飲み会を乗り切る3つのコツ(週刊やさしいダイエット第23号より)
■はじめに
「冬は基礎代謝が落ちて痩せにくくなる」と思っている人が多いようです。これは第12号「基礎代謝って何だろう?」でもお話ししたように間違った思いこみであり、気温の低くなる冬こそ基礎代謝は高くなり、脂肪は燃えやすくなるのです。
しかしその一方で「冬は痩せにくくなる」と言うのはある程度事実を述べた言葉のようです。これは寒さから来る運動不足の為でもありますが、何より大きいのは忘年会や新年会など飲み食いの機会が増えることによる食べ過ぎです。
今日はこれから迎える忘年会・新年会のシーズンに向け、「飲み会を乗り切る3つのコツ」についてお話ししたいと思います。
■前後の食事を抜くのは有効か?
「今日は飲み会だから朝・昼は軽めに」。これは一見有効な対策ですが、実は必ずしも誰にでも当てはまるものではありません。
と言いますのも、中には飲み会の時「折角朝・昼を軽くしたのだから、食べなきゃ損!」と思って、お腹いっぱいで苦しいのに更に食べてしまう人がいるからです。
1日の摂取カロリーをトータルで考えればそれほど普段の日とは変わらないかもしれません。しかし、皆さんもご存じのように夜食べたものは脂肪に変わりやすくなっています。こんな日が続けば、当然体脂肪は増えてしまうことでしょう。
ですから「折角朝・昼を軽くしたのだから、食べなきゃ損!」と思いそうになった時は、すかさず「折角朝・昼を軽くしたのだから、食べ過ぎないようにしよう!」と発想を転換しましょう。第17号でも「ドカ食いを防ぐ発想の転換」として幾つか考え方の切り替えの例を挙げています。
しかし、それでも自分は飲み会の時に苦しくても食べてしまうだろうと思うのであれば、夜のドカ食いを招く「朝・昼抜き」を止めた方がいいかもしれません。
■飲み会を欠席するのは有効か?
「ダイエット中だから飲み会はパス」という人がいるかもしれません。しかし、これが「行きたくない飲み会をパスする言い訳」ならともかく、本当は行きたいのにダイエット中だから行けない、と言うのであれば、それは必ずしもダイエットの助けにはならないでしょう。
ダイエット中はとかく「過酷な任務」を自分に負わせがちです。ケーキは食べない、間食はしない、お酒やジュースは一滴も飲まない、等々。しかし、ダイエットというのは「一瞬痩せる」ことではなく「痩せて、さらにその体型を維持する」ことこそ本来の目的です。あなたが「飲み会断ち」で手に入れた体は、「飲み会断ち」を止めた途端に失われてしまいます。あなたはその体を維持するためにこれからずっと飲み会を断り続けるのですか?
あなたがダイエットに成功したあとも飲み会を楽しみたいと思うのであれば、無理に欠席することはないでしょう。ただし医者に止められていたり、最近ようやく体重が減り始めたのでこの「勢い」を止めたくないと言う強い意志があるのであれば、その限りではありません。
■直前に軽く食べるのは有効か?
直前に軽く食べて空腹のまま飲み会に行かないようにすること。これはダイエットに有効な手段と言えます。
何かお腹に入れておくことは飲み会での食べ過ぎを防ぐことが出来ると同時に、「空きっ腹にアルコール」という悪酔いの原因を防ぐことも出来ます。小さなおむすびでも、缶ジュースでも構わないでしょう。
ただし、勿論この場合も「折角飲み会なのだから食べなきゃ損!」と思って食べてしまえば効果は半減してしまいますし、「軽く」というところを「牛丼大盛り」食べてしまったら返ってカロリーオーバーです。
■おわりに
以上「飲み会を乗り切る3つのコツ」についてお話しました。どうぞ忘年会シーズンの体重増加を防ぐ手段として、参考にしてください。
しかし、もしあなたが「飲み会の時までダイエットのことにとらわれたくない」と思うのであれば、無理にこれらのことを実践する必要はありません。美味しい食事やお酒を心ゆくまで味わいましょう。