非喫煙者の方へ

健康増進法が施行されて、禁煙の場所が増えたり
タバコ値上げで周りの人が禁煙を始めたり
非喫煙者にとって、嬉しいニュースが増えていますね。

でも、ご存じですか?
喫煙者の禁煙の足をひっぱっているのが非喫煙者である
という事実を…

例えば最近すごい早さで進んでいく街の禁煙化。
非喫煙者の中には「そこまでしなくてもマナーさえ守ってくれればいいから」と言う人もいます。
また、家族が禁煙を始めてイライラして当たられたときに
「そんなにイライラするほど辛いなら禁煙やめたら?」と言ったことはありませんか?

でも、そんな時に思い出して欲しいのは
喫煙はニコチン依存症であるということ。

例えば、アルコール依存症の人が治療を進めていくと、
アルコールが身体から抜けていく時に離脱症状がおこります。
そのとき依存症の人は「酒をくれー!!」と
苦しそうに、酒がなくては生きていけないというくらい辛そうに叫びます。
でも、お酒を与えてしまったらその人の命に関わることだとあなたは知っています
あなたはお酒をあたえますか?
中には「好きなものを飲んで死ねるなら本望なんではないか?」と思う人もいるかもしれませんが、
多くの人の答えはNOだと思います。
なぜなら、お酒を与える事は一時的に良くなるにしろ、先を考えたらその人の幸せにはならないからです。

タバコも同様で、禁煙すると離脱症状で苦しそうで見ている方も辛くなりますが、
その人にタバコを与えてしまったら、その人の先は幸せではありません。
ニコチンが完全に身体から抜けるのは3日
その間、周りの人は協力してあげてください。
決して「いつも禁煙失敗してるじゃない」「どうせ続かないよ」などと言わないでください。
「あなたが禁煙を決意してくれて嬉しい!」ということを伝えてください。
禁煙を継続するためのグッズや、禁煙○日達成記念などプレゼントも禁煙の励みになります。
禁煙してよかったことに家族が喜んでくれたというのもあります。
周りの人の支援で辛い禁煙を乗り越える力が増幅されるのは間違いありません!

喫煙者の6割が禁煙したいと思っています。
でも、依存症なのでやめたくてもやめられないのです。
喫煙者に禁煙をすすめると、ムキになって反論されることもあると思います。
そこで、もう一つ知っておいて欲しいことは禁煙には時期があるということ
禁煙をすすめるタイミングが合っていないと、喫煙への執着が強くなることもあります。
そのような人には無理強いはせず、「今、楽に禁煙できる方法があるんだって」
「○○さん、禁煙したら血圧が下がったんだって」など、喫煙者にとってプラスの情報を伝えるくらいにします。
そのときにも議論はせず、「そんなこと言ってもやめない」と言っても
「そう」と軽く流すようにしましょう。
どんな人でも禁煙の正しい知識を与えれば禁煙の時期がくると私は思っています。

喫煙者を喫煙に執着させているのはニコチンです。
ニコチンの作用が喫煙者の正常な判断を鈍らせているのです。
どうか喫煙者を責めたり追い詰めたりしないでください。
私達がイヤなのは「喫煙している○○さん」ではなくて
○○さんをあんなふうにしてしまっているタバコなのではないですか?