石垣山の林にも、繁殖をしているのですから驚きです。盛り上がるクスノキの若葉の中からピッコロピッコロとなんとも軽やかな声が聞えて来ました。先日のいこいの森でも僅かなコナラの中で見ました。かつて、これ程いるのが当り前になるとは、誰が想像したでしょう。数が増えているのでしょうね。杖をつく私のためにと、仲間が坂道に落ちた滑り易いクスノキの枯葉を綺麗に払ってくれましたら、その行為を見ていたのでしょうね。虫を狙ってキビタキが近寄って来ました。
石垣山は秀吉の一夜城が造られた場所ですから、見晴らしの良いこと。相模湾が遥か遠くまで見渡せます。やはり気分はいいものです。その絶景の中、カワラヒワが杉の頂きでビーンビーンと声を張り上げ子育ての真っ最中でした。
午後からは雷と大雨と言われていますが、酒匂川に立ち寄り、コアオアシシギやチュウシャクシギなどを眺め、昼食を取りました。コアジサシはさらに数を増し、時折見せる群飛行動に感動しながら、久し振りに見る躍動的な酒匂川の水鳥達を楽しみました。コアジサシは180羽かそれ以上見られましたが、浅瀬で休んでいるばかりで、これらが全て繁殖するかどうかは、まだ分かりません。そろそろ看板を立てて準備をしましょうか。
5月9日
昨夜から今朝まで夜間調査をおこないました。総勢7名。夕食を済ませ集まりました。日が沈む6時頃の林はとても賑やかです。みな必死で鳴いています。苦手なヤブサメはいつもよりさらに音が高く、頭の上でこれでもか・・と鳴きます。もう聞えているよー。ガビチョウもアオキの葉陰でががさごそ動いています。キビタキも軽やかに混じります。クロツグミはククク・・・と地鳴きでの参加です。しかしそれから30分、ピタッと声は止み、物音一つしなくなりました。鳴くだけ鳴いたらさっさと塒に入るのでしょうか。一体この喧騒の深い意味は何でしょう。
さてさて、狙い通り、開始直後にフクロウの声が聞こえました。実が落下放題のあの梅林から聞えます。読みが当りました。声はさらに近付き、我々の頭の上から大きな野太い声が降り注いでいます。みな、息もつかず聞き入りました。やっぱりここにいたのです。その後も声は遠くになりましたが何度か聞えました。日没を待っていたかのようなタイミング。1時間もしないうちでした。
闇夜から聞えるのは鳥ばかりではありません。獣の素っ頓狂な声が時々響いてきます。恐らくムササビでしょう。懐中電灯に赤いつぶらな瞳が二つ光りました。午前3時森は完全な眠りに入りました。深い闇が広がり、人間には一番こたえる瞬間ではないでしょうか。ほんとに怖い。枯葉に何かが落ちるようです。そして枯葉を伝う微かな音もしています。小さな生き物が腐葉土を作る音にも聞えます。そんな中何を思ったか、あのジャングルで暮した横井さんのことが浮かびました。暗闇の怖さがそうさせるのでしょう。横井さんとは余りにも唐突です。
待ちに待った瞬間が来ました。午前4時を少し回った時、クロツグミの大きく元気な声が四方から聞え、キビタキ、メジロ、アオゲラ、ガビチョウ、ヤブサメ・・・とみな競うように声を張り上げ、この林の役者達の揃い踏みです。なんて賑やかなことでしょう。昼間の調査からは窺い知れぬ自然です。耳をつんざく音、音、音。なんと心地良い洪水でしょう。あの暗闇に息を潜め,じっとこの時を待っていた野鳥達。一日の始まりです。頑張って下さい。
さあ真っ赤な太陽が昇り始めました。我々も帰りましょう。皆さん、気をつけてお帰りください。
5月8日
夏が来たような日差しでした。さぞかし紫外線が降り注いでいるでしょう。これからは皆さん、紫外線対策を十分して調査に向かいましょう。
さて本日はいこいの森鳥獣保護区の調査でした。キャンプ場とシイタケのホダギが並ぶ、人工林が広がる林です。僅かに縁にコナラやミズキが残っていて、そこだけ明るく、保護区とは名ばかりの場所です。冬の調査時にも鳥は少なく、薄暗いシャガの下草でウグイスの声のみ記録しましたが、今はそのウグイスも消えていて淋しい林となっていました。パークゴルフ場にもなっていて、白い羽の様な球が落下して、思わず目を凝らす場面もありました。入り口にコナラとミズキが数本残る場所では、キビタキの雌と雄2羽の恋の駆け引きらしき姿を見かけ、唯一それが収穫でした。子供が遊ぶにしても、自然を保護するにしても、中途半端な林で、やせ細ったヒノキを整備し、林床を明るくするだけでも、子供の学びの場所になるのに、残念です。ここで繁殖してそうな鳥は2組のシジュウカラとヤマガラ、カワラヒワ、キビタキくらいでしょうか。
酒匂川のコアジサシは先日と様子が違って、川原に下りたり,群飛行をしたりと、いよいよそれらしくなって来ました。今年は昨年の場所と同じかもしれません。今のところ屋上の白石は目に入らないようです。全部で70羽ほどでしょうか。ツバメが急に増えましたね。川原でコシアカツバメが2羽が混じる小さな群れを見ました。
5月7日
今我が家の回りはツバメが飛び回るくらいで、声がなく静かで淋しい限りです。ヒヨドリも一頃ほど姿を見せません。来ても黙って葉を突付いては帰って行きます。子育てが忙しくてゆっくりもしていられないのですね。しかし毎年この時期だけ賑やかにやって来る集団がいます。オナガです。今年は8羽の群れがぎぇーぎぇ言いながら、長い尾を持て余し気味にゆったりと飛んでは、電線や木に止まります。この集団は今年は繁殖をしないのでしょうか。以前は酒匂川の足柄大橋付近の松で繁殖をしていましたが、今はその姿もありません。そういえばその頃はよく、松の剪定で雛が持ち込まれました。しかし人に馴れて、野生に返すのが難しかった記憶があります。そこで県に剪定の時期をずらして欲しいと陳情したことがありました。当時は県にお願いするのも何日も悩んで、最後は清水の舞台から飛び降りる気持で実行したものです・・・。
5月5日
コムクドリは可愛い小鳥です。酒匂川には今沢山やって来ていて、エノキやヤナギに潜り込んで虫を食べています。先日の赤田でも見られました。ぎゅぎゅ・・・と鳴いてはケヤキの中に飛び込みますが、何度見てもあの頭、納得しがたいですね。色付けを始めたものの、途中でほったらかして、止めちゃった様で、可笑しいやら可哀想やら・・・。ただあと2ヶ月したらまたこの位置に戻ってくるのですよね。7月8日コムクドリ記念日。沢山子供を産んで戻って来てね。
5月4日
昨日調査の帰り、ケリの所に行きましたら、2番目の雛が生まれたという親鳥がレンゲの畑でのんびりしていました。6年目ともなりますと子育ても巧くなるのでしょう。子沢山とはいきませんが、毎年必ず雛が確認できます。
さて年をとりますと子供に帰ると言いますが、我々は野山を歩いていて、貧乏自慢をする事があります。いかに内の方が貧乏だったか・・・を競う訳です。まるで子供です。突然始まる訳ではなく、切っ掛けとなるものが目に入った場合にその自慢が始まります。杉の枯れ枝等はその筆頭です。もしきにするわけですね。遠足の帰りに杉の枯れ枝をずるずる引きずっていて先生に怒られた話など。親が喜ぶ顔を見たかったのだそうです。いじらしいではないですか。今回は虫こぶからその自慢が始まりました。多分その形状からお茶の実の話になり、布袋に詰めて学校に持って行ったと言う話になりました。油をとり、学校の備品購入にしたのだろうとのことです。それならこれはどう?イナゴを持っていったわよ。私はワラビだわ。エーそれなら私はハエを持っていったわ。ハエ?それどうすんの?たべるの?まさか。戦後、衛生的な生活をしましょう・・・との事で、退治したハエを持ち寄り、数を競った訳です。へー。すごい。もうこうなると貧乏自慢でもなんでもなく、ただひたすら昔を懐かしんでいる訳です。魚取りに行けば名前もわからぬブルーの鳥がツイーと飛んで行った記憶や山に行けば綺麗な声が聞えた記憶が、今こうやって野山を歩くことで、60年の時を越え、ひとつになります。あの当時も鳴いていただろうキビタキや小川で魚を狙っていたカワセミの姿が父や母,故郷の景色と共に思い出され、益々子供に帰っていく自分に気付きます。
5月3日
連休といっても赤田で緑を楽しむ人はそうはいないのですね。行き交う人も少なく、下界の喧騒がウソのようです。この春は山桜が不作でしたが、今はそれを忘れさせてくれるほどの緑が茂り、思わず深呼吸がしたくなりました。先月までの甘い花の香りは影をひそめ、青葉の香りが胸一杯に広がりました。先日伐採工事をしていたヤブランの林は、見違えるほどの明るさを取り戻し、そよ風が吹き抜け、これはこれで素敵です。コナラとミズナラの大木だけを間引いたことが、結果、キビタキが大好きな空間となっていて、胸から喉にかけて鮮やかなオレンジ色をしたキビタキが切り揃えられた枯れ枝をまるで止まり木のようにしては、ひらひらと飛び回り、大きな声を上げ、見る者を釘付けにして放しませんでした。ところで雌はもう来ているのでしょうか。ぐるりと調査地を一回りをして、キビタキは十数羽見られましたが、全て雄でした。巣作りから抱卵、その間の自分の食事まで全て一人で行い、雄は歌ってばかり。さすがに雛が生まれると餌を運ぶそうですが、雌の苦労は並大抵ではないと聞きます。今度雌に会ったら是非一声「ご苦労さん」と声をかけることにしましょう。
さて本日はクロツグミもオオルリも多く見られ、今年の赤田は千客万来、他の追随を許しません。秋から冬にかけて木の伐採ばかりを眺めて来ましたので、こうも多いと首を傾げたくなります。切り株や裸地の出現によって生じた餌の豊富さに、たまたま寄って来た、一過性のものでなければと願うばかりです。
途中杉の頂で聞き慣れない声を耳にしました。うーん何だろう。腹が白い雀ほどの茶色の鳥でしたよと言う事ですので、もしかしたらカシラダカだったのかなーと悩みました。1羽でしたので、変ですかね。その時、ホイホイホイ・・・という声も聞えてきました。こちらはクロツグミの物真似でした。危うく騙される所でした。
5月2日
この冬調査した鳥獣保護区の中で最も鳥が少なかった大雄山でしたが、本日は全く別の世界が広がっていました。あの時静まり返っていた杉の林はなんと様々な夏鳥の歌声に包まれ、むせ返るようでした。中には600年を超えると言われる杉があり昼なお暗い林です。しかし林内は下草と樹冠の間に大きなドームが作られ、柔らかな光が感じられるから不思議です。そしてその中に僅かな光を集めて輝くものがいました。そうキビタキです。夕闇の蛍火のようで幻想的です。縄張り争いも佳境に入ったのでしょうか。侵入者の声を求め、あちこちと忙しそうに飛びかう姿がありました。
さてクロツグミはどこでしょう。清々と大きな声で鳴き続けていますが、全ては高い木々の頂です。こちらを何処かで見下ろしているのでしょう。同じように鳴いていても、ガビチョウは駐車場下の林が住処です。車の脇にきて何か小さなものを突付いています。この林にはモミの巨木もあり、ヒガラが賑やかです。沢山の数が繁殖をしているようです。しかし見上げても見えるのは小さな葉だけ。ここでは姿を見るのは容易ではありません。声のみを記録していきます。中程ではシジュウカラやコゲラが餌を探しています。そしてイカルのさえずりも絶え間なく耳に届きます。朝から「ヤキニクキュウリ」の聞きなしはこたえますが、澄み切った声はさすがです。奥社の長い階段を下り始めると、ツツドリの声が聞えてきました。ボボ、ボボ・・・と鼓のような調べに厳かな気分がしてきます。境内のせせらぎにはオオルリが舞います。巨木にセミのように張り付き、苔を剥がし持ち帰ります。この森に夏鳥の輝く時がやって来ました。
5月1日
そういえば大型連休の谷間でしたね。車はどこまでもすいすい。いつもの交通の難所も簡単にクリアーでした。しかしお天気がいけません。朝からと言う予報もあれば、昼からと言うのもあり、空を眺めて、出たり入ったり。決めかねてうなってばかりでした。仕方ない、こう云う時はコアジサシをお迎えに行こう・・・と、怒田丘陵を諦め、河口の調査に切り替えました。それが大正解でした。河川敷に着くや、出迎えてもらったのはこちらで、目の前を25羽ほどがきりきりきり・・・と既にやる気十分の体勢で、曇り空を背景に飛び回っていました。追いかけっこをして雨雲に入って消えてしまうペアーもいて、渡って来たばかりとはいえ、既に求愛行動のまっただ中と言うものもおりました。ただ全体に高度が高く、これが一層低く追いかけっこをするようですと、産卵のきざしと言えるでしょう。この大橋下の中州は海で餌を取って直ぐに戻れる・・・という、繁殖には理想的な場所です。さらには一寸横目で見てもらえば、目の中に屋上の白石御殿が飛び込んでくるでしょう。苦心して作りましたので是非ご利用ください。全力でお守りします。
海に向かうと無数のウミネコ達が海上をあてもなくふらふらと飛び回っています。その隙間を鋭利に切り込んでくるのがコアジサシ。そしてさらに海面近くを飛び回るのが大きなアジサシ。こちらは10羽ほど。水飛沫を上げて飛び込むコアジサシはきらりと光る小魚をくわえて舞上がります。それを追いかける雌。何時までも何時までも海と河口を往復し、春の訪れに酔いしれていました。酒匂川の飛来数は今のところ50羽程ではないかと思います。
中洲の柳が半分横倒しになって、緑の葉を茂らせていますが、そこにはオオタカの成鳥が陣取っていました。カラスが例によってちょっかいを出しますが、両者ともそう真剣みはなさそう。カラスはミサゴがやって来ても出かけて行きましたが、幾分遊びのような雰囲気でした。退屈していたのでしょう。そのミサゴ、気の毒なくらい羽が抜けてありませんでした。昔こんな唐傘を見た記憶があります・・・。
河口はやはり帰化植物の宝庫ですね。コメツブツメクサやヘラオオバコの常連さんの他にも、ノジシャやマツバウンランなどが目に飛び込んで来ました。増えてもらっては困るのですが、よく見るとどれも清楚で愛らしいものばかり。砂浜にはめっきり減ったハマヒルガオ。桃色の大きな花を沢山つけて、一際鮮やかでした。昔は小田原の海岸一面に咲き乱れていたものだと云いながら本日の調査は終了となりました。
帰り道、ケリの雛を確認しに出かけました。確かにいつものレンゲ畑より、国道寄りでした。白い園芸用のビニールハウスの近くで、親が雨の中佇んでいました。カラスの襲撃もなく、のんびりと穏やかな様子でしたから、雛はすくすく育っているのでしょう。散歩の人も通らず、畑仕事のおじさんを相手に、のんびりと子育てが出来る場所のようでした。