「街道をゆく」・司馬遼太郎

 「街道をゆく」は全43巻だそうです。どこかへでかけたついでに、暇つぶしに読み始めて20数巻目。でもまだ半分くらい。ファンには申し訳ないですが、床屋で、病院の待合室で、ささっと読めて、時間が来たら読書中断、これが可能なのは有難いです。

 「・・・といっていい」はこの作家の文中の癖みたいですが、本人が街道沿いの土地で出会った風景、文物、人物から始まる思索の旅は、その知識、考証の精緻さからして、まるで図書館を同伴者にして旅をしているかのよう。旅行ガイドの代わりにこの文庫本1冊もって出かければ新たな発見もあるでしょう。

 文体も平易で読みやすい。肩もこらない。知っていて損にはならない知識が凝縮されてます。
 


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