かくれ肥満について勉強しよう!(週刊やさしいダイエット第3号より)
貴女は「かくれ肥満」という言葉を知っていますか?詳しく知らなくても、名前を聞いたことはありますか?最近「私はかくれ肥満だから痩せなくちゃ」とダイエットしている女の子達を見かけますが、どうやらこの「かくれ肥満」という言葉は、本来の意味を失って一人歩きし始めているような気がします。
「かくれ肥満」とは、医学的には
BMIは正常範囲内だが、「内臓脂肪」が多い
ことを言います。「内臓脂肪」とは文字どおり「内臓のまわり」についている脂肪のことで、同じ脂肪でも、皮膚のすぐ下についている「皮下脂肪」とは区別されます。
「内臓脂肪」は燃えやすい性質を持っているのですが、この時大量に「遊離脂肪酸」と言う物質が出てきます。「遊離脂肪酸」は空腹時の大切なエネルギー源なのですが、余り多すぎると体に悪影響を及ぼします。例えば高脂血症、糖尿病、高血圧など、いわゆる「生活習慣病」の原因になります。
ですから「内臓脂肪」が多すぎると、肥満でなくても、肥満のように「生活習慣病」を起こしやすくなる為、「かくれ肥満」として注意が必要なのです。
では「内臓脂肪」はどうやって測定するのでしょうか?それにはCTや超音波(エコーとも言います)などの医療機械を使います。お腹のあたりの写真をとって、皮下脂肪、内臓脂肪、それぞれの面積を計算するのです。市販の体脂肪計はお腹の脂肪だけをピックアップして測定することは出来ませんし、ましてや「内臓脂肪」と「皮下脂肪」を分けることが出来ません。つまり
「かくれ肥満」は、体脂肪計ではわからない
のです。自分は「かくれ肥満だ」と思い込んで無理なダイエットをすると、体に負担がかかってしまいます。かと言って、CTや超音波などの検査は簡単に受けることが出来ません。こんな時どうやったら自分が「かくれ肥満」かどうかわかるかと言いますと、ウエストとヒップのサイズを測ると目安になります。
ウエスト(cm)÷ヒップ(cm)
上の式で計算して女性で0.9、男性で1.0以上の時、可能性が高くなります。また、体重は変わらないのにウエストだけ太くなってきたような時も注意が必要です。
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