「ある機関助士」岩波映画/JICC

 鉄道マニア&ドキュメンタリー好きにはこたえられない逸品。昭和38年公開フィルムをビデオ復刻したもの。

 電化の遅れていた常磐線取手以北。昭和37年、C62牽引する上り急行「みちのく」は水戸で5分延着。取手〜上野の電車区間はダイヤ過密故に延着回復が不可能で、一挙に緊迫した運転を強いられる。淡々とした展開の中に、今はなきものへの郷愁と緊張感が同居していて心地よい。他、キハ81や水戸駅、沿線風景など、当時を知る人にはまた別の感慨もあるでしょう。難を言えば正味37分の短編なので、もうちょっと長尺なら・・・出来がよいだけに残念。

 画質は問題ないでしょう。VHSなのでそれなりですが、画面に引き込まれてしまって、些細なことはどうでもいいってのが正直な感想。


 先日、東芝EMIからでたDVDを入手したので、ちょっとだけビデオにしてみました。



(WMV/4.66MB)


← MENU