ダイエット日記ノススメ(週刊やさしいダイエット第66号より)


■はじめに

前回までこのメルマガでは、己を知る為の方法として「行動連鎖」についてお話ししてきました。今日は己を知るためのもう一つの方法「ダイエット日記」についてお話ししたいと思います。

このメルマガのHP「やさしいダイエット」では、プリントアウトして使えるダイエット日記を用意しています。

[ダイエット日記]
http://users.goo.ne.jp/gentlediet/diary.html
既にこちらを使ったりしてダイエット日記をつけていらっしゃる方もいると思いますが、日記を付けることは、自分の食事や行動にどんな特長があるのか把握するのに大変役に立つのです。

■セルフ・コントロールとセルフ・モニタリング

よく「私は余り食べないのに太る」「水を飲んでも太る」と言う人がいます。しかし、そんな人でも詳しく話を聞いてみると、確かに三度の食事には気をつけているようですが、料理をしながらちょこちょこつまみ食いしたり、仕事や勉強の合間に甘いものを飲んだりと、意識しないところで色々食べています。

このように半ば無意識にやってしまっていることをきちんと自覚し、それを直すように努力することを「セルフ・コントロール(自己統制法)」と言います。そして、セルフ・コントロールする為に自分の行動に目を光らせることを「セルフ・モニタリング(自己監視)」と言うのです。

では、セルフ・モニタリングする為にはどうしたら良いでしょう?それは自分の行動を逐一書き出すことです。最初はとても面倒に感じられるかもしれませんが、続けているうちに、自分がいかに無意識に何かを食べているか、また食に走らせるような行動をしているか気づくことと思います。

■食事日記

それでは具体的にどのようなダイエット日記をつけると良いでしょう?ここに一例を挙げます。

時刻/食べた物/食べたときの状況/その時の気持ち
13:10/みかん1個/テレビを見ながら/食後のデザートが欲しかったので
15:20/ケーキ1個/友達と話しながら/楽しい気持ち
    紅茶(砂糖・ミルク入)/同上/同上
17:03/唐揚げ2個/料理の前に冷蔵庫を開けて/昼に食べるのを忘れた!

何故ただ食べた物だけでなく、その時の状況や気持ちまで記録するのでしょう?それは、どんな状況や気持ちが自分を食に走らせるのか把握するためです。例えば次の場合はどうでしょう?

18:30/ビール大瓶2本/上司のおごりで/気をつかって疲れた

この様なことが続いているなら、「自分は気疲れすると飲み過ぎるのだな」と言うことがわかり、「気疲れしないためにはどうしたら良いだろう?」と具体的な対策が立てやすくなります。

■生活活動日記

食事日記の他に、毎日の運動についても記録しましょう。これは「運動日記」と名付けても良いのですが、私たちは毎日の生活の中で運動以外にも色々体を動かしていますから、敢えて「生活活動日記」としました。例えば以下のようになります。

時刻/生活活動
16:00~16:15/友達を送りながら近所のスーパーまで歩く
16:15~16:30/スーパーで買い物

■体重と歩数の日記

この他体重や、もし貴方が万歩計などをつけているなら歩数も毎日記録すると良いでしょう。出来ればグラフにすると日々の変動が把握しやすく、ダイエットを続ける動機付けになります

■おわりに

これらの日記はつけただけでは効果が上がりません。是非つけた後に必ず見直して、時間があれば数日間の記録を読み返すようにして下さい。

そうやって「己を知る」と、もしかしたら、今までいかに自分が的はずれなダイエット(例えば三度の食事は制限しすぎるほど控えており、問題は間食や夜食だったのに、そちらに全く目を向けてこなかった、等)をしてきたか気づくかもしれません。

しかし、気づくことはチャンスになります。どうぞチャンスを活かして、より自分にあったダイエットを見つけられるよう、心がけて欲しいと思います。