保健師のとれる資格

保健師学校を卒業すると得られる受験資格は「保健師国家試験受験資格」のみではありません。
受験しなくても得られる資格があるんです。

*第一種衛生管理者
*養護教諭

どちらも保健師資格取得後に申請することにより取得することができます。
第一種衛生管理者は住所地を管轄する都道府県労働基準局
養護教諭は都道府県の教育局に問い合わせてください。

養護教諭の免許は1種と2種に分かれています。
1種は小学校から高校まで、2種は小学校から中学までの違いがある以外は
仕事の内容、立場(採用試験など)に差はないですが、
一部の地域では賃金の差があったり、実際は1種の人しか受け入れないところもあるそうです。
「学校の保健室の先生」になりたいなら、1種を取得できる学校を選んだ方がいいと思います。



他にもあるよ、こんな資格

保健師活動をしていく中で、経験を積むととれる資格や
保健師活動で役に立つであろう(と私が考える)資格があります。

*健康運動指導士・健康運動実践指導者
財団法人健康・体力づくり事業財団の認定資格です。
保健師資格をもっていれば受験年数に関係なく受験することができます。
ただ、受講料は安いものではありません。
自治体によっては、公費で受講・登録してくれるところもあるようです。
健康教室で体操をしたり、運動療法が必要な人に適確なアドバイスができるようになります。

健康運動指導者は、呼吸・循環器系の生理機能の維持・向上を図ることによって、動脈硬化、心臓病、高血圧等の
生活習慣病を予防し、健康水準を保持・増進する観点から、医学的基礎知識、運動生理学の知識等に立脚して、
個々人に対して、安全で効果的な運動を実施するための運動プログラムの作成及び指導を行う人です。
(健康ネット「健康運動指導士とは」より抜粋)

健康運動実践指導者は、医学的基礎知識、運動生理学の知識、健康づくりのための運動指導の知識・技術等を持ち、
健康づくりを目的として作成された運動プログラムに基づき、ジョギング、エアロビック・ダンス、水泳及び
水中運動等のエアロビック・エクササイズ、ストレッチング、筋力、筋持久力トレーニング等の補強運動の実践指導を行う人です。
(健康ネット「健康運動実践指導者とは」より抜粋)

どちらの資格も財団法人健康・体力づくり事業財団の開催する講習会を受講して、
認定試験に合格した上で、台帳に登録
しなければなりません。
また、登録の有効期限が5年間となっているため、更新手続きが必要です。
受講内容や日程、受講料等詳しくは、健康ネット「運動指導者情報」をご覧ください。

*介護支援専門員(ケアマネージャー)
保健師活動を(看護師として働いていた人はそれも含めて)5年以上かつ900日以上の実務経験をすると受験できます。
公務員として働いている人は、各自治体で規定を満たすと受験させてもらえるところもあります。
介護支援専門員とは、要介護認定の際の訪問調査を行ったり、介護保険のサービスを利用する方などからの
相談をうけて、利用者のニーズや状態に応じて適切な保健福祉サービスのケアプランを作成する仕事です。
また、サービスが始まったあとも利用者のニーズや状態によって見直しをしたり、
利用施設やサービス提供業者と連絡調整を図っていくことも必要となります。

*福祉住環境コーディネーター
特に受験資格に規定はありません。
この資格は高齢者や障害者に対して住みやすい住環境を提案するアドバイザーです。
福祉住環境コーディネーター検定「福祉住環境コーディネーターの役割」より抜粋
詳しくは「めざせ!福祉住環境コーディネーター」に載せています。
また、そのページから「福祉住環境コーディネーター検定試験」と「福祉住環境コーディネーター協会」の
サイトにジャンプできるようにしてありますので、興味のある方はご覧下さい。

*産業カウンセラー
主に企業保健師として働く方にお勧めの資格です。
受験資格については、級によって違いますので
こちらを参照してください。
もちろん、カウンセリングの技法は自治体の相談業務でも活用できますので取得してもいいと思います。
資格は取らなくてもいいからカウンセリング技法を学びたい人は「LINK」の「私の好きな健康サイト」から
「まなネット」のHPを見ていただいてセミナーにいくといいと思います。
この資格は心理的技法を用いて、働く人たちが抱える問題を自らの力で解決できるように援助することを主たる業としています。
社団法人日本産業カウンセラー協会「産業カウンセラーって?」より抜粋)
企業の保健師をしていると、健康診断の事後指導で手がいっぱいという状況もあるようです。
さらに、事後指導をしているがために「保健室にいくとおこられる」とか「行きにくい」という声も聞かれるそうです。
でも、企業の発展と職員の健康増進は切り離せません。
カウンセリングは、ストレスに対しての訴えにはもちろん有効ですが、事後指導にもカウンセリングの技法を用いる事で
「あなたと話ができて良かったよ」と言ってもらえる健康指導(健康支援)ができるようになります。
また、相手だけでなく自分の気持ちも楽になって相談業務ができるようになるのでお勧めです。