ドカ食いを防ぐ発想の転換(週刊やさしいダイエット第17号より)
■はじめに
第15号・16号と続けて、ドカ食いしたい気持ちを紛らわせる為の「代わりの行動」についてお話しました。今日は「考え方」の面からドカ食いを防ぐ方法について考えてみたいと思います。
皆さんはドカ食いをする前に、どんな気分を味わっていますか?またどんなことを考えていますか?ある人は「明日からダイエットしよう。だからこれが食べる最後のチャンスだ!」と思っているかもしれません。そんな風に思ったら、誰でも「今食べなければ、もう二度と食べられない」と言わんばかりにドカ食いしてしまうでしょう。
しかし、次のように考え直したらどうなりますか?「明日からダイエットをするのに今ドカ食いしたら、減らさなければならない体重が多くなるだけ。ここでドカ食いをしなければ、もっと早く目標を達成出来るようになるのだ!」と。
食べることに関するある種の考え方は、ドカ食いを起こりやすくしてしまいます。しかしそれは発想を転換することで防ぐことが出来ます。以下に具体的な発想の転換の例をあげてみましょう。
■具体的な例〜ドカ食いする前に
◯今日が食べ納めだ!
→今日食べ過ぎたらダイエットのノルマが増えるだけだよ
◯食べるチャンスは今しか無い!
→いつだって食べることはできるだろう
◯もう食べることしか考えられない
→他の楽しいこともきっと考えられるはず
◯食べることしかストレス解消法が無いのだ
→食べること以外の解消法はいくらでもあるだろう
◯さあ、食べて気分を紛らわそう
→ドカ食いしたら、いつも余計落ち込むじゃない!
◯1キロ体重が減っていたからご褒美に好きなだけ食べよう
→ドカ食いした後は決まって落ち込むから、ご褒美にはならないわ
◯明日から厳しくダイエットすれば大丈夫
→いつもドカ食いと厳しいダイエットの繰り返しだわ
◯ダイエット中なのにドーナツを食べちゃった。もうおしまいだ
→たった1個のドーナツは1日を揺るがす失敗にならないよ
◯飴をなめちゃった!これはすぐ脂肪になってしまう
→1個のお菓子がすぐ脂肪になるわけはない
■具体的な例〜ドカ食いした後に
しばしばドカ食いしてしまったことそのものがストレスとなり、次のドカ食いを引き起こすことがあります。そんな時は次のように発想を転換してみてはいかがでしょうか?
◯食べ過ぎてしまう自分は全く価値の無い人間だ
→私は食習慣以上の存在だ
◯食べることはいやしいことだ
→食べることは自然なことだ
◯一度ドカ食いしてしまったら、私のダイエットはおしまいよ!
→たった一度の食べ過ぎで「おじゃん」になんかならないわ
◯1キロ増えたら、そのまま10キロも20キロも増え続けちゃう!
→そんな「オール・オア・ナッシング」な考え方はやめよう
■最後に
これまで3回にわたってドカ食い防止法についてお話してきました。しかしこれらは勿論、常に全ての人に当てはまる訳ではありません。
例えばあなたが極端なダイエットをしていて、1日のうちでドカ食いの時にしか固形物を口にしないようなら、むしろ3食しっかり食べることが一番の解決法になるかもしれません。
またあなたが時々お腹いっぱい食べることがあっても、それがとても心地よく感じるのであれば、この方法は必要無いかもしれません。
そしてもしもあなたがダイエットやドカ食いのことで頭がいっぱいになってしまい、日々の生活がままならなくなっているのなら、医療機関を利用すべきかもしれません。
これらの方法があなたのドカ食いを少しでも減らせるお手伝いができれば、とても幸いです。