骨盤のゆがみを自己チェックできる方法は?
文明の利器の頼りきった生活を続ける現代人は、おおむね運動不足。
骨盤の周囲の靱帯や筋肉の力が弱く、骨盤のゆがみを早める傾向が強くなっています。
今腰痛の自覚症状のない人でも油断は禁物、知らず知らずの内に、骨盤のゆがみが始まっているかもしれません。
1度、自分の骨盤がゆがんでいないかどうか、骨盤の健康度をチェックしてみてはいかがでしょうか。

毎日の生活の中での、簡単な自己チェック法をご紹介しましょう。
次の項目の内3つ以上思い当たれば、骨盤のゆがみが始まっている可能性ありです。


” 日常生活でチェック ”
1.靴の減り方が左右で違う 2.歩いていてよくつまずくことがある 3.気が付くとガニ股で歩いている
いつも片方の靴の底だけが早く減ったり、左右の靴の減るかたちが対象でない、と言う事は有りませんか? 道路や家の中で、何もつまずく物がないのに、つまずいてしまうと言う事は有りませんか? ガニ股で歩くのが長年の習性になっていたり、ふと気が付くとガニ股で歩いていたりと言う事は有りませんか?

4.いすに座るときいつも足を組む 5.ひじ掛けにもたれて座る習慣がある 6.あお向けに寝るのがつらい
いすに座ると足を組むのが習慣になっていませんか。あるいは腰をかけて、両足を床につけると腰が重かったり、痛かったりして落ち着かないことはありませんか? 背筋を伸ばして座っているのがつらくて、ひじ掛けがあると、ついそこにもたれてしまっていませんか? あお向けに寝ると、腰に重みや痛みを感ずるために、いつの間にか横を向いていたり、横向きで腰を曲げて寝るのが一番楽だと感じてはいませんか?

7.中腰が持続できず、すぐ腰が痛くなる 8.電車の中でドアに寄りかかって立つ 9.立ち上がるときに腰が重く感ずる
洗面台で顔を洗ったり、玄関を小ぼうきで掃いたりすると腰が痛みませんか。また腰を曲げたままの姿勢や中腰が特につらく感じませんか? 電車の中で立っている時、とかくドアに寄りかかることが多く、つり皮につかまっている時も、どちらか片方の足に重心を掛けがちではありませんか? 最近さっと立つことが出来なくなり、立とうとすると腰が重く、立ち上がるまでに以前より時間がかかるようになっていませんか?

10.長時間同じ姿勢でいると体が動きにくい

長時間の運転、座りきりの会議、麻雀・・・・同じ姿勢を強いられた後、以前より体が動かし辛かったり、腰や背中が痛みませんか?



" 鏡の前でチェック "
お風呂上がりなどに、鏡の前にまっすぐ立って、自分の全身を映してみましょう。
肩、腰骨、お尻などの左右のバランスや、おへそ、首などの位置をチェックすることで、骨盤のゆがみを発見することが出来ます。

1.正面から見ると両肩の高さが違っている。
鏡の前にまっすぐに立って、左右の肩の高さを比べてみましょう。
同じ高さでしょうか。段差があるようなら、骨盤がゆがんでいる可能性大です。
2.おへそが体の中心からずれて見える
おへそは、本来体の中心に位置するものですが、それが中心線からどちらかにずれて見えるようなら、骨盤のユガミによって骨格のバランスがくずれている可能性があります。
3.首が傾いている感じがする
まっすぐ立っているのに、なんだか首が傾いて見える、また人から「首が傾いている」と言われたことはありませんか?

4.お尻の高さが左右で異なっている
鏡に背を向けて立ち、後ろを振り返って左右のお尻の高さを見ます。
高さが違っていれば骨盤がゆがんでいる可能性があります。
5.左右の腰骨の出っ張りが同じ高さにない
正面から見て、左右の腰骨の一番出っ張ているところの高さを比べてみます。
この部分の高さに差があると、骨盤にユガミがあることが多いのです。






やってみよう!ゴムバンド健康法

” ゴムバンドの正しい巻き方 ”
−−位置や巻き方を誤ると効果半減−−

1.腰骨の出っ張っている位置を親指で確認する
●仙腸関節の上に巻いてこそ効果がある
ゴムバンド健康法の医学的な裏付けが正しく理解できると自然に正しい巻き方が出来るようになります。
ゴムバンドは骨盤のユガミをただすために、骨盤を広げる力に対抗する力の補助として巻くのですから、仙腸関節の上にきちんと巻くことが絶対条件です。

●肌に直接付けないこと
ゴムバンドは直接肌に触れるとむれたり、かぶれたりすることがあるので、必ず下着や衣服の上に付けるようにします。

●握りこぶしを目安にすると位置をとらえやすい
巻く位置は、腰骨の出っ張りから、握り拳1つ分下が目安。腰骨の出っ張りに握りこぶしを当てたときに、小指にバンドの上端が当たる位置が最適です。

●ウエストに巻いても全く効果はない
ゴムバンドはウエストに巻いてはいけません。
この位置では骨盤のユガミを正すのには全く役に立たず、むしろ腸を圧迫して逆に害になります。

●きつすぎず、ゆるすぎず
巻く強さは、ゴムバンドと衣類の間に親指を入れ、ようやく動く程度が適切。
親指が入らないのはきつすぎ、こぶしまで入るのはゆるすぎです。
長時間巻いている場合は、幾分ゆるめにします。

2.そのまま手を握って、小指の下にゴムバンドを巻く

3.きつさは親指を入れて動かせる程度に。
長時間巻いているときはもう少しゆるめにする

素肌の上に直接巻いてはいけません


ウエストに巻いてはいけません


” ゴムバンド体操の仕方 ”
−−ゆっくり大きく回すのがコツ−−
@
A
B
C
D
@肩幅くらいに足を広げ立つ。
ABCDのように、なるべく膝を曲げずに腰を回転させる。
1回転2〜3秒かけて、左回し50回、次に右回し50回くらい行う。


●ヒザは曲げず、足は浮かさずに回すと効果的
足は肩幅くらいに開いて立ちます。
ちょうどフラフープを回す要領で、腰を水平に、大きく円を描くように、ゆっくり回します。
足を浮かさず、ヒザを曲げないで回すのがポイントです。

●片方回しだけに偏らないように注意
1回転2〜3秒かけてゆっくり回して下さい。
これを右回転と左回転それぞれ30回〜50回ずつ行うと、所要時間は約5分。
これを朝晩1回ずつ行うのが基本と考えて下さい。
人によってそれぞれ回しやすい方法はあると思いますが、人間の体は左右対称に出来ているので、片方回しだけに偏らず、バランスよく左右同数ずつ回すのがよいでしょう。

●疲れない程度に徐々に回数を増やす
なれたら体調に合わせて回数を増やしてかまいません。
ただし、くれぐれも疲れない程度でやめるのがコツ。
治りたい一心で、しゃにむに回し続ける方がいますが、これでは長続きしません。

●生活時間に合わせて無理のない時間帯に実行する
だいたい午前中に1回、午後1回と言う程度のおおらかなスケジュールで実行すると長続きします。
夜は入浴後などが適切でしょう。

●体を支えると安心
立つのが不安定な方は、壁や机につかまってしてもかまいません。



以上の記載は、
且蝠wの友社 発行 山田仁 著「腰痛がみるみる治る ゴムバンド健康法」
より抜粋しました。


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