*京極夏彦*

1963年北海道生まれ。「姑獲鳥の夏」でデビュー。

「魍魎の匣」では第49回推理作家協会賞を受賞。

通称「京極堂シリーズ」で人気を博す。「後巷説物語」では第130回直木賞を受賞。

発行年

タイトル

出版社

シリーズ

内容

 

1994

姑獲鳥の夏(ウブメノナツ)

講談社 京極堂 大人気京極堂シリーズ一作目。20箇月も身ごもっている女性とその夫の失踪。翻弄される文士・関口に「この世に不思議なものなど何もないのだよ、関口君」と京極堂が語りかける。変な探偵や猪突猛進な刑事達が登場する中、事件は意外な結末へ。 今夏映画化されてます☆

★★★★★

1995

魍魎の匣(モウリョウノハコ)

講談社 京極堂  刑事・木場が帰宅途中電車事故に行きあった重体の少女の姉は木場が憧れていた元女優だった。一方カストリ雑誌編集者・鳥口と「匣につめられたバラバラ死体の取材」に同行していた関口は帰り道、道に迷って巨大な匣の形をした建物の前で偶然木場と出会う。捜査に異様な執着を見せる木場とまたも事件に翻弄される関口に京極堂が静かに話し始める。 ★★★★☆

1995

狂骨の夢(キョウコツノユメ)

講談社 京極堂  毎度同じ不快な夢に悩まされる元精神科医、神を信じぬ牧師、何度も夫を殺す妻。そして起こる「金色髑髏事件」に「逗子湾生首殺人事件」。おなじみの登場人物たちが京極堂の元へ集まる。 ★★★☆☆

1996

鉄鼠の檻(テッソノオリ)

講談社 京極堂  京極堂と関口の妻孝行の旅行は鳥口の一報でまたもや奇怪な事件に巻き込まれていく。京極堂も知らなかった謎の明慧寺、関口達の眼前で禅僧達が殺される。雪の山中異界に蟄居する憑き物を解く事ができるのか。前回に引き続き宗教(禅)の考察が興味深い。 ★★★★★

1996

絡新婦の理(ジョロウグモノコトワリ)

講談社  京極堂  呪術を張り巡らされた女学校に嬉々として乗り込む探偵の「連続絞殺魔」と、木場の友人が殺人犯として手配される「目潰し魔」の事件。無関係かのように見えた二つの事件は一人の蜘蛛が計画した事件だった。世界一非常識な探偵や日本一暴走する景観の行動も、予期せぬ行動まで計算に入れられた精緻な網。「僕の動きも読まれているのだろうな」と呟く京極堂はどう出るのか。 ★★★★★

1997

嗤う伊右衛門

中央公倫社・角川文庫    もう一つの四谷怪談。あまりに有名な伊右衛門とお岩の話を作者の視点から描いた作品。二人の不器用な愛が辿る悲しい物語。 映画化済み(唐沢寿明、小雪) ★★★★☆

1998

塗仏の宴〜宴の支度〜(ヌリボトケノウタゲ・ウタゲノシタク)

講談社 京極堂  文士・関口が取材依頼されたへびと村の集団失踪事件。訪れたその村で出会った男に惑わされ、殺人犯として逮捕された関口はその取調べの中で自己を失っていく。関口をはじめとして京極堂の周りで様々な人物が水面下で不穏な罠にかけられていく。それらはみな一つの目的のためだった。 ★★★☆☆

1998

塗仏の宴〜宴の始末〜(ヌリボトケノウタゲ・ウタゲノシマツ)

 講談社 京極堂   京極堂の周りで起こる様々な事件はどのような結末を迎えるのか。標的とされた彼は友人知人の身の上に起こった事件に心を痛める。憑き物落とし・中善寺秋彦の由来が明らかとなる話。 ★★★☆☆

1999

百鬼夜行〜陰〜

講談社 京極堂   未読(連作中の様々な登場人物が主人公である十の短編集)  

1999

巷説百物語

角川文庫 又一  雨宿りに山小屋で出会った面々が百物語を語る。諸国の怪奇譚を聞き集める考物の百介は御行姿の男や、山猫廻しの女・おぎん、初老の商人、顔色の悪い僧とともに百物語で夜を明かすはずが、やがて僧が大声を上げて立ち上がる。依頼されて事件の決着を請け負う小股潜り(甘言を弄して他人を謀る)の又一とその一味の物語。

★★★☆☆

1999

百器徒然袋〜雨〜

講談社 京極堂  シリーズお馴染みの変人探偵榎木津礼二郎が快刀乱麻の大活躍(?)をする三つの中編。 ★★★★☆

2000

どすこい(仮)

集英社  

未読(著明作家のパロディ短編小説)

 

2001

続巷説百物語

角川文庫 又一

未読

 

2001

ルー=ガルー 忌避すべき狼

徳間書店   

未読

 

2001

今昔続百鬼〜雲〜

講談社 京極堂

未読

 

2002

覘き小平次

中央公倫新社  

未読

 

2003

陰摩蘿鬼の暇(オンモラキノキズ)

講談社  京極堂  関口は榎木連の受けた依頼に同行して白樺湖のほとりの洋館へ向かう。到着した途端に「おお!そこに人殺しがいる!」と宣託を下す探偵にひたすら困惑する関口。また一人花嫁が殺され、事件を解決するために現れた黒衣は信じられないような真相を紐解いてゆく。 ★★★★☆

2003

後巷説百物語

角川文庫 又一

小股潜りの又一が姿を消して長い年月が流れた。百介は又一たちとともに会った時間を思い浮かべながら昔語りをはじめる。

★★★★☆

2003

豆腐小僧双六道中ふりだし 本朝妖怪盛衰録

講談社    妖怪とは何か。どうやって生まれたのか。「この世に不思議なものなど何もない」と数々の作品の中で語られる名台詞。それならなぜ妖怪というものが認識されるようになったか、「豆腐小僧」の珍道中という形ででわかりやすく考察されている。 ★★★★☆

2004

百器徒然袋〜風〜(最新刊)

講談社 京極堂

未読

 

こうやって見ると未読作品がけっこうありますね(汗)

巷説物語は「続」を読んでないのに「後」を読んでしまってちょっと後悔してます。

直木賞受賞の勢いで早く読まなきゃって思って・・・。

京極さんの作品は全部好きです☆

ただ量が多いし頭フル回転させないと理解できないので

ゆっくり時間を取れるときしか読めなくてなかなか・・・。

電車の中で少しずつっていうのはちょっと難しい作品ですよね。。。