2008年(5月ー8月) 2008(1−4)
7月25日
小田原では、現在の観測に変わって、最も高い気温だったそうです。36.2度。体温ですね。早朝7時開始としましたが、それでも暑かったです。大友の調査地は隠れる場所もなく、水田の間をひたすら歩くだけで、この時期はきついのです。梅林やミカンの木が作る僅かばかりの日陰を飛び石のように踏みながら、鳥を探していきます。毎年早苗の育つ頃は鳥が居着く場所は少なく、畑や果樹園で見るだけです。今回もスズメやムクドリの大群を数えたり、渡りが始まったチュウサギやケリを眺めたり・・・。地元で観察しているTさんに寄れば、ケリは11羽の雛が誕生し、大きくなったのは3羽だそうです。気の強いあのケリにしてこれ程の率です。
さすがにこの暑さに丈夫な体も悲鳴をあげました。「鬼のかくらん」と言われそうで言いたくはなかったのですが・・・。でも日に日に元気になっていますので、もう大丈夫ですよ。
F・涼しかったー
7月24日
何時までも体が冷えず、ぽっぽと熱くて、さてはこれが熱中症かと、ドキドキしました。冷蔵庫と洗濯機が同時に壊れたため、ばたばたしていて、水分の補給を忘れていました。これが年寄り特有の水分の不足でしたね。自分で気付かない・・・。
さて先日調査で見たハチクマの写真を送って頂きました。今年で4年目でしたか。いつも1羽です。首が前に出て、頭が薄くて、ハゲワシみたいでしたよ。さてさて巣立ったオナガですが、営巣中のテリトリーから幾分南に移動していて、鳴きながら餌を探していました。近くにいるにはいるようです。
O・ハチクマ
7月22日
暑さがピークをむかえていますが、野山を歩けば、緑を渡る風、山肌を滴り落ちる清流、鼻をくすぐるヤマユリの香り、そして涼やかな鳥の声。野山には下界の暑さを忘れさせる風景がそこここにあります。
サンコウチョウがネムノキに止まり、ギュギュホイホイと一声鳴き、とろんとしている様子を見ていたら、ヒヨドリが来て追い払いました。すぐさま「こう言うところが嫌い!・・・」と皆のひんしゅくをかうヒヨドリ。尾の短い雄も近くで見られましたが、渡って来たばかりの頃のあの躍動的な切り返しも、せっかちとも思える激しい鳴き声もなく、ひっそりと木蔭を移動する、黒い影が見えるだけでした。
オオルリの声も遠雷のよう。何か物寂しさを感じさせます。サンショウクイもビリリンビリリンと二声程を聞いただけでした。クロツグミは沢を挟んで鳴き交わす姿があり、親子でしょうか、夫婦でしょうか。
夏鳥が去ればここは冬鳥の到来まで静かな森が続きます。が、最近はソウシチョウがその静寂を破ります。もう既に山を降りて、笹原で鳴き出していました。本日ウグイスの声をしきりと聞きましたが、その声がソウシチョウに取って代わるのももうじきでしょう。
ウワミズザクラが花穂を垂らし、たわわに実ったオレンジ色の果実が目に鮮やかでした。早くも紅葉の時を迎えたかのようでした。
F・コクラン
7月21日
巣立ちは誰にも気付かれず行なわれるから、成立するのですよね。あれほど待ち望んでいたオナガの巣立ちが昨日だったらしく、幾ら待っても親の姿もお兄ちゃんの姿もありません。朝方たった一声グエーという声がしただけで、静まり返っています。そうは遠くまで飛べないでしょうから、近くに潜んでいるのでしょうが、40日以上も見つめていながら、結末はこうです。ただヒヨドリと同じで、10日ほど経つと、周辺をぐるりと回って、再び戻って来るだろうとは思いますが、今頃は一体何処でどうしているやら。何羽巣立ったのかさえ分らぬままです。
さてツバメの塒は今年も狩川とのことです。葦の具合が良いそうですから、数万羽というツバメが集まり、心地良い眠りに付いていることでしょう。
F県の花・ヤマユリ
7月19日
カクレミノに来てヒヨドリの夫婦が激しく鳴くのは小さな巣立ち雛のせいでした。もうとっくに大きな子供がいると思っていたのに・・・。こちらも一度失敗したのですね。しかも1羽。こう虫がいなくては、子育ては難しいですね。
F・マヤラン絶滅危惧種
7月18日
不注意で木を掃ってしまい、メジロの雛が逃げ出してしまったが、どうしたら良いか・・・と問い合わせがありました。必ず親が探して戻りますから、借り巣を作って待てば大丈夫でしょうとお返事をしましたら、そのようにし、毎日温かく見守ってくれていました。が、結局蛇に見つかり飲まれてしまい、とても気落ちしていました。その方は今困難な病と闘っていて、毎日祈るような思いで、そのメジロの家族を見つめていたのでしょう。私も病室から見える壁に張り付いた枯葉一枚にも、心を寄せ、「お願い、散らないで・・・」と願いを込めたりしましたので、とてもよく分ります。
そんなことを思っていたら、カメラマンが押しかけ、サンコウチョウが巣を放棄してしまったと連絡をもらいました。ずーっと見守っていた彼女もかつて大病をしたのを知っていますので、本人より私の方がわなわな・・と怒りに震えました。そしてたった今、幸せそうな4羽の親子を見てきたばかりでしたので、涙が止まりませんでした。どんなに素敵な写真でも、心の曇った方の写真は分りますし、意味がない。
O・放鳥しました
7月17日
クロツグミが良く鳴いた日でした。この森で子育てをしていた家族が、皆でその日を待っているようです.。先月盛んに餌を運んでいたのに、今日はその様子はなく、ただひたすら木の上で鳴く、それを下にいるものが応じる・・・という風で、別れが近いのではないかと思いました。同時に旅立つ前の高ぶりもしのばれ、いつもながら夏の終わりが早い事を気付かされました。サンコウチョウも親子4羽が盛んに飛び交い、これまた渡りの準備のようでした。片親は先月餌を運んでいた飛び切り尾の長い雄で、一際目をひきました。虫が少ない年でしたのに上手くいったのですね。キビタキも同様、ヒヒヒ・・と鳴く声が頻りにしていました。この調子では来月は旅の途中のものに沢山出会うことでしょう。
山道で様々な拾い物をしました。茶色の模様のクロツグミの卵とコバルトグリーンのムクドリの卵。どちらも半分に割れていましたが、その美しさに圧倒されました。そして腐葉土の間からそっと顔をのぞかせていた、コクランとマヤラン。小さいながら存在感のある佇まい。偶然の出会いに感謝です。
さて早くもソウシチョウが戻って来ました。スズタケの密集地でクツクツクツ・・といかにもやんちゃそうに、鳴き騒いでいるのを見ました。私は最近このソウシチョウを幾分気に入っていて、冬場が楽しみになっています。鳥を呼ぶ鳥。これがいると他の鳥も結構集まるのですよ。
O・北海道
7月16日
保護メジロの嘴が変でしたね。どこかにぶつかったのでしょうか。イスカのように食い違っているそうですが、一部でも合わさる部分があれば大丈夫とのことで、来週には野性に返すそうです。今は人に慣れない様、籠に入れているようです。放鳥しても生きていくのはとても難しいと聞きます。どうか元気に暮せますように・・・。
オナガは3羽で電線に止まり、リラックスムードです。朝からカラスの子供がちょっかいを出していましたので、ちょっと心配です。が、負けてはいませんので大丈夫でしょう。
O
7月15日
夏のこの時期が大掃除の時だと家事評論家が話しています。油が浮きやすいのだそうです。そうか、よーしやってみよう・・・と換気扇周りのネットを外し、挑戦しました。浸け置き数時間後、風呂場で油と格闘。とても綺麗になりました。オナガの巣立ちを今か今かと気にしながら、ちょっと働いてみました。
メジロを保護して飼育しているOさんですが、一日に体長が1センチも伸びる程の成長だそうです。が、メジロのメジロたるアイリングはまだ表われないそうです。
Oメジロの雛
7月12日
殆んど眠らず、早朝4時出発で、樹木園後恩賜公園の探鳥会にも参加しましたので、ちょっとハードでした。猛暑が予想されましたので、恩賜公園も1時間繰り上がり、朝6時の開始。高齢になると、暑さ寒さに気付くのが遅れるようですから、正解ですね。
さて樹木園は夏鳥の声に力がなくなって、その存在も、希薄となっています。いるにはいるのですが、もう活発には動かないのでしょう。ところでメジロが大きな群れを作っていました。40羽はいるでしょう。スギの中から湖岸に飛び出し、ウンカのように小さな黒点となって、更なる大木に入り込みました。移動が始まっているのでしょうか。
元気なのはソウシチョウです。笹と言う笹で賑やかな声と姿を確認しました。恩賜公園は更に多くて、箱根で一番その密度が高い場所となっています。こちらは樹木園とは違い、スズタケのような中程度の高さの竹が密集していて、これが彼らの住処となっています。クマザザのような背の低い物より好きですね。またこちらはこの一見邪魔に見えるタケを垣根風にしつらえて、訪れる人を楽しませています。この調子では益々ソウシチョウの声で溢れるでしょう。手入れが行き届いているこちらはクロツグミもよく見られます。芝生にいる虫を口にくわえて運ぶ雄の姿が見られました。ただ手を入れ過ぎて、他の鳥には棲み難いかも知れません。
今ヤマガラの子供、茶色のない、黒と白が目立つ若鳥が多く見られます。いつもより、遅い気がしますが、数は結構多く、今年はシジュウカラやヤマガラの繁殖が上手くいったことが分ります。
O・アリスイ・北海道
7月11日
梅雨があがったかと思うような暑さでしたね。さてオナガが朝から賑やかに鳴いています。3羽で子育てをしていますが、全員で下を向いて鳴いています。巣の下に猫が来たのか、それとも雛が落ちたのか。その間ヒヨドリが来たり、スズメがやって来たり、野次馬根性でしょうか、騒動に参加です。1時間ほどげーげー鳴いていましたが、その後は平常に戻りました。親は駅の方に向けて飛んでいきます。後をつけてみると、魚屋さん裏の屋敷林で声がします。スダジイの大木があり、ここで虫を取っているようです。大体巣を中心にして半径300m程の円を動いています。我が家の緑も営巣条件に入っていると思われます。
午後は棚田の問題で、Iさん、Oさんと農政課に向かい、話し合いをしました。市役所も冷房を押さえているのでしょうか。むしむししていましたよ。
O・北海道
7月9日
平塚では予定通り、というか、予定より早めにコムクドリは来ているそうです。こちらはどんな声も聞き漏らさぬよう、注意をしていますが、皆ムクドリばかりです。ネムの花に止まるコムクドリ。うっとりするような姿でしたのに・・。
夕方5時を過ぎると家の上空にツバメが舞いだします。凄い数です。曇天や雨天では稲田すれすれを飛びますが、青空が出たときには、黒いゴマのようです。これらは皆塒に向かう途中なのです。今年は何処にあるのでしょう。
私の生家は鮎の取れる清流の近くでしたから、葦原もあり、きっとツバメが塒にしていたと思いますが、子供の頃このような光景を目にしたことはありません。スダジイの大木の下で「達磨さんが転んだ」と遊んでいても、カラスやアブラコウモリが飛ぶと、それを合図に家に帰ったのものですが、ツバメの記憶はありません。おそらく高くて気付かなかったのだと思います。
O・保護メジロの雛
7月8日
赤田の予定が雨で中止となりましたので、パソコンの壁紙を夏用に変えたり、溜め込んでいた本を読んだり・・、合間合間に聞えるムクドリの声に、双眼鏡を当てたり、木を切り過ぎて、誰も来なくなった庭を眺めては、「鳥は用心深いなー」と溜息をついたり・・。とうとう今年は記念日になってもコムクドリは来ませんでした。
先日花柄を延ばし、黄色い小花を散らしていたのは、やはりヤブニッケイでした。野生化したニッケイもあると言いますから、ちょっと自信がありませんでしたが、花の時期が違いますものね。今頃咲くのはヤブでした。私より幾分上の方はニッキを束ねたのを売っていて、よくかじったと言いますが、私はその経験は全くありません。それからチガヤをクチャクチャ噛んでガムのように楽しんだと、先輩のお姉さま方はおっしゃいますが、それも知りません。生れが寒冷地だからでしょうか。しかし戦中、戦後に幼少期を過ごした者はみな大体、似た経験をしています。道端の草を見ては昔を思い出し、盛り上がることが度々です。子供のお守に家事の手伝い。今と違い、子供とはいえ、容赦なく仕事を言いつけられました。水仕事で出来たあかぎれには黒い硬いロウを火で溶かして刷り込んだり・・・。キャー思い出しても痛い!
ところで、ハチが来たら「コケーココ、コケーココ」と叫びませんでしたか?これだけは今もって誰もうなずいてくれないのです。
K・コアジサシ
7月7日
木を切り過ぎて、落ち着きません。裸を見られている感じ。自意識過剰と言われ様となんと、小さい頃生家が横も後も大きな木に囲まれていたので、体が自然に反応し、仕方ありません。後は大きな竹薮、横はコナラの大木と栗、ハタンキョ(プラムのこと)等の果樹。皆必要があって植えられたものばかりです。夏は必ずアオバズクが鳴き、子育てをしました。今でも味噌倉には来て鳴くようですが・・。
さてコムクドリが記念日を過ぎても来ない理由が少し分かりました。先日大勢で、ヤ○ダ電気前で棒状の風船をこすり合わせて追い出し作戦を決行していたようです。そのため他に移動し、採餌コースが変ったのでしょうね。この風船、結構効き目があると聞きましたが・・・。ただ、電気街の夜間照明を少し落すとか、街路樹をすっきりさせるとか、ムクドリにばかり負担のかけぬ方法もあります。
新聞に小田原の海岸のウミガメの話しが出ていました。波に洗われぬよう卵を移動させたようです。コアジサシ担当のWさんも参加したそうで、感動したと興奮しきりでした。読んでいただけでも興奮しましたもの。命が詰まった卵に触れる時はコアジサシもそう。ドックンドックンと心臓が音を立てます。
O・ノビタキ子・北海道
7月5日
コアジサシは3羽、上流のほうに飛んだりしているそうです。昨日の朝の雨が相当ひどかったですからね。冠水かもしれません。営巣中はそうは遠くまで飛び回らず、飛んでも近くをぐるりと回るだけです。これで今年の結果が出たと言うことでしょうか。
庭の木の剪定をお願いしました。長髪がいきなり2分刈りに成った感じで、ご近所のおじさんがビックリして立ち尽くしていました。例のコナラはばっさり根元から切りました。日が当らずひっそりと忍の一字だったヤマボウシがホッとした表情を見せました。これはグリンヒルの知人の置き土産です。このように自ら植えたものは少なく、拾った物と頂いた物で、我が庭は出来ています。それだけに思い入れは強いのです。後は鳥がきてくれるか。それが問題です。
O・アオジ・北海道
7月4日
一昨日コアジサシは3羽飛んでいたそうです。チョウゲンボウが来たため飛び上がり、分ったそうです。早く梅雨が終わり、雨の被害だけは防ぎたいですね。
モズがインゲンの支柱の上部の交差した部分で繁殖をしているそうです。ツルが伸び、繁っているため、目隠しになるのですね。ノイバラの茂みの中でやっているのは見たことがありますが、まさか菜園でね。食事は取り易いですから、あとは一寸した勇気と常識にとらわれぬ発想。でもちょっと驚きました。
今朝方凄い雨でした。そしてその後の暑さ。熱中症に要注意です。これから調査の際も気をつけなくてはいけません。昨日も湿気がありましたので、うるさいほど水の補給を呼び掛けました。
K・アオバズク
7月3日
その昔「箱根には昔から鳥は少なかったんだよー」とよく聞きました。こんなに緑が有って、自然が豊かで、そんなことはあるだろうかと、当時、指導者の言葉を幾分疑った気持ちで聞いていましたが、それが実感出来るまで、そうは時間がかからなかったのを覚えています。鳥が多いのはやはり人の手が入り、人工的に様々な環境を作り出している場所です。どちらかと言うと我々が毎月やっている樹木園などはその部類です。
本日の調査地も終点近くになって人の手を感じますが、始点から半分ほどは温暖な気候に生える樹木が存分に繁茂し、ひやりとした深山の霊気さえ感じます。ですが鳥は全く現れず、鳥が出始めるのは後半で、池があったり、木を剪定したりと絶えず人の手が入った場所です。鳥が多いことばかりが褒められた事でもありませんが、ヒヨドリだけをひたすらノートに書いていくのもなんともまあ、つまらない。
沢の水が溢れたのでしょうね。幾つもあちこちに、水みちが出来ていて、その間を沢蟹が這い回っていました。凄い数です。赤い鳥がいたらさぞかし喜ぶでしょう。
夏鳥の声がか細く小さくなりました。7月に入ったばかりですのに、山では子育てを終えるのでしょうか。しかし葉陰には今朝孵ったばかりのセミが透明の羽を広げ、光を浴びて、鮮やかな色へと変りつつあります。エゾハルゼミのようです。これから季節が進むと、コエゾゼミが現れ、森は更に賑やかになるとのことです。野山を歩いていると、こうやって休むことなく時が刻まれていくのを知ります。そしてそのたび、いくばくかの寂しさを感じます。
Oコヨシキリ
7月1日
今年はコムクドリ記念日が過ぎても我が家にはまだ来ないのです。ムクドリの子供らしきのは電線に止まって、塒に向かう前に、ひとしきり鳴いて、飛び回っているのですが、コムクドリは・・・。以前は7月8日も記念日でしたから、それまで待つことにしますが、今年はどうしたのでしょうね。今は温暖化の指標のような扱いとなっているコムクドリ。5月頃の低温に戸惑ったかしら。
さて大磯のアオバトの放送があります。
7月5日(土) NHK総合テレビ 「おはよう日本」
コーナー名 土曜すてき旅 「湘南・大磯の海めぐり」
午前8時頃〜8時13分の7〜8分程度の中のコーナーの中で取り上げられるようです。
どうぞご覧下さいませ。
K・カルガモ
6月30日
コアジサシは橋桁工事の下流域に5羽ほど残って、座っているようだとのことです。冠水したら、いなくなるはずですから、辛うじて卵は残ったのですね。7月中頃、雛の誕生でしょうか。
夏鳥の巣立ちは早いですね。調査時に給餌姿を見ていたのに、3日後行ったらもう声も姿もなかったそうです。サンショウクイも雛が出ていたようですし、センダイムシクイももう大きな子供となっていて、何もかもあっという間です。今年は山の実が豊作ですので、子供達は大いに助かるでしょう。
Oデコイ北海道
6月28日
入口でマミジロの声を聞きました。大きな声で元気そのものでした。今年はこちらでは久し振りにシジュウカラの子供を多く見ます。今日も霧に包まれた樹木園で木から木へと移動する子供の群れを見ました。幼いながら動きが素早く、皆元気です。その中にセンダイムシクイも混じっていて、先月求愛をしていた親の顔が浮かびました。キビタキは相変わらず多く、最近では余り探すことをしなくなりましたが、もうすっかり親から離れ、一人で生きている子供を見かけました。こちらも元気。尾がなく余りにも小さいですが、この身のこなしでは大丈夫でしょう。頑張ってね。
霧に警戒心を解いたのでしょうか、目の前にミソサザイが姿を見せ、素晴らしい喉を聞かせてくれました。これまた小さいながら元気そのもの。ソウシチョウは相変わらず。笹があれば必ず声を上げていて、早朝の森は賑やかでした。こちらは子供はもう巣立ったのでしょうか。笹に止まるのは皆成鳥でした。ただ笹の下からギギギ・・・と奇妙な声が聞えましたから、これが子供かもしれません。今日は元気な子供に沢山出会い、スカッとした早朝となりました。
その後は芦ノ湖の鳥獣保護区へと向かいました。こちらはウグイスとソウシチョウの声ばかりでした.。
林道沿いに笹が繁り放題ですのでこうなったのでしょう。
Oin北海道
6月27日
サシバの万葉公園に足を伸ばしてみました。平地では7月の暑さだと言ってましたが、ここは結構寒い。そして霧。視界はゼロでした。その霧の中、ヤマガラやシジュウカラ、エナガの群れが次々と木の最上部を渡って行きました。木の葉の間をぬっての移動は無理なのでしょうね。この霧では。
サシバの時に「松の左の木の上」などと言って、サシバの位置を示しますが、その木は今真っ白な花飾りをつけ、見事でした。ヤマボウシだったのですね。
Oin北海道
6月26日
今日はまた寒い。ぞくぞくするほどで、薄手のセーターを羽織りました。ツバメのNさんと、「虫が少ないねー」と話しました。いつもならイラガがムシャムシャと庭の柿の葉を食べる頃ですが、今年は今もってさっぱりです。ツバメも雛が出るまで24日かかったそうで、こんな年は初めてとの事。今は2回目に入っていますが今度は生むそばから抱卵ですって。6卵生んだら一斉に抱卵でしたのに・・・。
一度失敗し、2回目に挑戦していたモズですが、ここ10日ほど声も姿もありません。諦めたのですね。あのうるささが懐かしく思われます。隣の家のカクレミノに子供を隠し、お父さんがせっせと餌を運ぶ。そうするとけたたましく子が鳴く。私が二階の階段に腰を下ろし見つめる・・・。これがこの時期のひとこまでしたのに・・。
今日あたりがオナガの子の誕生かと思います。が、朝から一声もしません。人間と違って、誕生の際は鳴かないのでしょうか。最近オナガを目にします。運動公園近くの運送会社と蓮正寺のOさん近く、そして桜井小学校脇です。皆繁殖のようです。増えてる訳ではありませんけどね。
ここまでかいた所で午後6時、オナガがギューと大きな声を上げました。
K・ゴイサギとササゴイ
6月25日
今日はすみませんでしたとメールが来ました。何かといえば・・・。
家の近くでキョロロローンと赤い鳥の声を聞いたと言うのです。まさかこんな場所で・・・と興奮しています。そうなら確かにビックリですよね。時計を見れば朝の5時30分。私はまだ白河夜船でした。
仲間がいて嬉しいと思う事の一つはこんな時ですね。誰かに言わずにいられない。私も散々皆さんに迷惑をかけました。
さてもう戻り旅が始まっているのですね。昨日もアマサギとチュウサギの小さな群れを見かけました。大友の水田はそのコースです。こちらが汗を拭き拭き調査をしていると、涼しげな顔のチュウサギやアマサギが無花果の木に止まり、何か遠くを見ています。そうするとあーもう今年も終ったのね・・・と一人つぶやくのです。そういえばコムクドリ記念日が近付いています。
Oサンショウクイ
6月24日
晴れたら良いなーとは思いましたが、何もこうも晴れなくても・・・。夏雲の間からぎらぎらした日差しが差し込み、容赦なく肌を刺します。しかしここは風の谷でもあります。湧き出した汗はいつの間にかスーッと引いて気分は爽快です。
暑い日は鳥も少な目なのですが、繁殖期の真っ最中ですから、しばらくするとキビタキとクロツグミの声が頻りにし、いつもの魅力的な赤田となりました。モズやカワラヒワ等の子供の姿も多く見られました。早くもカラ類は子供だけの混群となって、ヒノキの林をクルクル回り、楽しそうでした。子供の動きは人も鳥も皆同じですね。思いもかけぬ、意表をつく、何をしたいのか分らぬ行動を取り、見ていて愛らしいものです。エナガの20羽ほどの群れはまさにそれ。キャキャと声をあげ、ブランコをしたり、右に跳ね左に飛び・・・と新しい世界が楽しくて仕方ないと言う様子です。あと一月もすれば、色もついてもっとエナガらしくなるのでしょうが、そうなったらこの愛らしさは影を潜めるのでしょう。
ガビチョウも盛んに鳴いていました。まさかもう一度やるのではないでしょうね。程ほどにね。昨年この低い標高でヤブサメが繁殖をしているらしいと分り、ちょっと意外な気がしましたが、今日も同じ場所でよく鳴いていました。明らかに繁殖ですね。
さてここにはなんとモリアオガエルがいるのです。誰かが本来の生息場所から持って来てしまい、繁殖をしているようなのですが、2箇所で泡の卵とオタマジャクシと親を見ました。奇妙な声が聞え、タンクを覗けば、黄緑色のビックリするほどの大きさのカエルが子育て中でした。小さいのですね。生れたばかりのおたまじゃくしは。到る所に果樹用の溜水桶があり、益々増えるでしょう。
K・セッカ
6月23日
よく降りますねー。さすがにこうも降りますとオナガも餌を採りに来ません。庭のネムがピンクの花を開き始めました。房の上から段々に下に向けて咲いて行きますので、しばらく楽しめます。15年程前にグリンヒルからマッチ棒位の太さのを拾って来たのですが、今では幹は私のもも位に育っていて、上は電線に届きそうです。コナラもそう。今ポーラ美術館となっている場所から芽を出したばかりのドングリを持ち帰りましたら、こちらもいまや私のもも。と言っても左のももです。右の健康なももはもっともっと太いのです。
さて早朝Yさんがコジサシを見に行ってくださり、4羽の飛ぶ姿と10羽ほどの飛来を確認してくれました。ダムの放流があったようですので、おそらく冠水したのではないかと思いますが、いるにはいたようです。この10羽という新しいグループも何処かで失敗してふらふらしているのでしょう。7月初旬までなら間に合いますので、良い場所を探して、再チャレンジをしてもらいたいですね。
F・ノビル
6月20日
昨日屋上に石を撒いた市の施設に行き、「コアジサシが2羽飛来しました」と聞きました。近くまで飛来したということです。舞い降りた訳ではありませんが、河川を離れ、わざわざ立ち寄った訳ですから、これはいい話しです。「もっともっと石を撒いても良いよ」とも言われました。嬉しい。
オナガは3羽で営巣しています。不思議な光景ですが、お手伝いなんでしょうね。孵化までにはあと1週間位かかります。それからが猫の手も借りたいほどなんでしょうから、お手伝いをしてくれるものがいるのは便利ですね。
Fキツリフネ
6月19日
皆さんは市間に、私は大友に出かけました。田植えが終って2週間。早苗が一層力強く、青々と空に向かって伸びていますが、ツバメが低く飛び、ハクセキレイの子供が畦で騒いでいるだけです。そして夥しいスズメの子供。様々な場所で育った子供達がここに集まり集団で生活をしています。
ケリは静かですがまだいます。若鳥が1羽、水田で採食でしょうか。親鳥の目線が温かく厳しい。畑の草むらでは成鳥10羽のケリがのんびりと座り込んでいます。11羽の雛を見たと聞いた筈ですが、1羽しか育たなかったのでしょうか。木屑を引いた田にはコチドリの親子。毛糸玉の様な子供が2羽転げ回っています。コチドリの子供は何時見ても可愛い。
「あのーコアジサシの○さんですよね」とケーブルテレビのお姉さんから声をかけられました。今日は大友付近を紹介する番組作りだそうです。それなら繁殖が終ってのんびりしているケリを映したら・・・と案内。梅園から立ち上るむせ返るような甘い香りも紹介できたら良いでしょうね。
Kアオサギ
6月17日
夏鳥が溢れる森はホッとしますね。繁殖をするには様々な条件が整わねばなりませんから、こうも沢山の夏鳥の声がするのは、まだまだ良好な環境が残っているのだと安堵します。が、昔を知る人は、いや、ここはこんな物ではなかった。この数倍もの夏鳥が来て、繁殖をしていたものだ・・と言います。この森にはサンコウチョウなど200羽はいた・・とも。確かにそうかも知れないと思わせる森ではあります。
今日も元気な声を耳にし、姿も随所で見かけ、雛への給餌に大忙しな様子でした。5月の初旬まで沢には一滴の水も見えませんでしたのに、今日はドドド・・と音を立てて流れています。山肌からもちょろちょろと細い糸のような水が落ちて来ます。クロツグミはそんな場所から上手にミミズをくわえ、急いで薄暗い林に持って行きました。人がいても平気。それにしても夏鳥を潤すこの水は一体何処に潜んでいたのか。考えていたら眠れなくなりました。
羽が抜けて、折角の雄姿が台無しですが、重荷から開放され、のんびりと夫婦で舞うノスリの姿に、こちらまで気分が軽くなるのを感じました。ひたすら老化に突き進む、このジレンマ。楽しい筈の鳥達との出合いも、時間との競争の前に、心が湧かない事が多いのです。数年間いっしょにやって来た友人が今日でお別れとなりました。眠れぬ訳はここにもあるのです。
O・コアジサシ
6月16日
梅雨の季節を忘れるような穏やかなお天気でした。繁殖をしていたスズメもハシボソガラスも子供が出ました。柿の葉に子供を隠し、餌採りに余念のないのがスズメ。2羽と数が少なめですが、その分皆元気です。カラスは合計4羽。前の家の屋根に止まってガーがー鳴いて親にまとわり付きます。口の中が真っ赤ですので、親でなくともドキドキします。前の水田でカエルを捕まえ与えるのがいつもですが、今年はどうするのでしょう。年々カエルが減っているのです。
K・トビ
6月15日
酒匂川にコアジサシがいますと連絡をもらいましたので、お昼近くに出かけました。ひょうたん池の近くで、新しい橋の下流です。この場所はコアジサシが好きな場所の一つです。釣り人が歩いてくると飛び上がります。4羽いました。完全抱卵には入っていないようです。子供が移動出来るにはこれから2ヶ月程かかります。それまで大水がこないよう祈るだけです。大コロニーになる気配がありましたら、そのとき対策を考えましょう。
川は生き物で満ちあふれていますね。凄い。山ばかり調査をしていますので、この活気は驚きです。カラスの子供が砂州で採食の練習です。コチドリがそれが嫌だと鳴きわめき、時に擬傷行為を繰返し、欺こうとしますが、子供ですからその意味さえ知らず?、見向きもしません。イソシギとコチドリの喧嘩も絶えません。中州の工事で良い葦が繁り始めています。今年はまだ営巣には適しなかったのでしょうか。オオヨシキリの声はしません。これならツリスガラが来るかしら?
Oコアジサシ
6月14日
梅雨の晴れ間、夜間探鳥会を開きました。昨年、塒前、森は猛烈なさえずりに包まれるのを知りましたので、あの感動を再び・・・と皆さんを赤田の森にお連れしました。日没30分ぐらい前からキビタキやその子供、クロツグミ、ホトトギス、ウグイス、ガビチョウなど大きな声で鳴き始めました。一昨日の雨が小さな水溜りとして残り、既に水浴が済んでいるのでしょう。表に出ることはなく、一日の終わりを知らせる鳴き声だけが薄暮が忍び寄る森に響き、やがて消えました。
昨年7時頃鳴き出したフクロウは残念ながら8時まで待ちましたが聞えませんでしたが、コウモリが飛びムササビが不気味な声を上げ、森の闇の張り詰めた空気を楽しんで頂けたと思います。
K・オシドリ
6月13日
緑がわさわさと繁った間から、白い清楚なヒメシャラの花が顔を覗かせています。そして合歓の木に小さな花芽が沢山ついています。
スズメの子供が孵ったようで、虫をくわえ電柱に潜ります。その真上ではオナガがぎぇーぎぇー鳴いて、退く気配がありません。時にはカラスも止まります。その都度数メートル離れて夫婦で鳴きますが、恐る恐るですので、余り効き目がありません。大体は数分後には飛び立つのですが、その間は生きた心地がしないという表情です。
さて新聞にこんな俳句が載っていて目に止まりました。
美しき距離白鷺が蝶に見ゆ 山口誓子
O・ヤマガラ
6月12日
調査に向かう途中、保健センターに立ち寄りましたが、今年はササゴイが見られません。松の木での営巣が見られず、糞も落ちていません。O・Kさんによれば街路樹がすっきりした感じだといいます。大きく木を切ったのかな?今年は酒匂川で1羽見ただけという人もいます。コアジサシ同様ササゴイは酒匂川で減少の著しい種です。他の河川で営巣していれば良いのですが・・・。
O・エナガ子供
6月11日
コアジサシは今酒匂川にはいません。台風後戻ったのですが、またいなくなりました。何処でやっているのでしょうか。
庭で1センチほどの蛹を見つけました。コバルトグリーンの袋に銀色の首輪。なんとも美しい。鳥に取られないよう居間に持ち込み、毎日観察を続けましたら、1週間ほどして、すっかりシワが伸びた蝶がじっとしています。裏しか見えませんので何かがわかりません。夜9時、急に騒ぎ出し、飛び始めると、イチモンジチョウであるのが分かりました。「アサマ」かどうかが分らず、その日はそのまま外に出しましたが、数日後スイカズラに止まるイチモンジを見れば「アサマ」ではありませんでした。スイカズラが食樹だそうです。昨日は奥湯河原でアサギマダラを見ました。キジョランが結構ありましたので、ここで産卵でしょうか。山椒の木にもアゲハチョウの蛹が葉の裏に下がっていました。こちらはグリーン一色の蛹でした。
ナルコユリにたかっていた真っ黒な幼虫は一体何になるのでしょう。
O・テングチョウ
6月10日
夏鳥が溢れ、もしかしたら早いものでは給餌が見られるかと思いましたが、僅かにキビタキとオオルリの微かな声を聞くだけでした。先月多く見られた夏鳥はやっているのか。それとも箱根に向かったのか。
クスノキに白い大きな鳥がバサッと鈍い音を立てて止まり、ぴーぴーぴーと鋭く鳴き始めました。そしてこちらを不安そうに見つめるノスリの子供。親らしき姿もあり、どうも飛行訓練のようです。脛も翼の裏も乳白色で、幼さが残ります。そのためでしょうか、小鳥の声が少ない印象です。
池の周りも4月に懸命にくもの糸を集めていたエナガの姿もなく、イカルの声が聞えるだけでした。ただ出発時にはカワガラスの子供が石の上でボーっとしている姿が見られ、これが唯一の繁殖の確認でした。この時期は姿は見え難いし、余り囀らないし、ワクワクする瞬間が少なく、不満が残ります。冬場あちこちでソウシチョウががさがさ動き回っていた光景が懐かしい。
モミジを植栽した入口には歩き易いように木を半分にし、埋め込んであります。確かに冬は歩き易かったのですが、この時期はコケが生え、誠に滑りやすく、高齢者は危険です。救急車も入れませんから、下まで背負って下りねばなりません。設置者は一度歩いて見たらどうでしょうか。
Oツバメ
6月9日
Nさん宅のツバメは巣立ち日が来ても、まだ出ないそうです。5月に入って低温が続き、虫を運ぶ姿が減っていたそうで、例年にないことだそうです。鉄塔のカラスも上手く行かなかったようです。やはりね。ここでもモズ、スズメ・・・と子育てが失敗。ここに来て虫を見ますが、5月に入った頃はストーブを出す始末でしたからね。微妙な気候の変化でもこうですものねー。
K・ササゴイ
6月8日
昨日つくばへと出かけました。お坊さんがお経を上げている間、墓地で繁殖したコチドリの子供が走り回って、気が散って仕方ありません。丁度甥の子が1歳3ヶ月でしたので、似たようで、人も鳥も親は絶えず追いかけて忙しそうでした。ガビチョウ、コジュケイ、オオヨシキリの声もしました。
エクスプレスのホームのメロデーは野鳥の声。浅草はサンコウチョウ、守屋はコルリでした。ちなみに東海道小田原はキビタキ?だったかな。プラットホームに野鳥の声。あまり合わない気がしますが・・。
銀座線の浅草とつくばエクスプレスの浅草はすごく離れていて、浅草寺や仲見世の物凄い人ごみを掻き分け掻き分け。途中寄席の呼び込みも聞えました。時間があれば寄りたい所です。それにしても明らかに沿線は大きく変わりますね。森が分断され、のっぽなビルが次々と建ち始めています。
O・クロハラアジサシ
6月6日
暑い日でした。酒匂川のコアジサシは台風後大分戻ったのですが、中洲には再び姿がありません。またまた何処に行ってしまったのか。尊徳前などは結構良い環境ですが、1羽も飛んでいません。やることはやっていますので、じっと待つしかありません。でも正直残念。
小学生がこの暑さの中、用水路で網ですくって生き物を探していました。今用水路は大量の水が流れ、勢いがあり、生き物を採るのは難しい。休耕田等を利用した、生き物の学習が出来たら、もっともっと楽しいだろうと、思いながら通り過ぎました。
O・キアシシギ
6月5日
ウルサイうるさいといわれているオナガもやっと静かになりました。全ての卵を産み終え、一番のんびりした時なのでしょう。今日は目の前の電線で、雨に打たれながらも、身動ぎもせず、もしかしたら居眠りをしているのではないかと思うほど静かでした。
郵便局に行く途中ムクドリが口一杯に虫を詰め込んで、キョロキョロしているのに出合いました。そして一目散に戸袋へ・・。途端に凄まじい雛の声があたりに響きました。一体幾つ子供がいるのでしょう。留守がちのお宅ですので、狙われたのかな?
最も困った季節になりました。調査がスムーズに進まないのです。早速本日は中止となりました。
K・アオバト
6月4日
用事があり、伊良湖へと出かけていました。サシバで賑わう季節と違い、静かな岬の佇まいでしたが、ビューホテルからの眺めは20年も前のあの喧騒を、まざまざと思い出させてくれました。サシバよりヒヨドリに感動していたあの頃。その後サシバと長いお付き合いが始まろうとは夢にも思わず、言われるまま空を眺めて数を数えたものでした。
岬の風を受けて幾つもの風車が回っていました。半島のあちこちで大きな羽がぐるりぐるりと休むことなく回っていて、改めて風の半島であることを思い知りました。昨日の環境白書が低炭素時代の到来を告げています。益々風車にかける期待が強まるでしょう。サシバは勿論ですが、あのまっしぐらに巨大な龍の様に飛び回るヒヨドリの行く末もひどく気になるところです。敵に追われ、思わず呑み込まれ、命を落すことはないでしょうか。
水田を潤す人造湖の周りにはカワウの大コロニーがありました。子供が出て賑やかでした。しかし立ち枯れの木々が強く目に刺さります。ケリの激しい声を聞き、オオヨシキリやセッカの声を聞いていると、小田原の風景が重なりました。
Oソリハシシギ
5月29日
雨の中、オナガとカラスのバトルが繰り広げられています。どちらも大型ですから目立ちます。電線のオナガの羽繕いを見上げていると、「何を見てるんかねー」と老人クラブ会長が声をかけてきました。オナガですよと言いましたら、「うるさい鳥だねー。庭に来ると追い出すんだよ。前は見なかったもんだが・・・。あんたはあのうるささが平気かねー」と不思議そうです。「えー好きですので」と答えました。こう言う方も丁寧にオナガの話を進めると、結構理解してくれるのです。うるささもその訳や習性が分れば、うるさくなくなるものです。さてオナガはアンテナで交尾をしていました。いよいよ本格的な繁殖です。
K
さてさてしばらく留守にしますのでお休みします。よろしくお願いします。
5月28日
台風後のコアジサシですが尊徳前の中洲に10羽来ていますと連絡を頂きましたが、昨日はカネボウ前に40羽ほどいました・・・とO・Tさんからお電話を頂きました。きっと何処かで繁殖が失敗して、戻って来たのではないでしょうかと話していました。6月になると言うのに、まだ繁殖前ですからね。この頃の繁殖が全く読めません。
モズが移動しました。ホッとしました。気になって終日落ちつかなかったのです。そして大層うるさかったので。
今年もカルガモが堰前に来て、ピーピー鳴いています。が、まあ少ない、たったの2羽です。この辺り軒並み繁殖がよろしくありません。5月の低温が響いたのでしょうか。
O・こちらも1羽だったようで・・。
5月27日
湿度が低いと気温が高くても快適ですね。相当汗をかくだろうと覚悟をしましたが、最後までさらりとして、気持ちの良い日でした。
さてサンショウクイが来ていました。もう繁殖に入っているのでしょうか。口に小さな黒い虫?を運んでいました。オスはヒノキの頂きで丁寧に毛繕いもしていました。そして良く鳴いていました。キビタキももう雛が孵ったでしょうか。雌が小さな虫をくわえ、身動ぎもせず、こちらの動きを警戒していました。改めて小さくて可愛い小鳥だといとおしくなりました。クロツグミが大きな声で鳴き、沢では必ずオオルリが囀り、サンコウチョウが巣材運びに余念がない。あー、今年もあっという間に盛夏です。出来ればしばらく時間が止まって欲しいところです。下界ではスズメもモズも失敗しています。どうかこの夏鳥達に沢山の子供が授かりますように・・・。
エナガは今年も子沢山です。何箇所かで賑やかに鳴きながら枝から枝へと移っていく子供の群れを見ました。何時までも見ていたい光景です。こちらまで心が弾んできます。
今ノスリが2羽で舞うのはどういうことでしょう。オスは気の毒なほど羽が抜けて、雌との大きさが数字以上に違って見えます。この冬、鉄塔で求愛をしたノスリでしょうか。
今年はウワミズザクラの実がびっしりです。イヌザクラも中々実なりが良いようです。秋には多くの小鳥がこの木でたっぷりとお腹を満たし、渡って行くことでしょう。
K・ヒヨドリ
5月24日
庭の木が繁り放題で、そろそろ切らないとなーと思っているのですが、2,3日前からどうもモズがやりそうなのです。モミジの中程に大きな声で鳴きながら2羽で入ります。巣材を運ぶ姿はまだ見ていません。今日はオスは直ぐ上の電柱で激しく鳴いています。モズの求愛はけたたましいですね。愛をささやくと言うより、喧嘩しているみたいです。
Oカケス水浴
5月23日
鳥獣保護区の調査でした。暑かったですし、ヤマビルがいる場所でしたので、気を使い、疲れました。教えて頂いたとおり、虫除けをたっぷり塗り、長靴、塩靴下の重装備で挑みました。何度かOさんの長靴にはヒルが上って来て、「このー」と言いながら潰しました。
この時期は鳥の調査は余り向かないですね。樹木が繁って、殆んど声のみの確認でした。今はキビタキは何処でも良く鳴いています。シジュウカラの子供やヤマガラの子供が見られるかと思いましたが、この繁りようでは無理でした。オオタカが繁殖しているようで、途中激しく、キキキと激しく鳴く声を耳にしました。ホトトギスもツツドリも林の周辺で鳴いていました。ガビチョウはもうさっさと子供を孵し、皆大きく育って、動き回っています。結構な数でした。
林の一部は多くの団体が積極的に参加しているようで、下草刈りや枝打ちがなされていて、気持ちの良い明るい林でした。各地の荒れた林もこのような管理がなされると良いだろうなーと思いました。ただもう少し面積があれば野鳥の棲息にも良いのでしょうが・・・。
O・センダイムシクイ水浴
5月22日
サシバが営巣できる棚田の規模やそれを取り巻く環境は一体どれほどでしょう。小田原の棚田を守れば、再びサシバは帰ってくるのでしょうか。そんな思いを抱きながら、UさんとSさんに案内して頂き、その営巣地を見せてもらいました。ビックリしました。緑の奥深さと棚田の広がり。素晴らしい自然です。感激してばかりでした。が、同時にサシバの繁殖の難しさも感じました。お二人によれば今年はさらに不耕作地が目立つといいます。大丈夫でしょうか。
いつもはこの木に止まるのよと言われた木には今年も一羽のサシバが、胸の模様をこちらに向けて止まっていました。美しさと同時に険しさを感じる秋のサシバと違い、気の優しそうなおじさんという風情で、可愛いものでした。是非沢山の子が育って、矢倉岳でお別れが出来ることを祈ります。
先日の台風では写真のような鳥も見られたようです。平塚方面の田んぼのようです。海のほうが大荒れだったのでしょうか。いつも増水する前の川がたいしたことがなく、これ程とは思いませんでした。体は軽かったようですが元気だそうです。
片・コアホウドリ
5月21日
台風の影響はないだろうと思っていましたが、酒匂川は大分水が出たようで、中州は冠水状態だったそうです。それではコアジサシは駄目ですね。今年は繁殖開始が遅かったですから、傷は浅くて済みましたが・・。相模湾でもハシボソミズナギドリが沢山打ち上げられたようです。いつも写真を送ってくださるOさんが保護して病院に届けたり、七沢の保護センターには30羽以上も届けられたようです。この時期台風ですから、人も鳥も戸惑います。
O・バン
5月20日
大雨で調査は中止となりました。昨夜からの雨量は予想されていた雨量の半分ほどの120ミリで、幾分ホッとしました。コアジサシの繁殖にもあまり影響はなかったでしょう。ただ昨日朝、大家族で来たシジュウカラの親子はどうしていたでしょう。庭に来て虫を取った後、早速モズの洗礼を受け、逃げ惑い、洗濯物に衝突した子供達。そして今度は大雨の洗礼。早くもこの世の厳しさを知ったのではないでしょうか。
エナガの巣
5月19日
コアジサシが気になります。河口から上流まで走ってみました。河口付近の柳の中州に6羽ほど見られました。繁殖をしている様子はありません。栢山の尊徳前では1組が繁殖を開始していました。ここも昨年やった場所です。先発隊が始めたのでしょう。明日からの大雨で駄目になるかも知れません。そうでなければ後日大群がここに参加するかもしれません。さて開成付近は橋の建設で、水を堰き止め、中州はありませんでした。橋は大分進んでいました。酒匂川には新に橋が2つ増えることになります。今週末小田原大橋付近で県と合同で消防訓練があります。市役所から連絡がありました。皆さま、何か問題を見つけましたらご連絡を下さい。
O・コアジサシ
5月18日
30分繰り上げ、4時30分発の樹木園です。湖面には霧がベールのように広がり、いつもの何気ない釣舟もまるで白髪三千丈の老人を乗せた小船のようです。早朝ならではの風景でしょうが、幻想的な雰囲気が漂っていました。そして以前こんな霧の日にコルリが飛び出した事を思い出していると、今年も同じ場所で鳴き出しました。
こうもキビタキだらけですと、もう探さないかもしれませんね。平地より季節は数週間遅く、まだ新緑と言うに相応しい高山の春ですが、そこかしこで鳴き声を聞きました。先月は1羽だけの確認でしたが、今はあたり一面ピッポッポ・・と陽気な声がこだましていました。
センダイムシクイはケヤキの梢で鳴きながら虫を探し、羽を細かく震わす雌に小虫をプレゼント。渡ってきたばかりでも休んでいる暇はありません。新緑の高い梢で営む求愛を首が疲れるほど眺めました。
ソウシチョウの繁殖も進んでいるようです。2羽での行動が目に付きました。園内のカラムシの枯れた花柄を細く裂いて、口に幾重にもくわえ、飛んで行きました。どうしてもやって見ないと気がすまない面々が茎を細く千切ってみますが、いっこうに上手く行きません。そこで花柄をためしましたら、今度はバッチリ。小さな力でもするすると裂けました。中々柔らかな感触でしたから笹の中にひいて使うのでしょう。
今年はズミとノダフジの花が目立ちます。今からズミに集まる鳥達の喜ぶ顔が目に見えます。
O・チュウサギ
5月17日
切干大根は本日の晴天でほぼ完成しました。調査地のとある場所に何故か野菜が棄ててあるのです。芋に大根にタマネギ等など・・・。安全性は気になりますが、勿体ないと念仏を唱えながら拾って来てしまいます。よく見れば傷物なのですが、まだまだ使えます。
モズの夫婦が求愛を繰り返しています。あーモズも駄目だったのかー。一頃の寒さも影響したのでしょうか。懸命に青虫を運んでいたのに・・。
K・クイナ・鈴川
5月16日
柳じょというには遅すぎますか。運動公園で白い綿毛が無数に流されてくるのが見えました。この暑さで花粉症が再発しましたので、息を殺して通り過ぎましたが、一体何の種子でしょうか。
先月あれほど見えたという子供は1羽も見えず、ケリの繁殖状況が掴めません。こちらに激しく攻撃を仕掛ける組にはまだ子供が健在なのだろうと、思うしかありません。他の組は諦めの境地か、再挑戦なのか。おそらく今年はもう終ったと思っているのではないでしょうか。巣立ち雛が用水路に落ちて、上がれないと言うのですから、育たない訳です。
スズメの子供が皆元気に動き回っていましたが、親はそれでも餌をやらずにはいられないようで、やつれた親より立派に見える子供にも口移しで給餌をしていました。人間と同じです。
ツバメの泥運びは絶妙です。わだちの凹みに溜まった粘土部分を突いて運んでいます。近付いて突き痕を見れば、その下には砂利が堆積しています。つまり上澄液が乾いた場所を選んで運んでいる訳です。巣材の強度にはこの粘土が必要なのでしょう。
線路脇でオオヨシキリの声が頻りにしました。が、ここでの繁殖はありません。さらに移動するのでしょう。事情を知らぬ人は何故こんな場所で・・・と不思議に思うでしょう。数年前まで、家の前の川を毎年一日だけ鳴いて渡るオオヨシキリがいたことを思い出しました。
O・キアシシギ
5月15日
久し振りの太陽で、忙しい。切干大根作りに大物洗い。
台風前にスズメの子が出たはずですが、もういないのでしょう。近くにはカラスもいますし、モズもいる。電柱の穴では夫婦がのんびり佇み、時折入ります。再度チャレンジでしょうか。厳しいー。
モズの雌の胸は僅かな風でもめくれ、肌が透けて見えます。毎日毎日虫を取りにやってくる夫婦に
頑張れと声をかけずにはいられません。庭にモズが来なくなったら、今度はオナガがやって来るでしょう。求愛飛行が済んで、少し静かになりましたが、さすがに隣の方がオナガ繁殖に気付きました。
コアジサシですが1,2羽を残して今いません。どうした!きっとほかの場所に移動したのですね。いい場所があったぞーと連絡が来たのでしょう。しかーし、大丈夫。繁殖はすんなりとは行きませんので必ず戻ります。毎年そんなことの繰返しなのです。やる時期が遅くなりますが、8月までやればいいのです。ぎりぎり間に合います。
O・アマサギ
5月13日
台風の影響は殆んどなく、無事調査が終了しました。赤田にはキビタキが例年以上に戻っていました。荒れ果てた竹薮等でも見られました。京都ではこの竹を使った巣箱が架けられているようですね。ここでも竹の割れ目などに営巣するのでしょうか。美しいキビタキへの思いが幾分揺らぎます。秋に沢山のセンダイムシクイを見送ったのを今だ忘れずにいますのに、今日は続々と戻る群れを見かけました。今年は随分遅い気がしますが、声を上げるもの、黙って枝を渡るもの、さらに高地を目指して頑張っていました。高い位置での移動ですので、中々気付かない事もあるかもしれませんね。
さて朝のうちに篠窪の鳥獣保護区を調査して来ました。樹齢500年というスダジイがもくもくと綿飴のように盛り上がり、すっかり初夏の装いでした。その中にはキビタキもセンダイムシクイもやって来ていましたし、シメやツグミがまだ残っていて、1haという小さな緑地にも生き物の気配が随所に感じられました。ただ大分荒れてはいます。社も参道も人の手が希薄なのが感じられ、淋しい思いがしました。さらにはガビチョウが急速に拡大しているのも気掛かりでした。
Kササゴイ
5月12日
冬に逆戻りです。寒い!堪らず、電気マットを出しました。そしてダウンジャケットも。
ムクドリも子供が育っているのですね。次々と畑から虫を取り夢中で運んでいます。我が家に来るヒヨドリにも雛が孵ったようです。親は大声で鳴いて、飛び回り賑やかです。スズメは早朝出ました。急に静かになって、気が抜けました。今はどこにいるのかしら。明日から台風が近付くのに・・・。
O・ツバメチドリ
5月11日
寒いですねー。冬物は全て片付けましたので、ホ〇ロンを貼り付けてしのいでいます。今日か明日にはスズメが穴から出るようです。親の動きが違って来ました。モズも夫婦で電線に止まり、弱い雨を浴び、気分が良さそうです。一息ついているのでしょう。庭の虫をどれほど片付けてくれたか。
今年は各地からツバメチドリの報が届けられます。平塚からは5羽の群れ、酒匂川上流からは3羽、河口からも1羽2羽・・と。
ケリは結局11羽の雛が生れましたが、今では3羽程になったそうです。用水路に落ちたのを幾度も拾うのだそうですが、また落ちていて、どうにもならないとTさんが嘆いていました。タマシギもそうでしたね。何度やっても直ぐ落ちてしまいました。
O・ツバメチドリ
5月9日
毎日、オナガの「ギュ」で目覚め、モズとスズメの懸命な子育てを見て一日が過ぎます。そしてコアジサシの営巣の心配をして、日が暮れます。今日は鳥インフルエンザの問題がありましたので、市役所と話し合い。中学校ですから、少しでも安心してもらえる環境作りが必要ですからね。今は小学校でもニワトリや動物小屋には消毒剤を含んだマットが置かれ、子供には清掃はさせないそうです。困った方向に進んでいますね。その後は棚田に関するお話を伺いに農政部に回り帰宅しました。
K・アオバト照が崎
5月7日
どこもかしこも緑が盛り上がり、気持ちが良いですね。冬に弱っていたように思った木も青々とした葉を広げ、今は生き生きとしています。
今日は小田原の棚田を見に出かけました。私は山の中で育ちながら、水田は皆ひら地でしたから、棚田は魅力的です。先日Tさんの鴨川にお邪魔して素晴らしい棚田を見ましたが、こちらのはそれ程大きくはなく、数件の農家が携わっている感じでした。が、やりきれない農家は梅を植えたり、桜を植えたり、タマネギなどの畑に転換していて、耕作者の高齢や生計の難しさが垣間見えました。サシバが消えたのもそのような理由からでしょう。沢の水を搾り出した水から作った米は美味しいと自慢そうに話すご婦人にも出会いました。ほんとそうでしょうね。
Oオオヨシキリ
5月6日
気温も湿度も申し分のない五月晴れ。そっと顔を撫でる風は薫風というのでしょう、思いっきり深呼吸をしたくなりました。そんな中キビタキの声と姿のなんと多いこと。明るい林には勿論、杉の林の中にも、僅かな光りがあると必ず鮮やかなオレンジが見えました。1・5kmに12羽のオス。皆ここでやるのでしょうか。クロツグミも大声で鳴き出しました。今回は数羽の観察に留まりましたがきっともっといるでしょう。毎年早朝のさえずりがすごいですからね。オオルリもやって来て、囀りに応じる雌の声もありました。ガビチョウが思いっきり鳴く季節となっていて、桜の古木の割れ目で巣材をくわえた姿を見かけました。何処でやるのかな。アオバトもツツドリも遠くで鳴いていました。石ころがゴロゴロしている沢にもやっと水が戻って、羽虫も湧き出し、夏鳥を養う準備が整いました。
河口のコアジサシは数が増え、50羽ほどが舞い上がりました。まだ営巣場所を決めてないと勝手に思っていますが、仲間がやっている場所に深く考えず?にさっと合流するのかとも思います。
Oホウロクシギ
5月5日
鯉のぼりが清々と舞う筈でしたのに、残念な天気でした。朝7時から河口に向かいましたら、コアジサシは前回の半分ほどになっていました。河口では、元気の良い2羽がきりきりと大空高く舞っているのが見えるだけでした。この2羽の動きは活発で、テープ近くまでやって来ます。
柳のある中州でも数は半分ほどになっていました。頭首工で休む姿を見ると、一部はここに決めたようです。3年連続同じ場所となります。こうやってコアジサシは消えたり現れたり、本格的に繁殖を始めるまで、全貌は掴めません。海で遊んでいたり、ふらふらしている群れも多いのです。
河口でコシアカツバメを2羽見ました。小田原ではめっきり減りました。左岸の保健センター周辺ではよく繁殖をしていたのですが、今ではそれも少なくなって、滅多に見なくなりました。
O平塚の田んぼ
5月4日
河川敷は車が一杯で止めることもできないだろうと思うと、6時にかけた目覚し時計を元に戻して、また寝てしまい、結局出かけず、新聞作りに励みました。
電柱のスズメの子供の声が日に日に賑やかになっています。モズが近くに来て止まると餌が欲しいと鳴き騒ぎますし、ヒヨドリの陰が横切っただけでも、ジージージーと大騒ぎです。その鳴き声に慌てて戻る親スズメ。身も心も擦り減らす親の姿に昔を重ねます。あー大変だ。
Oチュウシャクシギ
5月3日
お天気の回復が遅くて、今ひとつ行動が鈍っています。オナガが2羽で追いかけっこをしていて、庭を横切ります。追いかけっこと言っても、スローなテンポで、ゆっくりとした紙飛行機のようです。尾を真直ぐにして、細長い水色の物体が目の前を低く飛びますので、多くの方が気付く筈ですが、誰一人足を止める者がいません。自然がどんどん遠のいています。
Kユリカモメ
5月2日
雨模様のお天気でコアジサシのテープを流すことは出来ません。出来れば毎日流せば良いのでしょうが残念です。さて庭の木が緑の葉を広げ、雨粒をしっかと受け止め、乾いた台地に潤いを与えています。そんな葉陰でモズの夫婦が羽繕いをして一息ついています。夫婦でのんびりという事は子育てが失敗なのでは?そんなことは無いですよね。昨日から雌も一緒に虫を探し始めましたから、雛が大きくなったと言うことでしょう。我が家には青虫や毛虫が多いみたい。風も無いのに木がゆらゆらと揺れているので、じっと見ていると、モズが潜って虫を探しているのです。巣は近くの木の多いお屋敷にあるようです。
O・イワツバメ泥集め
5月1日
やったーと思わず叫んでいました。中学校脇でテープを流して30分ほど経った頃でした。川で飛び回っていた2羽がテープに誘われるままやって来て、石を撒いた屋上をぐるりとひと回りし、何事も無かったように水辺へと戻って行きました。2時間でたった一度でしたが、もうこれだけで嬉しくて嬉しくて。人工営巣地を明らかに見たのです。追いかけっこをしていて、つい勢い余って来てしまったというのではないのです。ただ川縁から40mほど離れた場所には滅多な事では飛んで来ませんね。いつまでも河川を上に下に・・と飛ぶだけです。彼らの習性ですから当然です。やはり積極的な誘致をしないと駄目ですね。
河口付近のコアジサシは全部で100羽ほどでしょうか。70羽ほどは昨年の柳のある繁殖地で今年もやるかもしれません。残りの30羽は河口の汽水域で休んだり、水にダイブしたり・・。この30羽の動向が気になります。今年も犬が入らぬよう、市に看板を作ってもらいましょう。
ツグミもヒドリガモもまだいます。海には西へ西へと向かうミズナギドリが無数見えます。尽きることなく海底から湧き上がるようです。渚ではウミネコの乱舞。なんとも躍動的な季節がきています。
O・コアジサシ